碇シンジと最上イズモ 他人を演じるということ   作:最上 イズモ

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わからないもの

赤木リツコは、モニターの青が完全に消えたあとも、しばらく視線を外さなかった。

 

消えた、では足りない。

 

押し返した。封じた。切り分けた。観察可能な範囲へ押し込めた。

 

その程度だ。

 

この場所にいる限り、絶対は手触りのいい幻想でしかない。まして今日相手にしたのは、境界を見つければそこへ染み込み、閉じれば別の隙間を探し、観察されることすら学習材料に変える類のものだった。人間が作る多くの防壁は、命令には強い。だが、適応には脆い。

 

だからこそ、あの少年の最初の一言が妙に残る。

 

今日は乗らない方がいい。

 

理由は確認できない。だが変だと、そう言った。

 

馬鹿げている。技術畑の人間が最も嫌う種類の言葉だ。計測できない。再現できない。共有できない。そんな感覚を判断材料に混ぜ込めば、系は濁る。解析は遅れる。責任の所在も曖昧になる。

 

本来なら、切り捨てるべきだった。

 

にもかかわらず、あの場でそれを切り捨てられなかったのは、彼の顔色が悪かったからではない。怯えていたからでもない。むしろ逆だ。怯え方が雑ではなかった。

 

嫌なものを嫌だと言う人間はいくらでもいる。だが、彼は自分の違和感を大きく見せなかった。騒がない。周囲を巻き込むために言葉を盛らない。確認できないと言い切った上で、それでも止めるべきだと告げた。

 

未確認を未確認のまま差し出す。

 

簡単なようで、厄介な態度だ。

 

人はたいてい、わからないものに理由を貼りたがる。そうしないと立っていられないからだ。名前をつければ安心できる。仮説を断定口調で言えば、場の主導権を握った気になれる。だが彼はそこを飛ばさなかった。

 

あれが演技なら、よほど質が悪い。

 

そして、演技にしては反応が早すぎた。

 

リツコは指先で端末を叩き、先ほどの緊急パッチ構造図を呼び出した。多層隔離、異常挙動検知、擬似的な樹状細胞系、補体系タグ、簡易記憶層。生体免疫の模倣としては粗い。だが、緊急対処としては十分以上に筋が通っている。

 

問題は出来の良さではない。

 

なぜその形が、とっさに出てくるのか。

 

知識として知っているだけなら、もっと遅れる。思考は一度、知識の棚を見に行く。正しい単語を探し、選び、説明可能な形に並べ替える。その手間が生まれる。

 

彼にはそれが薄かった。

 

白血球。NK細胞。マクロファージ。

 

単語が出たからではない。その前に、役割分担の発想が先に立っていた。見つける。囲う。食う。知らせる。覚える。完璧な防御を諦め、侵入後の止血を前提にする。

 

あれは知識ではなく、癖だ。

 

壊れる前提で考える癖。

 

リツコはふと、先ほどの彼の横顔を思い出した。画面の光で白く削がれた頬。手は動いているのに、どこかで一拍だけ遅れる返答。こちらの言葉を受け取りながら、その場とは別の何かにも半歩足を取られているような感触。

 

年相応ではない。だが、成熟とも違う。

 

うまく言えない。経験がある人間の目ではある。けれど、経験の積み方が自然ではない。十年、二十年と現場を渡り歩いた人間の擦れ方ではなく、もっと短い時間に無理やり高密度の判断を詰め込まれた者の反応に近い。

 

そのくせ、完全に壊れてはいない。

 

そこが気になる。

 

普通、ああいう頭の使い方をする人間は、遅かれ早かれどこかを摩耗させる。自分を消耗品にしてでも系を守る。自分が傷むことを織り込んだ上で最適化する。優秀で、長持ちしない。リツコはそういう類を何人も見てきたし、自分もまた、そこから無縁ではない。

 

だが彼は、乗らなかった。

 

違和感を理由に、模擬試験用エントリープラグを拒否した。

 

あれは逃避ではない。少なくとも、ただの臆病さでは説明がつかない。恐怖に支配された人間の拒絶は、もっと形が崩れる。言葉が荒れるか、逆に黙り込むか、そのどちらかだ。

 

彼はそうではなかった。

 

止まるべきだと判断して、止まった。

 

自分を使い潰す方向へだけ進む人間なら、あそこで無理をしたはずだ。違和感を握り潰してでもプラグへ向かったかもしれない。周囲の目、訓練の流れ、子供じみた拒否と見なされること、その全部を気にして、一歩遅れて飲まれていた可能性もある。

 

なのに止まった。

 

それが偶然なら厄介だ。再現できない勘に依存する人間は運用しづらい。

 

それが偶然でないなら、もっと厄介だ。

 

