改変したマスターズトーナメント ―サトシの闘い―   作:みかづき椛

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バトルの流れ(左サトシ、右ダイゴ)

ピカチュウ対メタグロス
ピカチュウ対ボスゴドラ
ガオガエン対●ボスゴドラ
ガオガエン対プテラ
メルメタル対プテラ
●オオスバメ対●プテラ
ジュカイン対ユレイドル


三話 サトシ出陣!VSダイゴ!!−epⅢ−

 ガラル地方シュートスタジアムではパワーウィップでジュカインを捕らえているユレイドルのメテオビームと、ジュカインのソーラービームがぶつかり合った。互いに光線を撃ち合った衝撃で、ジュカインはパワーウィップの縛りから逃れた。しかし、ジュカインは地面に伏せたまま倒れた。

「メテオビームとソーラービームがぶつかった衝撃でジュカイン脱出! しかし体力を消費しているのかすぐに立ち上がれない!」

「立て! 立つんだジュカイン!」

 サトシに奮起させられるようにジュカインは立ち、全身が緑色のオーラで包まれる。

「ここでジュカイン! 特性のしんりょくが発動!!」

「踏ん張れジュカイン! でんこうせっか!」

 サトシの指示を受けたジュカインは一直線に素速くユレイドルの顔の前に近付く。

「パワーウィップ!」

「タネマシンガン!!」

 ジュカインは迫りくるパワーウィップの攻撃を全てタネマシンガンで防いだ。

「今だジュカイン! 最大パワーでリーフブレード!!」

 強大なリーフブレードを両腕から作り出したジュカインは連続でユレイドルの顔を攻撃した。ユレイドルは倒れ、ダンペイが近付く。

「ユレイドル戦闘不能! ジュカインの勝ち!!」

 シュートスタジアムが歓喜の声に包まれ、ユレイドルはモンスターボールに戻る。

「交代なしの一騎打ちに勝ったのはジュカインです!!」

「……よく頑張ってくれた」

 ダイゴはユレイドルのモンスターボールに労いの言葉を送り、別のモンスターボールを手にした。

「行け! ネンドール!」

 浮遊しているネンドールがバトルフィールドに姿を現す。

「先手必勝! ジュカイン! リーフブレード!」

 ジュカインはネンドールにリーフブレードを決め、ネンドールが悲鳴を上げる。

「しんりょく状態のリーフブレード! これはかなりのダメージだ!」

「ジャイロボール!」

 ネンドールは全身をスピンさせてジュカインに激突した。ジュカインは倒れ、ダンペイが近付く。

「ジュカイン戦闘不能! ネンドールの勝ち!!」

「戻れ! ジュカイン!」

 ジュカインはモンスターボールに戻り、サトシから労いの言葉が送られる。

「ありがとうジュカイン。お前のバトル……すごいかっこよかった……!」

 シュートスタジアムのバトルフィールドにはネンドールが悠然と浮遊しながらサトシを見下ろしていた。

「ワルビアル! 君に決めた!!」

 サトシから投げたモンスターボールから出現したワルビアルがサングラス越しにネンドールを睨みつける。

「リフレクター!」

「ダイゴ選手! ここで守りを固めて来ました!」

「ガンガン攻めるぞ! ストーンエッジ!」

 ワルビアルは自身の周辺に浮かせた鋭く尖ったいくつもの石をネンドールに向けて飛ばし、ネンドールに命中させて全身が揺らいだ。

「ドラゴンクロー!!」

「にほんばれ!」

 鋭い爪光る両手でワルビアルはネンドールを引っ掻き飛ばした。

「ソーラービーム!」

 ドラゴンクローを喰らったネンドールはすぐさまワルビアルを睨みつけ、両手からソーラービームを発射させた。ソーラービームはワルビアルに直撃し、地面を擦りながら後退していった。

