ハイスクールD×D 明日を掴む超獣使い   作:毘沙死狂騒曲

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授業参観

前回のあらすじ

プール掃除をやったら白龍皇と遭遇!

 

 

プール掃除が終わってから、俺はそそくさと帰宅していた。

あのまま残っていたら間違いなく面倒なことに巻き込まれると思ったからだ。

 

 

璃緒「あ、そうそう。勝真、今度授業参観あるらしいね?」

 

 

勝真「まぁ…うん…でも姉ちゃん仕事忙しそうだし無理に来なくていいよ?」

 

 

璃緒「大丈夫。私基本的に仕事溜まることないから。何を犠牲にしてでも絶対に行くね。」

 

 

勝真「そこまでしなくていいでしょ…」

 

 

璃緒「いや、そこまでするよ?」

 

 

そして授業参観当日。

やはり姉ちゃんはやってきた。

 

 

勝真「クソ…やっぱ来やがったか。」

 

 

「おい誰だよあの女の人。」

 

 

「すごい綺麗な人だ。誰かのお姉さんか?」

 

 

「あんな綺麗な人と一緒にいられるなんて羨ましい…!」

 

 

姉ちゃんは外見は綺麗なので他の視線を釘付けにしてるようだ。

こっちに向かって笑顔で手を振ってくる。やめてほしい。

 

 

「え、あの人が手を振ってるのって…」

 

 

「もしかして霧札くん⁉」

 

 

「クソッ霧札のヤツめ!羨ましい!」

 

 

俺に対して多数の男子生徒から羨望と嫉妬の眼差しが向けられる。

鬱陶しいが、何を言っても無駄だと思うので無視する。

なんか英語の授業で粘土細工をやらされたので、作るのが簡単そうな『預言者クルト』を作った。

ちなみに兵藤は部長を作ってオークションにまで発展していた。

 

 

勝真「姉ちゃん…仕事の方は?」

 

 

璃緒「この日のために前日でめっちゃ調整重ねたからすぐに有給もらえたよ。」

 

 

勝真「社長をぶっ飛ばすみたいな凶行に及ばなくてよかったよ…」

 

 

授業が終わり俺は姉ちゃんに学校を案内していた。

その途中で小猫と合流する。

 

 

璃緒「あ、小猫ちゃん。」

 

 

小猫「どうも、お姉さん。先ほどぶりですね。」

 

 

璃緒「そうね。黒歌ちゃんも誘ったんだけど「まだ私が公に姿を見せても迷惑がかかるから」って断られたんだよね。だからあらかじめ小猫ちゃんの方にカメラ仕掛けて授業風景だけでも撮ったんだけど…」

 

 

勝真「いつの間にそんなことを⁉」

 

 

そうして体育館に向かうと、謎の人だかりができていた。

魔法少女のコスプレをした女性を中心として、カメラを持った男が写真を撮りまくっていた。

 

 

パシャパシャ!

 

 

璃緒「…勝真と小猫ちゃんの学校にはああいうのもいるの?」

 

 

勝真「いや、写真を撮ってるカメラマンはウチの男子生徒だけど中心の魔法少女は違うな…もしかして誰かの保護者とかか?」

 

 

小猫「そうだとしたら相当な変わり者です…」

 

 

すると体育館に生徒会の匙が入ってきてその場を制した。

 

 

匙「オラオラ!天下の往来で撮影会とは良い御身分だなぁ!さっさと解散しろ。今日は授業参観の日なんだぜ!」

 

 

勝真「匙はこんな異例中の異例であろう事態にもちゃんと対応するのか…偉いな。俺なら投げ出すと思う…」

 

 

匙が来たことでカメラマンたちは散り散りになって行く。

 

 

匙「アンタもそんな恰好しないでくれ。」

 

 

「だってこれが私の正装なんだもん☆」

 

 

匙「もしかして参観の方ですか?だからってもうちょい場に合わせた恰好って物があるでしょ?困りますよ。」

 

 

匙が魔法少女コスの人の対応をしてると生徒会長のソーナ・シトリーこと支取先輩がやってくる。

 

 

ソーナ「何事ですか?」

 

 

匙「会長!」

 

 

ソーナ先輩の後ろにはレーティングゲームの時にチラッとだけ見た魔王サーゼクス・ルシファーともうちょっと年を取ってそうな赤髪の男性がいた。

恐らく部長の親族…父親あたりだろうか。

そんで神のいたずらともいうべきか、騒ぎを聞きつけた部長やオカ研のメンバーたちもやってくる。

 

 

リアス「なっ…」

 

 

ソーナ「あらリアス、ここにいたのね。丁度サーゼクス様とおじ様を案内していたところなの。」

 

 

リアス「お兄様、お父様。」

 

 

やっぱ片方は部長の父親だったのか。

 

 

ソーナ「ところで匙、問題は早急に、簡潔に解決するようにといつも言って…」

 

 

「あ、ソーナちゃん!見つけた☆」

 

 

一誠「会長のお知り合い?」

 

 

匙「さぁ…?」

 

 

ソーナ「お姉様!何ですかその恰好は!ここは学園なんですよ、そのような恰好だと非常に困るんです!」

 

 

「えぇ~! 私は魔法少女なんだよ☆なら、この格好は普通だよ!」

 

 

ソーナ「そんなわけありますか!私はこの学園の生徒会長です!だからこそ、身内のその様な恰好を認めるわけにはいきません!」

 

 

相手するのに疲れたのか、会長は息を切らしている。

いつだったか、会長のお姉さんも魔王だって聞いたことがあるけど…

 

 

勝真「会長…大変ですよね、自分の気持ちを汲んでくれない姉がいると…気持ちわかりますよ…」

 

 

ソーナ「貴方は…霧札君でしたね…」

 

 

俺は会長の肩にポンと手を置くと缶コーヒーを差し出す。

するとサーゼクスが俺に話しかけてくる。

 

 

サーゼクス「やぁ霧札勝真君。コカビエルの件では2回目だね、君に助けてもらったのは。私のことは分かるかな?」

 

 

勝真「貴方は…たしかサーゼクス・ルシファーさんでしたっけ。コカビエルの件は…別に、ただの成り行きですから。」

 

 

セラフォルー「貴方が動いてくれたおかげで、結果的にソーナちゃんとその眷属も助かったの。私はセラフォルー・レヴィアタン。ソーナちゃんの姉としてお礼を言うわねありがとう。」

 

 

サーゼクス「実は今度三大勢力のトップで集まって会談を行うことになってね。ぜひ君にも来てほしんだ。リアスの話によると、コカビエルを戦闘不能にした怪物を、君のお姉さんは倒して見せたとか…」

 

 

勝真「姉ちゃんと一緒に来いってことですか?」

 

 

サーゼクス「まぁ無理にとは言わないがね。」

 

 

勝真「その階段、もしかしてあのアザゼルとかいうおっさんが言ってた和平と関係が…?」

 

 

サーゼクス「おや、すでにアザゼルとは会っていたのかい?」

 

 

勝真「まぁ絡んできたんでぶん殴りました。」

 

 

サーゼクス「ハッハッハ、それは何とも…会談の件、前向きに考えてくれ。」

 

 

サーゼクスはそう言って去ってった。

 

 

勝真「三大勢力の階段…はぁ、また面倒くさいことに…」

 

 

俺は先のことを考えて頭を抱えた。

 

 

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