貴方は淫魔の国へ渡る   作:ばばばばば

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3-11 職場で道具作り2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 



 

 

 何か物の受け渡しをしているようだが、その姿は貴方には見えない。

 

 貴方は息を潜めてその会話を盗み聞くことになる。

 

 

 



 

 

 

 

 



 

 

 

 

 



 

 

 

 神経質そうな声色の淫魔は苛立ちを隠さず

 その声色は糾弾するかのように徐々に大きくなっていった。

 

 

 



 

 

 

 

 



 

 

 

 

 



 

 

 

 

 



 

 

 いやむしろ、普段彼女の感情豊かな面ばかり見ている貴方にはその声が余りに無感情にも感じるだろう。

 

 

 


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 彼女の疲れたような呟きが聞こえた。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 少し気まずそうにしながら、彼女は虚空から物を取り出す。

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 先ほどの淫魔と会ってからか少し彼女にドライな印象を受けた貴方であるが

 歩き出す彼女は貴方にとって、いつも通りの彼女に戻っていた。

 

 

 

 

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 彼女は体の何処からかどう見てもあり得ない量の雑多な品を取り出し

 円陣の中に放り落としていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方は先ほど彼女と話していた高圧的な淫魔を貴方は思い返す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 彼女の話す言葉の重みは、徹底的な縦社会というよりはまるでそれは蜂や蟻といった機械的な仕組みについて語っているようだと貴方は感じるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方の言葉に彼女は苦虫を噛んだような顔をしながら、全力で否定する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 現実は違うと言いたげな彼女の落ち込んだような表情に

 これ以上この話題を続けることを止める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方は――

 

 

 

 

目的である魔道具の作成を見守った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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