「大丈夫かワルビアル!?」

 ワルビアルはサトシからの言葉に対して返事はせず、慌てて立ち上がって周りを見渡し始める。

「お前まさか……サングラスを落としたのか?」

 バトルフィールドの中央付近、ネンドールとワルビアルの間に位置する地面にサングラスが寂しく置かれてあった。

「ソーラービーム!」

 ダイゴの指示を受けたネンドールは両手からソーラービームを発射し、ワルビアルを吹き飛ばした。

「サングラスを拾え! ワルビアル!」

 ワルビアルはたじろぐだけで、サングラスを取る動きを全くしようとはしなかった。そんな時、ネンドールがワルビアルの目の前まで飛ぶ。

「すまない。僕のネンドールがサングラスを簡単に拾わせることを許してくれないようだ」

「あなをほるだ!」

 サトシの指示は虚しく響き渡り、10秒ほどただ時間が流れた。

「しっかりしろー! ワルビアル!!」

「……悪いね、ソーラービーム!」

 ネンドールはソーラービームを撃つも、ワルビアルはあなをほるでかわした。

「いいぞ! ワルビアル!」

 ワルビアルは調子を取り戻したかもと思いきや、しばらく時が流れてもワルビアルが地面から出てくることはなかった。

「ワルビアルが出てきません! サングラスが取れたことによって逃げてしまったのかーー!?」

「俺のワルビアルは逃げたりなんかしない……! だから地面から出てきてネンドールに勝つんだ! お前ならやれる!!」

 突然、新たな穴がサングラスの前に静かに出現した。その穴からワルビアルの手が伸び、穴の中からサングラスをかけたワルビアルが出てきてサトシはほっとため息を吐く。

「ワルビアル! サングラスをかけ直して登場! これは復活したと言ってもいいのかーー!?」

「サトシ君、落とし物は拾えたようだね」

「すみませんダイゴさん! 俺のワルビアル……サングラスが取れるとああなってしまうんです……」

「仕切り直そう。にほんばれ!」

 フィールドを照らす太陽が強く輝き、10mほど距離がある2体のポケモンが睨み合う。

「突っ走れワルビアル!」

 ワルビアルはネンドールに向かって走り始めた。その瞬間にネンドールは両手の穴をワルビアルに向ける。

「ソーラービーム!」

「つばめがえし!」

 ソーラービームを寸前でワルビアルはかわしてネンドールより高く跳び、右腕を力強くネンドールに叩きつけた。ネンドールは地面に伏せた状態で倒れ込んだ。

「ネンドール戦闘不能!! ワルビアルの勝ち!!」

「サングラスが取れて一度は落ち込んだが、あなをほるでサングラスを回収! メンタル回復したワルビアルのつばめがえしでネンドールに勝利しました!」

 ネンドールはダイゴが持つモンスターボールに戻っていった。ダイゴは顔をモンスターボールに近付ける。

「ありがとう」

 お礼を一言発したダイゴは別のモンスターを手にして投げた。

「行け! ラグラージ!!」

 モンスターボールからラグラージが出てくると、3つあるうちの1つのメガラペルピンを取り出し、キーストーンに口づけした。

「石のきらめき絆となれ! ラグラージ! メガシンカ!!」

 ラグラージはメガシンカして腕が太くなり、かなりのパワーがある体つきに変化した。

「行くぞワルビアル! あなをほる!!」

 ワルビアルはあなをほるで地面の中へと潜る。

「じしん!」

 メガラグラージは思い切り地面を踏みつけ、バトルフィールド全体を揺らした。

「あのラグラージ……! じしんが使えたのか……!」

 ワルビアルはメガラグラージの足元の地面から勢いよく右手を突き上げ、メガラグラージの顔を力強く殴った。

「ワルビアル! あなをほるでもダメージを与えられるじしんを受けながらもメガラグラージにダメージを与えたー!」

「ハイドロポンプ!!」

 メガラグラージは口から高圧水流を発射してワルビアルを3メートルほど吹き飛ばした。

「ワルビアル戦闘不能! ラグラージの勝ち!」

「戻れワルビアル!」

 ワルビアルはサトシが持つモンスターボールに戻っていく。

「よく闘ってくれた……! ありがとう……!」

 静かにお礼を言ったサトシはモンスターボールをしまい、別のモンスターボールを手にする。

「頼むぞメルメタル!」

 バトルフィールドに再びメルメタルが出現、2体のポケモンが睨み合う。

「バトルスタート!!」

「ラグラージ! ウェザーボール!!」

「ウェザーボールだって……!?」

 ラグラージは一つの小さな玉を投げてメルメタルに当てると、メルメタルはたちまち炎に包まれた。




バトルの流れ(左サトシ、右ダイゴ)

ピカチュウ対メタグロス
ピカチュウ対ボスゴドラ
ガオガエン対●ボスゴドラ
ガオガエン対プテラ
メルメタル対プテラ
●オオスバメ対●プテラ
ジュカイン対●ユレイドル
●ジュカイン対ネンドール
ワルビアル対●ネンドール
●ワルビアル対ラグラージ
メルメタル対ラグラージ
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