光のおらん 〜全裸くノ一ピカピカ退魔録〜   作:ろくさん

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第十三話

鏡神宮。その異様な建築物が放つ冷たい拒絶の気配は、山頂の静寂を暴力的に切り裂いていた。夜の帳が降り、周囲の森が深い群青色に沈む中で、無数の鏡で覆われた宮殿だけが、月の光と教団が独自に配置した誘導灯の光を乱反射させ、まるで巨大な発光する宝石のように山頂に鎮座している。その鏡の壁面は、実体としての建物の輪郭を曖昧にさせ、どこまでが森の影で、どこからが宮殿の虚像なのか、見る者の平衡感覚を容赦なく蝕んでいた。

 

大階段の麓、湿った苔が蒸した巨大な岩の陰に、三人の少年少女が身を潜めていた。影山烈は、愛用の高スペックタブレット端末の画面を見つめ、眉間に深い皺を刻んでいる。モニターには、宮殿の赤外線解析図と、教団の通信網をジャックして得た内部データが、目まぐるしく流れていた。

 

「 ……やはり、中に入るにはこれしかないようだね。宮殿の正門ゲートには、最新鋭の布地探知機……有機繊維センサーが組み込まれている。それも、感度は最高レベルだ。ハンカチ一枚、靴下の一足でも身につけていれば、即座に侵入者として全方位に警報が鳴り響く。つまり、ここは物理的に衣類を拒絶する、全裸の聖域というわけだ 」

 

烈は鼻に詰められたティッシュを指で押し込みながら、絞り出すような声で言った。彼の視線は、隣で震えている蘭と桜には向けられていない。科学者としての冷静さを保とうとする彼の努力は、画面越しに伝わる宮殿内部の異様な熱気によって、今にも決壊しそうだった。

 

「 僕はここまでだ。この先は、僕が持ち込めるいかなる機材も、布地センサーに引っかかる。僕はここで外部からのバックアップに徹するよ。教団の防壁をハッキングして、二人のバイタルと位置情報を追跡し続ける。……蘭、桜ちゃん。君たちに、全ての希望を託す。僕が見ることのできないその先の真実を、しかと網膜に焼き付けてきてくれ 」

 

「 ……烈くん。そんな、網膜に焼き付けてだなんて、なんだか言い方がエロいよ。でも、わかった。私が何とかしなきゃ、街のみんなが変な宗教に騙され続けちゃうもんね。……忍びとして、女の子として、我慢の限界なんだからっ 」

 

蘭の声は、夜風に吹かれて小刻みに震えていた。明るい栗色のボブヘアが、彼女の動揺を隠すように顔の横で揺れる。彼女は制服のブラウスの裾を、白くなるほど強く握りしめていた。これから自らの意志で衣類を脱ぎ捨て、未知の空間へ踏み込む。その恐怖と羞恥は、どんな強力な煩悩獣と対峙する時よりも、彼女の心を重く圧迫していた。

 

「 影山くんの判断は賢明ですわ。この鏡の牢獄に、不浄な男子が立ち入る隙など、針の穴ほどもありません。……光賀さん、覚悟を決めなさい。これは修行。霧隠の里に古くから伝わる、極限状態での隠密修行の一環なのですわ。そう、ただの特訓。恥ずかしいことなど、何一つありませんわ……っ 」

 

桜はそう自分に言い聞かせるように、しかし唇を噛み締めながら呟いた。彼女は忍具袋から、烈のハッキングによって認識コードを偽装した一枚の白いバスタオルを取り出した。

 

「 私は、このタオル一枚を身体に巻き付けて潜入します。光賀さんの影に隠れながら、教団の中枢を目指しますわ。……いいですわね、決して私から離れないでくださいまし。あなたが光っていなければ、私はただの不審者として捕まってしまいますわ 」

 

「 ……うん。わかったよ、桜ちゃん。離れない。絶対、離れないから 」

 

蘭は大きく深呼吸をし、意を決して制服のリボンへと手をかけた。指先が震え、リボンの滑らかな感触が、これから失われる日常の象徴のように感じられた。ボタンが一つ、また一つと外されるたびに、彼女の頬は夜の冷気とは裏腹に、激しい熱を帯びていく。ブラウスが脱ぎ捨てられ、瑞々しい肩が月光の下に露わになった。続いてスカートが足元に滑り落ち、下着さえもその場に残された時、蘭の身体を遮るものは、もはや何一つ存在しなかった。

 

一糸纏わぬ全裸。 156cmの小柄ながらも、Dカップの豊かな膨らみを備えた肉体。 夜の森の冷たい空気が、彼女の柔らかな肌を包み込み、全身を粟立たせる。その強烈な無防備感、そして何よりも「烈という男子がいる前で全裸になっている」という耐え難い羞恥が、彼女の深奥に眠る力を爆発させた。

