遅くなっちゃってすみません。
未成年であるが故に絶対的権力(両親)に
支配される日々ぇ……。自由に使いたいよお……。
「開幕まであと二週間……。やべー、全然パーティ決まってねえ……」
前回の配信からちょうど一週間。ジムチャレンジ用のパーティが決まってもいない癖に、身体が勝手に配信を始めようとしている。まあ前回の配信でチョロっと存在を仄めかしたアーマーガアの天敵を紹介するだけだから……。その後ちゃんとチーム考えるから……。
「全世界のポケモントレーナーの諸君、ボンジュール。ということでキルクスタウンジムリーダーのアザミです。どーもどーも一週間ぶり〜」
・待ってました
・今度こそジバコイルをお願いします
・マジで誰なんだこのジバコイルスキーは……
・どっかのおはこんハロチャオ〜な人じゃ無いだろーな
「あんな上澄みの配信者がこんな底辺に来てる訳ないだろうが、来てたら今頃コメント欄が大変なことになってるぞ?チャンネル登録者数もホラ、まだ1万ちょいしかいないし」
・本当は十分すごいんだけどなぁ……
・確かにナンジャモがコメ欄来てたらエグいかも
・ジバコイルを恵んでください
・うわあついにスパチャ始めたぞ!?
「おお初スパチャ、どんだけジバコイル好きなんだよ……。まあありがとうございます、スパチャ機能はちょっと切っときますね」
・なんでだぁ!?
・草www
・ドンマイwww
・流石にしつこかったんじゃね?www
「まあ次回次々回辺りに考えておきますよ……。というわけで今回紹介するのはこちらのポケモンです、どうぞ」
「……ガッチャ!!」
「ハンマーポケモンのデカヌチャンです。前回チラッと出したアーマーガアの天敵ってのはこの子ですね」
・おおっ、可愛いな
・……なんか最後凄い怖い言葉が聞こえたけど
・気のせいだよ
・そだな
「デカヌチャンはパルデア地方で初めて発見されたポケモンです。この巨大ハンマーで岩を殴り飛ばしてアーマーガアを撃ち落とし、ハンマーの材料にするそうです。高さは0.7m、重さは112.8kg。まあ重さの方は肌身離さず手にしているハンマーを含めた重さなんでまあ妥当かな、と。じゃなかったら逆に怖ぇよ」
・ポケモンを……ハンマーの材料に……?
・たまにキリキザンとかも襲われてるぜ
・怖いよ……
・そりゃそうだwww
・主の肩に乗ってるってことは突っ込んだ方がいいの?
・やめとけやめとけ
・黒い部分に手を突っ込むな
「こんな大きなハンマーを振り回すデカヌチャンですが、攻撃力は意外と控えめです。特攻とほぼ並んでます。どっちかというと特防が並よりも高いですかね、そして素早さは意外と早いです。ワルビアルより早いです」
・えっ意外
・筋力と攻撃力は違うってことか……
・攻撃上げるためワンリキーと腕立てしてた日々……
・えっと、それは体型維持のためってことで……w
・ワルビアルって足速いん?
・ピカチュウよりちょっと速いくらいの筈
・めっちゃ分かりやすくて草
「……まあ、そんなこともありますよ。ドンマイです。そんなデカヌチャンの特性は型破り、マイペース、稀に悪い手癖です。型破りは相手の特性を無視して技を放てるというものですね。頑丈の相手をワンパンしたり、変化技を受けないサーフゴーに電磁波を当てたり、という立ち回りが可能です」
・分かりやすく強いな……
・サーフゴーって変化技受けないんだ
・型破りって大体強いよなぁ……
「続いてはマイペース。私のデカヌチャンはこのマイペースなんですが、その効果は混乱状態にならないこと、そして特性威嚇によって攻撃力を下げられないというものになります」
・型破りに比べてイマイチ強さが分からん……
・俺のムクバードとルクシオの
トンボルチェン威嚇サイクルがぁ!?
・鬼畜かよ
「私はよくデカヌチャンをダブルバトルで使うんですけど、ダブルの環境って威嚇持ちがウヨウヨしてるんですよね。それら相手に強く出れるってのもありますし、私はクレッフィとよく組ませてます。混乱しないっていうのを良いことにデカヌチャンに向けてクレッフィが威張るを連打、デカヌチャンはアタッカーとして専用技のデカハンマーやらじゃれつくやらアイスハンマーやらで攻め立てていく……っていう戦法ですね」
・さっきのトンボルチェンが可愛く見えるのなんなん
・鬼畜やんwww
・デカ、ハンマー?
「続いてはデカヌチャンが覚える技に移りましょう。まずは攻撃技からです。物理技は専用技のデカハンマーを筆頭に、メタルクロー、ヘビーボンバー、ハードプレス、じゃれつく、叩きつける、猫騙し、フェイント、我武者羅、空元気、岩砕き、瓦割り、イカサマ、はたき落とす、飛びつく、這い寄る一撃、岩石封じ、撃ち落とす、岩雪崩、ストーンエッジ、地均し、アイスハンマーなどが上がります。特殊技はドレインキッス、ラスターカノン、徹底光線……くらいかな?」
・なんか……思ってたよりもパッとしないな?
・優秀だけど、タイプ一致技がやけに少ないぞ……
「残念、デカヌチャンはその巨大ハンマーから脳筋ゴリ押し戦法が得意、と思われがちですが、変化技を駆使したクレバーな戦いが実は一番得意なんですよね。まずは攻撃を下げるつぶらな瞳、逆に自分の攻撃を上げる剣の舞、特防を下げる嘘泣きと金属音、味方の攻撃に威力補正を乗せる手助け、ギャンブル戦法代表の指を振る、相手の技を縛るアンコール、相手と特性を交換するスキルスワップ、麻痺状態にする電磁波、ダメージを軽減するリフレクターと光の壁、相手の特攻を上げつつ混乱に追い込む煽てる、単純に混乱を押し付ける天使のキッス、相手の行動を最後に回す先送りや、後続に圧をかけるステルスロックも覚えます」
・多い多い多い!?
・なんだそれぇ!?
・し、しかもこれ型破りだったら……
・私のブリムオンのマジックミラーは!?
「まあ簡単に言えば、デカヌチャンは起点作成が得意ってことです。土台が大事な大工さんと同じですよ……。まあ私はその裏を書いてアタッカー運用するんですけどね」
・……パルデア行きのチケット取ろっと
・マジでパルデア魔境すぎん?
「というわけで今回はここまでです。チャンネル登録と高評価、是非是非よろしくお願いします。来週はジムチャレンジの使用ポケモン考えなきゃいけないのでお休みになります、すみません。というわけでまた再来週お会いしましょう、さよならー」
配信を切ると、デカヌチャンがトテテッとアザミに駆け寄ってきた。そのままよじよじとアザミの身体をよじ登り、頭の上でひっくり返って眠り始めた。
「デカヌチャンは自分のハンマーの上で寝るのがお約束じゃ無いんかよ……」
仕方なくアザミは
更新ペース激落ちします、マジですみません。
次回からジムチャレンジ編に本格的に突入します。