一人の女魔族が戦場跡となったベルナの森に佇み、そこにある7人の屍を眺めていた・・・。
女魔族はその屍の中の黒焦げになった女の魔物の元へ寄った・・・
「悪かったわね。身代わりになってくれて・・・」
女魔族は屍の背中に刺さったナイフを抜いた。
「ダイの仕業かしら?魔法剣のようね。やはり危険な奴だわ。」
女魔族は緑の髪をかき分けほくそ笑む
「妖魔将軍メネロは2人いたのよ。ベルナの森の戦いで影武者を使って正解だったわ」
どうやらメネロというその女は横たわる屍と同じレオタードにマント姿の肌の青白い女魔族であった。
「ガルヴァス様もやられてしまったのね・・・!」
ダイ達に復讐する為には今のままでは自身の力も人員も足りていない事は彼女には十分理解していた・・
「クソッ!」
メネロがナイフを投げるとそこにはドクロの顔をした僧侶のような服装が男が仰向けに倒れていた。
「不死将軍デスカールまでも倒されてしまうなんて・・・」
6大将軍最強のデスカールすらもボロボロの状態の屍と化していたが胸のガルヴァスより授けられた宝玉が微かに光っていた・・・。
「デスカール、あなたの力分けて頂戴・・・」
するとその言葉に呼応するかのようにデスカールの宝玉の光がメネロの腹部の宝玉に乗り移った・・!
「ち、力がみなぎるような感じがするわ・・!」
するとメネロは何者かの気配を感じ取った。そこには現地調査と思われるパプニカ兵の小隊が5人ほどいた
「ちょうどいいわ。新しい力の実験台にしてあげるわ!」
パプニカ兵の一人がメネロの気配に気づいた
「そこに誰かいるのか!?」
するとメネロはパプニカ兵達の目の前の岩の上に見下すように佇んでいた
「お前は!?6大将軍の、まだ生きていたのか!?やってしまえ!」
パプニカ兵達は剣を構えた!
「やってしまえですって?冗談にしては笑えないわね!」
メネロは残酷な笑みを浮かべ両手を広げた
「瘴気結界魔術!」
瘴気の毒がパプニカ兵達の体力と視界を奪う・・・!
「まだよ!闘魔傀儡掌!」
メネロの左手から放たれる無数の糸がパプニカ兵の動きを封じる!!
「とどめだ!!」
メネロの右手に装着されたいばらの鞭がパプニカ兵の鎧を砕き、そのまま奈落へと落ちていった・・・!
「残り4人まとめてかかってきな!!」
パプニカ兵達は猪突猛進にメネロに襲い掛かる!
「バギマ!!!」
メネロの体から放たれた真空呪文がパプニカ兵達を引き裂く・・・!
「もう終わりかしら?」
すると1人だけまだ息がありメネロに命乞いをした
「頼む、命だけは・・・」
メネロはパプニカ兵の元へ歩み寄った
「いいわ」
不安そうなパプニカ兵に対しメネロが手を差し伸べる
「暗黒闘気奪魂魔術!!!」
なんとメネロはパプニカ兵の魂を奪い取った!
「うわあああ!!!!」
パプニカ兵は目を見開いたまま倒れ動かなくなった
「私の中で生きなさい」
メネロはデスカールの戦いを近くで見ていた事もあってか彼の力を使いこなすには時間が掛からないようだ。メネロは倒れたパプニカ兵を眺めながら思いを馳せた
「デスカールは若い女の魂がいいって言ってたわ。マァムとかいう小娘の魂を頂いてさらなるパワーアップを!そしたら6大団長の誰かに取り入るのが賢明かしら?」
メネロはルーラの光に包まれベルナの森は誰もいなくなった・・・
暗黒闘気の力を得たメネロが武闘家の修行を始めたばかりのマァムを狙おうとしていた・・・・
メネロはDBのセルのように倒した相手の魂を奪いパワーアップする恐ろしい存在に・・・