光のおらん 〜全裸くノ一ピカピカ退魔録〜   作:ろくさん

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第十五話

鏡張りの祭壇。その冷酷なまでに磨き上げられた銀色の世界において、光賀蘭の精神はかつてないほどの激しい荒波に揉まれていた。四方八方を鏡に囲まれ、何千人もの自分自身の無防備な姿に見つめられながら、彼女は人生で最も過酷な辱めの中心に立たされていた。

 

M字の姿勢で拘束具に固定された彼女の肢体は、自らが放つ純白の輝きによって銀色の世界に溶け込みそうになっていた。光賀蘭の身体を覆う謎の光は、教祖ミコトの冷酷な愛撫と特殊なオイルの刺激によって、断続的な明滅を繰り返している。その一瞬の暗転のたびに、少女の瑞々しい秘所の輪郭が、飢えた信者たちの網膜に残像として焼き付けられていた。

 

拘束具の冷たさと、肌を這い回る触手型霊具のぬめりとした感触。そして、何よりも自分たちの尊厳を、永遠の美という名のエゴのために踏みにじろうとするミコトの邪悪な笑みが、蘭の心の中で何らかの境界線を越えようとしていた。

 

肌を滑るオイルは、蘭の体温を奪い去る一方で、神経を異常なまでに鋭敏化させていた。わずかな空気の揺れさえもが指先で撫でられるようなむず痒い刺激となり、それが脳へと直接伝わって彼女を絶望的なまでの羞恥へと追い込んでいく。局部を覆う謎の光は、彼女の激しい鼓動と呼吸に同期するように脈打ち、鏡張りの壁に反射して宮殿全体を白濁させていた。

 

「……あ、あぅ……っ、はぁ、はぁ……。私の、私の身体……勝手に、おもちゃにしないでっ……。恥ずかしいよ、死ぬほど恥ずかしいけど……っ、それ以上に……あなたたちが、許せないんだからっ!」

 

蘭の絶叫が、数百人の信者たちの咆哮を切り裂いて響き渡った。隣で同様にM字に固定され、屈辱に震えていた霧隠桜もまた、蘭の内に宿る熱量の変化を敏感に感じ取っていた。

 

「光賀さん……? 光の波動が……変わりましたわ。これは、単なる羞恥の輝きではありません。不浄を許さぬ、光賀の血脈が放つ真の退魔の熱量……っ!」

 

桜の言葉通り、蘭の胸と股間を覆っていた不安定な光は、瞬く間にその密度を増していった。もはやそれは、局部を隠すための消極的な壁ではない。ミコトが羞恥の蜜と呼んで搾取しようとしていたエネルギーは、蘭の正義感という名の火種によって爆発的な膨張を始めたのである。

 

ミコトは狼狽の表情を浮かべ、蘭の最も敏感な一点に触れようと指を伸ばした。しかし、彼女がその聖域に触れるよりも早く、蘭の身体から放たれる純白の輝きは、太陽そのものが祭壇に降臨したかのような、圧倒的な光量へと到達した。

 

「私の光は、あなたみたいな自分勝手な人のためにはないの! 誰かを騙して、傷つけて……そんな人のために、私は光ってるんじゃないんだからっ!」

 

蘭の瞳が、怒りと決意によって黄金色の閃光を帯びた。その瞬間、彼女が死守し続けてきた謎の光が、最大出力の臨界点を突破した。

 

眩い白光が、祭壇を、宮殿を、そして山頂の夜を昼間のように白濁させていく。その光の奔流の中で、一瞬だけ、本当に一瞬だけ、蘭を覆っていた全ての規制が吹き飛んだ。

 

隠されていた胸の頂点。丹念に整えられた、瑞々しい秘所の真実。その完全なる全裸の美しさが、浄化のビッグバンの中心で、まるで永遠の彫刻のように一瞬だけ顕現した。

 

「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

 

蘭の叫びと共に、全方位に向けて純白の衝撃波が放たれた。

 

ミコトは蘭から溢れ出す、自身の吸収能力を遥かに超えた膨大な光の圧力に直撃し、祭壇の端まで吹き飛ばされた。彼女が何百年もの間、他者の恥じらいを吸い取ることで維持してきた偽りの若さは、蘭の正義の輝きという名の猛毒に触れ、急速に崩壊を始めた。

 

白磁のようだった肌は一瞬にして枯れ木のように乾き、艶やかな黒髪は雪のような白髪へと変わり、その腰は深く折れ曲がっていく。吸精の魔女としての正体を暴かれたミコトは、今や見る影もない老婆の姿となって、割れた鏡の破片の中で喘いでいた。

