国連宇宙海軍召喚(宇宙戦艦ヤマト×日本国召喚) 作:デブレツェン
UA19000以上、ありがとうございます!こんな小説にここまで付き合っていただきありがとうございます!
さて、まどマギの映画本予告出ましたね。これできっと今年中には公開できるという公式からの意思表示でしょうか。あと幼女戦記の二期も来週の8日に公開されますね。その日休講だからゆっくりしてからみようと思います。
そんなわけで第十三話、パーパルディア皇国です。今回から新たな章に突入します。それではどうぞ。
第十三話 パーパルディア皇国
第十三話 パーパルディア皇国
「すみません、局長様が無理ならば課長様でも良いのです。どなたか権限のある方にお目通り願えませんか?」
そう徐に問いかけるのは国際連合の外交官、田中那由多。今回、国際社会で異世界を管理することが決定したので、それならお抱えの外交官を作った方がいいということで作られた役職だ。その隣には沖田十三も控えている。そう、彼らはなんと嘆かわしいことに今現在約3ヶ月もの間待ちぼうけをくらっているのだ。
「しばらくお待ち下さい。順番に手続きを行っていますので………しかし、貴方たちの要求内容を見ましたが、かなり高度な………所謂ハードルが高い事が記載されていますので…………」
局員はぺらりと紙を捲りながらそう言った。
「と、いいますと?」
沖田が思わずそう反問する。だって、本当に何もわからないから。一体何が問題なのか、沖田は心から疑問だった。まさか、価値観そのものが全く違うなんて思っていなかった。
「あなた方は………もしもパーパルディアの民があなた方………国際連合でしたか?の中で、犯罪を犯したとして、治外法権を認めないと言ってらっしゃるので。」
那由多は少しいらっときたのか嫌味をも込めてこう答えた。もちろん、毅然とした態度で。
「それが何か?国と国の間では通常の事と理解いたしますが。」
「我が国は列強ですよ?」
「それが何か問題でも?例え列強であっても横暴は許されない。王はその権利を制限されるべき。マグナ・カルタと同じだ。これは基本理念となるべき考えだ。」
「そのマグナ・カルタというのはよくわかりませんが………あなたの国は、出来たばかりですか?文明圏以外の国とはいえ、国際常識を知らないにもほどがある。」
職員は語気を強めるが、相変わらず那由多の脳内は「?」状態だった。まあ、ここまできたら大体何が言いたいのか沖田は察しているが。那由多としてはまだ経験不足、というかこんなことを想定していないのだろう。まさかこんなに露骨に高飛車な相手を見たことはないだろうから。
「いいですか、今、世界において、治外法権を認めないことを我々が了承している国は、4カ国のみです。つまり、列強国のみなのです。列強国でない、まして文明圏にも属していない、国際常識すら理解していないあなた方の国が、治外法権を認めない、対等の国として扱えとか、列強国のごとき要求をしている。……課長はあと2週間ほど後には空きますので、あと2週間待って下さい。ただ、私としては、これはかなりハードルが高いと言わざるを得ません。」
この間芹沢たちが危惧していた通りのことが起こった。そう、文明圏の問題だ。この世界には文明圏がある。そこに属さない国家は文明圏外国として対等には扱われない。日本列島もまして世界も、見方によっては文明圏の外だ。そういうわけだから、国際連合はその国力を10000分の1以下に見られていたのだ。話が通らなければどうしようもない。トボトボと踵を返すしかない那由多たちだった。
「沖田艦長。どうでしたか。」
古代がそう問いかける。沖田は全てを指し示すように首を横に振った。
「パーパルディア皇国は、我が国をはるかに格下と思っている。このままいけば対等な関係は築けそうにはない。だが不平等条約を飲むのもいただくことはできない。外交官ではないのでなんとも言えないが……そこは那由多くんに聞いてほしい。」
