ご注意ください
◈御坂美琴→三人称
「久しいな。計画は順調か」
「なんのことかね」
「とぼけるな」
「ああ、誤解があるようだね。この国の言語は全く同じ言葉でも複数の意味を持つから誤解しやすい。特にまだ慣れていない君であればなおさら。正しく言い直させてもらおう。
その言葉を聞いて男は確信する。
「やはり、貴様には及ばないようだ」
「そうでもない。死体を弄ぶことに関して君は私以上だ『屍術王』───いや、『
「だが生者を弄ぶことに関しては貴様の方が上だ。だから今日訪ねて来たのだ」
「最強の
コルネリウスの手元に一枚の書類が現れる。そこにはある女性の顔と名前、そして短く彼女の所業が一つだけ書かれている。たった一行のその短い文は、それだけでコルネリウスが満足するものだった。
「先の問いに答えるのは簡単だ。今一番強い
「……自らの神にも等しい樹を呑んだドルイデスとはな。なるほど最強の兵器になりうるだろう。一つ聞かせてくれ『学園都市統括理事長』アレイスター=クロウリー*2。これも貴様の計画の一つか」
「いいや純粋な礼だとも。彼女自身は、ね」
*
◈三人称
「
イギリスの辺境、地図にも載らないような小さな小さな村の外れにある古びた石造りの小屋。その真ん前に、白い修道服を着た銀髪のシスターが生き倒れていた。
「なんで今更……私のことなんて覚えてないだろうに」
「っ、うぅ……」
生き倒れ少女がうめき声を上げる。死にゆく者が最期の言葉を残すように細く、掠れた声が目の前に現れた彼女に伝えたのは────
「お腹、空いたんだよ」
空腹を伝える言葉であった。
「………っ、はぁ。待ってろ。今食えるもの持って来てやる」
三年前の記憶にあるものと全く変わらない少女の言動にため息をつきつつ、小屋の中からパンと水の入ったコップを差し出す。
「ありがとう親切な人!私は
彼女の手から目にも止まらぬ速度でパンを引ったくり、その半分を口の中に収めた少女は呑気に自己紹介を始める。器用なことに喋る合間にどんどんとパンの体積を小さくしていき、そして全部食べきった後に大きくお腹を鳴らした。
「おかわりもらっていい?」
「好きなだけ食っていい。どうせ明後日には引き払うから食い物はなくしとかなきゃならん。悪人程度なら追い払えるからゆっくりしてけ」
「ありがとう、えーっと……」
「ベルディリア*4だ。リアとでも呼んでくれ」
「ありがとう、リア。ところでリアって魔術師だよね。私のこと知ってた?」
その一言で、二人の間に緊張が走る。こういう時の癖なのか、ベルディリアは緑のメッシュごとその長い黒髪をかき上げた。
「10万3000冊の魔導書を記憶してる魔導図書館だろ。そこそこ有名だぞ、お前。まぁ私は興味ないが。そっちこそ、よく魔術師だってわかったな」
「確かに、ぱっと見では服装も生活様式も魔術的意味が見いだせないんだよ。でも無宗派の人でも食前には神に感謝を捧げるように、そういった宗教様式は生活と深く結びついてる。隠すことに固執するあまり消しすぎたね」
「そうか。参考にさせてもらうよ。ところで、これから日本の学園都市に行くんだ。
「……行く」
これは科学と魔術が交差するおよそ半年前の会話である。
才気学園編の舞台となる学園国家ランカスターの学園長で、生徒は皆我が子とか言ってる
まあ実の子であろうと強者を生み出すための道具でしかないとも言ってたりする
本作ではアマリリスたちが元いた孤児院の院長という設定
こちらでも原作と変わらずネクロマンシー系の魔術師
なので正しくは『初代学園都市統括理事長』
学園都市ができたのは戦後すぐなので百年は生きてることになる
まあもっと長生きだけど
完全記憶能力の持ち主で魔導書に脳領域の85%が圧迫されているため年に一度記憶を消さなければならない
ホントかなぁ〜?
『巡りの神樹』を体内に取り込んだとか『神殺し』とか色々言われてるのに過去の描写があんまりない
管理者(Shadowverseにおける上位存在)の器となれる妹がいる
本作ではドルイド系の魔術師という設定
『妹達』編への前振りなのに特大の設定ミスを見つけたから続きないよ
どっちが良いと思うか
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短編
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分割
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両方あると嬉しい