舞い降りた一羽の黒い鳥   作:オールドタイプ

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ACVって見れば見るほどガンダムXみたいだ。

荒廃した世界にその名残の兵器。バルチャーとミグラント。

もし、AC4世界から続くのであれば無人ネクストの進化がUNACかな。あっ、FFや過去作にも無人機沢山いたか。

ボルジャーノンやギャロップやカプールみたいな感じでVACって見つかってるのかな。



リンクス達ならフラッシュシステム使えそう。


恋せよ青少年その2っ!

 織斑千冬はああ言っていたが、織斑一夏やその他の連中に聞いたところで答えは出るのだろうか。

 

 日は落ち、満点の星空の下の寮内の自室で傭兵はベッドに横になりながら、昼過ぎに手渡された手紙を仰いでいた。

 中身は既に確認してある。丸文字の20行ぐらいで収められている文章。何気なく傭兵の事を褒め称え、憧れを募らせていることが主張されている。

 よくありがちな、語尾等にハートを無作為に使うといったことはされておらず、丸文字ながらもその文体は纏まりが良く丁寧であった。

 

 しかし傭兵は正直なところ手紙の内容などはどうでもよかった。

 

 傭兵が一際気になっているのが『好きです』という言葉であった。

 

 『好き』とはなんなのか。

 

 傭兵はその言葉の意味を考えてみたが答えは出てこなかった。

 

 あの織斑千冬が顔をひきつらせ、適当にはぐらかしていたのだから相当な意味を持つ言葉なのだろう。

 

 次の日の日中にでも織斑一夏達に聞いてみることにしていた傭兵だが、このままうやむやのまま明日を迎えるのはもどかしかったのか、所持している携帯のアドレス帳の中から織斑一夏を通じて知り合った者達にも聞いていることにした。

 

『らぶれたーなるものがわたされたのだがこれはなんなのだすきとはのんなのだ』

 

 相変わらず読みづらい文章を、人差し指で不馴れな手付きで作成していく傭兵。

 

 文章が完成すると傭兵はそれを二人の人間に送りつけた。

 

 返信が返ってくるまでにシャワーを浴びようとしていた傭兵の携帯の着メロが鳴った。

 

 メールを送信してからまだ30秒程度しか経っていなかったが、二人の人物から早急に返信がきたことで傭兵は問題の答えが出たのだと結論づける。

 

 こんなに早く返ってくるのだったら、最初っからこの二人に聞いておけば良かったな。

 

 携帯の画面を開き返信内容を確認する傭兵。しかし、そこにあったのは傭兵の求める答えではなかった。

 

『すいません。今壁殴りで忙しいのでまた後日にお願いします( ;∀;)』

 

 一人目の五反田弾からはこのような返信。文面から滲み出る嫉妬のオーラに当てられ、たじろぐ傭兵。

 

『取り敢えず爆発しやがれです(# ゜Д゜)』

 

 と、続けざまに返ってきた二件目の返信メール。二人目の御手洗数馬からは、敬語が入り乱れた半ば暴言のような内容であった。

 

 紆余曲折あってこの二人と知り合った傭兵。三人の『私設・楽器を弾けるようになりたい』に加入したこともあり、定期的にであるが、五反田弾の実家の食堂に集まり、バンド活動のようなものを始めるようになっていた。

 

 織斑千冬、五反田弾、御手洗数馬と立て続けに頼みの綱が千切れていく。

 

 三人共どうしたというのだ?