リツコは椅子の背に深く体重を預け、天井を見た。無駄に高い。NERVの空間は、どこもそうだ。人を包むためではなく、圧し込めるために設計されている。

 

巨大で、無機質で、合理的。

 

その中にいると、ときどき生体由来の直感が異物みたいに見える。

 

だが今日、異物だったのはむしろこちらの方かもしれない。系の正常を信じ、手順の網で拾えるものだけを現実と呼ぶ自分たちに対して、彼はもっと曖昧な地点から危険を拾い上げた。

 

気に入らない。

 

気に入らないが、無視はできない。

 

リツコは目を閉じたまま、彼の返答を反芻する。

 

知ってることと、自分が何者かって話は別だろ。

 

そこだけ妙に大人びていた。開き直りではない。説明責任から逃げるための煙幕でもない。ただ、本当に分離しているのだ。少なくとも本人の中では。

 

つまり彼は、自分の中にある知識や判断パターンを、まだ自分自身の輪郭として固定していない。

 

それもまた危うい。

 

未整理のまま高性能なものは扱いづらい。刃の位置を本人が正確に把握していないナイフを、こちらがどう持てというのか。

 

けれど、だからこそ今はまだ使える。

 

完成していないものは、観察できる。固まりきっていないものは、変化を追える。少なくとも、あからさまな虚偽や自己神話で武装していない分だけ、よほど誠実だ。

 

リツコは小さく息を吐いた。

 

誠実。

 

その単語を自分が彼に使ったことに、少しだけ違和感があった。誠実さは美徳だが、組織運用においてはしばしばノイズにもなる。特にNERVのような場所では。ここは人の正直さを守るために作られた組織ではない。もっと別の、巨大で、面倒で、救いのない目的のために、人を配置し、役割を与え、必要なら摩耗させる場所だ。

 

だから、本来なら彼のような曖昧な少年は危険だ。

 

使い方を誤れば壊れる。かといって遠ざければ、別のところで勝手に機能し始めるかもしれない。周囲が先に影響を受ける可能性すらある。今日の一件だけでも、葛城ミサトの見る目がわずかに変わっていた。

 

彼女は情に厚い。だからこそ厄介だ。守りたい対象を見つけると、指揮の合理性に薄く私情が混ざる。それが悪いとは言わない。人間としては自然だ。だが、自然であることがこの場所で有利に働くとは限らない。

 

最上イズモ。

 

彼をどう置くべきか。

 

記録する。観察する。協力は継続。模擬プラグ試験は停止。免疫模倣パッチの改良には参加させる。ただし権限は絞る。保存断片へのアクセスは監視付き。勘の発動条件については再現性不明として保留。身体データ、脳波、接近前後の反応ログは洗う価値がある。

 

そこまで考えて、リツコは薄く眉を寄せた。

 

洗えば何か出るだろうか。

 

出るかもしれない。出ないかもしれない。

 

だが、仮に何も出なかったとしても、それは彼の判断が無価値だという証明にはならない。そこが面倒なのだ。計測不能なものを持ち込み、それでいて結果を出してしまう存在は、科学者にとって魅力的で、同時に腹立たしい。

 

リツコはゆっくり目を開けた。

 

主モニターには、パッチ構造の更新結果が静かに並んでいる。無機質な図の中で、免疫の名を借りた防壁だけが妙に生物めいて見えた。

 

食う。囲う。知らせる。覚える。

 

生き残るための、汚くて賢いやり方。

 

彼の発想は、この場所に欠けがちなものを補っている。合理の城は強い。だが、強い城ほど、侵入された時の脆さが大きい。ならば内部に、多少醜くとも粘るものを飼うしかない。

 

そういう意味では、今日の彼は有用だった。

 

ひどく。

 

そして、その有用さに安堵してしまった自分がいる。

 

それが少しだけ嫌だった。

 

赤木リツコは感情で仕事をしない。少なくともそうあるよう努めてきた。興味は使う。好悪も分析材料にはする。だが、安堵は判断を鈍らせる。いてくれて助かった、と思った瞬間、人はその対象を過大評価し始める。

 

そこは切り分けなければならない。

 

彼は便利だ。

 

彼は危うい。

 

その両方を同時に持っておく。

 

リツコは椅子から立ち上がり、最後にもう一度だけ、隔壁の向こうの訓練区画映像へ目をやった。

 

厚い壁の向こう、模擬試験用エントリープラグは沈黙している。何も語らない金属の筒。だが今日、あの沈黙の縁に青い侵食が這った。あと一歩遅れていれば、別の結果になっていた可能性は高い。

 

彼はそれを避けた。

 

理屈の外側から。

 

リツコは白衣の袖を整えた。

 

あなた何者。

 

先ほど口にした問いが、今になって別の響きを持ち始める。

 

正体を暴きたいわけではない。

 

