機動戦士ガンダム SilenceWar ~U.C.0093 Madness AXIS Breaker~   作:にわ@タイトル単位作品作成者

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あとがき

皆さま、機動戦士ガンダム SilenceWar ~U.C.0093 Madness AXIS Breaker~をお読みいただきましたこと、心よりお礼申し上げます。

この度初めて投稿させていただいたわけですが、それなりに設定の作り込みを煮詰めることができ、文字起こしが上手く行ったため、この場を借りて投稿させていただきました。

…と言いましても実は予約投稿設定後に何度も何度も見直しては違和感を見つけて修正してを繰り返していたのですが。

 

さて、まずはこのお話を書き上げた感想ですが…。

流れを自分で考えつつ本文の構成をChatGPT君に考えてもらい、その内容を監修していたような感覚ですが、見直してみるとおかしな点がいくつも見つり、何度も書き直しや調整、構文の提案を行って…。寝不足になりました(笑)

とはいえやはり出来上がった物語は自分で読んでみても面白いですし、いい経験をさせてもらったと思います。

AIってすごいですけど…結構解釈を間違えることも多いですね。

ちなみに私一番のお気に入りシーンは…やはり最大の見せ場である、File.10 激突ですかね。

とはいえ、あんな激しい戦闘シーンは書かせるのも大変なのであまり書きたいとは思わないのですが…。

特に視点入れ替えの流れを組むのにChatGPT君と「あーでもない、こーでもない」と何度もやり取りを繰り返し、思いついた表現を渡し、ようやく組みあがったお話になります。

なお、あのシーンを作っている時THUNDER CLAPが頭を流れていたのはここだけの話です。ユウは機体の性能差のせいでかなり劣勢ではあったのですけどね。(笑)

 

次にこのお話の作成と舞台裏についてのお話を語らせていただきます。

 

このお話を作るきっかけですが、実は昔から色々な人が行ってきた既出の思考実験、

「もしアクシズ落としの時にガンダムX(以降GX)がロンド・ベルに配備されていたら」

「もしνガンダムの代わりにアムロへGX(ダブルX)が渡されていたら」

の延長線上だったりします。

 

つまり「GXの代わりになるMSを宇宙世紀の中だけで作ったらどうなる?」

と言うお話ではあるのですが…。

 

実はこの思考実験が確かにベースとなりましたが、このお話そのものを作ったきっかけは、

「もしアクシズ落としの時にGXがロンド・ベルに配備されていたら」

世界線の未来となった場合、「U.C.0153にはGXを完全模倣した機体が出てくるのでは?」と言う思考実験を個人的に行っており、その結果として、「もし出てくるとしたらサテライトシステムを搭載していない機体」と言う流れになり、ではサテライトシステムの代わりとは?と考えた結果、「融合路を使用して模倣した機体」に落ち着きました。

その発想から「ではU.C.内のみでこの話を実現するにはどんなスペックの機体がいつ時点であれば成立する?」と言う思考に発展し、「もしあり得るとしたら結局アクシズを止めるぐらいの大事を起こさないと世界は動かないだろう」と言う発想になった結果として、このお話の骨子が生まれました。

 

次に、「ではこの物語を作るうえで、中核を担うMSはどうする?」と言う問題点が出てきます。

ここでまず最初に思いつくのがU.C.0093時点で既に開発済みかつ規格外の高火力MSとなるZZガンダムです。

しかし、ZZの末路は、「ジュドー・アーシタが木星圏まで持っていってしまっている」とされる話もあるため、この機体は使えませんでした。

そこで白羽の矢が立った機体がガンダム・センチネルに登場するMS-010A FAZZになります。

構造としては重装甲重火力で鈍重。ただし肩のハイパー・メガ・カノンだけは威力は圧倒的に弱いもののGXに近いものはあるということで、採用しています。

しかも年表を確認すると、ちょうど良いことに、所属していたα任務部隊の任務終了がアクシズ落としの約5年前であり、任務終了後に回収したとしても、機体開発期間が取れるということ、撃墜されているため民間企業でも回収が可能だったことが、採用に至った理由として非常に大きな点となります。

なお、ディープストライカーを持って来なかった理由は設定上あまりのコストに製造されていない&あんなもの実物があったとしてもアナハイムエレクトロニクス(以降AE)か連邦の所有物であり、新興企業では手が出せないため、AE以外で開発が行えなくなってしまうからです。

 

機体設定を考えるうえでは、以下の事を意識して作っていました。

1.アクシズを焼失させられる火力を持たせる

2.強くし過ぎない(展開力と言う弱点を残す)

3.オーパーツは使っても良いが整備はできるようにして登場人物たちに不気味さを与える(その存在を誤認させる)

 

この条件を元に「FAZZの改造機体」の構想が固まりました。

そうなると次は名前が必要になります。

ここで条件とした事は2つ。

1.U.C.の世界線で使われていない形式の型式番号を付ける

2.明らかに異物に思えるMSとして聞きなれない名前を付ける

そこでまず着手したことは、会社名の決定でした。

「星々を巡る者達」と言う言葉を英語に直し、「スターアラウンダーズ社」が完成しました。

決め手はただの日本語の語感です。

星々をめぐる者達なので会社の所在地は宇宙と決めます。

では実際にどこが良いか、と考え、白羽の矢が立ったのが「フォン・ブラウン市」でした。

こうしてフォン・ブラウン市にある新興企業スターアラウンダーズ社の設定は決まって行きました。

そのあと、では星々をめぐる者達が最初に作り上げるものは?と考え、星々への旅のために「宇宙へ導く者」を作るだろうと考えました。しかし、「スペース・リーダー」では、壮大過ぎる上にスーパーロボット感がとんでもなく強いもしくはどこかのヒーローの二つ名っぽい名前になってしまいます。

