TS転生クレープ屋NPCはアキラに喰われたくない   作:黒巛清流

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今回はえっち目なのはありませんが
アキラくんが役得する話です


ホロウ

「やっ……ばいっ……!」

 

どうも皆さんこんにちは、クリスティアラです。

今、ボクはホロウにいます。そして

 

「ああああまた増えてるぅぅぅぅ!!!!」

 

エーテリアスから全力で逃げています。

倒せばいいって? 武器ないよぉ! 素手じゃ流石に無理だよぉ!!!

どうしてこうなったか説明しましょう。回想パート入りまーす。

 

ほわんほわんほわん~……。

 

 

 

 

 

「ふんふふん~♪」

 

ボクはいつも通りクレープを売っており、見事に完売して上機嫌で帰っていた。

今回の販売先はちょっと外れ、ホロウ近くなのが怖いがまぁ大丈夫でしょ。

まさかドリンクまで売り切れになるとは、おかげでいつも帰りながら残ったドリンクを飲んだりしてるのだが今日は何も残ってないので車を路肩に止めて自販機へと向かった。

 

「何飲もっかなぁ~」

 

ニトロフューエルでもいいけどエナジードリンクって気分でもないし普通にソーダでいいか。

ガコンっと自販機から缶ジュースを取り出してカシュッと心地よい音が鳴る。

 

「……ぷはー」

 

少し暑いからソーダの冷たさが心地よい。一気に飲み干すとそばにあるごみ箱に投げ入れた。

何か少しずつ飲むのって苦手なんだよね。前世運動部だったから、麦茶とかスポドリ一気飲みで育ってたから。

 

長時間運転してたから軽く背伸びをする。固まった体をほぐそうとしてさて車に戻るかと決めた瞬間に携帯が警報を伝える。アラートと共に震える携帯を確認すると。

 

【ホロウ拡大警報】

 

「え、やばいじゃん。どこからどこまでだろ」

 

急いで地図と現在地を確認する。……ん?

目を閉じて、んーと目元を抑えて再度確認する。

 

「…ここじゃんっ!?」

 

その瞬間ホロウに飲み込まれた。

ハイ回想終わり、ちなみにすぐに戻ろうとしたけど重力が横だったし狭間に飲み込まれて別の場所に行っちゃってもういまどこ案件である。キャロット入った携帯も落としちゃうしガンズトンファーも車だし…え、これ詰んだ?

 

「やだー!!! 死にたくなーい!」

 

うおおおこれでも一時期はエージェントを目指してたんだぞー!!!

スタイリッシュ壁ジャンプ!!!

スタイリッシュ隙間通り!!!

気分はプロローグのアンビー、あのシーンで一気にゼンゼロに引き込まれたよね。

何とか撒けたが結構疲れた。

 

「ふひー…」

 

何とか一息つく。しかしこのままだといくら耐性が高いと言っても時間切れになってしまう。どうしようかと思っていると何か声が聞こえた。

敵ホロウレイダーか…? 声がする方に近づいて隠れながらこっそりと聞き耳を経ててみる。

 

「…ラくん、見つかりませんね」

「ふむ…単に……落とし……らいいの…じゃが」

『………』

 

むむっ、この声はまさか…!

顔を出して覗き込むと見覚えのある青い制服。そしてアキラと一緒によくクレープ屋に来てホテルに消えていった二人!!!

 

「ち、治安官だー!!!!」

「「!?」」

 

顔を出すと朱鳶さんと青衣さんがいた。

よかった! 二人ならエージェントだし安心できる。

慌てて事情を説明するとよかったと声を上げて携帯を差し出してくれた。

 

「あっ、ボクの携帯!」

「近くに落ちていたんです。見覚えがあったのでもしかしたらいるのかと思って」

「よかったぁ…いやぁずっと不安で…」

 

ふと視線を下に向ける。てっきりツェイ巡査だと思っていたのだが…。

白と黒の二色がベースのボディや、襟元に巻いたオレンジ色のスカーフが特徴的な…。

 

「イアスだー!!!」

 

ボクはイアスに抱き着くように掴んでそのまま抱き上げた。

これ本当に凄く後に気づいたことなんだけどアキラ…というか操作主人公はイアスに接続してホロウに潜っていたのだ。いやだって途中から生身でずっと潜ってたし…。

というかなんで師匠とかその辺もすでにいるのにまだイアスで潜ってるとは思わなかったというのもある。

 

「よかった~! 見覚えあるのがあると安心するよ~!」

 

そしてボクはイアスを胸に抱き込む(・・・・・・)ように抱えて、顔に向かって頬ずり(・・・・・・・・・)した。

 

「イアスがいてくれるだけですごく安心だよぉ~!」

『………(くたっ)』

 

そんなことをしているとイアスが真っ赤になってくたっとなってしまった。

 

「あれ!? どうしたのイアス!?」

「…あー」

 

朱鳶さんが額に手を当てる。何かあったのだろうか。

仕方ないのでイアスを抱き上げたまま朱鳶さんに向き直る。

 

「あ、えっと…とりあえず外に出たいんですけど…」

「…あっ、すいません。いまお送りしま・・・…」

 

ドンッ。

 

「…え?」

 

二人とボクの間にエーテリアスが割り込んできて、吹き飛ばされた。

そして真後ろには不運なことに狭間が。

 

「えっ、うわあああああああああああああ!?」

 

イアスと一緒に飛ばされてしまった。

 

「なんだよぉぉぉぉもおおおおまたかよぉぉぉぉ!」

 

全力疾走でエーテリアスから逃げています。折角治安官に会ったのにぃ! あっ、今度はイアスがいる!

ごめんね!!!でもちょっと距離取れたよ!

そのまま物陰に隠れる。

 

「ンナ?」

「あっ、起きた? ごめんねイアス」

 

そして視線を上げるの目の前に見覚えのあるキッチンカーがあった。

ってあー! ボクのキッチンカー! あっ、武器あるじゃんっ!

 

「イアス敵来ないか見てて!」

「ンナッ!?」

 

イアスが辺りをきょろきょろ見ているうちにキッチンカーを漁る。くっ、ホロウ通ったからかごちゃごちゃになってる。

 

「えーっとこれでもないあれでもない、あっこれなくしたと思ってた音動機って違う違う!」

 

某猫型ロボットみたいに物を散乱させながらキッチンカーを漁る。

 

「ンナナナッ! ンナッ!」

 

あ、敵が来たっぽい!

えーっと防具を取り付けて。靴を履き替えて…あっ! ガンズトンファーあった!!

 

「ンナーッ!」

 

イアスに迫るエーテリアスをトンファーでぶん殴る。

 

「おまたせぇっ!」

「ンナッ!?」

 

これでも元エージェント志望だったんだぞー!

このぐらいのエーテリアスなら…問題ない!

トンファーで敵の攻撃を弾きながら一撃を入れ、時折銃撃で牽制してカウンターを決める。

 

「派手な技は好き!?」

 

トンファーを高速回転させながら相手を殴り銃を連射する。

なんちゃって終結スキルである。

 

 

WIPE OUT

 

 

……いま何か見えなかった?

まぁいいか。車の場所は分かったから早く治安官の人と合流しないと。

 

「ご無事ですか!」

「あ、よかったぁー!」

 

その後、何とか脱出できた。




何か文章書けなくなってきてビビった。

Q.武装してて何も言われないの?
A.武装許可証というものを所持しているので大丈夫です

・武装許可証
ホロウを通れる移動販売とかしている人が持てる許可証
何かこういうのありそうだなっていうあれ
みんな気にせず武装してるけど

次回はまた未定です
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