「治外法権を認めろだなんてめちゃくちゃです。あんな条件、飲めるわけがないでしょう。」
那由多はやれやれと首を振った。どうやら、パーパルディア皇国とは相当の曲者のようだ。那由多は続ける。まるで今まで溜め込んだ毒を吐き出すように。
「蓋し列強であることを鼻にかけて調子に乗っているってところでしょう。高慢ちきな国家だ。」
「そこまで言わなくても……」
と、森雪がなだめるが那由多は止まるところを知らない。
「いいえ言わせてもらいます。あんなグズのような国家は国連宇宙海軍の敵ではないと断言できるでしょう。種子島とパイレーツオブカリビアンで粋がっているだけの」
「田中那由多外交官。そのくらいにするんだ。」
沖田が静止して、ようやくハッとしたように顔を赤らめる那由多。「やだなあ。俺としたことが。」と彼は恥ずかしそうに言った。そして、バツが悪そうに、話題を切り替えたげに言う。
「皆さんはどうします?そろそろお昼ですが。」
「士官食堂で食べるつもりです。那由多さんもどうでしょう?」
「俺ですか?俺は宇宙軍人じゃないので遠慮しますよ。」
「大丈夫です。那由多さんの分も用意してあるはずなので。」
そうして、皆はヤマトへと戻っていった。
フェン王国。この国に魔法はない。国民全員が教育として、剣を学ぶ。どんなに見下される出生であっても強い剣士は尊敬され、どんなに顔が良くても剣が使えなかったり、弱いと見下される。そんな国の中、今日も剣を振るうものが1人。男の名前はアイン。王宮騎士団の十士長だ。だが、元から王宮騎士団を志願していたわけではない。それには、過去が関係している。
アインには、重たい過去があった。母親を亡くしたのだ。見知らぬ、2歳の子供を助けるため。その子供は川に落ちたというらしい。そこに居合わせた母が、川に飛び込んで助けたそうだ。川から上がった時には、心臓が急激な温度差によって止まってしまい、帰ってきた頃には死んでいた。
アインは思った。自分は泳ぎが得意だった。ならばその場所に自分がいれば助けられたのではないか、と。後悔して後悔して何度も泣いた。
しかしそんな時、学校で習ったある文章によって彼の人生は変わることになる。
王宮騎士法第2条第1項
王宮騎士は、個人の生命、身体、財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧、犯罪者の逮捕、その他公共の安全と秩序の維持をもってその責務とする。
これを見たとき、アインの中で何か化学反応のようなことが起きた。これならば、自分は人を守れるんじゃないか。これなら、母親と同じ轍を踏まないで済むんじゃないか。そう思い、進路を王宮騎士団にした。
「アイン、ちょっといいか。」
アインの上司、騎士長マグレフが話かける。
「なんですか?」
そう、アインは反問した。いや、反問というのは少し失礼やも知れぬが。
「剣王シハンがお呼びだ。」
剣王が?とアインは一瞬疑問に思う。剣王シハンとは、この国の国王だ。そんな偉大な人物が、十士長ごときに何の用事だって言うんだ。とアインは思った。
「え?私をですか?」
何度でも言うが十士長ごときが剣王に呼ばれるなんて考えられない事だった。
「いや、私もだ。全騎士団の十士長以上の者が対象だ、どうやら国の一大事らしい。」
彼らは王宮へと向かった。国の一大事。それは一体どんなことなんだろう。何か嫌な予感が付き纏ってきてならない。まるで、亡霊が取り憑いているような。
フェン王国 首都アマノキ 王宮
「パーパルディア皇国と紛争になるやもしれん。」
「!!!!!!!!!!!!!」
全員が一瞬ゴルゴンにかけられたように硬直する。フェン王国には魔法がない。ここで問題なのは魔導士のファイアーボールとかではなく、通信だ。情報伝達速度に大きな違いがある。