そのため、スケールを下げることを念頭に置き、軌道上(On Orbit)から着想を得て、「オービタル・リーダー」の名前が作られました。

そしてその搭載兵器は、アクシズを破壊する武装ですが、ここで一度立ち返ります。

…果たしてこの機体はそのまま現存したら「U.C.0153時点で配備される機体が模倣品で止まるのだろうか。」と、「発展型まで作られてしまうのではないか?」と。

そこで思考実験としてAI(ChatGPTやCpilot)と相談してみました。

結果、やはりその認識は正しいらしく、双方共に「発展型が作られることになる」という予測をしてきました。

そのため、発展型ではなく、模倣品で終わらせる場合、どうするのが適正かを考えることとなりました。

その結果として、スターアラウンダーズ社は倒産、作成時のデータは消失、スペック上にオーパーツ技術の記述はしない、オービタル・リーダーの実機は爆散と言う結末を用意することにしました。

爆散する状況を作るため、実はカムランさんに渡されてたスペック表では社長によって砲撃可能回数の記述を削除する改ざんが意図的に行われています。これは資産整理でオービタル・リーダーを売るという名目ですが、社長は断腸の思いで行っています。

次に、スターアラウンダーズ社の倒産は「いつが適正なのか」と言うことを考えます。

データが完全消失して遡れない状態にするなら直前はダメ。と言うことで半年前に倒産させることとしました。

こうなるとスターアラウンダーズ社の人間がアクシズ落としを知る由がありません。

更に言ってしまえば、兵装開発には時間がかかります。

開発時点で名前が付けられることを考えれば、アクシズが地球に落とされるなどと考えられる人間は間違いなくいません。

そのため、アクシズを破壊する者は名前として通用しなくなります。

では何にするか、と言うことで、コロニー落としへの対策と言う話になりますが…。まさかコロニーの破壊者ではコロニー市民の反感を買うこと必至であり、宇宙世紀の社会がそれを許さないでしょう。

と言うことでアクシズを別の表現に変えることを検討します。

その結果「コメットブレイカー」と言う名前が決まりました。

なお、決まった名前をChatGPT君に伝えてみたところ、「赤い彗星を打ち砕くための武器」と言われ、そこで初めて「そういえばコメットって彗星だったっけ…」と思いだし、意図していなかったダブルミーニングに苦笑しました。だから本来の正解は隕石の破壊者で「メテオブレイカー」なんですよね。ただこの名前…もしたどり着けていたとしてもファンタジー物など、どこか別の場所で使われていそうなので結局却下していたと思います。

 

ここまで来ると残りは型式番号だけです。

スターアラウンダーズ社なのでSO

試作機なので000

コメットブレイカー搭載機なのでCB

これを全て合わせ、SO-000-CBと言う、U.C.史上の異物と認識できる型式番号が生まれました。

 

最後にこのMSを開発する理由を考えます。

ここはコメットブレイカーの名称の際に出た「コロニー落としへの対策」を引っ張り出します。

更にそこへ開発の熱意を社長にまで加えることで、「オーパーツが開発できた理由の一つ目」とします。

更に、「私財まで投げ打ったけど需要が無く倒産した会社」とし、倒産の状況を整えました。

そこへ、「町工場の職人」を加えることで、「オーパーツを作り上げられた理由の二つ目」を追加しました。

ただし、この辺りの事は気にされない方も多いと思いますので、本編からは排除し、間延びした展開を避けております。

ちなみに社員はスターアラウンダーズ社を離れた後の消息をあえて消していますが、これはこの先の技術開発への影響を考慮した結果であり、追えなくなった理由を倒産から半年のスパンとしております。

 

また、本編において「実は最初からオービタル・リーダーの実力を理解できていれば2射でアクシズが焼失してパイロットは生還したのではないか?」と言う疑問を持たれた方もいるかと思います。

正直に言います。「2射で焼失させられます。」ですが、U.C.における常識のバイアスがかかっているため、その発想に至ることはありません。

作者としても世界としてもそれ(オービタル・リーダー現存)をさせるわけにはいかないので、そうなる未来はありません。

…しかしそう考えると直径20kmの規格外ビームになってしまいますがこれはもうご愛嬌と言うことで。

更にもう1点、もし第3射の時シャアの到着が遅れるまたは、シャアが別動隊に向かわずにいてコメットブレイカーのチャージが100%に出来た場合ですが…その場合100%になった時点で融合炉の限界の方が先に訪れてしまい、オービタル・リーダーはアクシズを焼失させることなく爆散することとなっていたでしょう。

シャアの行動は実は余計なことだったという皮肉な話です。

その場合、おそらくアクシズショックが起きることになっていたのでしょうけど…それはそれ、ですね。

 

なお、この後1時よりオリジナルMS「オービタル・リーダー」のスペック表を予約投稿しております。

よろしければお読みください。

 

…ここまでお読みいただいた聡明な皆様であれば、お気付きかと思いますが、実はU.C.0153側のお話については、実は設定がまとまりかけていました。

しかしながら、改めて考えをまとめていると、ザンスカール帝国が発生しない危険性が生まれ、現在思考実験を続けている最中です。

他の時代についても視聴から時間が経ってしまっていることがあり、本編の見直しと、背景情報の洗い直し、歴史改変に伴う技術体系や、各種歴史的事件の発生状況からの話の整合性の検討が必要な状況でございます。

そのため、大変申し訳ございませんが、この先のお話を書くために、それなりのお時間をいただいてしまう状況になっております。

ご理解くださいますよう、よろしくお願いします。

 

長々と語らせていただきましたが、ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。

またいつの日か、お話を投稿できた際は、お読みいただけると、これ幸いです。

それではまたお会いしましょう。ありがとうございました。

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