 

「 見えないから、恥ずかしくないもん! 恥ずかしくないんだからっ……! 」

 

蘭が自分自身を鼓舞するように叫ぶと同時に、彼女の胸と股間の二箇所から、唐突にまばゆい純白の光が溢れ出した。それは、不浄を排する浄化の輝き。アニメやマンガの規制シーンで目にする、あの「謎の光」が、彼女の最も秘められた場所を、物理法則を無視して完璧に塗り潰した。

 

だが、光は局部のみを覆うに過ぎない。 羞恥に赤らんだ顔。 激しく上下する、光の隙間から覗く胸の輪郭。 キュッと引き締まったウエスト。 健康的な肉感を湛えた、しなやかな太もも。 そして、彼女が歩き出すたびに可愛らしく左右に振れる、遮るもののないプリプリとしたお尻。 蘭は自らの肉体から放たれる純白の光で、暗い山道をサーチライトのように照らし出しながら、全裸のまま正門へと続く大階段を登り始めた。

 

「 清浄なる魂、確認。穢れなき器に、女神の祝福を。衣類という名の穢れを捨てし者よ、聖域へ入り給え 」

 

無機質な合成音声が夜の静寂に響き渡り、巨大な鏡の扉が、重量を感じさせないほど静かに左右へと分かれた。蘭の後ろで、バスタオルを胸元でぎゅっと握り締め、屈辱に震えながら続く桜。扉が閉まる音と共に、二人は外界から遮断された、白濁した光の世界へと足を踏み入れた。

 

宮殿の内部は、外観以上の異常性に満ちていた。 壁も、床も、天井も、視界に入る全ての場所が、一点の曇りもなく磨き上げられた鏡で構成されている。蘭の胸と股間から放たれる純白の輝きは、その鏡の空間で幾千にも反射し、増幅され、影という影をこの世から抹消していた。

 

「 ひぅ……っ、なにこれ。どこを見ても、自分の身体ばっかり。どこを向いても、私が私に見られてるみたいだよ……っ 」

 

蘭が悲鳴に近い声を漏らす。鏡の回廊には、無数の「全裸で光り輝く蘭」が投影されていた。正面、背面、側面、斜め。あらゆる角度から自分のあられもない姿を見せつけられ、彼女の羞恥心はさらに加速する。羞恥が増せば光はさらに強まり、それがまた鏡に反射して彼女の視界を白く染める。逃げ場のない自己嫌悪のループが、彼女の精神をじわじわと削っていく。

 

「 ……っ、光賀さん、前を向きなさい! 余計なことを考えれば、さらに心拍が上がり、光が強くなってしまいますわよ。……あぁっ、私のタオルまで、あなたの光の反射で透けて見えそうですわ……! 」

 

桜もまた、極限の緊張状態にいた。床に敷き詰められた鏡には、蘭の背後を歩く自分の姿が、下から覗き込むような角度で映り込んでいる。バスタオル一枚の心許なさは、この鏡の回廊では全裸と何ら変わりない。蘭のお尻が歩くたびに跳ねる様子、そしてその光が自分のタオルの繊維を透過させて、中の柔肌を暴き出そうとしていることに、桜は眩暈を覚えた。

 

回廊を抜け、宮殿の中枢へと続く広大な「ピカピカの参道」へと差し掛かった時、二人はさらなる光景に息を呑んだ。

 

そこには、数百人にも及ぶ教団の信者たちが、整然と列をなして膝をついていた。 そして、彼らは例外なく、一糸纏わぬ完全な全裸であった。

 

スーツを脱ぎ捨てた中年男性、エプロンを外した主婦、制服を棄却した若者たち。 彼らは鏡張りの壁面に向かって額を擦り付け、恍惚とした表情で祈りの言葉を唱えていた。 その全裸の群衆の中央を、自ら光を放つ女神……蘭が通りかかる。 信者たちの間に、地響きのような、熱狂的な吐息と驚喜の声が広がった。

 

「 おお……っ、女神様だ。本物の、光のお裸ん様が、お姿を現されたぞ……! 」

 

「 なんと神々しい。あの、局部を隠す白い輝きこそ、我らが煩悩を焼き尽くす真実の浄化……! 女神様、どうか、どうかその聖なる柔肌を、不浄な我らの瞳に焼き付けさせてくださいまし……! 」

 

信者たちの視線は、もはや信仰の域を遥かに逸脱していた。それは、蘭という一人の少女に対する、生々しく、粘りつくような欲望の奔流だった。彼らの視線は、蘭の白い光に覆われた場所を暴こうとするかのように執拗に注がれ、光の及ばない太ももの付け根や、ウエストのくびれ、そして彼女が通り過ぎた後に残される、無防備でプリプリとしたお尻の肉感に、飢えたように吸い付いた。

