死の淵で少年は何を見たのか。

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fate/Imperial capital Story

 蔵の中。彼、衛宮士郎は死を覚悟していた。それは目の前に立つ槍を持つ男に命を狙われ、一度目は何故か助かったが、二度目は無いと本能的に自覚していた。

 

 そして彼は強く願った。自分は『正義の味方』になるまでは死ぬわけにはいかない、と・・・

 

 

 すると、倉の奥から光が溢れ、一人の男が出現した。

 

「なんだ、てめえは」

 

 男は有無も言わず槍を持った男を謎の力で吹き飛ばした。

 

「問おう、貴様が我のマスターか?」

 

「一体誰だ、あんたは・・・」

 

「聞いているのは我だ・・・その左手にある紋を見せよ」

 

 士郎は男の言われるままに左手を見せた。

 

「なるほど、これで契約は完了した」

 

 すると男はシロウに背を向けそのまま倉から出た。

 

 士郎は外に出た男の姿を見ると外套に昔の学生帽を被った妙な格好をしていた。

 

 

 

 

「さて、てめぇのマスターとはゆっくり話が出来たか?」

 

「ふん、亡霊風情が・・・気安く口を利くな」

 

「ッハ!それを言うならてめえも同じじゃねえか。え?キャスターさんよ?」

 

「我を貴様らと同じにするな!・・・だが、貴様らの基準に当てはめるならばセイバーと名乗っておこう」

 

「ふ、ならば俺も名乗って置こう、真名は名乗れねぇが俺はランサーだ・・・さぁ、行くぜ!」

 

 ランサーが名乗ると同時に男に高速の連激を繰り出していった、しかし男――セイバー――はその攻撃を全てかわし、逆にランサーに刀で幾つ物傷を作り出していった。

 

「てめぇ、本気でやってねえな」

 

「貴様のような犬風情に我の真の力が出せるか」

 

「言ったな・・・ならば見せようこの俺の宝具を!!」

 

 ランサーが槍を構えると、まるで周囲の熱が吸い取られたかのような錯覚を覚えた。セイバーはランサーが槍を構えると同時に札を取り出し印を結び一言呟いた。

 

「急急如律令」

 

「食らえ、我が必殺の・・・刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)!!」

 

 ランサーが槍を下方向に突き出すと一瞬、槍が曲がった様に見えそのままセイバーに刺さった・・・かに思えたが、ランサーが突き刺していたのは一枚の札だった。

 

「貴様、どうやって俺の槍を避けた」

 

「簡単なことだ、貴様に幻覚を見せ、さらに式神で我の身代わりにした。それだけの事だ」

 

 そう言われたランサーは苦虫を噛み潰した様の顔をしていた。

 

「俺のような素早さに、セイバーの剣技、それにキャスターの魔術・・・悪いがここは引かせてもらう・・・」

 

 そう言い残しランサーは影も形もなく、一瞬で消えてしまった。

 

 

「あんたは一体誰なんだ?」

 

「俺の名前は加藤保憲・・・帝都を恨むものだ」

 




最近書きたいものが書けず短編ばっかり書いてて少し自分がいやになります。

ところで加藤のスペックを考えてみました。

筋力C

耐久B

敏捷A

魔力AA

幸運B

宝具Ex

 書いてるうちに加藤が桜に「貴様からは腹中虫の匂いがするぞ」とか言いそうだなと。

それからこれで誰か書いてくれるといいな(投げっぱなし)

 コメントしてくれると嬉しいです。

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