ハロー、呪術界! ~宿儺の息子はロマンを追い求める~   作:ピースちゃん?

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第1話  ハロー、ジャパン! 親友と嫌な予感と、たまにクソパピー

『……なにが目的だ』

 

 

 

『んー?ごめん、なんて言ったの?』

 

 

 

『さっさと殺してしまったほうが、貴様にとっても楽だったろうに、

 

 それでも俺を助けたのは、なにか目的があったからだろう。グズグズするな、言え』

 

 

 

『うわー、君、想像以上に口悪いねー。命の恩人に対して、それはなくない?』

 

 

 

『そんなことを聞いているのではない。この際、口調などは何でも良かろう。いえ、俺を助けた理由とは、なんだ。貴様の目的は。金か、呪力か』

 

 

 

『そんなことには興味ないさ。僕が欲しいのは…君自身、だからね』

 

 

 

『⋯なるほど、売春か。』

 

 

 

『あー、違う違う違う。ほんとに、君は壮絶な人生を送りすぎだって。そういう意味じゃありませーん』

 

 

 

『…ならば、もう一度問う。何が、目的だ』

 

 

 

『……うーん、強いて言うなら      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君にロマンを感じたから、かな?』

 

_________________________________________

 

「ヒュー!!懐かしき我が故郷!!オレはようやく帰ってきたぜー!!!」

 

 

 

 

 

「⋯何、あいつ」

 

 

 

虎杖たち1年生が合同任務を終わらせたあとの帰り道、ある高校の正門前で謎の雄叫びを上げている男がいた。

 

 

 

彼の名前は生駒 明(いこま あきら)、我らが主人公だ。

 

最近アメリカまで留学をしていて、最近日本に帰ってきたばかりだから、声が大きくなるのは許してほしい。と、言っても彼はいつもうるさいのだが。

 

 

 

 

 

「あれ!?もしかして、オマエあきらか!!??」

 

 

 

 

 

「⋯虎杖、アレ、お前の知り合いか?」

 

 

 

 

 

虎杖が驚いて声を上げた。アメリカにいた親友がこの場に居ることと、宿儺がいきなり大声で笑い出したことに。伏黒と釘崎は不思議そうな顔をしている。

 

その男は勢いよく振り向いた。元気とそのまま書いてありそう茶色い目が、虎杖を見た瞬間驚きと困惑の色と、それから…真っ暗な虚無に染まる。                   

 

 

 

「…オゥ!!マイベストフレンド、ユージ!!!お久しぶりング!!マイティーチャーからユージが転校したと聞いて、慌てて帰ってきたのだぜ!!……ところで、後ろのレディ&ジェントルマンはフー?」                                 もちろん、次の瞬間にはそんなものは消えていた。

 

 

 

 

 

「あ、ごめんごめん。こいつらは、伏黒と釘崎。転校先の同級生」

 

 

 

 

 

「⋯伏黒 恵だ」

 

 

 

 

 

「釘崎野薔薇よ。アンタ喜びなさい!美人よ!!」

 

 

 

 

 

「オーケイ!!そこの美人の釘崎レディ&伏黒ボーイ!!俺の名前はあきら!!生駒 明!!アキラと呼んでくれだぜい

 

…ところで、ユージ。君はいつの間に悪に落ちてしまったんだ!!」

 

 

 

 

 

「ええ!?いきなり何の話だよ!?」

 

 

 

 

 

「五条に似てうるさそうなやつね」

 

 

 

 

 

「…まぁ、確かに」

 

 

 

 

 

「高校生であり同時にプロのオカルト作家兼ライターをやっているオレちゃんのスーパーなシックス・センスによると、

 

ユージがちょーっぴり禍々しい気配が漂っているのがわかるのだ…いや、ウソ。かなり禍々しい(真顔)」

 

 

 

 

 

「えっ!?」

 

 

 

 

 

「⋯虎杖、あんたまさか宿儺のことこいつにバラしたりしたんじゃないわよね(小声)」

 

 

 

 

 

「いや、してねぇよ!?(小声)」

 

 

 

 

 

「くっ、オレは早くシンユーなユージを助けてやりたい…だが、ユージ!!すまない、オレにはどうしても譲れないインポータントな用事があるのでっす。

 

……その名も!家の鍵を空港に忘れてしまったの大作戦!!!」

 

 

 

 

 

「えー!?大作戦じゃねぇけど、ヤバいじゃんか!!」

 

 

「そう、オレ史上一番プロブレムな問題が発生してしまったのだ・・・これはオレ、ピーンチ!!!」

 

 

「とりあえず、早く戻って探しに行けよ!?」

 

 

「はい、そのとおりです…」

 

 

そんな感じで、あきらは急いで空港に戻っていた。

 

 

「⋯なんか、騒がしいやつだったわね。」

 

 

「あはは…まぁ、いつもあんな感じなんだよ」

 

 

「…と言うか、アイツ、宿儺のことに気づいてなかったか?」

 

 

「いやー、どうだろう。あいつ、いつもふざけてるかさ…」

 

 

「…まぁ、一応、五条さんに報告しとくか」

 

 

これが、あきらと伏黒たちの最初の出会いであった。

 

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