3話
覚醒したようだ。それにしても、このペルソナは普通のとは性能が桁違いだ。そうしていると、鴨志田の周りの兵たちが溶け出して、変化していった。
チュートリアル通り、ジャックランタン2体だ。
「調子に乗るな!!」
「行くぞ!」
「ああ!」
戦闘は、すぐ終わった。
「な···」
鴨志田がポカーンってしているうちに、坂本が、鴨志田を蹴り飛ばし
「逃げるぞ」
「おう」
鍵を閉めて、閉じ込めた。鴨志田を今すぐ殺せるけれど、まだその時じゃない。1年も待ったんだから······
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「何だったんだその力?」
坂本が俺らに聞いてくる。
「そんなことより逃げよう。」
「おう」
しかし、ここはジメジメしていて、悲鳴とかも聞こえる。
人間の悲鳴じゃないと知っていても、いいものではないな。
「行き止まりかよ」
坂本がそういうと、奥から声が聞こえてきて
「おい、そこのお前ら」
「ここから出してくれ」
と言ってきた、モルガナだ。初めて見て、少しだけびっくりした。 知識として知っていたけれど、実物はやっぱり違うな。
そうしていると
「なんだこれ···?」
「猫?」
そう言っている二人に対して
「ワガハイ猫じゃねーよ!」
「次に言ったら許さん!!」
と騒いでいると、奥から兵士がやってくる音がする。
「くそ、どうすれば外に出られるんだ!」
「おい、そこのお前」
「なんだ!」
「外に出る方法を知っている。出してくれれば案内するぞ!」
「捕まって処刑は、嫌だろ」
「本当か?」
「ワガハイに嘘はない」
どうすると俺と雨宮に聞いてくる坂本。俺としてはこのまま案内してもらうのでいいと思うが、二人は、疑っている感じた。
しょうがないから、俺から口添えしてやるか!
「俺はいいと思うぞ」
と雨宮は
「裏切ったら、ゆるさないぞ」
「わかった。取引成立だな。ワガハイに任せろ!!」
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「おい、猫何処にいけばいいんだ?」
と坂本が言って、モルガナがキレていた。
「ワガハイは猫じゃねーモルガナだ!!」
「どうでもいいから、でどうする?」
「さっさとワガハイについて来い。」
そして逃げていき、敵が現れる。
「侵入者発見。ただちに処刑する。」
と言って坂本は、ビビっていてモルガナに下がっているといわれ、バトルが始まり、すぐに終わった。そしたら、雨宮のペルソナの変身がとけてたけど、俺のペルソナは特に問題なかった。
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少したって、モルガナから雨宮と俺に回復アイテムを渡し、説明を受けた。
「そこのくせ毛はペルソナが不安定だがもう一人のお前は、安定しているな。初めてなのにすごいな。」
そういうと、坂本が
「なんなんだよその力は?」
「これはペルソナ。ペルソナとは、もう一人の自分のことだ。」
と説明された。そうしていると
「おい、お前らさっさと行くぞ」
と言って通気口まで行った。
「ここから出られるぞ。」
「ありがとな」
「今度は捕まるなよ」
と言って出ていった。そして俺が出るとき、「コイツラは使えるな」と言っていた。まぁなんとかなって良かった。
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現実世界に帰還しました。というスマホからの音声を聴いて、帰ってきたんだと思った。
「何だったんだ」
「急がないとやばいぞ、もう昼ぐらいだそ。」
「ヤバ、行こうぜ雨宮」
と言って学校に向かった。当然先生には注意され、なんで神木くんまで一緒に遅刻してるのと言われた。そして、鴨志田からもグチグチ言われ、坂本がキレていた。
先生が、雨宮に嘘でもいいから真面目なことを言いなさいと言われていた。そして、雨宮が無難に挨拶をし、いろいろ騒がれた。
放課後、坂本から俺たちに声をかけて
「今日のこと話し合わないか?」
「今日のあれ、夢だよな···」
「まぁ、助けてくれてありがとう」
「今度話しかけたら、シカトすんなよ」
と言って帰っていった。そして雨宮に、じゃあ俺もまだ明日と言い帰る。まぁこのあと、帰ってベルベットルームのイベントがあるんだろうなと思い、あと特に疲労とかもなくペルソナ覚醒できて良かったなと思った。
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4月12日
学校に向かうと、先輩という声が聞こえみると、芳澤姉妹だった。あの時のお礼を言って、雑談をしながら登校した。
やっぱり芳澤姉妹両方美少女だなと思う。俺は、どこぞの鈍感主人公じゃないので、2人が俺に好意を持っていることは、わかった。だけど、今は鴨志田をなんとかし、鈴井を救わなくてはと思った。
放課後、坂本に話しかけられ、雨宮と一緒に昨日の場所を探しに行くことになった。正直めんどくさく、スマホのことを教えようと思い、言ってまたパレスにはいった。
ここで話しとくが、俺のペルソナはチート過ぎた。まず、全状態異常が無効で、物理、銃撃、全属性の魔法が無効であり、万能属性すらも、半減する。チートです。そしてアルジュナオルタとしての力を使わなくても、能力値が圧倒的だろうとわかる。自分では、ゲームの時のように数値はわからないけど、いずれ仲間になる双葉ちゃんがわかるだろう。
スキルもやばい。攻撃、防御、回復、補助、状態異常など最高峰のスキルが使える。
特にヤバいのが、ペルソナがアルジュナというだけあって、宝具の「マハープララヤ」が使える。とてもヤバそうだ。もしも、世界を断罪する威力のままなら、物語どころか世界の終わりだ。
だから、よっぽどじゃない限り、使わないようにしよう。
まあ、使わなくても他も十分チートだし、問題ないだろ。
そして、坂本が覚醒した。俺は、本気を出さず原作通り進めた。坂本の覚醒の話が短いって、そりゃーそうだよ。なんで自分以外の男の覚醒のことを長々と話さないといけない。というわけだ。
次の日、俺は一人でパレスに向かおうとした。
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芳澤すみれ視点
先輩が路地裏に入っていった。
かすみが追いかけてみようと言い、先輩についていった。
「何をしているんだろう」と、言って先輩がスマホを取り出し何かをすると······