隻狼 修羅に落ちたが本気出す   作:わたぼう

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アンケートを見る限り、今のところアリエルで決まりかな、まだ決まってないけど


飯を食う

キングスコーピオンを倒してから、一週間が経過して、狼はその間に魔物の討伐やら比較的に簡単なダンジョンに潜ったりしている。

 

今行っている依頼はゾルダートと一緒にやっている。

無論ステップトリーダーの隊員もいる。

 

依頼内容は森に現れた魔物の討伐だ、しかし此と言って言うことはない。

何故かと言えばこの世界に来てから相手をした犬の魔物だからだ。

 

数が多いだけで狼にとっては弱すぎた。

 

一通り魔物を駆除し終えたところで、野道を進む。

 

歩くこと小一時間

 

森の奥、そこには小さな小屋があり

 

小屋の中に居たのは、今回の依頼者が捜索願を出した男性が居た。

男性は少し弱っていたが無事に救出されて、その後に自分がやってる店に来てほしいと言ってきた。

 

彼らは依頼を終えた狼とゾルダートに合流した、カルネルは今日は店を休みにしているそうだ。

 

カルネルとゾルダートの接点といえば、マリスの話によると、カルネルは商人として中央大陸西部の冒険者の間で顔が広く、当時この村に来たばかりだったゾルダートたちとも、マリスほど親しいわけではないが友好関係を築いていたらしい。

そして今、彼らがいるのは、依頼で救出した男性が経営している店だ。

そこには狼とともに、カルネル、マリス、そしてゾルダートの姿がある。

 

ここはカルネルが以前から通っているオススメの店だ。

 

入ってみると店内は夕方がピークなのか、お客さんの出入りが激しい。

 

すると店長が此方の存在に気付いて、「来たなッ」と言って歓迎してきた。

 

「ラッシャイッ!!席はあんた達のために特別に開けておいた、ウチはなんでも旨いからどんどん食べてってくれ」

 

熱気のある人物だと狼は感じて、皆は置くのテーブル席につき始める。

 

狼とっては当たり前だがメニューを開けばどれも聞いたことのない料理名

 

狼は適当に人気メニューと書かれたのを注文

 

注文してから数分が経った。

 

そこで出てきた料理に狼は驚く、それは狼が知っているものより少し細長く、粘りけが少ない粒状のもの。

 

「これは…」

 

紛れもなく米である

 

カルネルがその言葉に反応する

 

「おっ、知ってるのか狼」

 

「ここの飯は旨いんだよ」

 

やはり異世界と言うべきか

 

出てきた料理はどれも美味しそうだが見慣れないものだ、米と一口に言っても調理しだいでかなり見た目が変わる。

 

ゾルダートは注文した料理を食う

 

「確かに旨いな」

 

「それは鳥の出汁をベースにして作ったスープで米を炊き上げたピラフって料理だ」

 

カルネルがゾルダートに料理の説明していると奥から助け出した男、店長が此方に向かってきた。

 

「昨日はありがとう、狼の旦那にゾルダートの旦那」

 

店長は人が良さそうで活気に満ちた人だった。

 

だが、狼は店長から旦那と言われた瞬間に店長を見やる。

そこに居るのは狼が元居た世界の人物ではない。

狼はその目に一瞬の戸惑いを宿した。

 

次に店長はカルネルに目を向けて、話し出す。

カルネルは以前から来ているのか親しい様子だ。

 

「カルネルの旦那は常連でな、色々と世話になってんだ。」

 

狼が旦那と呼ばれているのは、今回の簡単すぎた森の魔物の討伐依頼をこなしたからだ、ゾルダートも旦那と呼ばれている。

 

「こないだ店に言ったときに、あんたが森から帰って来てないって聞いてな」

 

「本当に何事かと思ったぜ」っとカルネルは店長に向けていった。

 

店長はどうやら、山で育っている山菜を得るために山に入ったようだが、時に運悪く体を崩し、帰る日を1日送らせたらしい。

するとその時に運悪く悪天候が来て、更に魔物が最後に来てしまったというわけだ。

 

カルネルは「もう体調はいいのか」と心配の声をかける、それに対して店長は完全に完治したぜと言って、マッチョポーズをとる。

 

「にしても、あんたらが来なかったら真面目に危なかったから本当に感謝してるぜ。」

 

「俺ら的には簡単な依頼だったからな、気にすることはなねぇ」

 

ゾルダートはそう言って酒を煽る。

 

