桃色の淫霧が深く淀む「煩悩の魔城」の内部は、物理的な距離感や方向感覚さえも狂わせるような異質な空間へと変貌を遂げていた。廊下の壁面は、まるで巨大な生物の体内であるかのように、どろりとした赤紫色の光を放ちながら不気味に脈動している。足を踏み出すたびに床が沈み込み、そこから立ち上る甘い芳香が、侵入者の理性を内側から削り取っていく。
「……ねえ、桜ちゃん。本当に大丈夫? その、さっきから歩くたびに、革のベルトが太ももに食い込んで、すごく恥ずかしそうな顔をしてるけど……」
光賀蘭は、震える声で隣を歩く親友に問いかけた。正気を取り戻したものの、霧隠桜は未だに「縛鎖の女王」によって与えられた漆黒のボンデージ風忍装束を纏ったままだった。極限まで露出を増やしたその姿は、一歩歩くごとに革の擦れる生々しい音を響かせ、彼女の誇り高き精神を蹂躙し続けている。
「だ、黙りなさいっ! 誰のせいで私がこんな屈辱的な格好で戦う羽目になっていると思っているのよ! 貴方が……あの、あんな破廉恥な技で洗脳を解くから、身体の奥がまだ熱くて、一歩歩くごとに股の革紐が敏感なところに擦れて……あぅっ。とにかく、今は先を急ぐわよ!」
桜は真っ赤な顔で自身の豊かな胸元を腕で隠しながら、屈辱に震える脚を必死に前に進める。十倍の感度を背負った二人のくのいちにとって、この城を歩くこと自体が、終わりのない辱めそのものとなっていた。
二人が廊下の突き当たりに差し掛かったその時、前方の空間が歪むようにして、淫霧さえも飲み込むほどに深い、虚無の暗黒が染み出してきた。霧を切り裂いて現れたのは、全身がドロドロとした黒い影のような物質で構成された、異形の巨漢であった。その胸の中央には、周囲の光を歪ませて吸い込む、底なしの「暗黒の穴」が大きく口を開けている。
「……ククク。光のお裸んよ。お前の放つその忌々しい浄化の輝き、我が『吸淫の穴』ですべて喰らい尽くしてくれよう。光があるから恥じらうのだ。ならば、その光を奪った時、お前がどのような絶望と羞恥に染まるか……見せてみろ」
エロ大王が放った次なる刺客、
「な、なんなのよ、その直球すぎる名前! 吸淫魔人だなんて……エロ大王の部下は、どいつもこいつも最低なんだから! 私の光、吸い取れるものなら吸い取ってみなさいっ!」
蘭は羞恥と怒りに全身を震わせながら、自身の局部を死守する「謎の光」の出力を最大まで引き上げた。彼女の激しい鼓動に呼応し、胸元と股間から溢れ出す輝きが、暗い廊下を白濁させるほどの激しさで明滅する。
「見えないから、恥ずかしくないもん! 浄化の光、最大放出ぅぅ!!」
蘭の絶叫と共に、太陽のごときまばゆい輝きが奔流となって魔人へと放たれた。通常の煩悩獣であれば一瞬で塵へと還るはずの聖なるエネルギー。しかし、吸淫魔人は逃げるどころか、むしろ待ち望んでいたかのように、その胸の穴をさらに大きく広げた。
「無駄だと言ったはずだ。その光、すべて我が快楽の糧となれ!」
凄まじい吸引力が、蘭の放った光を強引に引き寄せる。蘭の身体から溢れ出す純白の輝きが、まるで物理的な糸のように、あるいは吸い寄せられる雲のように、吸淫魔人の胸の穴へと次々と吸い込まれていく。
「……えっ? 嘘、私の光が……吸い取られてる!? やだ、止まって、止まってよぉ! 吸いすぎだよぉっ!」
蘭の絶叫も虚しく、彼女をこれまで守り続けてきた「謎の光」が、みるみるうちに薄れていく。パチパチとはぜていた光の粒子が、一つ、また一つと闇に消えていく。蘭は自身の股間を手で隠そうとしたが、あまりの吸引力の強さに指先さえもが魔人の方へと引っ張られる。
そして、最後の一閃が闇の中へと吸い込まれた、その瞬間――。
そこには、一筋の光も、一片の布地も纏わない、完全なる「全裸」の少女が立ち尽くしていた。
「…………。……ぁ」
