『………お前達の過去がどうだか置いておくが今俺達は見知らぬ路地裏で倒れている状態であり、Phrenapatesは解らないが、少なくともルージェ、お前は怪我をしているだろう。 其れに帰る場所すら無い……その事についてだ』
と、lessは聞いてきた。しかし、私には、やらなければならないこともやりたいことも無い。それに、現状二人のことをなにも知らない。信頼しても良いのだろうか?そう思案していた。
その時、
「何をするにしても、私は貴方達を信じても良いのか、分かりません。それに……所持金が少ないですし」
とルージェは言った。
確かに……私達は知らなすぎる。それに何をするとしてもお金は少なからず必要となる。ルージェは所持金が少ないと言っていたし、現に私もそんなにお金を持っていない。………どうするべきか。困ったな
『ああ、そうだな。私もそんなに多く持っていないな。其れに、どうすると聞く前に現状の把握が先だったな。………申し訳ない。』
「いえ、大丈夫です。 それに、いつかは
とlessとルージェが話していた。
そうだ。……今は何をするかより現状の把握が大切だ。
"現状の把握と言えば、ここはギヴォトスで良いんだよね?"
と聞けば、ルージェが答えた。
「はい、ここはおそらく、ギヴォトスのブラックマーケットの路地裏だと思います。」
"そっか、ギヴォトスとは分かってたけどブラックマーケットとは思わなかったな"
ここはブラックマーケットなのか。なおさら、ゆっくりできないかもしれないな。
と考えていたとき、lessが疑問そうな顔をしていた。
"レス、どうしたの?"
『いや、………すまないが、
とlessが言ったが早く私とルージェは同時に声を発していた。
「"え?"」
「レスさんは……ギヴォトスを……ご存知ではないのですか?」
『ああ、すまないが、
何ってこった。困ったな。まさか、ギヴォトスを知らないと言うことは外からやって来たのか?
"つまり、ギヴォトスの外からやって来たのかな?"
と聞いてみれば
『ギヴォトスが何で有るのか解らないが、話から察するに此処の場所の事を言うのだな。………なら、そうなるな。私はギヴォトスの外から来たという事になる』
「"………"」
なるほどね………なら、尚更現状が分からなくなってきたな。……つまり、ここは私がいたギヴォトスとは違うギヴォトスで、ルージェもまた、他のギヴォトスから来ていて、lessはギヴォトスの外から来たと言う事か?………分からなくなってきたな。いや元々分かっていないけど
その時近くから ドン
『"っ、……"これは、まずいかな』
音が聞こえてからすぐにルージェは行動に移していた
"待って、ルージェ………"
え、早………いや、そんなことより追いかけるべきかな
『行くぞ』
とlessが言うともう既にルージェを追いかけていた。
……ええ、…………ちょっと待ってよ
私はすぐに二人を追いかける為に走っていた