デュエル・マスターズDD 〜Dream creatures & Dragon girls〜 作:特撮恐竜
ツルギとアーシュは遂に見せたボルシャック・カイザーの強化態であるボルシャック・ハイパードラゴンの姿に圧倒されていた。
「こ、これがバクテラスを超えるボルシャックの究極の姿・・・。」
「な、なんて迫力なんでしょう・・・。」
「背中に付いてるのは荷電粒子砲か⁉︎」
『いつの間にこんなパワーアップしやがったんだよ・・・。』
リュウゴが出した新たな切札である終炎の竜皇 ボルシャック・ハイパードラゴンがバトルゾーンに出るとアゲブロムはボルシャック・ハイパードラゴンのカードを見て鼻で笑った。
『はん、何だその姿は・・・そんなゴツい鎧を着て動けるとでも思っているのか⁉︎ドバドバァ‼︎』
「分かっていないな。これは力を抑えるための鎧だ。この鎧が解放された時、ボルシャックはバクテラスをも超えた究極の力を見せるのだ!」
『月軍の悪魔よ、貴様らに教えてくれる!我が究極奥義をな‼︎リュウゴ‼︎』
「ああ、アシスター・コッピとホーリーグレイスをタップし、ボルシャック・ハイパードラゴンのハイパーモードを解放だ‼︎」
リュウゴが2枚のクリーチャーのカードをタップすると、背中に砲台を備えた鳥と両腕に刀を持つ二刀流の鎧を纏った光のドラゴンから粒子が溢れ出す。そしてその粒子がボルシャック・ハイパードラゴンに降り注ぐ。その時、鎧を繋ぐ接合部分から光が溢れ出した。
「ハイパーモードの解放にクリーチャー2体を⁉︎ツルギ君、これって確か・・・。」
「ああ、アボルのジャシン帝と同じだ。その姿のボルシャックもOVERハイパー化の能力を持ってるのか⁉︎」
ツルギとアーシュがアボルが見せた邪魂の王道 ジャシン帝の事を思い出す中、ボルシャック・ハイパードラゴンの体を包む鎧が弾け飛ぶ。そしてボルシャック・カイザーの強化態がその真の姿を見せた。
「あれがボルシャックがハイパーモードを解放した真の姿・・・。」
「何か痩せ細っているように見えますけど・・・。」
『でも、確かに凄え力を感じるぜ。』
『おのれぇ・・・‼︎』
「ボルシャック・ハイパードラゴンでW・ブレイク‼︎更にボルシャック・ハイパードラゴンの攻撃時能力で山札の上から一枚目を捲り、それがコスト5以下のクリーチャーならバトルゾーンに出せる‼︎その能力で行け、ボルシャック・アークゼオス‼︎登場時能力でアーマードメクレイド5を行い、『コッコ・
ボルシャック・ハイパードラゴンが鋭い爪を備えた頭と一体化した尻尾に炎を溜めてアゲブロムのシールドに突撃すると同時にボルシャック・アークゼオスが大地に降り立つ。そしてアークゼオス似のドラゴンの能力で新たに武装したコッコ・ルピアが姿を見せた。
「ファイアー・バードが出た事でボルシャック・アークゼオスの登場時能力を発動させる!ブレイズ・クローとバトルだ‼︎」
『怒おおおっ⁉︎』
ボルシャック・アークゼオスの炎がブレイズ・クローを焼き尽くすと同時にボルシャック・ハイパードラゴンが炎を纏った爪を備えた尻尾の先端でシールドを薙ぎ払う。シアゲブロムはシールドだったカードを手札に加えるとすぐさま使用した。
『S・トリガー『閃光の守護者ホーリー』‼︎テメエのクリーチャーを全てタップだ‼︎』
「そんな・・・ここに来てクリーチャー全タップ能力持ちが来るなんて・・・。」
「嘘だろ、最悪にも程があんだろ。」
未だにシールドが2枚残っている中、オールタップ系の能力持ちのS・トリガーが来て、リュウゴのクリーチャーの動きが全て止められた事にツルギとアーシュは絶望する。しかし、当のリュウゴ本人は少しも狼狽えていない。それどころか余裕そうな表情で笑みを浮かべていた。
「リュウゴ?」
「ボルシィ先輩?」
「愚かな事をしたな。」
『ああん⁉︎』
「ボルシャック・ハイパードラゴンのハイパー化した時の能力発動!攻撃の後に自分のクリーチャーが5体以上タップされていれば自分のクリーチャーを全てアンタップ出来る‼︎」
「自分のクリーチャー全てをアンタップだと⁉︎」
「それじゃまた先輩のボルシャック達は攻撃出来るって事ですか⁉︎」
「その通りだ。再び行くがいい、我がアーマード軍団よ!まずはアシスター・コッピでシールドを攻撃‼︎」