それだけには止まらない。国力の差も歴然だ。フェン王国500万人に対して、パーパルディア皇国は7000万人。21 隻に対して400隻、しかも本国にはこれ以上もいる。しかもバリスタ切り込み型と砲艦。比べるまでもない。ワイバーン、ワイバーンロードともに存在しないのに対して、相手は数百を運用してくる。さらに相手は列強と来た。戦力以上に質の差がある。敵が文明圏と言うだけでも避けるべきだと言うのに、よりによって列強だ。という絶望が彼らの中に走った。
フェンにワイバーンがいないのは、隣のガハラ神国に風竜が住んでいるから。ワイバーンよりはるかに上位種の風竜。ワイバーンが好き好んで寄り付くはずもない。数は少ないが一騎当千。列強ですら一目置いているのだ。
「現在、ガハラ神国にも援軍をもらえないか要請している。各方面に対策を実施中だ。」
剣王はガハラ神国の首都、タカマガハラの神宮に住まう神王ミナカヌシに親書を送っていた。だがそれが功を奏するものかは。
「とにかく、各人戦の準備をしておいてくれ」
とは言ったものの、どうすればいいのか。どこまで自分たちの武器が通用するのか。場には、緊張した空気がビリリと漂っていた。
「剣王。国際連合という国が国交を開くために交渉をしたいと言っております件はどうしますか?」
会議の後、剣王の側近剣豪モトムはそう話しかけた。
「国際連合?ああ、ガハラ神国の大使から情報のあった、ガハラの東側にある新興国家か。あの辺は、小さな群島で、海流も乱れていたな。各島の集落が集まって国でも作ったのか?」
「いえ、それがその領土は世界の裏側全てに及び、人口は30億人いるそうです。」
「30億人だと!?ワハハ!!ほら話もそこまですれば大したものだ!!」
剣王は全く信じている様子もない。それもそのはず。人口一億もいかない程度の国家たちであるのに、いきなり30億など出されたらひっくり返って驚くほどの騒ぎだ。
「それが…ガハラ神国経由の情報でも、同様の情報があります。両国とも、すでに国交を結んでおり、すでにそこにあるのは群島ではなく、4つの大きな島から成り、列強をも超える超文明を実現していると…また、その国はどうやら国家連合のようです。色々な国も見たそうですが、どの国もその超文明を実現しているということです。」
「ほう…列強を超えるのは言い過ぎとしても、ガハラ神国がそこまで褒めるのであればそれなりの国家なのだろうな…」
こうして剣王はその国際連合とやらの人間と会うことにしたのだった。
それから一週間後のこと。田中那由多と沖田十三はフェン王国に赴いていた。理由はただ一つ。他でもない、フェン王国との外交のためだ。
「なんと言えばいいか。身が引き締まる場所だ。」
沖田はそう、徐に呟いた。武士の気配が、其処彼処からふっと漂う。気が滅入りそうだ。日本が失った何かが、この貧しい生活の中にあるようだった。
「剣王が入られます。」
その時、剣王が襖を開けて入ってくる。剣王シハン。この国の国王だ。
「そなた達が国際連合の使者か。」
剣王は、そう言った。肌にビリリと感じる、達人の気配。相手は、相当強いに違いない。歴戦の軍人たる沖田のレーダーが、そう警鐘を鳴らしてならなかった。
「はい。国際連合と国交を樹立していただきたく思い、参りました。お近づきの印に、こちらの品をお納めください。」
そうして、那由多はいくつかの品を差し出す。刀、サーベル、真珠のネックレス、扇、マトリョーシカ、トランプ、ティーカップなどなど。特に彼-シハンが気に入ったのは日本刀。それをまるで子供のように希望に満ち満ちた目でまじまじ見つめているのだ。
「ほう…これはいい剣だ…」
満足げに剣を抜くシハン。沖田はそれを見て心底ホッとするのだった。とりあえず、国際連合から提示した条件に間違いがないか。そう言ったことを確認していた時、卒爾シハンは呟いた。
「失礼ながら私たちはあなた達の国、国際連合をよく知らない。」
話は続いていく。
「国際連合からの提案、これはあなた方の言う事が本当ならば、すさまじい国力を持つ国と対等な関係が築けるし、夢としか思えない技術も手に入る。我が国としては、申し分ない。」
