もしもOFAの4代目が衛宮士郎(転生者)だったら 作:寝心地
雄英高校、職員室
カタカタとキーボードを叩く音が響く。
「緑谷、お前の幼なじみありゃあまたチャート落とすぞこりゃあ」
相澤はスーツを着た緑谷に自身のスマホを見せる。そこには火災現場で野次馬に暴言を吐く爆豪の姿があった。
「アハハ、先生かっちゃんの言葉使い矯正しようと励んでましたよね」
「ついぞ駄目だった。轟と水あげられそうだなぁ、お前の方はどうだ?」
「皆成長してますよ。特に首席の子は…………」
「そっちじゃなくて、お前の個性の方だ」
相澤は呆れた様にそう言い緑谷は自身の手を見る。
死柄木との戦闘後隊員した緑谷は皆の前でその個性を使った。
「
するとOFAがあった時とは異なり若干の抵抗感があったが無事干将・莫耶が緑谷の手の中に現れる。
「オメェ歴代の個性無くなったんじゃねぇのか?」
「うん、でも入院中夢の中に衛宮さんが出てきたんだ、そしたら【無限の剣製】を僕にくれるって」
「そんな事出来んのか?」
「本人も賭けだったらしいけどもう自分には必要の無い物だからって、世の中の役に立てて欲しいって」
「………………………………そうか」
それから8年、緑谷は雄英高校の教員をしながら【剣製ヒーロー デク】として二足の草鞋で活動していた。
「それじゃあ僕は授業に行ってきます」
緑谷はそう言うと出席簿を持ち職員室を後にした。
とある日
「退けどけ!!邪魔だ!!」
軽トラに乗ったヴィラン達が大金を抱え街を爆走する。その後をパトカーが数台追い掛けるが一向に止まる気配が無い
「うわ、ヴィラン犯罪だ」
「今時珍しいな」
「ねぇ、怖いよ。早く離れよう」
「そうだな、ヒーローが何とかしてくれるでしょ」
その光景を市民は怖がりその場を離れていく。その道路を凄まじい速度で走るパトカーとは異なる車両が1台、その上にはスーツではなくヒーロースーツを着た緑谷がいた。
「かっちゃ…………じゃなかった、ダイナマイト!!もっと速度上げて!!」
「うっせぇぞデク!!テメェの方こそ振り落とされんなよ!!」
爆豪はアクセルを思っきり踏み込み更に加速する。風圧がかかる中緑谷は拳を握る。
詠唱が完了し世界が塗り替わると軽トラは心象世界に足を取られお縄についた。
緑谷出久はこれからも【正義の味方】であり続けるだろう。衛宮士郎と言う異物が残した異端な力を手に、仲間と共に多くの運命を救っていく。
彼の命が続く限り
その様な生き方を或いは人は【
かも知れない