救う者がいることで、
救われなくていい者が生まれる。
それを知ってしまった男は、
英雄になることを拒み、
制度になることを拒み、
名を残すことを拒んだ。
彼が最後に選んだのは、
誰にも引き継がれない行為と、
完成しない優しさだった。
救われなくていい者が生まれる。
それを知ってしまった男は、
英雄になることを拒み、
制度になることを拒み、
名を残すことを拒んだ。
彼が最後に選んだのは、
誰にも引き継がれない行為と、
完成しない優しさだった。
| 祈りが剣だったころ | |
| 湿原の獣人 | |
| 水源と裁定 | |
| ルグ=ネル | |
| 契約都市ヴァル=ケイン(前編) | |
| 契約都市ヴァル=ケイン(後編) | |
| 黒市の地 | |
| 名を持つ異端 | |
| 清浄区 | |
| 捨て村 | |
| 代替 | |
| 余剰 | |
| 模倣 | |
| 裁定以前 | |
| 拒否 | |
| 無名 | |
| 目撃者 | |
| 摩耗 | |
| まだ、生きている | |
| 番外編 血帽子譚 | |
| 境界に立つもの | |
| 数えられなかった夜 | |
| 赤は、空だった | |