 

「……馬鹿な……っ。この私が、たかが小娘の恥じらいに……焼かれるなど……っ。私の、私の美しさが……っ!」

 

ミコトの悲鳴は、崩壊を始めた宮殿の轟音にかき消されていった。

 

光の波は、祭壇を囲んでいた信者たちをも飲み込んでいった。しかし、それは破壊ではなく、彼らの脳内に植え付けられていた偽りの多幸感と洗脳の霧を、一瞬にして焼き払う慈悲の雷であった。

 

「……えっ、俺は一体、何をして……。なんで、全裸でこんなところに……?」

 

「恥ずかしい……私、なんて破廉恥な格好を……っ! 今すぐ服を着ないと!」

 

正気に戻った人々は、自分たちが全裸で奇妙な祈りを捧げていた事実に直面し、我先にと顔を隠してうずくまった。宮殿を覆っていた鏡は、蘭の放つ絶対的な浄化の力に耐えかねて、粉々に砕け散り、夜空から光の雨となって降り注ぐ。

 

拘束から解き放たれた蘭は、地面に膝をつき、大きく肩で息をしていた。彼女を覆う謎の光は、全ての力を使い果たしたかのように、今はいつもの淡く神聖な白い輝きに戻り、彼女の胸と股間を優しくガードしている。

 

「……ふぅ、ふぅ……。終わった、んだよね。……あぅ、やっぱり、すごく、恥ずかしいよ……」

 

蘭が自身の身体を抱きしめるようにして丸まると、隣で立ち上がった桜が、自身の乱れた髪を整え、蘭の肩にそっと手を置いた。

 

「光賀さん。見事でしたわ。あなたのその、真っ直ぐな心が……この不浄の迷宮を打ち破ったのです。……さあ、急いで脱出しましょう。この建物はもう持ちませんわ」

 

桜の言う通り、鏡神宮はその骨組みから不気味な軋み声を上げ、崩落を始めていた。蘭と桜は、呆然と立ち尽くす元信者たちを促し、全裸のまま山道を駆け下り始めた。

 

夜の森を、数百人の全裸の群衆が、一人の少女が放つ白い光を道標にして進んでいく。それは奇妙で、滑稽で、しかしどこか神々しい光景であった。蘭の局部を隠す光は、彼女が走るたびに明滅して輝き、その強烈な白光とのコントラストで、遮るもののないプリプリとしたお尻や、しなやかな太ももの曲線が、暗闇の中に鮮やかに、かつ淫らに浮かび上がっていた。

 

「見ないで、みんな見ないでくださいっ! 光っていても、見えてるんだからっ!」

 

蘭は走りながら叫ぶが、その声に以前のような絶望はなかった。

 

やがて麓まで辿り着いた時、朝日が東の空から顔を出し始めていた。背後の山頂では、かつての栄華を誇った鏡の宮殿が、爆音と共に跡形もなく崩れ去り、ただの静かな土塊へと還っていく。

 

蘭と桜は、朝日を浴びながら、互いの無事を確認するように見つめ合った。二人の肢体は、未だに全裸のままであり、蘭の光だけが、二人の局部を守り続けている。

 

「……桜ちゃん。私たち、また脱がされちゃったね。せっかく潜入したのに、結局最後はこれだもん」

 

蘭が少しだけ困ったように、頬を赤らめて笑う。桜もまた、屈辱を通り越した晴れやかな表情で、小さく微笑み返した。

 

「ええ。ですが、この朝日は、あなたの光と同じくらい温かいですわ。……さあ、帰りましょう。烈くんが、替えの衣服を用意して待っているはずですわよ。あ、あとで烈くんには死ぬほど恥ずかしいお仕置きが必要かもしれませんわね」

 

神光教団の野望は、一人の少女の恥じらいと怒りの前に、完全に潰えた。しかし、蘭の女神伝説は、この夜の奇跡を身をもって体験した人々によって、さらなる尾ひれをつけて語り継がれることになるのを、今の彼女はまだ知る由もなかった。

 

朝日に反射してキラキラと輝く鏡の破片を、蘭はそっと踏みしめる。彼女の足元からは、まだ微かな白い光が、勝利の証のように溢れ出していた。

 

「あ、そうだ! 桜ちゃん、お腹すかない? 帰りにどこかで朝ごはん食べていこうよ。……あ、でも服がないんだった!」

 