寧ろこんないい店知れたならそれで満足と言って、ゾルダートは追加注文をしようとする。

 

店長はまだまだ頼んでくれと言って、厨房に戻っていった。

 

狼も注文したピラフを口に運ぶ、米に甘味がない代わりに鳥の出汁が効いている。

そして鶏肉をトマトで煮込んだ料理を口にすればいい鳥の肉とトマトの酸味が米と合わさってとても美味である。

 

後にやってきたローストチキンも米と合わせて食べたくなる味がしていて、これまた旨い。

 

マリスは酒を飲むペースが何時もより遅い、何時もは早々に酔いつぶれるが今日は狼が飲みの場にいるので、色々と話したいのかもしれない。

 

数分後

 

「今日はッ~!!

狼くんに色々と話してもらいマッス!!」

 

と思ったが、もう若干出来上がっている。

 

ゾルダートはその話しに興味があるのか、それに乗り気な様子を見せる。

 

「ハイッ自己紹介」

 

狼はマリスに強制的に話題の中心人物にされて、逃げられそうにない。

 

「狼だ」

 

「うんッ!!知ってるぅ~」

 

じゃあ何で聞いたんだと、狼は突っ込みを心の中で入れた。

 

「好きな食べ物は!!」

 

食べ物…

 

狼はローストチキンを口に運ぶ、ニンニクのパンチとハーブの香りが口に広がり、そこに米を入れて、水で流し込んだ。

 

狼はふと考える

 

そんなものは自分の人生の中で殆ど感じたことはない、あるとすれば酒か…

 

 

…

 

 

御萩…

 

 

そこから連想されるものは一つしかない。

駄目だ、今思い出しては。

 

狼はその記憶を心の奥に追いやった。

 

「…ない」

 

するとここでゾルダートが口を挟む。

 

「そんなことよりもっと面白いこと聞いてくれよ!」

 

するとマリスが「じゃあ例えば何がいい」っとゾルダートに聞いてくる。

 

見ればゾルダートの方がマリスより出来上がるペースが速いかもしれない。

もう既に顔が赤い、旨い飯は酒の消費を早めるのだ。

 

「そうだなッ例えば好きな女のタイプとかか!?」

 

ゾルダートは狼に酔ったテンションで問いかける。

 

マリスやカルネルにステップトリーダーの皆様は聞き耳を立てる。

あの狼の女という面白ワードに集中する。

 

狼の人生に女性との出会いというのは片手で収まる程度しかない。

なんなら恋愛的な意味で言うなら、まずゼロというしかない。

 

出会ってきた相手は

 

老婆に

 

刀を打ち合った怨霊の女

 

そしてエマ殿…

 

狼はいつの間にか皆が自分に目線を集中させているの気が付く。

 

「わからん…そう言った出会いは経験していない…」

 

狼は最後にエマを思い出して、答える際に思わず声が低くなり、感情が落ちてしまった。

 

狼の目を見れば僅かに少しだけ心が暗くなっているのが分かる。

 

「…」

 

「…」

 

皆が黙ってしまった、

 

ゾルダートは立ち上がり、酒を飲み干して、狼の肩に強くてを置く。

 

「大丈夫だ狼…俺がお前に色々と教えてやるからなッ」

 

「…?」

 

しかし、皆は狼が女性との付き合いがないことに落ち込んでいるのだと思ったのだ。

 

「いいか?狼…いい女と出会うにはな、やっぱり自分から前に出ないと駄目だ」

 

そこからゾルダートの恋愛のレクチャーが始まった。

 

狼はそこからの内容は覚えていない、しかしこの会話を長引かせようという思いはあった。

興味のない話だが、自分の身の上話などはまず説明しづらい。

 

「あとッ!!

その覇気のない目を止めろ!!」

 

会話の途中でゾルダートは、狼に急にそんなことを言ってきた。

 

「お前は強いし芯もあるが、何っていうか…」

 

う~ん、とゾルダートはいい悩んでいる。

今の狼を言い表す言葉を探しているようだ。

そこでカルネルがゾルダートの思いを口にした。

 

「楽しく生きようとする気がない?」

 

「そうそう...それッ」

 

ゾルダートはカルネルの言葉に賛同する。

 

「そんなんだと何時まで経っても女にモテねぇぞ!?」

 

今日はそんな中身のない会話が店内で夜まで続いていった。




こういう場面が見たいとか合ったら、感想書いて欲しいです。

増やして欲しい描写

  • 戦闘シーン
  • 日常会話
  • 今のところ問題ない
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