 

 このあからさまな態度に傭兵は納得がいかない様子。後者二人に関しては只の嫉妬。前者の織斑千冬は初な乙女心とでもいったところだろう。

 

 残念ながらその三人の心中を傭兵は察することが出来ない。もし、それが解るのならば、朧気にだが、『好き』という感情がどういったものなのか感覚的に掴めるかもしれない。

 

 まだまだ人間心理並びに、人間の持つ感情というモノに理解が及んでいない傭兵。

 

 ここまで時間が掛かるものなのか。

 

 携帯の画面を閉じ、枕に頭を乗せ仰向けのまま目を閉じる。

 

 明日になれば解るか。参考資料もあることだし、それを持参して聞けば望む答えは聞けると願いたい。

 

 目を閉じながら明日のことを考えていた傭兵だったが、そのまま、すやすやと寝息を立てて寝落ちするのであった。

 

 

    ◆ ◆ ◆ 

 

 翌日。

 

「珍しいじゃない。アンタの方から私達に用があるなんて」

 

 予定通り織斑一夏御一行をメールで図書館に呼び寄せた傭兵。呼び出しの用件はメールには記載されていない。

 

「顔が真剣だけど何かあったのですか?」

 

 常に無表情若しくは上の空の傭兵だったが、いつになく真剣な顔で織斑一夏達を待っていたのである。それだけ傭兵にとって真剣な悩みであるのだ。

 何故こんなにも悩むのか。何故こんなにも真剣になっているのか。傭兵自身もそれが解っていない。この悩みが解決すればどうしてこうなったのか解るかもしれないと、織斑一夏達が午前中に授業をしている間に導き出していたのだ。

 

 すかさず傭兵はそれまでに類を見ない速度でメールを打ち始め、全員に送信。

 

「「「「............」」」」

 

 そのメールの内容に集まった傭兵以外のメンバーは空いた口が塞がらなくなっていた。あのラウラ・ボーデヴィッヒでさえ、目を疑っているのだ。

 

 それは何故か? 簡単なことだ。あの傭兵が『好きとは何なのか?』と自分から持ち出してきたのだから。

 

 元来傭兵はそういった物事に関心はなく、これからも変わらないだろうと傭兵の身上を知った時に織斑一夏達は内心思っていた。

 

 それがどうだ。あの傭兵が自分からそういった物事に関心を持ち始め、あまつさえ悩む姿を見せたのだ。これが驚かずにいられないというのが織斑一夏達の反応。

 

「一体どういった風の吹き回しなんだ?」

 

 少し衝撃が強すぎる余り不気味に感じるラウラ・ボーデヴィッヒ。

 

 それに対して傭兵は例のラブレターのことを全員に明かした。

 

「「「「ラ、ラブレター!?」」」」

 

 一斉に声を上げる織斑一夏達。傭兵の容姿が悪いとは思っておらず、寧ろ女性を虜にするような甘いマスクの傭兵。ミステリアスな雰囲気とベールに包まれた傭兵の人気は高い。勿論本人に自覚は無い。

 

 だが、その容姿にさることながら傭兵自身の重い過去と経験により、一般的な生徒達が挙って狙うといったことは起きていない。遠くから見ていたいタイプの男性に傭兵はなっていたのだ。謂わば男版の高嶺の花。

 

「い、以外だわ。そんな古典的な方法をよりによってアンタにする生徒がいるなんて」

 

「悩みというのはそういうことなんですね」

 

 傭兵の悩みを察した織斑一夏達であったが、それをどう説明していいのか、織斑千冬のように言葉が直ぐに見つからないでいる。

 

「ふふふ、お悩みのようね」

 

「そんなお悩みを私達が」

 

「解決してあげるのだ~」

 

 華麗にジャンプし、着地と共にポーズを決める何処からともなく現れた三人組。傭兵はこの三人については呼んでいなかったのだが、何処かで話を聞き付けていたのだろう。

 

「お菓子ハンターことレッド、布仏本音~」

 

「ゴシップガールことブルー、相川清香!」

 

「本音とジョークは紙一重ことブラック、鷹月静寐!」

 

 呼んでもいない三人の意味不明な登場。三人は「決まった」とやった感を出しているが、傭兵達の反応は薄く、空気が凍てついていく。

 

 

「......あれ?」

 

「どうするのよ本音!」

 

「おかしいな~、上手くいくと思ったのに~」

 

 口を尖らせ、自分達のなりきりモノマネが不評だったことに不満を溢す布仏本音。

 

「キャラが似ているから受けると思ったのに~」

 

 一体何のキャラなのか一同には全く理解が出来ていない。

 