ボルシャック・ハイパードラゴンの効果で再び動けるようになったリュウゴのクリーチャー達は光の束縛を振り切る。そしてリュウゴがアシスター・コッピのカードをタップした事で背中に砲台を持つ鳥がシールドに向けて砲弾を放つ。
『ホーリーでブロックだ‼︎』
ホーリーがシールドの前に立ちはだかるも攻撃時にパワーが上がるアシスター・コッピの砲弾に耐えられず、すぐに撃ち落とされて地面に激突し大爆発する。ブロッカーを失い、無防備になったアゲブロムのシールドに今度はボルシャック・アークゼオスが向かう。
「続いてボルシャック・アークゼオスでシールドを攻撃だ‼︎」
「このターンで⁉︎ボルシャック・アークゼオスはスピードアタッカーを持たない筈ですが・・・。」
『流星アーシュよ。確かにその通りだ。しかし、我が能力があればコスト5以下のクリーチャーにスピードアタッカーを与えられるのだ。』
「行け、ボルシャック・アークゼオス‼︎」
『怒おおおお⁉︎』
ハイパードラゴンの効果で登場したボルシャック・アークゼオスがシールドを炎で粉砕する。アゲブロムの手にシールドだったカードが行き渡るとその内1枚が光り出す。
『S・トリガー『ナチュラル・トラップ』でコッコ・格・ルピアをマナ送りだ‼︎』
「その程度で、我が軍を止められると思うか?我がアーマード軍団はまだ殆どが攻撃可能だぞ。」
『畜生‼︎何故だ⁉︎何故この俺様が‼︎夜の四天王の1人である俺様がクリーチャーと手を組んだとはいえ弱い人間如きに何故負けやがる⁉︎許せねえぜ、ドバドバァ‼︎』
「自分で考える事だな。最も怒りしか出す事が出来ん沸騰したような頭で考えられたらの話だがな。ボルシャック・ハイパードラゴンでダイレクトアタックだ‼︎』
『これで終わりだ!半年前の借りを返してくれる‼︎』
ボルシャック・ハイパードラゴンが両手に炎を集めて、アゲブロムに突撃する。アゲブロムも炎を右手に纏い、ボルシャックを迎え撃つ。互いにお互いの炎を纏った拳が激突するかと思われたが、ボルシャック・ハイパードラゴンの拳が先にアゲブロムの顔に命中した。アゲブロムは拳を受け、地面に倒れる。その瞬間、真のデュエルの為のフィールドが解除された。リュウゴの勝ちが決まったのだ。
「か、勝った・・・リュウゴが勝った!」
「ボルシィ先輩凄いです‼︎あんな強そうなクリーチャーに臆せずに立ち向かってしかも勝つなんて。」
「当然だ。私に掛かればなんて事はない。」
「凄え自信満々な台詞・・・。」
『ドバドバァ・・・。』
ツルギが自信溢れるリュウゴの言葉に苦笑する中、アゲブロムがふらつきながら立ち上がる。ダイレクトアタックを受けても尚、立ち上がるその姿にツルギ達は驚きを隠せない。
「なっ、アゲブロムテメエ‼︎」
「生きていたのか⁉︎」
「おのれ、しぶとい奴め‼︎」
『ドバ・・・ドバァ!テメエらよくもやってくれたなぁ‼︎この屈辱は必ず返してやるぜ‼︎覚えてやがれアドレナリイイイイイイイン‼︎』
警戒するツルギ達の前でアゲブロムの姿が炎に包まれる。炎が治まるとアゲブロムは完全に姿を消していた。その姿を追おうと人間態となったボルシャック・カイザーは走ろうとするも、急に胸を押さえて苦しみ出す。思わずツルギとアーシュだけでなくマスコット形態に戻ったドギラゴンもボルシャックに駆け寄った。
「おのれ‼︎すぐに・・・ぐうっ⁉︎」
『お、おい‼︎』
「ボルシャック⁉︎」
「どうしたんですか⁉︎」
「しっかりしろ、大丈夫か⁉︎」
リュウゴが駆け寄り、崩れ落ちる人間に化けた相棒に肩を貸す。ツルギは思わず今の状況について疑問をぶつけずにはいられなかった。
「おい、何がどうなってる⁉︎」
「簡単な話だ。あの姿は我が相棒に負担が強い。お前もバクテラスの力の負担は知っているだろう?」
「まあ・・・背景ストーリーでもそうだったからな。」
「ハイパードラゴンの力はそれを上回る。だからボルシャックの体に凄まじい負担を与えているんだ。少なくとも明後日までは戦えんだろう。」
「そんな・・・。」
「マジかよ・・・。」
リュウゴの説明を聞いてツルギとアーシュは心配そうな顔になる。そんな2人の顔を見たボルシャックとリュウゴは2人を安心させる為に口を開く。
「案ずるな。私は誇り高き龍ボルシャック。この程度など、すぐに良くなる。」
