転生者が13人同じ屋根の下、何か起こるはずもなく…   作:希捨酸

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もうちょっとだけ書きたくなっちゃった。

深く考えないで書いているので深く考えず読んでいただき大変ありがたいです。

タグに性転換タグが付いてますが元性別はご自由に想像して、どうぞ。



人殺し(予定)2人、ただしよわよわ

 

 

あれから数日───

 

結局ゴクチョーの

 

「き、今日はこのくらいで勘弁してあげます!」

 

の一言でなあなあになって解散した後、全員が違和感を持ちながらも(バタフライエフェクトかなぁ)と思って平和に過ごしていた。蝶の羽ばたきどころか台風が直撃しているのだが。

 

 

ご飯がマズすぎてワイが魔女化してまう…!と思ったメルルによって改修されたもはや普通の給食となった食堂。

推しキャラと話しながら美味しいご飯。みんなニコニコである。

 

しかしそんなふわふわ空間でも顔を曇らせる2人がいた。

 

(ヒロくんが殺されてない。つまり二周目?しかし火かき棒で殴りかかりはしたし…いや二周目バットエンドルートか?だけど生きてんだよなぁ……)

 

(なれはての危険性がみんなに広まってない。そしてヒロちゃんが生きている。ヒロちゃんが何周目かは分からないけど全体の流れは2周目と同じになるはずよねぇ)

 

初動キル組、蓮見レイアと宝生マーゴだ!

 

一周目ならレイアが、二周目ならマーゴが最初に人殺しをしなければならない!その覚悟は何とか決まった。

 

しかし分からないのだ…!今何周目か……!!

 

本来の世界線とは異なるイベント。自分たちの存在によるバタフライエフェクトだと思ってる彼女達はなるはやで元の流れに戻したい……だが元の流れがわからない!

存在しない答えを前に頭を痛めていた。答えを知ったらキレていい。

 

 

ちなみに何周目かわかったとて原作通りの殺人は起こらない。

 

これら二つの殺人には実は共通点がある。

 

それは沢渡ココの存在だ。

 

ココちゃんの配信でアリバイを作ったレイアとココちゃんが持ってきたトレデキムで殺人をしたマーゴ。

 

両方ともココちゃんの行動がトリガーになっている。

 

しかし残念なことに沢渡ココはメルルが魔女化促進のために置いたL〇Lに夢中であった。

後ろから余計な口を出すアンアンにブチ切れ、ちょくちょくガチ喧嘩している。人殺しが起きるとしたらこっちである。

 

 

 

さて、ここでこの世界の蓮見レイアについて語っておこう。

 

蓮見レイアは物心ついた時から転生憑依者、というか普通に転生者であった。

 

蓮見レイアがまだ幼い頃、レイアの母は病気に倒れ、心を閉ざしてしまった……訳ではなかった。

病気に倒れて周りのことに何も反応しないのはそうなのだが…蓮見レイアの母も転生者であった。つまり演技である。

(か、顔がいい……!!)

レイアに気づかれないようにレイアが後ろを向いている時に後ろ姿だけでも…とガン見していた。

だるまさんがころんだである。

 

ちなみにそれを見ていた看護師は全てを察し、クールに去った。看護師もまた、転生者であった。ちなみに病室のテレビで蓮見レイア出演番組全て録画しレイア母に見せている。しごできである。

 

そんなことも露知らず。蓮見レイアはとりあえず役者になった。

 

前世では目立つよりも誰かを下から支える。そんな生き方をしていた人だった彼女は役者ができるか不安であったが問題はなかった。

 

いや、問題が無さすぎた。

 

役者になった蓮見レイアはものすごく成功した。それはもうほんとにすっごい成功した。

芸能関係の偉い人は、転生者であった。

 

結果、ものすごくストレスが溜まった。

 

絶え間ない出演依頼。上がるギャラに指数関数的に増えるファン。デカくなってく舞台、そして毎回満席。ファンももちろん転生者であった。

そしてレイアはそのえげつないプレッシャーで押し潰されそうだった。

 

結果としてストレス発散として前世の趣味であるドラムを再開した。

ストレスが貯まればドラムを叩く。ドラムを叩いている間だけ蓮見レイアから解き放たれて自由になれる。

 

ドラムはもはや彼女の一部となっていた。

 

ちなみにいつの間にか楽屋にドラムが置かれるようになったしフェスでドラムを叩くことになった。レイアは泣いた。

 

そんな蓮見レイアが牢屋敷(ストレスフルな環境)でドラムを叩くのは必然であった。

 

メルルがミュージカルやるかもなぁと思って置いたドラム。それを一心不乱に叩く。

 

気づけば夜が明けていた。

 

汗が頬をつたう。蓮見レイアの足元には大きな水たまりができていた。綺麗な顔はぐしゃぐしゃで……でも変わらずイケメンだった。顔がいい。

 

少し頭がふらつく。最後に何か食べたのは、水を飲んだのは何時だろう。

思考がやけにクリアだ。

 

食堂に行ってまずは水を飲もう。

 

そう思って顔をあげる。

 

ぼやけた視界に紫色の影が見えた。

 

宝生マーゴがニヤリと笑う

「あら?もう限界?」

 

限界かだって?もちろん限界ギリギリだ。

 

徹夜明けでコンディションは最悪。

視界はぼやけて腕も上がらない。正直さっさと横になって寝たい。

 

けど限界ってのは───超えるもんだろ?

 

 

 

───────さて、もしあなたが好きな声を出せるとなったら何をするだろうか。作者だったら斑鳩ルカの声でLuna say maybeと一体いつからを歌いたい。

 

 

そして宝生マーゴはXJ〇P〇Nのファンだった

 

自由に操れる声帯。最高のドラマー。

 

─────まあつまり、そういうことだ。

 

 

 

「紅だぁぁぁぁぁ!!」

 

 

 

この後めちゃくちゃ紅に染まった。

 

 





Q.夜中にドラムなんてぶっ叩いたらみんな起きない?
A.宝生マーゴの魔法

Q.え?じゃあマーゴが歌ってる間は?
A.朝4時に牢屋敷中に鳴り響く爆音。ヒロは2段ベットから転げ落ちて死んだ。


1話作業期間:1年半
2話作業期間:1日ちょい
なぜなのか

次の話

  • ミリア(別のになるかも)
  • ユキ
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