【休載中】え⁉︎私1000歳超えてるのに高校とか通っちゃっていいんですか⁉︎ 作:綾鷹⑨ドラン
「ふむ…おそらくここか」
妹紅が地図を頼りにたどり着いた家…
「いやガチで普通すぎて反応に困る」
大きいわけでも小さいわけでもないその家、厳密には少し小さいがその意味にこれから妹紅は住むのだ。
幸いな点としては、妹紅が放浪の人生を送っていたこともあり、ミニマリストであった事だった。
「お邪魔しまーす…つってもここ私の家だけどな」
部屋の中は、タンスが一つ、食卓が一つで妹紅の生活スタイルに合わせてか和室もあり、小さいながら妹紅はこの家を気に入った。
「地味にベッドじゃなくて布団なのも嬉しいな、まあお風呂はもうちょい大きい方がよかったけど仕方ない」
妹紅の髪は長い。だからこそある程度の広さがないと壁に湿った髪の毛がくっついてしまうのだ。
サッとシャワーを浴び、紫の手紙を読む。
「んーと…なになに、『今からあなたが通ってもらう学校は雄英高校という学校です。基本的には自由なのだけど、私から二つ注意があります。一つ目、リザレクションはあまり人前で使わないこと。あなたは個性:炎翼の新高校1年生として通してあるから。』まあこれは言われずともやる予定だからいいや」
「『二つ目は、筆記試験もあるのでそこの問題集やっといてね。あ、ゲームは没収ね。問題集は夜取り行くから。』…うげぇ、勉強あるのかよ」
妹紅の紫に対する評価が1段下がった。
「『P,S,髪洗う時苦労しないように銭湯が近くにあるところ選んどいたわ。』ありがとうございます紫様」妹紅の紫に対する評価が1段上がった。
幸いなことに放浪しつつ慧音と出会っていた妹紅は勉強は特に問題無かった。
しかし,藤原妹紅には悩みがあった。
それは、街を歩く時奇抜な(本人は何も思っていない)服装と深くは言わないが外見からの年齢にしては、というか普通に大きい二つのソレ(なお大きくされたのは蓬莱ニートの付き人のせい、しっかり殺した)はどうしても注目を集めてしまうのだ。(しかし、そういったヘンタイはもともとこの社会に求められてはいない、というかいけない)ので、紫から支給されたお金で服を買いに行った。
「まあ雑に動きやすいの買おうかな」
そう言い、妹紅は薄手の羽織るタイプの紅白のパーカー(なんとお札のような柄がありサイズもピッタリ、実は紫がこっそり置いたものだった。)、薄いTシャツ数枚、ポケットが大きめのデニムも数枚買った。
…結果、薄いTシャツが災いし妹紅のソレはさらに目立ってしまい、妹紅は厚手の服を買うのだった。なんやかんやで試験当日、妹紅は早起きし実技試験に備えストレッチして雄英へと向かった。
…もちろん制服は買っている。え?その金はどうしたって?妹紅が焼き鳥屋台で稼いだだけである。ちなみにそこは常連客もいて知る人ぞ知る名店だった。
雄英につき妹紅は、見た顔を見つけた。
「あっ!あなたはヘドロの時の!」
「え⁉︎あんたらもここ受けるの⁉︎」
思わぬ再会だった。妹紅にとっては知ってる人がいた時点で嬉しいのだが。
「お互い試験頑張ろうな!」
「は、はい!」
そう言うと妹紅は緑色の髪の少年、緑谷出久と同じ方向の試験会場に向かった。
筆記をちゃちゃっと終わらせた妹紅は、実技試験のため炎の翼の脳内制御を行っていた。
筆記試験がじきに終わり、待ちに待った実技試験が始まる─────
うちの妹紅はおっきい、OK?ヤオモモよりちょい大きいくらい