「そうだ。それに以前に比べればこれでも良くなった方だぞ。以前ハイパードラゴンのカードを使った時には、目を覚ますのに3日、完全に回復するのに1週間ほど掛かったからな。」
「尚更安心出来ませんって‼︎」
アーシュはリュウゴの説明を聞いて尚更不安になる。ツルギも更に不安になる中、リュウゴは先程使用人から聞いた情報を話す。
「ツルギ、悪い知らせだけじゃないぞ。遂にアルカディアスとその使い手が見つかった。」
『アルカディアスの⁉︎』
「本当か、何処の誰なんだ⁉︎」
「お前もよく知っている顔だ。」
「こちらがアルカディアスの使い手でございます。」
ツルギはルポワからアルカディアスの使い手について纏められた資料を受け取る。その資料を読み進め、顔写真と名前を見た瞬間、ツルギは思わず笑みを浮かべた。
「マジか・・・。」
「ツルギ君、この人知り合いなんですか?」
「俺とリュウゴが参加したデュエル・マスターズ バトルアリーナJr.グランプリに出場した奴だよ。そんでもって俺ら同様に決勝トーナメントまで勝ち残った8人の1人だ。」
「彼女ならきっと私達と共に戦ってくれる仲間になる筈だ。何せあの時決勝トーナメントに参加した8人は全員デュエマを通して心を通わせた友なのだからな。それとアーシュ君、彼女は私達と同じくクリーチャーに認められたデュエリストだ。君達ドラゴン娘の事を話しても構わないか?」
「え、ええっと・・・明日皆の意見を聞くまで待って貰えますか?私1人だけじゃ決め辛いです。」
「分かった。明日、待ってるよ。」
「んじゃ、リュウゴ俺らそろそろ帰るから。」
「先輩、また明日よろしくお願いします!」
ツルギとアーシュはリュウゴと別れて帰路に着く。ルポワが車の操縦席に乗り、帰宅の準備をする中でリュウゴは物陰に隠れている気配に気付き、声を掛ける。
「そこで見てないで出て来たらどうだ。君の事は分かっているぞ。」
物陰から現れたのは∞だった。実は彼女、先程からこの場所におり全ての始終を見ていたのだ。
「君は・・・確かバトルアリーナJr.グランプリで予選の最後に対戦した・・・帝王坂∞君だったかな?」
『私の事覚えてたの?』
「当然だ。予選で唯一私のシールドをブレイクしたのは君だけだからな。ツルギから君達アオハル組の事は聞いているよ。君達もドラゴン娘とはね。」
『・・・こっちこそ、まさか貴方まで本物のクリーチャーを連れていたとは思わなかった。それも本物のボルシャックを。益々プリンスカイザ染みてきたね。』
「私は本人よりは穏和さ。それより、君は何の目的でここにいるのかな?」
『私には私の事情がある。出来れば踏み込まないで。』
「そうか・・・なら今は聞かないでおくよ。でも、いつかは話して貰うよ。例えば・・・君達にドラゴンの力を与えた存在の正体とかね。」
『・・・ボルシィ先輩、今度は負けない。一昨年の冬休みのリベンジ、絶対に果たすから。』
「・・・そうか。君の挑戦、楽しみにしているよ。」
リュウゴは車に乗り込み、その場から立ち去る。∞もリュウゴの乗った車が去るとその場から離れていった。
その翌日、放課後になるとツルギ達は生徒会室に向かう。すずが張り切る中、ゼオスがメンバーを見渡して、メガの存在に言及する。
「ようやく放課後だ。今日こそ新入生交流会に向けたアクションをだな・・・。」
「メガちゃんは帰っちゃったのカシラ?教室にはいなかったケド・・・。」
「まあ、メガは色々大変だから仕方ねえ・・・って。」
ツルギ達が生徒会室に着くと既にメガが席に座っていた。彼女は机に広げた画用紙に何かの絵を描いていた。
「あ!おつ〜!」
「先に来てたノネ!」
「これは?」
「新入生交流会をやるなら、学校のみんなに説明しなきゃじゃん?そん時に、イラストがあった方がいいかなって。」
「メガちゃん・・・。」
メガの台詞に涙ぐむアーシュだが、思わぬ横槍が入る。それはアオハル組のドーラと∞だった。彼女達は廊下の窓からメガの絵を覗いている。
「随分と稚拙な絵じゃな。」
「伍代ドーラと帝王坂∞!さてはこの前の勝負に負けた腹いせで冷やかしに来たか?」
「そんな訳なかろう。儂らは部活の準備で忙しいのじゃ。暇なうぬらと違ってな。行くぞ、∞。」
「暇だと〜!いちいち癪に触る奴らめ〜!」
「マジで感じ悪ぃ・・・あんなのと仲良く出来る気がしねえよ・・・アボル。」