 

「 あんっ……っ! 見ないで、そんなにじろじろ見ないでください! 私、ただの女の子なんだからっ! 女神様なんかじゃないよぉ! 」

 

蘭はパニックになり、自分の股間を両手で覆い隠そうとした。しかし、浄化の光は彼女の指さえも透過し、その場所を物理的に上書きするように、白く眩しく輝き続けた。彼女が恥じらいに身を悶え、顔を真っ赤にするほど、光の強度は増していく。それを見た信者たちは「女神様が我らの祈りに応えて、さらなる浄化を授けてくださっている!」と勘違いし、さらに熱狂的な声を上げ、地面に伏して彼女の足元を拝んだ。

 

「 光賀さん、止まってはなりませんわ。彼らの視線に屈しては、教祖のもとへは辿り着けません。……っ、ひゃっ!? 誰ですか、今、私の足首に触れたのは! 控えなさい、この不届き者たちが! 」

 

桜もまた、全裸の信者たちが形成する、肉の壁のような人集りの間を縫うように進む中で、極限の辱めに晒されていた。彼女の纏う白いタオルは、この「全裸こそが正義」とされる空間においては、逆に「穢れを隠し持つ異端」としての好奇の対象となっていた。信者たちの視線が、桜の白い肩や、タオルから覗く長い脚、そして蘭の背中に隠れようとして突き出した彼女の豊かなお尻の曲線へと突き刺さる。

 

「 なんて……なんて破廉恥な空間ですの。衣類を捨てることが救いだなんて、こんなの、ただの集団露出狂の集まりではありませんか。……あぁっ、光賀さん、もっと前へ! もっと光を強くして、彼らの目を眩ませてくださいまし! 私が見られてしまいますわ! 」

 

「 これ以上は無理だよぉ! 恥ずかしくて、頭が真っ白になりそうなんだもん! 桜ちゃん、助けてよぉ、怖いよぉ! 」

 

二人の少女は、鏡の乱反射と信者たちの熱狂的な視線の嵐の中を、溺れるようにして進んでいった。蘭の白い光は、もはや参道全体を白濁させるほどの出力を放ち、全裸の群衆を浄化という名の絶頂へと導いていく。一歩歩くたびに、床の鏡には、自分たちのあられもない姿が逆さまに映し出され、それを踏みつけながら進まなければならないという状況が、彼女たちの精神的な守りを粉々に砕いていった。

 

局部を覆う謎の光は、蘭の激しい鼓動と同期して、脈打つように明滅を繰り返している。その一瞬の暗転の合間に、女神の真実の姿が、見る者の網膜に残像として刻み込まれる。それは、教祖ミコトが仕掛けた、最も過酷で、最も計算された儀式であった。

 

参道の最奥にそびえ立つ、巨大な鏡の祭壇。 その上では、聖母ミコトが、これから収穫される究極の羞恥エネルギーを待ちわびて、妖艶な、そして底知れない執念を秘めた笑みを浮かべていた。彼女の背後には、蘭と桜を捕らえ、その魂の輝きを余すことなく吸い尽くすための、不気味な霊具が静かに配置されている。

 

「 さあ、来なさい。光の子供たちよ。あなたたちのその美しい恥じらいが、私の永遠の美しさを完成させるのよ。そのタオルも、その謎の光も、すべてが剥ぎ取られた時、世界に真実の救済が訪れるわ。隠すことのない、真実のあなたたちを見せてごらんなさい 」

 

ミコトの声が、宮殿内のすべての鏡を共鳴させながら、少女たちの耳に響いた。蘭は、自分の光が照らし出す、果てしなく続く全裸の信者たちの群れと、自分自身のあられもない反射を見つめながら、絶望的な羞恥の海へとさらに深く、深く沈んでいった。

 

彼女たちの「ピカピカの参道」での巡礼は、まだ始まったばかりであった。鏡の迷宮は、彼女たちの誇りを、少女としての純潔を、一歩ごとに剥ぎ取っていく。

 

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非公式光賀蘭ちゃんファンクラブ:光の聖域(サンクチュアリ) 管理人:もっこり助兵衛

 

【鏡の魔宮】全裸参道の女神降臨! 無数の蘭ちゃんお尻と透ける桜ちゃんのタオル【実況】

 

1:助兵衛@管理人 同志諸君、息をしているか。俺は今、鏡神宮の外壁という「反射の十字火」を浴びる死角から、人類の至宝が鏡の迷宮に吸い込まれていく様を網膜に焼き付けてきたところだ。 今回の潜入任務……場所が最悪で最高すぎる。 「鏡神宮」。その名の通り、壁も床も天井もすべてが鏡。 そこに、例の「謎の光」しか纏っていない蘭ちゃんと、タオル一枚の桜ちゃんが突っ込んだんだぞ。 わかるか? 光で隠しているはずの正面が、鏡の乱反射で「裏側」から丸見えなんだよ!

