前回のあらすじ
翔哉と小浪が激突!
俺はジカンギレードをぶん回して罪狩に襲い掛かる。
罪狩もライドブッカーで的確に捌きながら鋭い突きを放ってくる。
翔哉「よし…全然対応できるな…!」
小浪(なんだ…?さっきから無理な体勢でも攻撃を防がれるときがある…しかも立て直しが早い…)
俺は少しずつ奴の動きを学習していき確実に対応する。
翔哉「あらよっとォ!」
小浪「んな⁉」
段々とジカンギレードで罪狩を切り裂いていく
罪狩は急激に俺が対応してきたことに驚いてる様子だった。
翔哉「これでも喰らっとけ!」
ドカッ!
小浪「ガァ!」
俺は罪狩の腹に蹴りを突き出す。
俺の蹴りが突き刺さった罪狩は吹っ飛んで地面を転がる。
小浪「だったらこれはどうだ!」
ATTACK RIDE
CLOCK UP!
急に罪狩が物凄いスピードで動き出した。
それだけじゃない。俺の動きも極端に遅くなってる気がする。
翔哉「これは…クロックアップ⁉」
嘘だろ…奴さんカメンライドしてねぇんだぜ?
カメンライドせずとも他ライダーの力を使えるのかよ…
俺は一切の抵抗もできず罪狩の攻撃を全て喰らってしまう。
ズバァァァン!
翔哉「グァァァァァァァ!」
俺はぐでんぐでんになって地面を転がる。
だがすぐに立ち上がり仮面ライダーカブトのライドウォッチを装填する。
アーマータイム!
Change Beetle.
カブト!
俺はカブトアーマーにフォームチェンジした。
これで奴のカメンライド無しクロックアップにも対応できる。
翔哉「これで対等だな。」
小浪「対等?笑わせる。」
俺と罪狩はものすごいスピードで打撃の応酬をする。
そのスピードの速さは、まるで自分たちだけ別の世界で戦ってるようだった。
そして俺の右ストレートが罪狩の顔面に直撃する。
翔哉「オラァ‼」
小浪「ガァ!」
罪狩は殴られると先ほどの俺と同じように地面を転がる。
小浪「先ほどから…所々動きを完封されることがある…なぜだ?未来予知によるものならできたとしてもジオウⅡのはずだ。」
翔哉「あぁ、それ聞いちゃう?でもねぇ…言っても納得しないと思うよ?」
小浪「構わない。言ってみろ。」
翔哉「知ってると思うけど俺は転生して人類の到達点としての体を手に入れた。つまりテラフォーマーズのジョセフ・G・ニュートンと同じこと…またはそれ以上のことができるようになったんだよ。」
小浪「どういうことだ…?」
翔哉「お前の動きを所々完封できたのはお前の動きを少しずつ覚えたから。「俺はやりたい動き」と「できる動き」の間に一切の乖離がない。だから一度覚えれば対応するのも容易いってわけ。」
小浪「ずいぶん正直にしゃべってくれるんだな。」
翔哉「これに関してはバレたところで俺の記憶を消すとかしない限りどうしようもないだろ?」
小浪「…」(天火降臨を使うか…?いや、あくまで目的は見定め。永遠に魂に残る障害を刻みつけてどうする!)
翔哉(今のところ互角っぽいが、何食わぬ顔で人を試すようなマネする奴だ…初見殺しみたいな理不尽技持っててもおかしくないか…?)
俺は未だ分かってない罪狩の力を警戒する。
遠くから見た時、手の甲に令呪らしきものが刻まれてるのを見た。
つまりサーヴァントがいてもおかしくないのだ。
翔哉「どうするか…」
俺は考える。
いっそのことジオウⅡに変身するか?
そうすれば未来予知で動きを先読みして罪狩の攻撃全てを完封することができる。
翔哉「もういいや。使ったろ。」
俺はジクウドライバーにジオウライドウォッチⅡを装填する。
ジオウⅡ!
ジオウ!
ライダータイム!
仮面ライダー!ライダー!
ジオウ・ジオウ・ジオウ!Ⅱ!