分類したいのだ。置き場所を決めたい。危険物か、資産か、観察対象か、あるいはその全部か。

 

だが、おそらく彼はまだ、どの棚にもきれいには収まらない。

 

なら、しばらくは保留だ。

 

保留のまま使う。

 

使いながら見る。

 

それしかない。

 

発令所の照明は白く、冷たく、誰に対しても平等だった。

 

その中でリツコは静かに端末を閉じる。

 

次に同じものが来た時、今日より早く叩けるように。

 

次に彼の勘が働いた時、それが偶然かどうかを少しでも削り出せるように。

 

そして何より、あの少年が本当に壊れる前に、どこまでを借りてよくて、どこから先は止めるべきかを見誤らないように。

 

それが今の、自分の仕事だった。

 

赤木リツコは、更新されたパッチ構造図をしばらく無言で見つめていた。

 

多層隔離。異常挙動の検出。タグ付けによる危険共有。局所排除。簡易記憶層。

 

線だけで描かれたその図は無機質なはずなのに、見ているうちに妙な生々しさが出てくる。まるで顕微鏡の下で観察している何かの断面図だ。回路図というより、組織図。制御系というより、免疫そのもの。

 

にしても。

 

あの場で、とっさにここまで出るものだろうか。

 

白血球。NK細胞。マクロファージ。樹状細胞。補体系。

 

単語を知っているだけなら不思議ではない。最近の子供でも、知識の断片くらいは拾える。だが知っていることと、危機の最中にそれを使えることは別だ。しかも、ただ思いついただけではない。役割分担として切り出し、システムへ落とし込める形に即座に変換していた。

 

見つけるもの。囲うもの。食うもの。知らせるもの。覚えるもの。

 

発想の順序が、知識を思い出した人間のそれではない。

 

先に構造があって、後から名前が乗った。

 

あれはそういう出方だった。

 

リツコは画面を指先でなぞる。補体系タグの処理系が光り、続いて隔離層の模式図が展開される。粗い。即席だ。実戦投入した以上、後で何度も縫い直す必要がある。だが、粗いから価値がないわけではない。

 

むしろ厄介なのは逆だ。

 

粗いのに筋が通っている。

 

普通、ああいう極限下では、人は発想を削る。使い慣れた道具に寄る。既存の防壁を厚くするか、回線を切るか、権限を絞るか、その程度だ。守るという行為を、壁を高くする方向で考える。

 

けれど彼は違った。

 

侵入される前提で考えた。

 

入られないことではなく、入られた後にどこで止血するかを先に組んだ。完璧な防御を諦めたのではない。最初から、それが幻想に近いと知っている人間の発想だった。

 

それが引っかかる。

 

十代の少年が、どうしてあんなふうに守りを考えるのか。

 

楽天的でなくてもいい。だが普通は、もっと単純だ。敵を見つけて、閉じて、叩く。そういう直線的な反応になる。あの少年の思考は直線ではない。侵入、適応、逃走、再侵入まで、最初からひとまとまりで見ていた。

 

まるで、一度や二度、守りきれなかった側の視点を通ってきたみたいに。

 

リツコは小さく息を吐いた。

 

気に入らない表現だ。経験則を心理推定に寄せるのは好きではない。だが他にうまい言い換えが見つからない。少なくとも、机上の知識だけで組める手つきではなかった。

 

しかも、生命体の免疫構造だ。

 

情報工学の防御に生体模倣を持ち込む発想自体は珍しくない。理論としてなら、いくらでも語れる。だが実際に緊急対応の場で使うとなると話は別だ。生物の免疫は美しい理想系ではない。無駄も多い。誤作動もある。過剰反応すれば自分の組織まで傷つけるし、反応が遅ければ食い荒らされる。

 

あれは、整然とした防壁ではない。

 

汚くて、賢くて、しぶとい。

 

だからこそ現実的だ。

 

そして、現実的すぎる。

 

リツコは、モニター越しに先ほどのやり取りを思い出す。彼は免疫の名を挙げながら、一度もそれを万能薬のようには扱わなかった。誤検知の危険、偽装の可能性、囮の必要性、記憶層の不完全さ。どこまで使えて、どこから危ないか、その境界まで同時に見ていた。

 

そこまで含めて、とっさに出てくるのか。

 

知識量の問題じゃない。

 

頭の使い方の問題だ。

 

赤木リツコ自身、生命とシステムの境界に長く触れてきた。人間をただの機械としても、ただの生物としても見ない。その中間にある厄介な構造を、誰よりよく知っているつもりだった。

 

だから余計にわかる。

 

あれは簡単じゃない。

 

知っているだけでは足りない。相手を生命体のように見なし、しかもそれを感傷ではなく構造として扱える頭がいる。柔らかい発想と、冷たい切断の両方が必要だ。思いついても普通は躊躇する。生体模倣は整って見えない。説明もしづらい。組織の中では通しにくい。

