「ねぇねぇ!ケイちゃんだよね?」
突然の声掛けに、私は警戒した
しかし、その警戒は一瞬で解かれた
「な…なんでしょうか!?」
「貴女に頼み事をすると…なんでも受けてくれるってのはほんとなの?」
「い…いえ!皆さんがそうおっしゃっているだけです!」
「私は…べつに…受けたくて受けているわけじゃ…」
「でも、断り切れずに受けちゃうんでしょ?」
「っ!?」
「ほら、図星だ」
「だって!断れないじゃないですか!」
「皆さん懇願したり、報酬まで出してくださるんですから!」
「私はそんなもの端から要らないと言っているのにですよ!」
「ケイちゃんのそういうところ…私は好きだよ」
「な…何なんですか貴方は!!」
「さっきから、気持ち悪いですよ!」
「あっ…ケイちゃん…同級生にそういうこと言っちゃうんだぁ…」
「ちょっと傷ついちゃったな…」
「っ…!」
「す…すみません。確かに、言い過ぎましたね」
「そこは、私も謝りますから…顔を上げて…」
「な~んてね☆」
「ケイちゃんのこと嫌いになるわけ無いじゃん?」
「も…もう!揶揄わないでくださいよ!」
「本気で心配したのが、恥ずかしいじゃないですか!」
「あははっ!ごめん、ごめん!」
「絶対謝る気ないですよね?」
「それで…今回は何の用ですか?」
「ケイちゃん…私…」
「君の身体に刻みたいことがあるの…//」
「は…はい?」
「もちろん、この意味─────分かるよね?」
「っ…!」
「はいはい…どこに行きますか…」
「はぁ…まったく、これだから私は…」
「ケイちゃん…ありがとっ!」
「一回だけですからね…//」
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三十分後
ミレニアム 空き教室
「ケ…ケイちゃん!そこっ…胸…♡」
「うるさいですね!触れって言ったのは貴女でしょう!?」
「うぅ…//」
「ケイちゃんのバカ…///」
「なっ…私をだれだと…!」
その後も二人はイチャイチャした
ケイはこうして、身体の関係を複数のモブ生徒と持っているらしかった。
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「リオ、最近ケイが後輩たちの間で話題になっていますよ♪」
「そ…そうね…」
(一部では良くない関係にあるとも噂されているわね…)
「ヒマリ…そのことなのだけれど」
「部長~ユウカが呼んでるよ」
「はい、今行きますよ」
「あ、リオ。話はまたの機会に致しましょう♪」
「久しぶりに長話ができて楽しかったですよ♪」
「ええ、貴女と貴重な意見を交換できて良かったわ」
「また、お願いできるかしら?」
「ええ、それはもちろんですよ♪」
「ケイのことは、もう暫く放置でも良さそうね…」
「ええ、その方がミレニアムの後進が育つかもしれませんし…ね♪」
「ええ…そうね…そうなるといいのだけれど」
ケイはミレニアムでも特異な存在となりつつあった。
────────────────────────完