その名は時間管理局   作:クライングフリーマン

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「五十嵐、お前は・・・お前、抗議デモをどう思う?」
「正当な場合もあれば、偽装の場合もあります。俺が次元管理局で跳んだ次元は、皆、何らかの『被害者』からの悲痛な声が多かったです。」



136.大抗議

 

============== これは、勿論フィクションです。 =======

俺の名は、加賀見進。別名「異次元の殺し屋・万華鏡」。次元を渡り歩く殺し屋をしていたが、時間管理局に『異動』になった。俺の使命は、この未来世界(3026年)から、所謂タイムリープをして逃げた犯人を追って、『悪さ』をしていた場合、逮捕し、局に移送させることだった。殺しはしないが、痛め付けること位は許されている。

今の俺は、『異次元のパトロール警官』。次元の『調整係』だ。

 

午前9時。時間管理局。

出勤するなり、ボスは言った。もう力石だと、ばれてるが、変な仮面を着けている。

もう知らん振りするしかない。

「五十嵐、お前は・・・お前、抗議デモをどう思う?」

「正当な場合もあれば、偽装の場合もあります。俺が次元管理局で跳んだ次元は、皆、何らかの『被害者』からの悲痛な声が多かったです。」

「この場合も当てはまるかもな。差異が生じたのは、『静の国』。お前が、冤罪に苦しむ知事を助けた次元だ。時間軸は、2011年。あるTV局があまりにも隣国寄りの放送をするので、何度も抗議デモが起こった。何度もだから、『ブジ』で済むはずもない。その後、鎮静化はするが、後年、何度もスキャンダルを起こしている。最終的に他のTV局同様、『電波オークション』が行われたことで消滅・解散した局だ。ここまでが、データベースにある真実だ。ところが、年鑑では、ある時を境に、その局は隣国所有の局になり、その周辺は独立国家になった。」

「無茶苦茶じゃないですか。」

「五十嵐・・・。」

「ファイナルアンサー。」

 

俺は、MRIに似た移送装置に寝転がった。

睡眠学習によると、当時の、『静の国』の局の殆どの局に、2つの隣国の役員が居座り、『偏向放送』をしていたようだ。国民が怒るのは当然だ。

俺は、アロハを握りしめた。

絶対、シッパーを許せない。

 

2011年8月21日。『静の国』。不遜TV。

局では、夏恒例の『お祭り番組』が放送されていた。

そこへ、局のシンボルでもある『巨大ミラーボール』の上に円盤が飛来、押しつぶして乗っかった。

俺は、時間管理局の円盤に転送された。

「タイムリープしている余裕はない。万華鏡くん。全員で乗り込んでくれ。」

そこには、ミカ、ナオ、俊子、敏江、北野、南出がいた。

俺達7人は、敵円盤に転送された。

 

前よりも強力な麻痺銃とチームワークで、30分後、敵円盤内の敵は一掃した。

時間管理局の円盤に戻ると、局長は、言った。

「牽引して、敵と共に全員で未来に、3026年に帰る。万華鏡君以外は、それから、各次元の各時間帯に転送する。衝撃に備えろ!!」

もの凄い衝撃音と共に俺達は・・・。

 

3026年某月某日。午後5時。時間管理局。

俺はタイムレコーダーシステムに体内時計をスキャンさせた。

アラームが鳴った。

ボスが来て、何事も無かったかのようにリモコンを操作して、音を止めた。

「ボス。ミラーボールは?」

「大丈夫だ。彼らが自力でなおすさ。何だったのか?とクビを傾げながら。あれ、中身空洞らしいよ。」

 

午後7時。五十嵐家。

「どうだった?今日の仕事。」

「ああ、助っ人が6人来てくれたから助かった。」

「決戦は遠くない、って言ってたわ。そうでないと、お腹の子供が・・・。」

「大丈夫だよ。」

「じゃ、ふぁいと、いっぱーっっつ。!!」

 

へ?

 

―完―

 

 

 

 

 

 

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