「......コホンッ! 急に現れましたけど本音さん達はどういったご用件でして?」

 

「どういった用件? 今更そんなことを聞くなんて野暮だよセシリア」

 

 何故か胸を張り堂々と声を高らかに挙げる相川清香。その余りの堂々ぷりに傭兵も威圧感を感じられずにいられない。

 

「あれだけ大きな声で騒がれて気付かないはずがないじゃない!」

 

「これは特ダネ......それも飛びっきりのね!」

 

 噂話、それも人絡みの色恋沙汰には目敏いのが女子高生。それも渦中の中心人物がミステリアスと危険性を孕んだ傭兵となれば話は自然と膨れ上がる。

 ここで織斑一夏達は自分達がどれだけの声量で話していたのかを認識。場所も集まりやすいということで織斑一夏達の教室の中にしたことも裏目に出てしまっている。

 傭兵としては話が拡散することを嫌がる素振りを見せてはいないが、こうも注目されることは少々苦手でもある。

 それは注目されればされるほど、大変な目にトラブルの元となってきていたことを傭兵自身が身をもって体験しているからである。

 

 

「それに聞き耳を立てているのは私達だけじゃないよ~」

 

 教室内を見渡すと、雑談をしていたはずの生徒達が静まり返り、徐に携帯電話を一心不乱にブラインドタッチしていた。

 

 教室内にこだまする携帯の操作音。一つ一つの音は小さく目立たないが、複数な集団となると話は別。その姿は一種の狂気に似ている。何が彼女達をそこまで駆り立たせるのか。

 それはさておき、彼女達が操作する携帯電話によって傭兵の話は全校生徒にリークされてしまっているであろう。

 

「呼ばれて飛び出て新聞部の黛です! 早速件のことについて当事者に話を伺いに参りました!」

 

 颯爽と登場する2年生新聞部の黛薫子。リークされたのだが、ここまで早くマスコミの手が伸びることは流石に予想外である。

 

「それでは包み隠さずお話をお願いします」

 

 いつの間にか教室内の空き席に座らされ、前方の席の椅子に背もたれを正面にするように傭兵の対面に座る黛薫子。

 その脇には何処から持ってきたのか、証明のようなライトを抱える女子生徒。臭い刑事ドラマの取り調べ室での事情聴取のつもりなのかもしれない。傭兵を囲うその他の女子生徒のせいでその空間だけ異様な空気と暗がりになっている。

 瞬く間に蚊帳の外にだされてしまった織斑一夏達。何気に行動力がある同級生達に一目置いてはいたが、これには流石にドン引き。

 普段の織斑一夏達の行動の方が周囲をドン引きさせているのだが、その事には彼女達は気づいていない。

 

「まず手始めにあなたがラブレターを貰ったときの状況を!」

 

 マイクを懐から取りだし聴取を開始。しかし、女慣れしていない傭兵にはこの空間にいるだけでストレスであり、圧迫感から話せるものも話せない状態。とは言いつつも傭兵がまともに面と向かって言葉を発すること事態ないのであるが。

 

「うーん、黙りですか。まぁ、このことは幾らでも脚色出来ますしよしとしますか」

 

 本人の目の前で堂々と捏造宣言するマスコミの鏡。

 

「では、次にラブレターを貰った感想とその人物に対してどう思っていますか?」

 

 本人の気を無視して話を進める。傭兵はただたたオロオロとたじろぐしかないでいる。

 

「......ん? 着信?」

 

 女子生徒の塀の外にいる織斑一夏の携帯に着信が入る。そこには傭兵からの救難メッセージが載せられていた。

 

『たすてけ』

 

「レイヴンさん......」

 

 たった一言だけであるのにその一言には傭兵の余裕の無さが伺える。余程焦っているのだろう。

 

「はいはいどいたどいた!」

 

 その着信を食い入るように見ていた5人の少女達は、女子生徒の輪を払いのけながら中心に座る傭兵の元に歩み寄る。遅れて織斑一夏も傭兵の元まで辿り着く。

 