蘭の思考が真っ白に染まり、時が止まったかのような錯覚に陥る。光ヶ丘高校の廊下。湿った桃色の霧が漂う中、隠すものの何一つない、剥き出しの肢体。影山烈のオイルによってテカテカと不気味なほどの光沢を放つ白い肌、羞恥によって鮮やかなピンク色に色づいた膝や肘、そしてこれまで決して誰の目にも触れることのなかった、彼女の最も秘められた場所までもが、無惨に曝け出されていた。
「あ、あ、あああああぁぁぁぁぁぁっ……!!! やだぁっ! 消えちゃった! 隠すのが消えちゃったよぉぉっ!!」
蘭は咄嗟にその場に蹲り、両腕を複雑に交差させて胸を隠し、太ももを折れんばかりの力で固く閉じて股間を遮ろうとした。だが、今の彼女は「十倍の感度」を背負っている。
自身の腕が自慢の乳房に触れる生々しい感触、閉じ合わせた太もも同士が擦れる摩擦。それらすべてが、今までにない凄まじい「接触」として彼女の脳を直撃した。光という障壁を失ったことで、空気が肌を撫でる温度の変化さえもが、数千人の男たちに全身を同時に弄ばれているかのような、絶望的な辱めとなって彼女を襲う。
「やだ……見ないで……桜ちゃんも、見ちゃだめぇっ! 恥ずかしい……もう、死んじゃう、死んじゃうよぉ……っ!」
蘭は顔を伏せ、溢れ出す涙を床に落としながら身を縮めた。指先一つ動かせない。羞恥心という目に見えない重圧が、彼女の身体を床に縫い付けていた。光がある時には「恥ずかしくないもん」と強がれた彼女も、その防波堤を失えば、ただの繊細な十六歳の少女に過ぎない。
吸淫魔人が、勝利を確信したように邪悪な触手を伸ばし、無防備な蘭の身体を捕らえようとした。その刹那――。
「あらあら。可愛い妹分を、そんなにイジメちゃダメじゃない。大人の遊びっていうのを、お姉さんが教えてあげるわ」
廊下の影から、一筋の紫色の煙と共に、濃厚な妖艶さを孕んだ香りが漂ってきた。現れたのは、忍術研究部の先輩であり、情報戦特化くのいちである風間蜜であった。彼女はいつも以上に胸元を大胆に崩し、その豊かなGカップの双丘を歩くたびに激しく揺らしながら、ゆったりとした、しかし確かな自信を感じさせる足取りで魔人の前へと進み出た。
「蜜センパイ……っ!? やだ、見ないで、今の私を見ないでくださいぃ……っ!」
「ふふ、大丈夫よ蘭ちゃん。今の貴方、とっても綺麗よ。その『光なき真実の姿』、後でゆっくり私にも拝ませてね。……でも、ここから先は『本職』の私に任せなさい。……ねえ、魔人さん。光なんて無機質なものを吸って満足なの? もっとドロドロとした、濃密な『快楽』、欲しくないかしら……?」
蜜は妖艶な手つきで自身の潤んだ唇をなぞり、魔人の懐へと自ら飛び込んだ。魔人はその巨大な黒い腕で蜜を抱き寄せ、その胸の穴へと彼女を吸い込もうとする。
「ほう……。光を失った蘭を救うために、自ら我が『穴』に飛び込むか。面白い、その女の快楽もろとも喰らい尽くしてやろう!」
蜜の身体が魔人の「暗黒の穴」に深く沈み込む。しかし、蜜は恐怖するどころか、陶酔したような笑みを浮かべ、魔人の首筋に手を回した。
「……んっ……ああ、すごい吸引力ね……。でも、お姉さんの『情報量』、受け止めきれるかしら……♡」
「え、ぇぇぇええ! センパイ、ナニしてるの!? 公衆の面前、っていうか敵の目の前で……っ!」
全裸で震える蘭の目の前で、蜜による禁断の術、
「……あんっ……もちろん、ナニよ♡ 坊やには刺激が強すぎるかしら……っ。あふぅっ……ほら、もっと吸い込みなさい……っ!」
蜜の身体が魔人と重なり合い、激しく艶かしく動き始める。傍目には、蜜が魔人に陵辱されているようにも見えるが、事態は逆だった。蜜が放つ「過剰なまでの快楽」という情報が、魔人の「穴」の許容量を瞬く間にオーバーさせていく。
「な……なんだ、この熱量は……!? 意識が……溶ける……! 快楽が、情報が……多すぎるぅぅっ! 穴が、穴が耐えられない! ぐあぁぁっ!」
