波動砲艦隊はこれより艦隊の指揮に入る   作:前衛武装航宙艦アマテラス

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どうも皆さん!今回はシーレーン奪還作戦の本編となります!遂に始まる峯岸達第6艦隊との戦闘。どうぞ見ていって下さい!


シーレーン奪還作戦 前段

遂に始まるシーレーン奪還作戦、艦娘達の士気は最高潮に達していた。

 

「私から言える事は一つ皆んな生きて帰って来い!」

 

「「「はいっ!」」」

 

艦娘達はただの兵器では無い。艦娘は仲間であり家族、だから自分の作戦で決して1人も失う事はできない。藤井は艦娘達が生きて帰ってくることだけを望みそう声を掛けた。

 

「全艦に継ぐ、今回の戦闘は日本の未来を左右する戦いとなる。各員の奮闘を期待する。全艦抜錨!」

 

峯岸の号令で停泊していた艦艇が一斉に動き出す。第6艦隊の乗組員は艦隊初となる戦闘に胸が高まっていった。そして各鎮守府でも作戦が開始される。

 

発進するアマテラスの下では第6艦隊同様に艦娘達も出撃をしている姿が見える。

 

「艦長、各鎮守府の戦隊と接続完了しました!各戦隊は順調に出発している様です。」

 

各鎮守府でも横須賀鎮守府同様に作戦が開始され、その姿がアマテラスのメインパネルへ映し出される。そしてそうしている間に全艦が抜錨を終える。

 

「全艦輪形陣へと移行。通信士ベラトリクスへ伝達。航空隊の発艦準備に取り掛れ。」

 

「はっ!」

 

第6艦隊は空中でアマテラスを中心に輪形陣へと移行する。アマテラスの後ろではベラトリクスの航空隊が遂に出番が来たかとやる気に満ち溢れ出撃準備を始めていた。

 

「やっと俺たちの出番が来たか。ずっと出撃出来なかった分、思う存分に暴れてやるぜ!」

 

「ああ、そうだな!異形艦なんぞ俺が余裕で撃破してやるよ。」

 

「お前ら、思い上がるのは良いが今回の敵は我々には未知の存在だ。決して油断はするなよ。分かったか!」

 

「「「はっ‼︎!」」」

 

下では赤城達が第6艦隊同様に日本の為に全力で挑んでやると意気込んでいた。

 

「今回の作戦 提督達の為にも日本の為にも絶対に勝たなければなりません。」

 

「ええ、赤城さんの言う通りです。日本の運命は私達が握っている以上。負けられません。」

 

「私達の攻撃が殆ど効かないからと言っても第6艦隊に任せっきりになら無い様にしないと、」

 

「そうそう、私達で出来る事は全力でやらないと!飛龍には負けないよ!」

 

「私だって蒼龍に負けないんだから!」

 

出撃してから数時間後ーー

 

艦隊は遂に作戦海域に到着する。前には一面赤い海、レーダー上には多数の異形艦と思われる目標が映り込む。そして遂に第6艦隊は戦闘開始へと踏み込んだ。

 

「全艦戦闘配置!航空隊は直ちに発艦せよ!」

 

峯岸の号令と共にベラトリクスの航空隊が発艦を開始する。下でも同様に赤城達の航空隊も発艦を始める。

 

航空隊の発艦の際にベラトリクスと赤城達の間で技術力の差が現れる。上空はものの数分でベラトリクスの航空機に埋め尽くされ次々に戦場へと向かっていく。遅れて赤城達も航空機の発艦が終わり戦場へと向かって飛んでいく。

 

その展開力は流石空母型アンドロメダと言ったところだろう。

 

そして、ここでの航空隊の役目は敵艦の撃破では無く制空権の確保。

 

だがここで疑問が湧く。何故、未来の技術でありながら制空に専念するのか?

 

確かに哨戒戦の際には深海棲艦に対して一方的に攻撃を加え撃破する事ができた。それなら対艦攻撃にも航空機を割いても良いのではと。

 

だが異形艦の報告を聞くと殆どの攻撃が効かず深海棲艦と違い未知の部分が多い存在。それならドレットノート級などの圧倒的な火力で異形艦をねじ伏せ航空隊で制空権を確保するのが合理的だと峯岸は判断したのだ。

 

そして遂にベラトリクスの航空隊から一報が入る。

 

「これより航空隊は制空戦へと入る。」

 

ベラトリクスの航空隊はミサイルを放ち先手を取る。そのミサイルは敵の航空機に命中し数十機が瞬く間に火だるまとなって爆散。

 

しかし敵の航空機の中には航空機では有り得ない軌道でミサイルを回避する者も現れる。その光景にベラトリクスの航空隊は動揺していたが瞬時に冷静さを取り戻す。

 

遂に各航空隊が入り乱れ格闘戦へともつれ込む。その後ろからは遅れて来た赤城達の航空隊が負けじと空戦に入る。

 

だが報告の通りコスモファルコンであってしても敵を機銃で容易に撃墜出来る訳ではなく固い。それも敵は機敏に動き航空隊を翻弄する。

 