すずが怒りを見せる一方でツルギは以前のアボルとの会話を思い出しながら頭を抱えていた。その時、ギャイが生徒会室に入ってくる。
「みんな!シゲちゃんに新入生交流会やりたいって言ったら、今から話聞いてくれるって!」
「ギャイちゃん凄いじゃない!」
「新入生交流会を実現させるためにも、この機は逃せん!行くぞキサマら!」
「おー!」
ギャイの報告で先生からの許可が入り、生徒会室にいた全員が張り切る。その時、メガのスマホに電話が鳴る。相手を確認すると妹のココだった。メガは妹からの電話に出る。
「ココ?」
『お姉ちゃん!ママがいなくなっちゃった!』
「ええ⁉︎」
『家の周りを探しても何処にもいなくて・・・。』
メガは思わぬ緊急事態に戸惑う。自分にとって大事な生徒会と家族、どっちを優先するかで悩んでいるのだ。そんなメガの様子にアーシュが気付く。
「どうかしたんですか?」
「あ、いや・・・。」
「もしかしてお母さんの事か?だったら早く行ってやれ‼︎」
「でも・・・。」
ツルギにまで見透かされるが、メガはまだ迷いを見せる。その時、ギャイがわざとらしく口を開いた。
「あ〜、小腹空いたな〜。せや!3人ともお菓子買ってきてくれへん?場所はどこでもかまへんから。」
「ありがと、ギャイ。」
ツルギ、メガ、アーシュは生徒会室を出ていく。そしてメガから全ての話を聞いたツルギは頭の中に過去の記憶を思い起こした。
『お前達、自分の子供を置いて何処に行くんじゃ‼︎』
『行かないで‼︎お父さん、お母さん、僕を置いていかないで‼︎』
『御免なツルギ。父さんと母さんは行かなきゃいけないところがあるんだ。そしてそこは危険過ぎてツルギを連れて行けない。分かってくれ。』
『御免なさい、お父さん、お母さん‼︎暫く、暫く私達の子をお願い!必ず迎えに来るから‼︎』
『ちょっと、待ちなさい2人とも‼︎』
ツルギの顔が険しくなっているのをメガとアーシュが確認する。普段のツルギからは想像も出来ないその顔にアーシュが若干怯える中、メガが話し掛ける。
「ツルっち!ツルっち‼︎」
「・・・⁉︎悪い、どうした?」
「それはこっちの台詞だよ。ボクの話を聞いた途端凄く怖い顔になったけど・・・。」
「え?へ、別に何でもねえよ。それよりお母さん探すぞ!」
「う、うん‼︎」
3人はメガの家の近くの河川敷に辿り着く。そして大声でメグを呼び始めた。
「ママ‼︎ママーッ‼︎」
「メガちゃんのお母様!いたら返事をして下さーい‼︎」
「メグさん、何処すか〜‼︎」
3人は大声で叫ぶもメグからの返答はない。その時、橋の下のトンネルに向かっていく大勢の人達が見えた。そこには昨日ツルギとアーシュが見かけた鈍八もいる。
「あれは昨日の⁉︎」
「鈍八さん⁉︎」
「何処に向かってやがる‼︎」
『ツルギ、皆気を付けろ‼︎クリーチャーの気配をあそこから感じやがる‼︎』
「何だって⁉︎」
マスコット形態で実体化したドギラゴンの声にツルギ達は驚く。そしてあの中で起こってる事がメグに関係していると考えたツルギは真っ先に走り出した。
「2人とも、あそこに行くぞ‼︎もしかしたらメグさんもいるかもしれええ‼︎」
「うん‼︎」
3人と1匹はトンネルに突入する。そして奥に向かって進んでいくとメガが大声で呼び掛けた。
「ママ、そこにいるの⁉︎」
「薄暗くて何も・・・うわっ⁉︎」
「大丈夫か⁉︎」
「は、はい・・・何が・・・いやああ‼︎」
視界が悪く、アーシュが何かにぶつかる。ツルギが駆け寄り、アーシュを起こした。アーシュもツルギに支えられて、立ち上がる。暗闇に慣れ、何にぶつかったのか確かめるべく、前を向いた瞬間、アーシュは悲鳴を上げた。
そこには虚ろな目で立つ人々に取り囲まれているパラサイト・ワームのクリーチャー『貴星虫ドレインワーム』がいた。しかも人々の体内から顔を覗かせる幼体のドレインワームが取り憑いた人々からエネルギーを吸収し、成体に送っている。そして成体のワームの体にメガの母親であるメグが取り込まれていた。
『ムワアアア・・・。』
「ママ・・・⁉︎」
その頃、リュウゴはアルカディアスの使い手に会いに向かっていた。実はアルカディアスの使い手と早速連絡が取れ、向こうも久々に一緒に決勝トーナメントに勝ち残った友であるリュウゴに会いたいと申し出て来たのだ。アニマが操縦する赤と白のリムジンで席に座るリュウゴはツルギから送られてきたメッセージを見る。そこには『彼女が信用できる人物だと分かればアーシュの事を話しても構わない』とある。
