その名は時間管理局   作:クライングフリーマン

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「五十嵐、お前は・・・お前、ひとの恋路を邪魔する奴は?」
「蚤に食われて死んでしまえ!デスね。」
「例えが少し違うと思うが、まあいい。


130.大引退

 

============== これは、勿論フィクションです。 =======

俺の名は、加賀見進。別名「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋をしていたが、時間管理局に『異動』になった。俺の使命は、この未来世界(3026年)から、所謂タイムリープをして逃げた犯人を追って、『悪さ』をしていた場合、逮捕し、局に移送させることだった。殺しはしないが、痛め付けること位は許されている。

今の俺は、『異次元のパトロール警官』。次元の『調整係』だ。

 

午前9時。時間管理局。

出勤するなり、ボスは言った。もう力石だと、ばれてるが、変な仮面を着けている。

もう知らん振りするしかない。

「五十嵐、お前は・・・お前、ひとの恋路を邪魔する奴は?」

「蚤に食われて死んでしまえ!デスね。」

「例えが少し違うと思うが、まあいい。差異が生じたのは、『宮の国』。お前が医療システム乗っ取りを解決した次元だ。時間軸は、1980年。ある大物歌手が引退した。結婚の為だ。で、ファイナルコンサートは盛況に終った。ここまでがデータベースにある真実だ。ところが年鑑が書き変わった。熱狂的なファンにより銃撃され、悲劇で終った。どう思う?」

「シッパーですね・許せない、許せない、許さない!」

 

俺はMRIに似た移送装置に寝転った。

睡眠学習によると、デビュー時は、平凡な女子中学生だったが、ドラマ・映画で大人気となり、最も共演回数の多い俳優と大恋愛し、結婚に至った。

熱狂的なファンの中に、おかしな者もいたことは事実だ。

しかし、銃撃なんて。シッパーは、どうやって唆したのか。

一生お前と一緒にいられる、とか言ったのか?

 

1980年10月5日。宮の国』。

コンサートのリハーサルの最中、拳銃の弾が、彼女を貫いた。

だが、彼女は倒れなかった。

俺が弾を消したからだ。

シッパーの手下が、いつの間にか俺の後頭部に拳銃を当てていた。

でも、引き金を引く前に、俺は消えた。

外に跳ぶと、そいつは追いかけて来た。

そいつは、仲間が10人、地面から空を見ているのを発見した。

「「今よ!!万華鏡!!」」

ミカと止揚の声に励まされ、俺は奴らを『保安檻』に送った。

「円盤、どうしたんだろう?」

「故障したんじゃない?」

ミカが平気な顔で言った。

あ・・・そうなんだ。

 

3026年某月某日。午後5時。時間管理局。

俺はタイムレコーダーシステムに体内時計をスキャンさせた。

ボスは来なかった。

 

午後7時。五十嵐家。

いい匂いだが、鉄板でミカとかな子が焼いた、鯛焼きは、凡そ100個。

「どうしたの、これ?」

「ネットで買った。」

「夕飯は?」

「鯛焼き。」

 

やっぱり。胃の薬あったかな?

 

―完―

 

※山口 百恵(やまぐち ももえ、1959年〈昭和34年〉1月17日[4][1] - )は、日本の元歌手、女優、作詞家で、現在は本名の三浦 百惠(みうら ももえ)名義でフリーランスのキルト作家として活動。旧姓:山口。芸能活動時の所属事務所はホリプロダクション(現:ホリプロ)で、レコード会社はCBS・ソニー(現:ソニー・ミュージックレーベルズ)に所属していた。

 

ファイナルコンサート歌唱終了後、ファンに深々と一礼をした百恵は、マイクをステージの中央に置き、静かに舞台裏へと歩んで立ち去った。この「最後にマイクを置く」演出は振付担当の西条満の考案で、今では伝説的なアクションとして語り継がれ、さまざまな番組などで真似されている。

 

 

 

 

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