私は目が覚めた。
どうやら眠っていたらしい。
ただ、眠る前の記憶が無いのは問題なのだけれども。
しかも――
(あれ…?ここは…何処なんだろう…)
見慣れない天井があった。
私の家の天井はコンクリートなんかじゃなく、木で出来てるはず…
しかも、動けなかった。
それだけじゃない
女性が涙を流しながら私を抱きしめていた。
隣を見ると男性が絶望に満ちた表情をしていた。
…
…
…
とりあえず、私が半年間で分かったことは、ここが異世界であるということ。
なぜか私が生まれたての状態で、異世界に飛ばされたこと。
そして今の容姿が髪と目の色以外、前の私にほぼそっくりだということ。
髪と目が真っ赤になっていた
(まるで、アルビノみたい…)
私の右肩に大きなあざがあった
(あざというより…まるで、何かの模様みたい)
最初に泣いていた女性は、どうやらこの世界での母親らしい
名前はレンゲ・ノース・ルシフェル
絶望に満ちた表情をしていた男性はこの世界での父親らしい
名前はハイド・ノース・エレンジア
そして私は
ミウ・ノース・エレンジア
私の名前――前の名前の『
そして、どうやらこの世界は私が居た世界となんら変わらない部分が多くあった。
まず言語が、日本語と英語が混ざったような言葉で
文字も英語に似たようなものだった。
町の風景も、まるで一昔の前の日本という程度で、不便なことは無かった
家具も今の最先端のものばかりだ
テレビや携帯電話が無いのには驚いたけれど
違いは――二つ。
魔物といわれる
そして、200年に1度『
それにあわせるように『
そして私がその『
伝説少女には6つの特徴がある
1つ.
2つ.特別な色の瞳と髪の色を持つ
3つ.右肩に特別なあざがある
4つ.伝説少女は4人生まれる
5つ.不老不死
6つ.女性しかなれない
ということらしい
赤い髪と赤い目が特別な色なのには驚いた
でも、確かにそうかもしれない
実際両親は二人とも黒髪で母は青目で父は茶色の目だ
近所に住む人たちも茶髪や金髪とかの普通にある髪色だ
目の色もたまに赤目や金目の人を見かけるだけで、ほとんどはいたって普通の色の目だ。
私のように真っ赤な瞳と髪を持つものは存在しないのだ。
不老不死については、自分が大人の姿になるまでは成長するらしい。
つまりは、赤ちゃんの姿で儀式を臨むというわけではないのでちょっと安心したりもする。
不死に関しては、傷を負っても一瞬で直るという優れものだった。
ただ、傷が治るにしても、指や頭などが切り落とされた場合はどうなるのだろうと私は思った
特別な力、については少女によって異なるらしい。
それぞれの肩書きにあった能力、らしい。
それぞれ200年に1度『
今はこの世界では1988年なのでおそらく私は10代目としての『太陽の神子』なのだろう
右肩に特別なあざがあるのだが、そこに描かれているあざは自分が仕える神様の姿があざとなって具現化している。
なので、そのあざから何の神子なのかが分かるのだ。
私が仕える力についてはまだ未だよく分かっていない。
生まれもってして持つが、まだ幼いとうまく使えないらしい。
まあ、こういう力は大きくなってから使えるようになるものだと思う。
きっと、大丈夫なのだろう。
私はそう楽観していた。
もう一度の人生を楽観していたのだ。
多機能フォームって以外に使いやすかった…!!