「ちょっと皆興奮しすぎだよ」

 

「本人が困っているだろ」

 

 シャルロット・デュノア、篠ノ之箒の指摘を受けて少しほとぼりが冷め始める。

 

「情報に熱中するのはわかるが冷静さを欠いてしまっては、得るものも得られない」

 

 腕を組ながら頷くラウラ・ボーデヴィッヒ。

 

「けど、これどうやって収拾をつけるんだ?」

 

 ほとぼりが冷め始めているものの、一度着いた火は完全には消えない。更には傭兵の話が全校生徒にリークされてしまっているため、当分の間傭兵の話で持ちきりになるだろう。

 

「人の噂もなんちゃらとは言うが、俺も似たような事があるから気持ちは解りますよ」

 

 織斑一夏にしてみれば同じ感覚を共有することが出来る人間が出来たことは喜ばしいことなのだが、素直に喜べていない。

 

「こういうときは直ぐに話を切り上げるのが一番ですよ。だから黛先輩、ここからは俺が預かりますよ。その方がレイヴンさんも話しやすいかもしれませんし」

 

 余り接点がない人間よりも見知った関わりが多い人間との方が話しやすいのも事実。傭兵もその例には漏れていない。

 

「えっと、相手の人のことをどう思っているかでしたっけ? それも大事なのですが、そもそもレイヴンさんは女性の事をどう思っているのですか?」

 

 相談を持ち掛けられた織斑一夏は先ず第一に相手のことよりも、傭兵自身が女性という存在をどう思っているのかを聞き出そうとする。

 今までの女性経験談等を聞かないのは、傭兵が織斑一夏達に恋愛感情のことを聞いてきた時点で、聞く必要性が無くなったのだ。

 

 ......女のことを?

 

 少し落ち着きを取り戻した傭兵は少しの間織斑一夏の問いに考えることにした。

 

 今まで『オペレーター』や同業者と共にすることはあったが、特別何かを抱いたことも要求したことも無かった。

 

 人との関わりをそこまで重要視していなかった傭兵。しかし、それもこの世界に来てから徐々に変わりつつあった。

 以前の自分と今の自分。大まかなところは変わってないが、言葉に出来ないナニかが変わっているのは傭兵自身も認識している。女性に対しても。

 

 今までのオペレーター達は何かと俺の身を考えてくれていた。それが仕事上のことであれ何であれ。だが、俺にはそれさえも無かった。

 

『後は頼んだぞレイヴン!』

 

『礼を言う』

 

『これで......良い......』

 

『お前には山ほど説教がある。楽しみに待っていろ』

 

 俺にナニかを感じ、何かを期待していた人間もいる。オペレーターを通り越しての別のナニも。

 

『傭兵......お前なら......』

 

 フランシスの父親レジスタンスのリーダーもその一人。それらの人間に触れ合い確かにナニを感じ、ナニかを考えた。特別なナニかを。

 

 傭兵の真剣な顔に茶化しをしていた女子生徒達も気に当てられ静まり返っている。

 

 ......分からない。やはりまだ俺には分からない。言葉に出来ない。分かっていても分からない。

 

『言葉は不要か』

 

 かつての敵はそう言っていた。言葉を交わさずとも戦うことでナニかが流れてきたのが実感することできた。

 

『レイヴン同士、無用な詮索はよそう』

 

 戦うことで相手を知ることが出来た。戦わなければ分からないことがほとんどだった。寧ろ言葉でわかりあう事など不可能。遠い遥か彼方の記憶。そして、いつしか『俺』は言葉を失っていた。

 

 遠い遠い断片的な記憶。まだ『レイヴン』という存在も、世界がここに近い状態だったときの。

 

 ......話が脱線してしまった。さて、女についてか。結論は分からないと出たが、そういえば、いつぞやに貰った『資料』があったな。あれを見てみたが一人ではイマイチだった。織斑一夏達とならばナニか見えてくるかもしれない。

 

 傭兵は持っていたカバンの中から『本』を複数取り出すとそれを机の上にそっと置いた。その瞬間に教室全体に電流が走る。

 