 

2:名無しの光高生 会長、生還お疲れ様です! 烈くんのハッキング映像を傍受したんだが、あの鏡の回廊はマジで天国だったな。 蘭ちゃんが一歩歩くたびに、床の鏡に「光の届かない場所」が映り込んでるんだ。 あのプリプリとした健康的なお尻の肉感が、鏡越しに多角的に観測できる……。 これ、もう実質的に「全方位露出」だろ。

 

3:名無しの光高生 俺は参道の信者たちの熱狂にビビったよ。 数百人の全裸野郎たちが「女神様ぁー!」って拝んでる中を、 蘭ちゃんが顔を真っ赤にして、股間をパチパチ……いや、ピカピカさせながら歩いてるんだぜ。 あの「見えないから恥ずかしくないもん!」っていう悲鳴、 鏡に反響して宮殿全体が蘭ちゃんの羞恥心で震えてるみたいだった。

 

4:助兵衛@管理人 >>3 あの信者たちの視線、あれはもはや「精神的なレイプ」に近いな。 だが、その視線こそが蘭ちゃんの光を最大出力にまで引き上げている。 特に注目すべきは、桜ちゃんのバスタオルだ。 蘭ちゃんの放つ純白の光が強すぎて、鏡に反射した光が桜ちゃんのタオルを「透過」させてたんだよ。 タオルの繊維の隙間から、桜ちゃんの白い肌と、あの豊かな双丘のラインが……。 「光賀さん、私を隠して!」って蘭ちゃんの後ろにお尻を突き出して隠れようとする桜ちゃん、 お前が隠したい場所、鏡のせいで全部丸出しだぞって教えてやりたかったぜ。

 

5:名無しの光高生 鏡神宮、恐ろしいところだな……。 蘭ちゃんは「謎の光」でガードしてるつもりだけど、 鏡のせいで自分のあられもない姿を、自分自身で何千回も直視させられてるんだろ? それでさらに恥ずかしくなって光が強まるっていう、あの「羞恥の永久機関」。 教祖ミコト、とんでもないエロ……いや、策士だな。

 

6:名無しの光高生 SNSが「#お裸ん降臨」で溢れかえってるぞ。 教団が流してる「全裸参道の行進ライブ」の同接が、今やミリオン超えだ。 「女神の光で腰痛が治った」とか言ってる信者、 絶対あれ、蘭ちゃんのお尻を見てテンション上がってるだけだろw

 

7:助兵衛@管理人 奴ら神光教団は、蘭ちゃんの「恥じらい」を、自分たちのエネルギー源として搾取している。 だが俺たちファンクラブは、彼女の「恥じらい」を、純粋な愛と芸術として観測する。 ここが奴らとの決定的な違いだ。 烈が外で、鏡の反射率を計算して「死角から捉えた蘭ちゃんの真実」をデータ化している。 これは間違いなく、ファンクラブの歴史に永久欠番として刻まれるショットになるぞ。

 

8:名無しの光高生 蘭ちゃんがパニックになって、自分の股間を両手で隠そうとして、 でもその手さえも光が透過しちゃってるシーン……。 あれ、最高に「お裸ん」してたな。 「光の手袋」みたいになってて、隠してるのに全然隠せてないっていう矛盾。

 

9:名無しの光高生 次はついに祭壇のミコトとの対決だろ。 「霊具」とか「特殊なオイル」とか、不穏な単語が並んでるけど、 蘭ちゃんと桜ちゃん、あのM字開脚の拘束プロット、マジで行くのか? 俺の心臓が浄化バーストで爆発しそうだぜ。

 

10:助兵衛@管理人 今夜中に、ギャラリーを更新する。 タイトルは【第168回・鏡の迷宮、透過するバスタオルと無限増殖する女神】だ。 鏡に反射した光が、桜ちゃんの腰のラインを暴き出している瞬間のキャプチャは必見だぞ。 各自、精神を統一して待機するように。

 

11:名無しの光高生 一生ついていきます、会長!!

 

12:助兵衛@管理人 よし、解散! 次は、蘭ちゃんが聖母ミコトの魔手にかかり、 その「聖域」をオイルまみれにされるという極限の辱めだ。 全裸信者たちの絶頂の咆哮の中、俺たちの女神がどう輝くのか……しかと見届けようじゃないか!

 

 

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