「ふふ……まだまだ、これからよ……♡ お姉さんはもっと、もっと凄いことを知っているの。……さあ、先にイキなさい、坊や! あなたのその穴、快楽で埋め尽くしてあげるわ!」
魔人の全身が、内部からの快楽の負荷によってガタガタと激しく震え、黒い影の身体にヒビが入り始める。そこから溢れ出すのは、おぞましい魔力ではなく、ピンク色の淫らな光だった。蜜はさらに魔人の懐深くへと身体を押し込み、絶頂の波を加速させる。
「あ、ぁぁぁぁぁっ! イ、イッてしまうぅぅぅ!!」
凄まじい絶頂の衝撃と共に、吸淫魔人の「暗黒の穴」が内部から爆発するように崩壊した。魔人は真っ白な快楽の閃光を放ちながら、ドロドロとした淫らな液体となって床に溶け落ちていく。
「……ふぅ。ちょっと、張り切りすぎちゃったかしら。蘭ちゃん、今のうちに……行きなさい。お姉さんは、ここで少し『賢者タイム』を楽しんでから行くわ……んっ♡」
蜜は乱れた髪をかき上げ、恍惚とした表情で壁に寄りかかった。彼女の全身からは、戦いの余韻としての蒸気が立ち上り、その肌は薄桃色に染まっている。その眼前で繰り広げられたあまりにも過激な
「ぇ、ぇぇぇええ! センパイ、ナニしてるの!? 今の、絶対に学校でやっちゃいけないことだったよね!? 忍者っていうか、それ、もう別の職業だよぉっ!」
「……ぁん……いいから、先に行きなさい……。エロ大王が、もっと奥で待っているわよ……。蘭ちゃん、今のうちに、その可愛い身体を何かに隠しなさいね……♡」
「ぇ? ……あ、えと……はぃぃ……っ」
魔人が倒れたことで、吸い込まれていたエネルギーが解放され、一時的に蘭の「謎の光」が復活した。ピカピカと激しく、そしてどこか頼りなげに明滅する光を纏い直し、蘭は先輩の艶めかしい姿を脳裏から必死に追い出しながら、城の最深部へと走り出した。
背後からは、まだ蜜先輩の満足げな溜息が、ピンク色の霧の中に溶けて聞こえていた。眼前で繰り広げられた光景の衝撃に、蘭の光はかつてないほど激しく波打っている。
「……ひゃんっ! また、歩くたびに光がお股に触れて……。でも、光があってよかったぁ……。光がないなんて、あんなの、あんなの絶対だめだよぉ!」
蘭の絶叫は、再び濃くなり始めた淫霧の中に消えていった。しかし、彼女たちの行く手には、更なる過酷な罠と、烈の開発した禁断の装置が待ち受けていた。
_____
非公式光賀蘭ちゃんファンクラブ:光の聖域(サンクチュアリ)
管理人:もっこり助兵衛
【特報】光なき全裸! 聖域(謎の光)消失の衝撃と、蜜先輩の「禁断の房中術」を徹底解剖せよ!
1:助兵衛@管理人
同志諸君、息をしているか。俺は今、人生で初めて「視覚の暴力」というものを真に理解した。
「吸淫魔人」……あの外道。あいつは我らが蘭ちゃんから、もっとも神聖なバリアである「謎の光」を奪い去りやがった。
光が消えたあの日、戦場に立たされたのは、正義のくノ一ではない。
一筋の糸も、一筋の光も纏わない、ただの十六歳の少女、光賀蘭その人だった。
「隠されているからこそ美しい」という俺の哲学さえも、あの剥き出しの羞恥心の前では、ただの虚飾に過ぎなかったのかもしれない。
今夜は、あの「光なき絶望の艶姿」と、文字通り身体を張って窮地を救った蜜先輩の「大人の戦い」について語り合おう。
2:名無しの光高生
会長、乙です。あの瞬間、俺は自分の眼球を呪いましたよ。
だって、見てはいけないものを見ている背徳感と、見逃してはいけないという使命感で、脳のヒューズが完全にぶっ飛びました。
光が消えた蘭ちゃんの、あの真っ赤な顔。
「十倍の感度」のせいで、空気の揺れさえもが身体への刺激になって、指先一つ動かせずに震えている姿……。
あれはもう、エロとかそういう次元を超えた「生命の根源的な恥じらい」そのものでした。
俺、あの光景を思い出すだけで、今も鼻血が止まりません。
3:名無しの光高生