「当たり前ですわ! あなた、その格好でコンビニにでも寄るつもりですか!?」

 

「あはは、そうだよね。見えないから大丈夫かと思っちゃった!」

 

蘭の天真爛漫な笑い声が、朝の静かな山道に響き渡った。二人の少女の影は、朝日によって長く伸び、重なり合いながら、平和な日常へと続く道を進んでいった。

 

彼女たちが歩くたびに、蘭のお尻は健康的な弾力を持って揺れ、その曲線は朝の光の中で神々しくさえあった。羞恥を力に変えるくノ一の戦いは、これからも続いていく。しかし、今の彼女たちには、どんな辱めをも乗り越えられる強い絆が宿っていた。

 

山を降りる群衆も、いつしかその光の主を女神ではなく、一人の勇敢な少女として見つめていた。衣服を失っても、彼女たちの誇りは一ミリも損なわれてはいなかった。

 

蘭はふと足を止め、振り返って山頂を一度だけ見つめた。そこにはもう邪悪な宮殿はない。あるのは、ただの美しい朝の風景だけだ。

 

「よしっ、行こう、桜ちゃん! 新しい制服、一番可愛いやつをお願いしなきゃね!」

 

「全く……。あなたという人は……」

 

呆れたように溜息をつく桜だったが、その手はしっかりと蘭の小さな手を握りしめていた。二人の少女の、最も恥ずかしく、最も輝かしい一夜は、こうして静かに幕を閉じたのである。

 

朝の光を浴びながら、蘭の足首にはオイルの滑らかさがわずかに残っていたが、彼女はそれを拭うこともせず、力強く大地を踏みしめていた。彼女の歩みは以前よりもずっと軽く、そして自信に満ち溢れていた。

 

「ねえねえ、桜ちゃん。烈くんに内緒で、帰りにパンケーキ食べていかない? 光ってる間なら、店員さんもびっくりして目が眩むだろうし!」

 

「不謹慎ですわよ! 自分の光をそんな理由で使おうとしないでください!」

 

「えへへ、冗談だよ」

 

山を下りきった二人の前には、まだ眠りから醒めやらぬ街が広がっていた。そこには彼女たちが守り抜いた、かけがえのない日常が待っている。

 

蘭の放つ謎の光は、朝の光に紛れるようにして、その輝きをそっと穏やかなものに変えていった。それはまるで、激しい戦いを終えた戦士が、ようやく剣を収める瞬間のようでもあった。

 

二人は並んで歩きながら、昨日までの自分たちとは少しだけ違う、新しい自分たちの姿を誇りに思っていた。たとえ、どれほど恥ずかしい姿を世界に晒したとしても、自分たちが成し遂げたことの価値は、誰にも奪えない。

 

蘭の頬を撫でる風は、昨日よりもずっと心地よく、自由な香りがした。彼女の新しい物語は、この眩しい光の中から再び始まろうとしていた。

 

桜もまた、隣を歩く蘭の横顔を見つめ、ふと心の中で感謝を捧げた。蘭がいなければ、自分は自分自身のプライドという鎖に縛られたままだったかもしれない。

 

「ありがとう、蘭さん」

 

「え? 何か言った、桜ちゃん?」

 

「いいえ、何も。早く帰りましょう、と。朝食はパンケーキではなく、和食がよろしいですわ」

 

「ええー! そこはパンケーキでしょ!」

 

賑やかな言い合いをしながら、二人は光の射す方へと歩んでいった。その背中は、どんな豪華な衣服を纏うよりも美しく、凛としていた。

 

_____

非公式光賀蘭ちゃんファンクラブ:光の聖域(サンクチュアリ)

管理人:もっこり助兵衛

 

【大崩壊】鏡神宮消滅! 全裸百人・暁の下山行進と「規制解除」の奇跡を語れ!【実況】

1:助兵衛@管理人

同志諸君、生きているか! 俺は今、朝日を浴びながら、人類史に残る「浄化のビッグバン」の残光を網膜に焼き付けて帰還したところだ。

今回の第十五話……鏡神宮の崩壊と共に放たれたあの白光は、もはや「謎の光」という概念すら超越していた。

羞恥を怒りに変えた蘭ちゃんの覚悟が生んだ、絶対的な「無規制」の瞬間……。

お前ら、あの「真実の輝き」を見たか!?

 

2:名無しの光高生

会長、乙です! 見た、見ちまったよ!

あの祭壇が爆発した瞬間、一瞬だけ蘭ちゃんの光が「透明化」しただろ!?