「おい!コイツら固いぞ!それにその大きさで機敏に動けるのかよ!」

 

「だが俺たちの方が練度でも技術でも勝ってる。油断しなければ大丈夫だ!」

 

ベラトリクスの航空隊は精鋭揃い。その軌道には翻弄されたが瞬時に相手の動きを理解し機銃を当て続け撃墜していく。

 

その光景に赤城の航空隊は感激する。だが赤城達の航空隊も猛者揃い。ベラトリクスの航空機に負けじと敵を撃墜していく。

 

「お前ら、アイツらに負けてんなよ!俺たちの力を見せてやれ!」

 

「「「おう!」」」

 

大空戦が起きるその後ろで峯岸達が遂に動き出す。

 

「敵艦隊変わらず前進して来ます。」

 

異形艦達は制空権が確保されつつある中でも動揺する事なく前進してくる。まるで自信が沈むことに恐怖を持たないのかのごとく前進するその様子にアマテラスの乗組員達は恐怖を感じる。

 

「全艦砲撃容易。」

 

その中でも峯岸は淡々と号令をかける。そしてアマテラス率いる艦隊はその号令と共に各砲が向かってくる異形艦を捕捉し砲撃に備える。そして遂に....

 

「エリア内ターゲットを掃討せよ、全艦撃ち方始めぇっ!」

 

峯岸の号令と共にアマテラスやD級、護衛艦が一斉に撃ち始める。主砲から放たれたビームは正確に敵艦へと伸びていき命中。砲撃は途切れる事もなく凄まじい速射力で主砲から撃ち出される。命中した後もアマテラスは自動化された主砲で再びロックオンし敵艦を殲滅していく。

 

異形艦は射程の範囲外から一方的に成す術もなく撃破される。無理やり前進をしようとしても脅威の火力と速射力でねじ伏せられ瞬く間に数を減らして行き勝敗もついた様に見えた。

 

「やはり異形艦も我々には敵いませんでしたね。これで制海権は確保したも同然ですよ!」

 

そう副長が言ったのも束の間、レーダー員から悲鳴の様な報告が上がる。

 

「てっ敵艦隊前進を再開!」

 

その報告に第6艦隊の誰もが驚く。一度は撃破された異形艦が再び動き出したと言うのだ。そしてメインパネルに映し出されて映像を見て峯岸達は言葉を失う。

 

砲撃で顔を失った者、体が真っ二つになった者、腕が取れ攻撃がもう出来ないであろう敵が再び立ち上がり前進始めたのだ。

 

それは有り得ない事だ。生物学的にもどう考えても説明できる者では無い。

 

異形艦はその体を無理やり起こし這いずりながら前進を再開する。その光景に峯岸達は凍りついた。

 

「全主砲斉射ッ!撃てぇっ!」

 

突如として飛んできた砲撃によりその異形艦達は跡形もなく殲滅される。

 

その正体は第六艦隊とは別働隊として動いていた第一連合艦隊、大和達が率いる戦艦部隊だった。その光景にアマテラスの乗組員達は驚く。その横では峯岸が安堵の溜め息をつく。

 

三式融合弾....?

 

そう、これが峯岸が明石に頼んで置いた秘策の二つの内の一つ、三式融合弾だ。

 

当日に遡るーーー

 

「えっ?艦娘様にこの砲弾を開発して欲しい?」

 

「ああ、これなら長門達でも異形艦にも対抗できる様になる筈だ。」

 

「う〜ん、分かりました。やってみましょう!」

 

作戦前日ーーー

 

「出来ましたよ!」

 

「おお、外見から見ても見事に作ったな?」

 

「ええ、でも試験も出来ていませんし明日は使えませんね。」

 

「いや、明日この砲弾を投入する。」

 

「はいっ⁉︎それは幾らなんでも危険すぎます!」

 

「頼む、この通りだ!」

 

「わっ分かりましたから顔を上げて下さい。どうなっても知りませんからね!」

 

 

そうして急ピッチで艦娘様に製造し試験もしないまま実戦へと持ち込んだのだ。そして無事、撃ち出す事に成功し大戦果を上げたのだ。

 

「これが三式融合弾....凄まじい威力だ......」

 

「これで異形艦にも対抗できる様になりましたね!」

 

長門達はその絶大な威力と制圧力を目の当たりにし、これで異形艦にも対抗できる様になると艦隊全体が喜びで満ちて溢れていた。

 

「ベラトリクスは航空隊を収容。全艦集結せよ。」

 

そうして制空権も制海権も確保ができ戦闘は終結へと進んでいきこのまま何もなく終わる......筈だった。それはレーダー員の報告で一気に変わる事になる。

 

「?.....⁉︎レーダー探知!第一連合艦隊の左舷に次元跳躍!」

 

「何っ⁉︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで見て頂きありがとうございました!シーレーン奪還作戦の前段はここで終了です。次回は後段となります!また気長にお待ち下さい!それでは!
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