もしもOFAの4代目が衛宮士郎(転生者)だったら   作:寝心地

7 / 7
取り敢えずこれで完結です。


第7話

雄英高校、職員室

 

カタカタとキーボードを叩く音が響く。

 

「緑谷、お前の幼なじみありゃあまたチャート落とすぞこりゃあ」

 

相澤はスーツを着た緑谷に自身のスマホを見せる。そこには火災現場で野次馬に暴言を吐く爆豪の姿があった。

 

「アハハ、先生かっちゃんの言葉使い矯正しようと励んでましたよね」

 

「ついぞ駄目だった。轟と水あげられそうだなぁ、お前の方はどうだ?」

 

「皆成長してますよ。特に首席の子は…………」

 

「そっちじゃなくて、お前の個性の方だ」

 

相澤は呆れた様にそう言い緑谷は自身の手を見る。

 

死柄木との戦闘後隊員した緑谷は皆の前でその個性を使った。

 

投影、開始(トレース・オン)

 

するとOFAがあった時とは異なり若干の抵抗感があったが無事干将・莫耶が緑谷の手の中に現れる。

 

「オメェ歴代の個性無くなったんじゃねぇのか?」

 

「うん、でも入院中夢の中に衛宮さんが出てきたんだ、そしたら【無限の剣製】を僕にくれるって」

 

「そんな事出来んのか?」

 

「本人も賭けだったらしいけどもう自分には必要の無い物だからって、世の中の役に立てて欲しいって」

 

「………………………………そうか」

 

それから8年、緑谷は雄英高校の教員をしながら【剣製ヒーロー デク】として二足の草鞋で活動していた。

 

「それじゃあ僕は授業に行ってきます」

 

緑谷はそう言うと出席簿を持ち職員室を後にした。

 

とある日

 

「退けどけ!!邪魔だ!!」

 

軽トラに乗ったヴィラン達が大金を抱え街を爆走する。その後をパトカーが数台追い掛けるが一向に止まる気配が無い

 

「うわ、ヴィラン犯罪だ」

 

「今時珍しいな」

 

「ねぇ、怖いよ。早く離れよう」

 

「そうだな、ヒーローが何とかしてくれるでしょ」

 

その光景を市民は怖がりその場を離れていく。その道路を凄まじい速度で走るパトカーとは異なる車両が1台、その上にはスーツではなくヒーロースーツを着た緑谷がいた。

 

「かっちゃ…………じゃなかった、ダイナマイト!!もっと速度上げて!!」

 

「うっせぇぞデク!!テメェの方こそ振り落とされんなよ!!」

 

爆豪はアクセルを思っきり踏み込み更に加速する。風圧がかかる中緑谷は拳を握る。

 

体は剣で出来ている

 

血潮は鉄で、心は硝子

 

幾たびの戦場を越えて不敗

 

たった一度の敗北もなく

 

たった一度の勝利もなし

 

担い手はここに独り

 

剣の丘で鉄を鍛つ

 

ならば、我が生涯に意味は不要ず

 

この体は

 

無限の剣で出来ていた

 

詠唱が完了し世界が塗り替わると軽トラは心象世界に足を取られお縄についた。

 

緑谷出久はこれからも【正義の味方】であり続けるだろう。衛宮士郎と言う異物が残した異端な力を手に、仲間と共に多くの運命を救っていく。

 

彼の命が続く限り

 

その様な生き方を或いは人は【英雄(ヒーロー)】と呼び何時か彼の存在が過去になった時人々は彼を【英霊】と呼ぶ

 

かも知れない

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

ゲの字、人の世に生を受ける(作者:ばぐひら/Baguhira)(原作:僕のヒーローアカデミア)

※尚、中身は謎の第三勢力好き転生者と人王ゲーティアが混ざり合った状態とする▼注意▲Fate/GrandOrder第一部【冠位時間神殿ソロモン】のネタバレを含みますのでご了承下さいませ▼追記▲1.5部シナリオのネタバレも含みます、予めご了承下さい


総合評価:854/評価:8.24/連載:10話/更新日時:2026年05月10日(日) 18:57 小説情報

My Hero Grand Order(作者:BLUE@)(原作:僕のヒーローアカデミア)

二度の聖杯探索で全てを無かった事になり、世界から消え去った無名の英雄。だがその記憶はどういう訳か別の世界の一人の少年に宿った。▼その少年はある日、夢の中で花の魔術師と出会い、全てを思い出して新たな力を授けられる。▼これは記憶を取り戻した英雄がかつての縁を武器に多くの人々を助け、この世に蔓延る闇を払う、新たな物語。▼追記▼また思い切って短編を連載に変えました。…


総合評価:1618/評価:7.66/連載:40話/更新日時:2026年07月12日(日) 18:50 小説情報

適応って強すぎんか?(作者:マーボーマコマコ)(原作:僕のヒーローアカデミア)

ヒロアカ世界に生まれ変わった男が手にした個性は『適応』だった!▼彼はこのチート個性でヒーローを目指す!


総合評価:270/評価:3.58/連載:10話/更新日時:2026年06月19日(金) 03:20 小説情報

呪力は呪力でも呪力かよ!?(作者:パンツ男)(原作:僕のヒーローアカデミア)

事故に遭い、死亡した少年はヒロアカの世界に転生する。▼転生特典は────呪力。▼術式や縛り、黒閃……強力な力でこの世界を生きていくと意気込むも、何かがおかしい……え!?▼呪力(じゅりょく)じゃなくて呪力(しゅりょく)なの!?▼


総合評価:687/評価:6.86/連載:25話/更新日時:2026年07月08日(水) 00:01 小説情報

最古の英雄王になりたくて!(作者:sk20100626)(原作:陰の実力者になりたくて!)

前世で「理想の最強キャラ」を演じることに命を懸けていた青年は、不慮の事故(という名の自業自得)で命を落とす。しかし、神から提示された異世界転生のチャンスに、彼は迷わず「人類最古の英雄王」の肉体と、過去・現在・未来のあらゆる財宝を収めた『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』を要求した。▼転生先は、魔力が支配する世界。そして、隣にいたのは「陰の実力者」に憧れる狂…


総合評価:692/評価:6.78/連載:17話/更新日時:2026年02月17日(火) 23:28 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>