小説版閃光のハサウェイのその後の妄想です

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閃光のハサウェイ アフター

 

 

〖置き手紙〗

 

 

お父様、お母様、チェーミンさんへ、

 

この子を残して黙って去っていくことを

お許し下さい。

 

こんな罪深い私のわがままを聞いていただき

本当にありがとうございました。

 

そして更に無責任な行動をとることを

お許し下さい。

 

私は彼を愛していました…

そして私が彼を不幸にしました。

それはいくら謝っても許されざることです。

 

願わくばこの子を幸せに、健やかに、

そして私達みたいな終わりを迎えないように

お願いします…

 

すいません、そんなことを

願う資格はありませんでした…

忘れて下さい。

 

この子に両親のことを知りたいと聞かれたら

父親は世界を良くしようと志すも出来なかった、

母親は父の重しにしかならず、

更にあなたを置いて逃げたと伝えて下さい。

 

それが私のせめてものの償いです。

この子をお願いします。

 

本当にありがとうございました。

 

 

ケリア・デース

 

 

〖たどり着いたジャーナリスト〗

 

 

「やっと見つけたよ。

あんたが"クワック サルヴァー"なんだな?」

 

「流石はカイ シデンというべきかな?

まあ、最早その名に何の意味も持たないがね。

ここにいるのはただ若者達を死地に追いやり

失敗した老兵に過ぎないがね。」

 

「ふん、韜晦するのはかまわないが

その前に全てを話してもらおうか。

それがあんたに出来るせめてもの

供養だと思うがね。」

 

「ほう、君はなかなかのロマンチストだな。」

 

「ふざけるな!俺はあんたの食い散らかした

後始末はするつもりはない!

ただブライト、ミライさん、チェーミンが

あまりにもいたたまれないから

せめてハサウェイの思いを知り、

伝えるためにここにいるんだよ!」

 

「…すまない。私の知る限りの彼のことを話そう。

ただ彼はそれを望んでいなかったかも

知れないがね…伝えるかは君に任せる。」

 

「ふん、まあいい。まず聞きたいことは

何故、どのようにして"マフティー"になったかだ。」

 

 

〖友達のその後1〗

 

 

「さて"ここ"に着いたわけだがどうするギギ?」

 

「何も…私はただ見守るだけ。

私に出来ることは何も無い。

それは前も、今も、

そしてこの先も変わらないわ。

何が起こるか、そしてどうなるのかは

私にはどうしょうもないのよ。

結局変えるのは"彼"や

あなたみたいな人なのよ。」

 

「そうか…そうなんだな。

じゃあとりあえず別れるか。

連絡手段は交換しよう。

何かあれば連絡してくれ。俺も連絡する。」

 

「正直、どうなるのかはわからないわ。

ただ何もしなければ変わらない。

それは私も、あなたも、

"彼"も望んでないでしょうね。」

 

「そうだな、まあ俺は想うところの事を

するだけだ。

何か聞きたい事があれば連絡するよ。」

 

「そう…私なんかよりあなたの意思で

動く方が正しいと思うけど。」

 

「まあ迷った時の験担ぎだよ。」

 

「何それ?私は御守りなの?」

 

「おっ、いいね。御守り様はなるべく

長く綺麗に生きてくれよ。」

 

「何よそれ、元職業愛人にそんな事いうの?」

 

「戦場に居るとそういった験担ぎに頼るんだよ。

もしかしたらすぐに会いに行くかも知れないが、

その時はよろしくな。」

 

「わかったわ、じゃあね。

一つだけ言っとくわ。決して急がないでね、

ケネス大佐。」

 

「…もう大佐じゃないんだがな。

わかった、心に刻んどく。じゃあな。」

 

 

〖友達のその後2〗

 

 

「あ…一つだけしたいことを思い出したわ。

ハサウェイの最期を"彼ら"に伝えること。

う~ん、本当はハサウェイも"彼ら"も

望んでないのかも知れないけどね…」

 

「"彼ら"って…まさか!マフティーの"残党"か?

連絡手段があるのか?」

 

「この連絡先が使えるならね…

大佐はどうする?もしかしたらいい結果に

繋がるかもしれないけど最悪は殺されるかも?」

 

「何っ!もしかしてそういう"勘"がするのか?」

 

「何とも言えないわ。ただ大佐の"想い"は…

経緯はどうであれ"彼ら"と同じでしょう?」

 

「…よし行こう!上手くいけば多少の

"ショートカット"になるかもしれないしな。

駄目ならそれもいいさ。」

 

「…わかったわ。その時は私も付き合うわ。」

 

「おいおい、そこまでするのか?」

 

「何となくね…そういう"感じ"がするのよ。

完全じゃないけどね。」

 

「成る程な。じゃあ早速だが"御守り"に

期待させてもらおうかな。」

 

「じゃあ"ここ"に繋げてみるわ。

返ってきたら連絡するわ。」

 

「よろしく頼むよ。」

 

 

 

〖友達のその後3〗

 

 

「てめぇ何しに来やがった!ぶっ殺してやる!」

 

「仲間達の恨みだ!百倍は痛めつけてやる!」

 

「縛れ!取り敢えず爪と指、全部切り落とす!

 

「止めろ!そんなこと望んでんのか?

"アイツら"は?」

 

「でもよう…ガウマン…」

 

「直でやられた俺がいってんだ、止めろ。」

 

 

 

「ふーん、あんたやっぱり"こっち"に来たのか。」

 

「何だ、そう言う気がしてたのか?」

 

「何となくだか俺が"部隊"を抜けた時と

同じ雰囲気がしてたからな、あんた。」

 

「ほう…で、どうする?

ハサウェイや仲間達の仇をとるか?

まあそれも仕方ないがな。」

 

「流石にそれはねぇな、取りあえずこの先の事と…

まあ一発殴らせろや。」

 

「…まあいいさ。優しく頼む。」

 

「うるせぇ!本気で殴るぞ。希望だけ聞いてやる。

顔か?腹か?」

 

「手足は無いのか?」

 

「バカか!一応恨みはあるんだよ!

そのきれいな顔にしてやる。」

 

「じゃあ、お願いしますよ"先輩"。」

 

「"後輩!"歯ぁ食いしばれや。」

 

 

〖友達のその後4〗

 

 

「痛てぇ…本気で殴りやがったな。」

 

「当たり前だろ?それで水に流してやるんだから

感謝しやがれ。

それでどうするんだ、この後は?」

 

「俺がやりたいのはシャアやアムロ、ハサウェイを

復活させる組織を作りたいんだ。

時間はかかるだろうけどな。」

 

「ふん、それでいいさ。目標がいるしな。」

 

「それであんたら、クワックサルヴァーとの

連絡手段はあるのか?無さそうに見えるが。」

 

「…ねぇよ、情けないが…

それでどうするか揉めてたんだ。

お前を許す代わりに何とかしやがれ!」

 

「いや、俺に投げられてもな…何かないのか?」

 

「あと心当りはアマダマンサン教授ぐらいだ。

一応、遠慮して連絡してねぇけどな。」

 

「あそこは一応調べたが、何も出なかったがな…

ヤバいかも知れないが連絡するぞ。」

 

「そうしてくれや。」


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