マンダロリアンに出会った元帝国兵   作:ファンノヒトリ

7 / 7
お久しぶりです

話が…話が進まない…

次か次の次位で時間を戻したいですね


第七話 インフェルノ

 

 

「コマンダー 反乱軍がプラットフォーム4を占拠 奪還に向かいます」

 

「準備は出来ているみたいだな」

 

エコーがかかっているがわかる

 

女の声だ

 

インフェルノ隊の隊長が女だというのは噂で聞いたことがある

 

「トルーパー プラットフォームを奪還し月から撤退する」

 

この中で一番権限があるのはインフェルノ隊の彼等だ

 

「反乱軍に思い知らせてやれ…!」

 

静かだが熱のこもった声はトルーパーのやる気を増進させる

 

「了解ですコマンダー」

 

「やってやります!」

 

「帝国に勝利を」

 

コマンダーヤドが先頭を進みそれにトルーパ達も追従する

 

スピーダーの音が目立たぬように低速での移動になる

 

上空ではファイター同士の戦いが繰り広げられていた

 

時折響く轟音そして爆発が木々を焼き森を赤く染め上げる

 

「そこのスカウトトルーパー」

 

インフェルノ隊の隊長に声を掛けられる

 

「先行して敵の状態を探ってこい 出来るな?」

 

インフェルノ隊直々のご命令だ

 

拒否する理由もない

 

「了解しました コマンダー」

 

敬礼を行うとスピーダーを緩やかに加速させる

 

プラットフォーム4はタワー型の発着基地だ

 

背の高い木々の生い茂るこのエンドアでは平地に平置きは厳しいものがある

 

幸いにも敵の巡回にも見つからずにプラットフォーム4の近くまで来ることが出来た

 

岩場の影にスピーダーを止め岩の上からそっと覗き込み双眼鏡で敵の動きを捕捉していく

 

「確認出来る反乱軍は20名ほど…AT-STは鹵獲されているのか」

 

上の発着場に何人居るかは分からないが少なくとも地上の反乱軍は何とか対処出来そうだ

 

部隊を収容出来るだけのランチがあれば離脱できる

 

幸いにも警戒態勢ではあるが此方に気づいてはいないようだ

 

AT-STのうちの1機は味方に

 

コマンダー宛に無線を送る

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくりと…しかし乱れること無く基地の周囲に展開していく帝国トルーパー

 

白の中で目立つ黒い存在

 

アイデン・ヴェルシオ

 

「全員止まれ」

 

その声と共に歩みを止めて各々身を隠す

 

「先行しているトルーパーからの情報が入り次第突入する 各自待機せよ」

 

「「「了解」」」

 

サムからの通信をまっていたコマンダーヤドのもとに情報が届く

 

「コマンダーヤド 通信は来たか?」

 

返答するべく体制を整え通信を終了する

 

「はい コマンダーヴェルシオ」

 

「状況は?」

 

「上の戦力は不明ですが地上戦力は20名ほど 機甲戦力はAT-STが2機鹵獲されている模様です」

 

「AT-STが2機か 厄介だな」

 

「1機は此方のランチャーでやれますが残弾1です もう1機はサム軍曹が何とかするそうです」

 

ランチャーを装備したトルーパーを指差す

 

「当てられるか?」

 

アイデンに問われたトルーパーは意気揚々と答える

 

「必ず当てて見せます!」

 

「分かった 任せる」

 

「ありがとうございます!」

 

「私が戦端を開く それまでは待機だ」

 

「「「了解ですコマンダー」」」

 

 

照準器を覗き込んだ

 

反乱軍の兵士を捉え高所にいる敵から真っ先に狙い撃つ

 

発砲音と叫び声が重なり慌ただしく動き始める兵士達

 

「撃て!」

 

帝国兵はその場を維持しつつ木々や岩の影から射撃を行い始めた

 

一方サムはスピーダーを全速力で突っ込ませ今にも動きはじめようとしたAT-STの背後をとる

 

反乱軍の注意がそれた隙を狙って降着状態のAT-STをよじ登りポーチからイオングレネードを取り出す

 

ハッチをこじ開けた瞬間操縦手と目が合う

 

「悪いな」

 

一言そう言って放り込みハッチを閉じる

 

慌てて飛び出そうとする操縦手を閉じ込めてスピーダーに飛び乗った

 

恐怖に怯えた目をした彼等の命はイオングレネードの光と共に消え去ることになる

 

反乱軍の兵士達は奇襲に対して混乱しつつも応戦を試みた

 

「応戦しろ!」

 

固定銃座に行き着いた兵士が弾幕を張り牽制する

 

サムのスピーダーにも射撃が降り注ぐが遮蔽物を活かして何とかかわしていく

 

味方の流れ弾等から回避するべく森の中へ一気に離脱した

 

もう1機のAT-STも動き出しその火力が帝国兵へと襲いかかることになる

 