「大丈夫さ。彼女にならアーシュ君達の事を教えても。」
『リュウゴ坊っちゃま、少しよろしいですか?』
その時、操縦席に座るアニマから連絡が来る。リュウゴはすぐさま使用人に応答した。
「何だ?」
『これから向かうアルカディアスの使い手が通う学校『聖ゾディア学園』ですが・・・実は1つ問題が判明しまして・・・。』
「何だ、言ってみろ。」
『あの学園には坊っちゃまが小学校卒業と同時に絶縁を申し出た『天命』様がいらっしゃいます。』
「・・・何だと⁉︎」
『どうやら命様は聖ゾディア学園の生徒会長をされてる様です。如何なさいますか?』
その言葉にリュウゴは考える。数秒程考え、バトルアリーナJr.グランプリの決勝トーナメント進出メンバーで撮った写真を机に広げて眺めると答えを出した。
「構わん。そのまま飛ばせ。」
『宜しいのですか?』
「別に校内に入る訳じゃない。それにアルカディアスの使い手である彼女は今年から高校生になったのだろう?」
『ええ・・・。』
「ならば、入学してまだ1ヶ月も経たない状態だ。奴と顔見知りである可能性は低い。鉢合わせる事などないさ。」
『畏まりました。』
そのままアニマはハンドルを切る。そしてリュウゴの乗ったリムジンは聖ゾディア学園に向かっていった。
ツルギ「桜龍高校生徒会による今日の切札紹介!今日の切札は終炎の竜皇 ボルシャック・ハイパードラゴンだ‼︎」
メガ「リュゴ先の相棒であるボルシャック・カイザーが超化獣となりパワーアップした姿だよ‼︎」
ツルギ「普段はコスト5のパワー5000で攻撃時に自分のコスト5以下のクリーチャーをタダ出し出来る‼︎更にコスト5以下の自分のクリーチャーにスピードアタッカーを与えるぜ‼︎」
メガ「それでそれで味方2体をタップすればハイパーモードを解放してパワー11000のW・ブレイカーになるんだ‼︎しかも自分のクリーチャーの攻撃の終わりに5体以上の味方クリーチャーをタップしていれば味方全員をアンタップ出来るんだよ‼︎」
ツルギ「ハイパー化させる為にタップして動けないクリーチャーもこれで動けるようになるぜ!トリガーでオールタップ系が来てもまた動けるようになる‼︎超化獣を並べて、コイツで一気に勝負を決めようぜ‼︎」
前章で1番印象が強かったデュエマは?
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ツルギVSタイラー
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ツルギVSブラック・フェザー
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ツルギVSアーシュ、メガVSギャイ
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ツルギVSアボル
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ツルギVSテンサイ・ジャニット
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ツルギVSすず、メガVSゼオス
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アボルVSエルボロム
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ツルギVSメガ
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ツルギVS∞
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ツルギVSフミビロム
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ツルギVSアボル(2回目)
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リュウゴVSアンゲロス