俺は理科室の隙間から見てたけど、蘭ちゃんが蹲って自分を抱きしめた時の、あの肌の質感な。
烈くんのオイルのせいで、全身が薄い膜を張ったように光沢を帯びてて。
光がないからこそ、彼女の身体がどれほど「柔らかそう」で、どれほど「熱そう」なのかが、手に取るように分かった。
特に、太もも同士をギュッと閉じ合わせた時の、あの食い込みのライン。
あそこには間違いなく、全宇宙の真理が詰まっていました。
4:ペロペロ過激派(賢者タイム中)
……正直、今回は俺たち「ペロペロし隊」の敗北だよ。
だって、光が消えた蘭ちゃんを見て、俺、一歩も動けなかったんだ。
あまりにも尊すぎて、あまりにも恥ずかしそうで、汚すなんて考えられなかった。
あの「助けて……誰か隠して……」っていう掠れた声を聞いた時、俺の中の騎士道(エロ騎士道)が目覚めちまった。
だけど、そこに現れた蜜先輩……あの人はマジで別格だ。
5:助兵衛@管理人
>>4
貴様、いいことを言う。そう、蜜だ。
彼女が魔人の「穴」に自ら飛び込んだ時、俺は「ああっ、蜜先輩までもが!」と叫んだ。
だが、その後の展開はどうだ。
忍法・房中・絶頂回廊。
くノ一として磨き上げた「快楽の情報量」で相手をオーバーヒートさせる。
魔人の巨体が、蜜の喘ぎと動きに呼応して、ガタガタと震えながら崩壊していく様……。
あれは「大人の女性」にしかできない、最高に知的で、最高に淫らな戦術だった。
蜜先輩のあの恍惚の表情……蘭ちゃんにはまだ早すぎる、深淵の悦びがそこにはあった。
6:名無しの光高生
あの
蘭ちゃんが真っ赤になって「ナニしてるのー!?」って叫んでる横で、
蜜先輩が「先にイキなさい♡」って、魔人を絶頂で爆散させるシーン。
魔人から溢れ出したピンク色の液体を浴びて、蘭ちゃんの光が復活した瞬間のあの「おかえりなさい感」。
やっぱり蘭ちゃんには、あのピカピカの光が似合います。
だけど、あの光が消えていた数分間の記憶、俺は一生忘れません。
7:名無しの光高生
蜜先輩が最後に「賢者タイムを楽しむわ」って言って壁に寄りかかってたのも、最高にセクシーでした。
学園がこんな状況なのに、あの人だけは自分のペースを崩さない。
でも、蘭ちゃんはその後の通路でも、まだ蜜先輩の喘ぎ声が耳に残っているのか、
光をピカピカさせながら「あぅっ……」って顔を覆って走ってましたね。
あの「大人の階段を無理やり見せられた」直後の蘭ちゃんの動揺、最高の隠し味でした。
8:助兵衛@管理人
諸君、喜べ。
魔人の「吸淫」によって、蘭ちゃんの羞恥心はかつてないほど濃縮され、臨界点に達している。
これは、次なる進化への予兆だ。
烈の奴、部室で新しい装置を弄りながら「SKB(視線が気になるブースター)」がどうのこうのと呟いていた。
これから蘭ちゃんは、さらに「恥ずかしい」状況へと追い込まれるだろう。
だが、それが彼女をより強く、より美しく輝かせる。
俺たちは、その輝きを、影から支え、記録し続けるだけだ。
9:名無しの光高生
SKB! また烈くんがロクでもないものを……(期待)。
「常に誰かに見られているような猛烈な恥ずかしさ」って、それ蘭ちゃんにとっては地獄じゃないですか!
でも、その副作用で光が数十倍に膨れ上がるなら、俺たちの観測効率も数十倍に……!
会長、俺、新しい予備バッテリーを三つ買ってきました!
次のバトル、蘭ちゃんがどれだけ身悶えしながら光るのか、今から楽しみで夜も眠れません!
10:助兵衛@管理人
よし、諸君。今夜はサイトの秘密アーカイブに、
【光なき一瞬:蘭の真実と、蜜の絶頂回廊】を限定公開する。
蘭ちゃんの「光が消える刹那」の、あの絶望に染まった瞳の連写カット。
そして、蜜先輩が魔人の懐で満足げに溜息をつく、あの決定的瞬間。
これらを観測し、明日の「SKB」戦に向けて、己の精神を研ぎ澄ませておけ。
光の聖域、これよりデータ復元作業に入る!