俺はジオウⅡにフォームチェンジした。
翔哉「今からお前の心をぶっ壊す。」
小浪「やれるものなら…やってみろ!」
罪狩はライドブッカーで惨劇を放ってくるが、俺は何の躊躇もなく受け止め、返しに拳をぶち込む。
翔哉「オラ。」
小浪「グァッ!」
罪狩は少し後退すると、ライドブッカーをしまい、2枚のカードを取り出した。
翔哉「今度は何を見せてくれるんだ?」
小浪「これでも喰らってろ。」
ATTACK RIDE
GIGANT!
ATTACK RIDE
SIDEBUSHER!
罪狩はMOVIE大戦で激状態ディケイドが仮面ライダーJを倒した時みたいにG4の使う対艦ミサイル「ギガント」と仮面ライダーカイザの搭乗するバイク「サイドバッシャー」を呼び出した。
翔哉「おうおうこれまた重火器を…集めちゃって…」
罪狩はギガントとサイドバッシャーに搭載されているミサイルを一斉に放ってきた。
俺は飛んでくるミサイルに向かって右手を突き出す。
すると飛んできたミサイルは一斉に止まった。
罪狩「なっ⁉」
ジオウⅡにそんな能力あった?と疑問に思ったそこのあなた!
あなたには仮面ライダージオウの小説版を読むことを強く勧める。
ジオウⅡは局所的な時間停止も行えるのだ。
翔哉「んじゃホイ。」
俺は顔面から「ライダー」の文字を出して空中停止したミサイルを破壊する。
そのままライダーの文字はサイキョーギレードとなって俺の手に握られた。
翔哉「こっからどんどんギア上げてくぜ!」
俺はジカンギレードとの二刀流で罪狩を切り裂く。
小浪(クッ!ジオウⅡになってから急に強さが上がった⁉)
翔哉「さて…そろそろ決着をつけるか。」
俺はサイキョーギレードの文字をライダーからジオウサイキョウに変更し、ジカンギレードと組み合わせてサイキョ―ジカンギレードにする。
その間、罪狩はダークディケイドライバーに似たカラーリングのディエンドライバーを取り出した。
KAMEN RIDE
RYUGA!
KAMEN RIDE
DARKKIVA!
罪狩はライダー召喚で仮面ライダーリュウガと仮面ライダーダークキバを召喚した。
俺はそれを見ても特に動じることなくエネルギーによってとんでもない大きさになったサイキョ―ジカンギレードを構える。
キングギリギリスラッシュ!
ズドォォォォン!
俺はキングギリギリスラッシュを放つ。
サイキョ―ジカンギレードの刃が地面に叩きつけられると黒煙がたちこめる。
そして黒煙が晴れるとリュウガとダークキバは消滅していた。
だが肝心の罪狩は変身解除されていなかった。
翔哉「そろそろウゼェよ?」
小浪「…弔井翔哉、お前はこれほどの力をもってして何を成すつもりだ?」
翔哉「あ?これといった目標とかは特に決めてないな…精々迷惑かけない程度には好き放題してたいってだけだし。」
小浪「…迷惑は大分かけてるんじゃないか?」
翔哉「欲望のままに人殺したり女攫ったりするほど落ちぶれてねぇよ。」
小浪「レズウェルをストーキングしていたようだが?」
翔哉「ストーキングしてたのは認めるけどお前みたいな上から目線ジャッジメント野郎にどうこう言われたくない。」
小浪「上から目線ジャッジメント野郎⁉」
翔哉「神が直接手を下すなら分かるが転生者に任せるもんかねぇ?相手からしたら「お前に何の権利があるんだよ!」って話だよ。」
俺は踵を返してその場を去ろうとしたが、思い出したように罪狩の方を振り向く。
翔哉「俺ならいつでも相手してやるが、レズウェルちゃんに手ェ出したら本気で潰すからな?」
俺はそれだけ言って去って行った。
小浪「弔井翔哉か…根っからの悪ではなさそうなんだが…どうしたものか…」
天照大御神以外の神は、俺の扱いに結構困ってたらしい。