「それでは…!」
那由多の顔が一瞬明るくなる。が、話はまだ終わっていなかった。
「しかし、国ごとの転移や、空に浮かぶ鉄船等、とても信じられないものだ。」
「それは、我が国に使節団を派遣していただけば…」
「いや、我が目で確かめてみたい。」
剣王シハンは立ち上がると、またその刀をまじまじと見つめて見せた。だが那由多にはその意図が今ひとつわからなかった。だからこそ、この後に言われることに卒倒したと言う。
「貴国には、宇宙海軍なる水軍に当たる軍があると聞いた。その中の、第一艦隊なる艦隊があるらしい。」
「第一艦隊ですか?ありますが……」
「その第一艦隊を我が国に親善訪問として派遣してくれぬか?今年我が国の水軍船から廃船が4隻出る。それを敵に見立てて攻撃してみてほしい。要は、力が見たいのだ。」
田中那由多は鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした。他国の軍隊を自国に派遣する。それが意味することは威嚇に他ならない。それをして、アマノキ沖に第一艦隊を派遣しろと言うのだ。この剣王、只者ではない。異世界で、しかも武の国だから、そんな事もあるのかな?と思い、本国に報告。一週間後に訓練も兼ねて、第一艦隊が派遣される事が決定した。
フェン王国 首都アマノキ
「なんだあの竜は……」
そうのたまうのは山南修。この、第一艦隊の司令官だ。そんな彼がどうしてここまで驚いているのか。それは、目の前にいるワイバーンとは別種の竜から、何かレーダーのようなものが照射されているのだ。その竜はガハラ神国風竜騎士団長のスサノウのものだった。
「ありゃあ、とんでもないものがまたあるもんだなあ……」
山南は後ろ頭をバリバリと掻いて、言った。これによって、国連宇宙海軍では、ステルス機の配備と生産が進んでいったともいう。が、射程が違いすぎるので結局不要という意見もある。ということで、本国では今までのをステルス仕様にするということで合致した。
少し前 パーパルディア皇国
「国際連合か。また蛮国が一つ増えただけだといいが。」
そうのたまうのはカイオス。第三外務局局長という肩書をもつ男だ。カイオスは正直にいうと、国連を舐めてかかっていた。それはまあ、仕方がない。何故なら国連は文明圏外国。国と言っていいのかは微妙だが、とにかくそういう位置にいるということだ。それの何が悪いかはもう皆さんならば察していると思う。確かに、何が悪いと言われると何も悪くないのだがとにかくそういうことだ。
そんなわけで、カイオスは舐め腐っているわけだ。だが、彼の心をその底から破壊する行動が起きた。
「ん?あれは奴らの船か?あれはまるでムーやミリシアルの戦艦のようだな。ならばムーの船か?」
その時。
ギュイイイイイイン
なんと、それが空へと飛翔したのだ。
「ば、ば、ばかな……!!あり得ない!!船が空を飛んでいるだと!!」
ムーでもあんなめちゃくちゃはできるはずがない。カイオスは手に持っていた書類をばさりと床に落とした。まさか船が空を飛ぶだなんて、思いもしなかったから。
「ばかな……一体何が起きているんだ!!」
これは、とんでもないことになってしまったぞ。と思うカイオス。今日はムーもミリシアルも来る予定はなかった。いや、ムーやミリシアルでも繰り返すようだがこんな無茶苦茶はできない。となると、残った候補はただ1カ国のみ。
「国際連合……一体何者なんだ……!」
カイオスはそう慌てたように早口で呟いた。彼が次にやることは、もうわかっている。報告だ。とにかくこのことを、上に報告するのだ。
「急げ!!第二外務局のレミール様-皇族へとこのことを伝えに行かなくては!!」
と、馬車を準備しようとしたが一旦ぴたりと止まる。いや、待て。もしそうしたらどうなる。どうせ信じてもらえないし、信じてもらったとしても自分の管轄を外れる。となると、あの暴虐無尽たる皇女レミールは国際連合をいかに扱おうか?
