気が向いたら続き描きます
俺の名は比企谷八幡。
どこにでもいる普通の高校生だった。
ほんの少し前までは……
というのも最近、俺は赤ん坊を拾ったんすよね。
光る電柱……
その中にいた不思議な赤ん坊をね。
何を言ってるんだとお前思うかもしれないが、マジだ。
これマジィ
だから当然逃げたよね。
もう肺がぶっ壊れるんじゃないかってくらい。
絶対めんどーごとに巻き込まれるフラグびんびんだもん。
だってかぐや姫みたいに電柱の中に入っていたんだぞ?
それだけでもびっくりするのだが……
しかもこの赤ん坊、なんと恐ろしいことに……
何回置き去りにしても、俺の元へ戻ってくるのだよね。
「とりあえずオムツに離乳食……うわあ、結構かかるなこれは」
俺は思わず愕然とする。
この赤ん坊のためにできるだけ道具を揃えようと試みるも、まさかここまでかかるとは…
世の親というものの大変さを身に染みて実感する。
子育てするにも金がいる時代、これじゃあ少子化になるのも頷けますな。
「と、いかんいかん。さっさと会計せねば」
冒頭でもあったように、俺は全てを諦め、俺はこのエイリアンみたいな赤子と共同生活を始めた。
だって、何回捨てても、いつの間にか俺の部屋にいるんだもん。
ここまで俺のこと好きなら、もう育てるしかないよな?
……それに捨てたらなんか呪われそうだし。
「さて、さっさと帰りますか」
俺は買い物を済ませて、そそくさと帰る準備をする。
こんなとこ知り合いに見られたら、めんどくさいことこの上なし。
あらぬ誤解を生む前に早急に退却だ。
「もしかして比企谷くんかい?」
と思ってたらこれだよ。
俺に話しかけた人物。
それは俺の近所に住む……
ワインニキだった。
「あれ、なにか赤ちゃんがいるね?もしかして比企谷くんの…」
「その子はその……親戚の子で、今預かってるんです」
俺がそう言うと彼はふむふむと頷く。
「なるほどね。ところで相手は誰だい?」
「だから違うって!」
助けてー。この人、全然人の話を聞いてない。
「ははは。僕はてっきり、あの3人の女の子たちの誰かとの子供かと思ったよ」
「3人の女の子たち…?もしかして酒寄と綾袖と諫山のことですか?」
「そうそう!いつも一緒にいるあの子達のことだよ」
……なんであいつらが出てくるんだ?
確かに最近はよく話したりはするが……別遊びに行く間柄でもない、そこまで親しくもないんだが。
「君たちが一緒にいるところを見て、付き合っていると思ったんだがねー」
「は、はぁ…」
付き合ってるってなんだよ?
ものすごい誤解だな。
それに大体、あいつらにはすでに彼氏いるだろう。
…全員美少女だしな(偏見)
まあ知らんけど。
「まあ親戚の子とはいったものの……なるべく赤ちゃんがいることは隠しておいたほうがいいかもしれないね」
「俺も隠してるつもりではいるんですけどね、バレましたけど」
俺はそう言いつつリュックサックに赤子を詰め込む。
今度は飛び出てくるなよと、祈りながら。
「特にあの3人の女の子にはね、バレないようにしないと」
「同級生だといろいろめんどくさいですしね」
「でないとあらぬ疑いをかけられて、刺されるからね」
え、なに怖いんだけど。
ワインニキが真顔でいうもんだから余計に。
なんかあったんだろうか。
「だけどまあ、僕から言えることはひとつ。子育てはワインと一緒なんだよ。極上のワインは時間が経つほど深まる。悪いことばかりじゃないさ」
「は、はぁ……」
俺、高校生にして赤ん坊育てなきゃいけないんですけど。
これも時が経てば悪いことじゃないと思える日がくるんだろうか。
……いや、無いな。
ここまで書いて思ったが、キャラが八幡とかぐやとワインニキしかいない。