笑ってやるんだ、最期ぐらいは

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深夜テンションで書きなぐったから至らぬところも沢山あると思う、得も言えぬ気持ち悪さを感じ取ってくれたらとても嬉しい


彼の話

私が通っていた学校にはこんな二人が居ました、例えるなら…女王様とその奴隷、と言ったところでしょうか何故そう呼ばれるような扱いを受けているのか、それはわかりませんがまぁ例えの通りあまり一般的な関係を築いてるとは傍目にも見ることが出来ませんでした、その日もかなりの無理難題を押し付けていたのでしょうそんな時、とある方が多分彼女さんのお友達でしょう、その方が言ったのです、「彼氏クンってさぁ何でも言う事聞くじゃん?なら例えばさぁ死ねって言われたら死んじゃうの〜?」と、

それを聞いた彼女さんはとても楽しそうにまるでそこの自販機で飲み物を買ってきて、と言う様に気軽に言い放ちました、

「じゃあ試してみる?、彼氏クン、死んできて?」と、その言葉を聞いた彼氏さんは驚きに目を見開き、普段の死んだ魚の様なドロドロとした目からは考えられないようなキラキラとした希望に満ちた目をして教室を出て屋上へと駆け上がって行ったのです、

どんどん歩きが速くなり走りに、走りが速くなり全力疾走にそれに比例する様に濁っていたはずの目には輝きが増していき

うわ言のように、それでいて魂からの絶叫とも言えるような声で

「来た!来た!来た来た!!ようやくだ!やっと来たんだ!!来た!きたきたきた!!!!」

と、口走り屋上の扉を勢いよく蹴破ったのです、

ここまで来ると彼女さんが今の彼は本当に命令をやりかねないと思い至ったのでしょうか、止まれ!や、命令取り消し!などと叫んでいましたがまるで聞こえて居ないかのように、いや、実際聞こえてなんていなかったのかもしれません、そして彼は屋上のフェンスを普段の気怠げな動きとは裏腹にものすごい速さでよじのぼり飛び降りました、落ちていく彼と一瞬だけ目が合いました、漫画や創作では電車に飛び込む方の最後の表情は笑顔だったり希望に満ちた顔をしていると表現される事が多々ありますが彼もまた同じだったのでしょうまるで将来の夢を親に語る子供のようなキラキラとした希望に満ちた目をしていたんです、そのまま彼は重力に誘われるまま息を引き取りました、彼はもう人生というものに疲れ切っていたのかもしれません、彼が関わる話でよい結末になったと言うまず聞きませんでしたから、鬱病を拗らせた可能性もありますが死人に口無しとも言いますし今になってはよくわかりません

地面が近づいて来ました、私は…彼のような希望に満ちた目を出来ているのでしょうk

 

ドチャッ




読んでくださりありがとうございました

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