ギッチョン…ギッチョン…ギッチョン

 

特有の足音と共に

 

頼もしき帝国の機工戦力は今帝国兵達にとって最大の敵となっていた

 

放たれるブラスター砲により岩が削れ木々は倒れていく

 

「集中砲火!」

 

アイデンヴェルシオの号令により射撃がAT-STへと集中した

 

AT-STは足を止めて辺り一帯を薙ぎ払うように射撃する

 

小賢しいとでも言うように…

 

だがそれは間違いだった

 

「足を止めたな!」

 

ランチャーを装備した兵にはその隙が格好のチャンスになるのだ

 

照準の中央に弱点である脚部を確実に捉え帝国兵は引き金を引く

 

放たれた弾頭は膝間接に当たる部分に命中しAT-STは地面に転倒する事となった

 

「やったぞ!」

 

「やった!」

 

歓声と共に喜びが伝わってくる

 

「よくやったトルーパ一 だが気を抜くな 残りの反乱軍を片付けろ」

 

反乱軍の兵士達は頼みのAT-STを無くし士気が下がっている

 

帝国兵達は嬉々としてその身を乗り出して情け容赦の無い弾幕で少なくなった反乱軍の兵士達を片付けていく

 

サムも再び姿を現し敵の背後を襲う

 

暫くすれば銃声が鳴り止み遠くから響く戦闘機同士の戦闘音のみになった

 

静かな…だが確実な一つの勝利がここにあった

 

「プラットフォーム4のエレベーターを占拠しました プラットフォームにアクセス出来ます」

 

ハスクが状況を報告してくる

 

「よくやった これから上の連中を片付けて月から脱出する」

 

帝国兵達はインフェルノ隊と別れて別の部隊に合流することとなった






ご覧頂きありがとうございます。

それではまた

B-1のバトルスタイル

  • E-11+腕部ビームシールドで前衛壁役
  • CR-2で機動射撃スタイル
  • E-11のみの基本に忠実スタイル
  • 場合によりチェンジさせる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

ちょっとルークが家出した話(作者:サリエリキキ)(原作:スターウォーズ)

12歳になったルークが家出してアカデミーに入学しました。


総合評価:3060/評価:8.9/連載:24話/更新日時:2026年07月15日(水) 19:15 小説情報

Good Luck , Raccoon City 【第二部始動】(作者:持麻呂)(原作:バイオハザード)

とにかく自意識の消失という死を受け入れたくなかったVは、蜂の巣にされて死ぬかもしれないという矛盾を抱えながら、単身アラサカタワーに乗り込んだ。▼なんとか《神輿》に辿り着いたものの、ジャックインした瞬間に意識を失ってしまう。▼気付いた時には知らない街のゴミ捨て場にひっくり返っており、職質を受ける始末。▼一先ず死ぬ危機から逃れられたので、今はスローライフを楽しも…


総合評価:3119/評価:8.97/連載:32話/更新日時:2026年07月05日(日) 12:00 小説情報

アナキンの親友になって色々あって旅に出た英雄の話(作者:紅乃 晴@小説アカ)(原作:スターウォーズ)

アナキンの親友になって。▼アナキンの代わりに暗黒面に落ちて。▼そしてエンドアの戦いで帰還した主人公。▼彼は師であるパルパティーンと共に宇宙に出て▼フォースの根源を探究する旅を続けていた。▼だが、彼らの旅路は大きな渦に巻き込まれていくのだった。▼※過去作、アナキンの親友になったら暗黒面に落ちた件の続編です。▼https://syosetu.org/novel/…


総合評価:5068/評価:8.83/連載:37話/更新日時:2026年07月15日(水) 18:58 小説情報

テスカになって冥界で魂を導く話(作者:ナイ神父)(原作:Fate/)

▼此処はミクトランパ、なんの因果か死後に冥府の神に成った男は今日も冥府にて死者と語らい魂を導く▼だがここに来る戦士は皆違う世界の存在で…?▼・作者が思いついた死んでほしくかったり諸々様々な作品の人を冥界でテスカトリポカ成り代わり主が導く話です▼・その都合上多重クロスオーバータグを付けていますが各々のシリーズではテスカトリポカ以外は他作品と繋がることはありませ…


総合評価:5701/評価:8.55/連載:7話/更新日時:2026年05月23日(土) 23:10 小説情報

仮題:神託代行者は神無き世界へ(作者:シホセ)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

 ゼンゼロ×LimbusCompanyのクロスオーバーです。▼地獄篇9章断ち切れないまでのネタバレが含まれます。▼リアンが辛すぎるので書きました。▼本当にストックとか考えず出したので超不定期になります。▼他にも解釈違い、誤字脱字、原作改変、捏造設定等色々ございますが生暖かい目で見ていただけると幸いです。


総合評価:338/評価:8.29/連載:2話/更新日時:2026年05月19日(火) 03:06 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>