平安の世、「呪いの王」の傍らで呼吸することさえ許されなかった青年、名は『呪(のろい)』。
魂まで磨り潰されるような地獄の日々を超えたあと、彼はこの世は満足生き抜いた。

――そして現代。
彼は、超ポジティブなオカルト作家『生駒 明(イコマ アキラ)』として爆誕する。 

「オーゥ! 呪術なんてノー・ロマン! オレが書きたいのはハッピーエンドだぜ!」

アメリカから帰国した明を待っていたのは、宿儺の指を食った親友・虎杖悠仁と、前世のトラウマを呼び起こす呪術師たち。

父親(宿儺)への復讐? 世界の救済?
知るかそんなもん! オレは新作のプロットを書かなきゃいけないんだぜい!

宿儺譲りの最強の呪力のすべてを、「ロマン」に全振りした男が、持ち前の強運とウザさで呪術界のシリアスを粉砕していく。

「ヘイヘイ、クソパピー。いやー、お久しぶりー!!

…ところでさ、いつテメェの寿命は終わるんだ?もうしばらく生きる予定だったら…アンタの人生、オレが最高にマヌケなコメディに書き換えてやるよ」

これは、最強の血筋を持った男が、全力で「ただの高校生」を謳歌しようとする、ロマンチック・デストロイ物語!

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