【2年生編開始】新入生のみなさん!よう実ラジオのお時間です!   作:やさかみ

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実は昨日からFクラスルートが始まってるんですよね。どんくらいの人に認知されてるんすかね。リンクは後書きに貼っとくです


天沢再来

8

 清隆が数学テストで満点を取るのを見届けつつ、自分は95点の点数を得ておく。大学で習う知識を前提とした問題もなんとか解くことはできたが、それらを解くことはできたがそれにこだわるあまり他の問題を疎かにしてしまったのはダメなポイントだろう。

 端的に言えば凡ミスを見直す時間がなかったと言うやつだ。−書き忘れとか。

 前世の知識であったとしても、使い方などをいつでもスムーズに使えるように復習しておくべきだったと反省している。

 

 まぁ、95点と言う高得点に対し、自分に訝しみの目を向けてる者といるが清隆が100点ということで自分の高得点に対する印象は薄いらしい。それにそもそも自分は入学当初からだんだん点数を伸ばしていたし。

 

 佐倉は夏休みの勉強会で清隆がえげつない速度で夏休みの課題を終えていたことを思い出しどこか納得を見せていた。

 

 清隆が不正したんじゃ?とか話がされているが、この学校ならその類の不正は大歓迎ではなかろうか。

 清隆について何か知らないかと聞かれもしたが、自分は堀北さんに聞いて見ればとだけ流しておいた。説明責任は押し付けておくに限る。

 

 それはそれとして、自分に1000万の賞金がかけられている事実にどうしようかと思考をする。元々実行する気ではあったが、はやめるべきか。しかし情報が不足しているのもまた事実。だがある取引上、自分が退学させるべき生徒として目をつけられ続けるのも面倒臭い。

 あ、そういえば帆波と清隆の関係性が薄れてるし、無人島試験で脅されながらも帆波が清隆に教えた情報事前に教えておかないといけない。

 まぁ、自分が教えなくても清隆ならどうにかできそうだが。

 清隆に過信しすぎている気がするが、そんだけ能力持っているあいつが悪い。まぁ、親友としてあいつの能力に関係のない心配くらいはしておこう。

 

 

 自分は特別試験も終わったとクッキーやカップケーキの売店を開いていた。相変わらず繁盛はしている。しかし、1000万の賞金首と一年生間で多少広まってきているからか自分自身を観察するために買っている生徒もいた。

 ちなみに自分は2年から誘われたので家庭部に入部しているのでこれは部活動と言える。衛生観念云々が家庭部としての活動だと資格持つ顧問が診てくれたりするので楽なのだ。あと何気に学校のキッチンが設備がよく菓子製造も認められているので入部しておいた方がお得という点もある。

 いつか和菓子に挑戦するのもアリだろうか、ひよりの茶道部と提携する形で。

 

 ちなみにスイーツ販売をしている理由の一つは一年生の様子を探るためでもある。正直、プライベートポイントは有り余っているので利益のためにする意味はあまりない。

 

 そして、販売も終わり帰宅しようとするところ。

 

「あ、センパァイ、もしかしてもう売り切れちゃいました?」

「今回は余りもないよ。えーと……」

「えぇ?佐原先輩忘れちゃったんですかぁ?こんなかわいい後輩をぉ?」

「んー、清隆が料理係の一年生の……天沢さんか」

「なぁんだ。本当に忘れられたのかと思って焦っちゃいましたよ」

 

 赤髪ツインテールメスガキが現れた状況にデジャブを感じつつ対応する。人がいなくなった時に来たのは偶然でなく狙ってのことだろう。

 

「事前に言ってくれてれば残しとくけど」

「あ、ほんとですかー?まぁいらないですけど」

「いらないんかい。今回は何か用でもあったの?見たところスイーツ買いにきたのが主目的じゃないっぽいけど」

「そうですねぇ、まぁ端的に言えば。あの事件の時、綾小路先輩から何か教えられてたんですか?」

 

 なるほどそうきたか。

 宝泉のあの事件の時、自分がえげつない挙動を見せたのもそうだが、明らかに宝泉の意図などを読んで行っていたあの行動に対して何も疑問を抱かないわけがない。

 さらに言えば南雲に個人的に懸賞金をかけられるレベルなのだ、そこに何か深い実力や事情でもあるのでは?と考えるのは自然なことだろう。

 

「んー。黙秘したいところだけど、まぁ事前からわかってたとだけは言っとくよ。臨時特別試験のこととか、清隆の部屋からナイフが消えてたこととか」

「なぁるほどぉ。参考になりますねぇ」

「なんの参考だよ」

「綾小路先輩と佐原先輩の……秘密の関係?」

「やめろ一部からBL扱いされたことあるんだぞマジで勘違いされそうないい方やめろっ」

「え……」(こいつとあの人が?……は?烏滸がましいにも程がある誰がそんなこと言って)

 

 表面上に変化はないが明らかに憎悪が湧き出ているのをオーラで感じ取る。自分だって好きでそんな扱いをされているわけではないのだからこちらに憎悪を向けないでほしい。

 なんか見覚えあると思ったら最初の頃の坂柳だ。

 

「そ、そーなんだー。佐原先輩と綾小路先輩ってそーゆー関係なんだー。私知らなかったなー」

「棒読みだし、冗談で言ってると信じる。本当にそういう関係じゃないからね?」

「そりゃまぁわかってますよ当然ですし。佐原先輩と綾小路先輩じゃ釣り合いませんからぁ」

「どっちが上でどっちが下?」

「どっちだと思います?」

 

 どう考えても清隆だとは思う。正直あいつのほうが上だ。色々な面で。差は縮まっているとは思うが、まだそこには大きな空白がある。

 清隆の得意としていない料理などでは圧倒しているが。……あれ?家庭内での能力は自分が大体圧倒してるじゃん。社会的能力はともかく家庭内でなら完全に圧倒してるな。うん。

 

「じぶ「綾小路先輩ですよ」……食いつきいいな。清隆に惚れてたりする?」

「そんな低俗な次元で語っ、らないでほしいですねぇ。まぁ、好きも、愛も超えた感情ってやつでしょうか?」

「なんかの作品で聞いたことあるセリフ語ってんな。崇拝ってやつ?」

「へぇ、なんて作品ですかぁ?」

「人に言えないもの」

 

 ようこそ実力至上主義の教室へって作品名なんですけど、その世界の人間に話せるわけがないよね。すでに何人かに話してはいるけど。

 

「えー?まさか、えっちなものですか?」

「……言わせるな」

「やっぱえっちな作品なんだー、綾小路先輩に言いつけちゃおー、じゃねー佐原先輩」

 

 誤魔化しはしたものの、とんでもない誤解をされた。しかし、そんな誤解をされておいた方が説明の手間が省けるのでそのまま見逃してしまう。

 また綾小路には超豪華定食振る舞って料理スキルの差を見せつけてやろう。




なんか聞いたことあるセリフだな。だってこの世界のセリフだもん。

Fよう実ラジオのお時間です!
https://syosetu.org/novel/418291/

二年生始まりおまけアンケート

  • 龍園クラスルート
  • 一之瀬クラスルート
  • 坂柳クラスルート
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