 女子生徒達は全員顔を真っ赤に染め、織斑一夏はガタガタと小刻みに震え、傭兵はというと何食わぬ顔で織斑一夏の携帯にメッセージを送信。

 

『以前にお前たちから貰ったこのエロ本? とかは参考になるのか?』と。

 

 織斑一夏の携帯の着信で硬直していた5人の少女達が動き出す。シャルロット・デュノアが織斑一夏の肩を掴み拘束。凰鈴音が織斑一夏から携帯を取り上げ、残りの面子が着信を確認。

 

 織斑一夏は顔面蒼白。5人の少女達はわなわなと震え出す。

 

「あんたは何を教えているんだ!」

 

 その内の一人の鳳鈴音の怒声により均衡が破られた。

 

「あんたもあんたよ! 何堂々とエロ本を取り出しているのよ!」

 

「しかもこんなに......」

 

「うわぁ、レイレイがエッチィくなる~」

 

 傭兵の取り出したエロ本に女子生徒達が各々の感想を溢す。

 

「ハードな俺様系......あるわね!」

 

「織斑君との絡みも捗るわ!」

 

「千冬様の男verみたいだからこんな風に攻められたい!」

 

 1年1組内で女子生徒が傭兵の所持するエロ本を回し読みし、それを傭兵や織斑一夏、織斑千冬に当て嵌め妄想に浸るという光景に発展。

 

「一夏さん! レイヴンさんに悪影響を与えるようなことは止めてください!」

 

「一夏! 貴様っ、神聖な学舎でこんなものを所持していたのか!」

 

「違う誤解だ!」

 

「嫁よ......やはり我慢していたのだな」

 

「何で脱ぎ出すんだ! 止めろラウラ!」

 

「一夏! 包み隠さず白状なさい!」

 

「ぜ、弾や数馬も共犯だ!」

 

「あいつらか!」

 

 教室中が荒れる中取り残される傭兵。しばらくして傭兵は荒れる生徒達を尻目に教室を去る準備を進める。

 

 ......結局今日も何も分からなかったな。

 

『はい、五反田です』

 

「あんたを殺す......」

 

『えっ!? ちょっと誰ですか!? 無茶苦茶怖いんですけど!」

 

 自身の携帯で織斑一夏の悪友に呪いの電話を掛ける鳳鈴音。

 

「天誅!」

 

「しがみつくなラウラ! 箒も止めてくれ!」

 

 裸で織斑一夏にしがみつくラウラ・ボーデヴィッヒ。竹刀で制裁を与える篠ノ之箒。

 

「一夏さんがこういうのが好みだったなんて......」

 

「......頑張ろう」

 

 離れたところでエロ本のページを捲り鑑賞を続けるセシリア・オルコットとシャルロット・デュノア。

 

「良いねぇ! このカオス具合! 良いネタの宝庫よ!」

 

 あられのない姿や生徒達の発言を記録、メモしていく黛薫子。しきりなしに鳴るシャッター音と、次々にメモ帳に綴られていく文字の羅列。

 

「お祭りだぁ~」

 

 この騒ぎを純粋に楽しむ布仏本音その他数名。

 

 取り敢えずこのままここにいるのは不味い。さっさとズラかろう。

 

 騒ぎは静まることを知らず、昼休み終了を告げるチャイムが鳴り止んだことに誰一人として気づかずバカ騒ぎは続く。

 

「皆さん授業を始め......って、何ですかこれは!?」

 

「真耶ちゃんも読む?」

 

 手渡されたエロ本を受け取るや否や山田真耶はその刺激の強さに耐えられず卒倒して気絶。

 

「貴様ら全員放課後補習だ!」

 

 その後、廊下にまで響き渡る程の騒ぎに駆け付けた織斑千冬により1年1組は鎮圧。そして全員が放課後の消灯間際まで反省文を含まれた織斑千冬による頭と体を使う補習を受けたのであった。

 




一体何を書いているのだか自分でも分からなくなってしまった。
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