ひとつの器で六魂共鳴 - 最下層から始まる六人格侵略譚 -
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オリジナルファンタジー/冒険・バトル
タグ:神様転生 転生 異世界転生 厨二病 ヲタク
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コンビニ帰りの事故で命を落としたオタク青年・天瀬湊は、
軽薄で適当な神ルクス・フィデルの“手違い”により異世界へ転生する。

――だがその転生は、明らかに普通ではなかった。

一つの肉体に宿ったのは、六つの魂。
侍・暗殺者・軍人・武闘家・医者、そしてオタク。

人格は状況に応じて強制的に入れ替わり、
それに伴い身体能力や外見すら変化する異常な存在――
それが彼、《六魂の器》である。

転生先は、五つの大陸で構成された階層世界《アルケディア》。
外側に行くほど階級が高く、中心に行くほど価値のない人間と見なされる、
徹底した“差別”によって成り立つ歪んだ世界だった。

最下層――灰冠大陸《グレイシア》に落とされた湊に与えられた使命はただ一つ。

全大陸の制覇。

目的は、差別という“常識”の破壊。
そのために彼は、各大陸で一人ずつ
「差別意識を持たない者」を仲間にしながら、
最下層から最上層へと世界を侵略していく。

だが、彼の最大の武器は剣でも魔法でもない。

――どんな人間にも“物語”を見出してしまう、オタクの視点。

戦場では侍が剣を振るい、
闇では暗殺者が息を潜め、
危機には軍人が判断し、
力では武闘家がねじ伏せ、
命の際では医者が救う。

そしてそのすべてを束ねるのは、
“最も非力で、最も異質な主人格”。

これは、六つの魂を持つ一人の異端者が、
差別に満ちた世界を内側から侵食し、
やがて支配するまでの物語。

――その侵略は、救済か。それとも破壊か。