 

なのに彼は、躊躇より先に骨組みを置いた。

 

あの年齢で。

 

あの短時間で。

 

リツコは、端末の反射に映る自分の顔をちらりと見た。少し疲れている。だが、それだけではない。興味と警戒が同時に出ている顔だ。

 

面倒なものを見つけた時の顔でもある。

 

有用だ。

 

それは認めるしかない。

 

今日の対応に限れば、彼の発想は明確にNERVを救った。少なくとも、損害を局所で止めた。その価値は大きい。

 

だが、有用であることと、扱いやすいことは違う。

 

むしろ逆だ。

 

ああいう人間は、分類しづらい。既存の教育で説明できる範囲からわずかに外れたまま、結果だけを出してくる。しかも本人がそれを自分の特別さとして語らない。自慢もしないし、神秘化もしない。ただ出した結果だけが残る。

 

その手の存在は、周囲を静かに狂わせる。

 

頼ってしまうのだ。

 

一度でも救われれば、次もまた、と期待してしまう。再現性が曖昧でも、勘に理屈が追いついていなくても、結果が出た事実がある限り、人はそこへ依存する。

 

危険だ。

 

特にこの組織では。

 

リツコは腕を組んだ。

 

にしても、本当にどういう頭の回り方をしているのか。

 

免疫構造を持ち出すだけならまだしも、セキュリティパッチへ変換する際の切り方が妙に実務的だった。理論家の発想ではない。あれは現場側の思考だ。理想の完成形ではなく、今この瞬間、足りない時間と限られた人員で、どこまで生き残るかを考える形。

 

完璧さより生存性。

 

美しさより継戦能力。

 

その選び方が、年齢に似合わない。

 

リツコはふと、彼が模擬試験用エントリープラグを拒否した瞬間のことを思い返した。言い方は曖昧だった。確認できないと、自分で言っていた。それでも乗らない方がいいと止まった。

 

あの感覚と、今の発想は、どこかでつながっているのかもしれない。

 

見えないものを、見えないまま切り捨てない。

 

ただし、わかったふりもしない。

 

その半端な立ち位置は、科学者としては癇に障る。だが、現実の危機対応では案外強い。データになる前の異常を拾い、しかも神秘化せずに手順へ落とそうとするからだ。

 

嫌になるほど、使える。

 

リツコは苦く笑いそうになってやめた。

 

私でも、とっさには出てこない。

 

それは素直に認めるべきだろう。

 

不可能ではない。時間があれば辿り着けたかもしれない。だが、あの速度では無理だ。少なくとも、自分は一度、既存の手段を頭の中で並べてしまう。その確認工程を飛ばして、いきなり免疫構造の役割分担に入ることは難しい。

 

それは能力差というより、経路の差だ。

 

自分は積み上げて行く。

 

彼は、最短で骨格へ飛ぶ。

 

厄介だが、羨ましくもある。

 

ほんの少しだけ。

 

その感情を認めた瞬間、リツコは眉をひそめた。羨望は判断を濁らせる。そこまで行かなくても、相手の特異性に魅了されれば距離を誤る。

 

距離は必要だ。

 

観察対象として。

 

協力者として。

 

そして何より、壊れる可能性のある未完成品として。

 

未完成品。

 

その言葉が頭に浮かび、すぐに別の言い方へ直す。物のように考えるのは雑すぎる。彼は道具ではないし、そう扱えばたぶんすぐに歪む。そういう種類の危うさは、もう十分見えている。

 

なら、何だ。

 

答えはまだない。

 

ただ一つ確かなのは、彼の頭の中には、普通の訓練では育たない回路があるということだ。

 

生命体の免疫構造を、そのままセキュリティパッチの発想へ持ち込む。

 

しかも、とっさに。

 

リツコはもう一度だけ構造図を見つめる。

 

無骨で、不格好で、しかし生き残るための形をしている。

 

実に腹立たしい。

 

腹立たしいくらい、筋がいい。

 

次に同じような侵食が来た時、今日のパッチはもっと洗練できるだろう。役割分担も、観測系も、記憶層も、改良の余地はいくらでもある。そこは自分の領分だ。削り、整え、再現可能な形に落とし込む。

 

だが最初の火花。

 

最初の跳躍。

 

あれだけは、今日この場では、彼のものだった。

 

赤木リツコは静かに端末を閉じる。

 

にしても、本当に何者なのか。

 

問いはまだ答えにならない。

 

けれど少なくとも一つだけ、はっきりしたことがある。

 

あの少年は、危機の中で思考を縮めない。

 

むしろ広げる。

 

それは、この場所では武器になる。

 

同時に、とても危ない。

 

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