Xeno Archive Ⅲ HALO&OUROBOROS/ ゼノアーカイブ 作:思想世界
どんどん書いていきます
因みに私はブルーアーカイブ、ゼノブレイド3に出てくるキャラは箱推しです。
みんな違って皆んな良いんだから...
と言う訳で本編どうぞ
『う〜〜〜〜〜〜〜ん………………』
デバイスの中にいる小柄な青い髪の少女は、腕を組み頭を悩ませていた。
そんな少女に気付いた者が声をかける。
“アロナ?どうしたの?”
彼は連邦捜査部シャーレの先生。彼が勤める学園都市・キヴォトスで数々の事件を解決して来た大人だ。
その功績から、このキヴォトスを生きる数多くの生徒に慕われる存在となった。
『あ、先生!実は今少し重要な問題に直面しているんです…』
“珍しいね、アロナが自分からそんなこと言うなんて。それで、何があったの?”
『シッテムの箱に謎の負荷が掛かってるんです…情報処理に追われてて、今何が原因か解析している最中なんです。』
少女は「重要な問題」について、分かる範囲で問題点を伝えた。
“そういえばプラナの姿が見当たらないね?”
『私は此処です。先生。』
デバイス内の教室の奥から、黒い服の長髪の少女が歩み寄って来た。
『プラナちゃん!解析の方は上手くいっていますか?』
『否定。このエラーの正体を解析するのは非常に困難だと判断します。
恐らくこのエラーは、キヴォトスの外から招かれた何かだと思います。』
“それって、色彩みたいな?”
『断定は出来ません。しかし、キヴォトス内部で発生したものでないのは確かです。』
デバイスの中の少女二人と一人の大人は頭を悩ませる。
“...連邦生徒会に報告した方が良いかな...?”
『あの赤い空の日みたいな前触れかもしれませんし、そうした方が賢明だと思います..』
“だけどその前に...
この積もりに積もった仕事を片付けてからかな...”
机の上に遠くから見ればビル群にでも見えそうな程の多くの書類が重なって置かれていた。
“アロナ、私って一応昨日寝たよね?”
『はい!間違い無いかと!』
“...なんかいつもと比較しても遥かに多いよね?”
『そんなことはありません。唯、修正が必要な書類が送り返されてきた模様です。』
“...悩んでても仕方ないし、さっさとやってしまおうか。”
ビル群、と言うのは冗談だが、置かれている書類がかなり多いことは事実だ。
“リンちゃんに指摘されてから気をつけてたつもりだったんだけどね...”
置かれている書類を運ぼうとするが、まとめて運ぼうとした故に、バランスを崩してしまう。
“おっと.........................!?”
『!先生!危ないです!!』
“..!大事な書類が!!”
咄嗟に姿勢を低くし、ひらひらと舞い降りる書類を手に取ろうとする。
その時だった。
(あれ......なん......だ..........?)
突如、辺りは『静止』してしまった。
比喩表現では無く、文字通り静止した。その場には意識だけが残された。
(アロナ....プラナ...........?)
呼びかけようとしたが声が出ない。助けを求められない。
先生はこの状況を乗り切るにはどうすれば良いか必死に考えを巡らせる。
しかし、この状況ではどんな思考も意味をなさない。
(動けッ........動いてくれっ!!
ここで動かなきゃ.......私の役目は........)
その時、机に置いていたデバイス、シッテムの箱の画面から、先程まではなかった光が差していることに気づく。
(アロナ.....プラナ.....頼む.............)
静止した世界の中で考えを巡らせながら、少女達の無事を祈る。
体感で二分くらいだろうか。急に視界が真っ暗になったと思えば、気がつけば書類と共にその場に転んでいた。
“う.....いてて.......ッ!アロナ!プラナ!大丈夫!?”
咄嗟に起き上がりデバイスを覗く。
『先生、事態は思ったより深刻な模様です.....』
黒い少女はすぐに先生に答える。何やら疲弊している様だった。
『シッテムの箱、そしてこのキヴォトスに....何かが混合しました。』
“それって....大丈夫なの!?”
『シッテムの箱は......私とアロナ先輩が追い返し守りました。アロナ先輩はその影響で意識を失っています。』
“キヴォトスに......混合したって言うのは?”
『詳細は不明。ただ非常に大きなエネルギー反応を確認しました。』
“一体何が起こってるんだ........?”
先生達はまだ知らない。交わって世界との影響によって、これから更なる混乱が待ち侘びていることを。
投稿遅れまして申し訳ないです
やっぱりシナリオ考えるのって本当に難しいですよね..
是非次回もお楽しみに。
感想お待ちしております