「……ダメだな。まずは私が対応しよう。ほぼあり得ないがもしや本当に蛮族という可能性もありはするのだから。一旦様子見としようか。いややはり報告しようか……」
カイオスは空を仰いだ。かんかん照りの太陽が眩しい。今日もいい天気だ。
「国際連合……久しぶりに面白い国家と接触できそうだ……」
思えば、ロウリアからの報告にあった神龍の存在。それも、もしやあの戦艦のことではないか。そう思うカイオスの前を通り、パーパルディアの地を後にするのだった。
文明圏外国、国際連合。彼らがパーパルディア皇国を変えることになると知るのは、もう少し後の話。
「……ダメだな。やはり報告の義務はある。報告しよう、このことを。これはもはや第三外務局で対応できる範囲を超えている。」
カイオスは魔信では失礼だと考えて、自ら赴くことことにした。すぐさま、馬車を用意してそれに乗り込む。そしてなるべく急いで目的地へと向かわせた。
「ですから!!国際連合という文明圏外国は……!!」
カイオスがそう熱弁するも、反応は渋かった。なんというか、「はいはいそうなのねー」みたいな反応だとか、なんならば「文明圏外国が我が皇国に叶うはずないだろう?蛮国と接しすぎて頭がおかしくなったのか?」とまで言われる始末である。誰も信じようとしない。まさか皇国の頭がここまで硬いとは、流石のカイオスも思っていなかったのである。
「そんなマニュアル対応でいい国家ではありません!!私は確かにこの目で見たのです!!あの空を飛翔する戦艦を!!」
「……とのことですが、どうでしょうかレミール様。」
「れ、レミール様!?いつからそちらに……」
「最初からいたぞ。全く、見損なったぞカイオス。まさかそんな荒唐無稽な話をするだなんてな……」
「いいえ事実です。確かに国際連合は空を飛翔する戦艦を出していました。ヴァルハラからの報告にあった空を飛翔する戦艦……完全にその報告と一致します。」
「それはヴァルハラが嘘の報告をしたからではないのか?ん?あいつは長い蛮地生活で精神に異常をきたしていた。違うか?」
「そ、それは……」
それを否定することは確かに難しい。肯定する根拠もないが、否定する根拠もまたない。
「その報告を鵜呑みにして、こんな突拍子もなく押しかけて馬鹿げた報告をするとは、全く見損なったぞ。」
「しかし!!飛翔する戦艦を見たのは事実です!この目で!!どうか、信じてください!!そうすればあの国際連合が治外法権を認めないなどと言っている意味もー」
「なんだと?」
そこまで言ってカイオスはハッとした。そんなことをこの愛国心の塊のような人間に言ってしまったらどうなるか。まずいぞ。と、カイオスは唇を舐めた。きっと、雷が落ちる。
「文明圏外国が……文明圏外国が我が誉高き皇国に治外法権を認めないだとおおおおおおおおお!!」
カイオスは顔に手を当てた。心底余計なことを言ったものだと後悔したのだ。
「今すぐここに召喚しろっ!!私が直接相手してやるっ!!こんなデマばかり吹く男の元でやっているからそんな要求をのうのうとやってられるのだ!!」
「レミール様、どうか落ち着いてください。悪いのはカイオス局長ではありません。蛮国たる国際連合です。それに、管轄はまだ第三外務局です。レミール様はまだ手出しができません。」
職員がそうなだめる。少しは落ち着いたのか、レミールはクールダウンして言った。
「そうか……ならばカイオスよ!その国家が二度と皇国に逆らえぬように、躾けてやるのだ!!」
「……はっ」
心の中では、あのばか娘めと思うカイオス。もちろん口に出すことはないが。国際連合がどのような国力を持つ国か。それは外交をすればすぐにわかる話だ。カイオスは冷たい風を浴びながら、第二外務局を後にした。
いかがでしたか?
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次回、国連宇宙海軍召喚。
人はいつでも奪わんとする。人はいつでも貶めんとする。平和を守れぬのは何故なのか。パーパルディアの業火が、今ヤマトに降りかかる。
???まで、あと200日。
皇女レミールは国際連合の人間と話がしたいようだ……一体誰と?
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沖田十三
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田中那由多
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古代守
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古代進
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真田志郎
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芹沢虎鉄
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藤堂平九郎
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エブリン・ウッズ
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ロベルト・トンプソン
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伊東真也
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森雪