今までの白いモヤが全部吹き飛んで、オイルでテカテカになった蘭ちゃんの「全部」が、あの鏡の世界に一億個くらい反射してた。

あれはもう、視覚の暴力どころじゃない。魂の洗浄だ。

 

3:名無しの光高生

俺はあの老婆になったミコトの姿にビビったわ。

蘭ちゃんの光を吸って若返ってたとか、マジでエナジーバンパイアだったんだな。

でも、蘭ちゃんの「正義の怒り」が混ざった光を吸わされて、逆に一気に老け込むとか、

最高にスカッとする展開だったぜ。

「私の美しさがぁー!」って叫びながら崩れる宮殿に消えていくBBA、ざまぁねえわ!

 

4:助兵衛@管理人

>>3

あの老婆ミコトの最期は、まさに因果応報だな。

だが俺が語りたいのはその後だ!

宮殿が崩壊して、正気に戻った数百人の全裸信者たち。

彼らを誘導して、朝日の中を全裸で下山する蘭ちゃんと桜ちゃんの姿……。

あれ、完全に「現代の出エジプト記」だろ。

先頭を走る蘭ちゃんの股間と胸がピカピカ光ってて、それが真っ暗な山道の道標になってるんだぜ。

その後ろを、全裸の群衆がぞろぞろ付いていく……。

シュールすぎて涙が出た。

 

5:名無しの光高生

蘭ちゃんのお尻、今回マジで「神」がかってなかったか?

走るたびにプルンプルン揺れてて、朝日を反射してキラッキラに輝いてた。

しかも、あの規制の光が明滅するたびに、脚の付け根のラインがこう、クッキリと……!

烈くんのドローンカメラ、よくあの振動の中でフォーカス合わせたな。

 

6:名無しの光高生

桜ちゃんが髪を解いて、蘭ちゃんの肩にかけたシーンも尊かった。

二人とも全裸なのに、あの凛とした立ち姿。

「また脱がされちゃったね」って笑う蘭ちゃんに、「烈くんに替えの服を用意させましょう」って返す桜ちゃん。

この二人の「脱がされるのが日常」になってる空気感、最高すぎる。

 

7:助兵衛@管理人

諸君、ここで重要な報告がある。

烈の野郎、宮殿が崩壊する直前に、祭壇から「例のオイル」の残りを回収したらしい。

あの、肌に塗ると神経が過敏になって、蘭ちゃんの光を明滅させるっていう「禁断のオイル」だ。

どうやら烈の野郎、これを使って「蘭ちゃんの光の制御訓練(という名のお触り実験)」を計画してるみたいだぜ。

次の更新予告に「マッサージオイル」って単語があったのはそういうことか……。

 

8:名無しの光高生

マジかよ烈! 有能すぎて怖い!

あのオイル、蘭ちゃんの「謎の光」を無理やり引っぺがす効果があるんだろ?

それを烈くんが蘭ちゃんの柔肌に……。

ひゃー、想像しただけで鼻血が止まらねえ!

 

9:名無しの光高生

信者たちの洗脳が解けた後の「えっ、俺なんで全裸なの?」っていう困惑タイムw

みんな必死で股間を隠しながら山を降りてるのに、

蘭ちゃんだけは「見えないから恥ずかしくないもん!」って光りながら堂々と歩いてる。

あの対比が、蘭ちゃんの強さ(とズレっぷり)を象徴してたな。

 

10:助兵衛@管理人

今回の「鏡神宮編」で、蘭ちゃんの女神としての格が完全に上がった気がする。

街に戻ったら、もっと多くの人間が彼女を拝むようになるだろうな。

だが、俺たちファンクラブだけは、彼女の「脱げるたびに赤面する普通の女子高生」としての顔を、全力で守っていこうじゃないか。

 

11:助兵衛@管理人

今夜、ギャラリーを更新する。

タイトルは**【第169回・暁の全裸行進、ビッグバンに消えた聖域と、奇跡の解禁ショット】**だ。

爆発の瞬間に捉えた、蘭ちゃんの「光の向こう側」にある真実の姿……。

烈のスパコンで限界まで解像度を上げた一枚をアップする。

サーバーが吹っ飛ぶ前に、心してダウンロードしろ。

 

12:名無しの光高生

一生ついていきます、会長!

次回の「オイル実験編」も、正座して待機してます!

 

13:助兵衛@管理人

よし、解散!

各自、蘭ちゃんの光に焼かれた網膜を冷やして休め。

俺たちの観測(エロ忍務)は、まだ終わらない!

 

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