個性『スーパー戦隊』 うん。……ちょっと待て?????   作:翠吏

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命名までと言ったな?アレは嘘だ。
ほんとすいません。
後日談+命名途中までとなりました。

場面転換が多いのはご容赦ください。


命名

 

「今年度雄英体育祭一年の全日程が終了。これから表彰式に移ります!」

 

そう先生が言い、煙が上がると同時に乗っている台が上に上がっていく。演出派手だなぁ……。(遠い目)確か原作だとここで爆豪が拘束されてて暴れ回ってるんだっけか。……チラリと爆豪を見る。暴れてはないもののめっちゃイラついてる…。飯田、ある意味いなくてよかった。(よくない)もちろん家庭の事情って事はわかってるよ、ステ……なんとかのやつだろ?名前は忘れちまったけどさ。あ"ー、記者のカメラのフラッシュが地味にキツい。なんだろ…疲れた目にダイレクトにくる感じがする。

 

「それではメダル授与よ!今年メダルを贈呈するのはもちろんこの人!!」

 

「ハーハッハッハ!」

 

アレはどう見てもオールマイトですね、はい。

観客がめっちゃ盛り上がってる。生でオールマイト見れてるからか?気持ちは分からんでもない。戦隊ショーは何歳でも行きたいもんだよな。

 

「我らがヒーロー!オーr「ワタシが来たーッ!!」…」

 

被ってる……。

え、なに…気まず……。

 

「……ごめん、被っちゃった☆」

 

オールマイトショック受けてないか?

まぁいいか。個人的にはそんな事はいいからさっさとメダル授与してほしい。最後まで意識保ってられっかな……、決勝ブッパでやりすぎた……。火傷やらなんやらは治ったけど、生命エネルギーの枯渇(これ)はどうしようもないようだ。まぁ、自業自得か。

 

「それではオールマイト、三位からメダルの授与を」

 

……なんで歓声が上がるのが分からない。

疲れで頭イカレたかもしれねぇ…。爆豪うるさ…。帰ったらゆっくり休もう。つか寝よう。うん。決めた。今決めた。

 

「さて!五十志少年!!」

 

俺の番ですか…。やっとか。

 

「選手宣誓の通り、君は優勝してみせた。まさに有言実行ってやつだ!その調子でどんどん夢に向かって突き進んでくれ!」

 

オールマイトがメダルを俺の首にかけ軽く抱きしめる。なんでハグしてんだろこの人……。

 

「さぁ!今回の勝者は彼らだった!!しかしながらこの場にいる誰もがここに立つ可能性があった!ご覧いただいた通りだ!!競い、高め合い、更に先へと進んでいく強さ!次代のヒーローは確実に、その芽を伸ばしている!!

 

オールマイトが天を指す。

なんか指先が光った気がするのは疲れてるからなのか。あぁ、本当に早く休みたい。今ちょっと唇噛んで耐えてるから。早よ終われ。

 

「ってな感じで最後に一言みなさんご唱和ください!」

 

え?

我の名を?

(※彼は疲れています)

 

『Plus Ultra!!!!』「お疲れ様でしたー!!

 

デジャヴゥ……。

 

『そこはPlus Ultraでしょ、オールマイト!!!!』

 

ブーイングすごっ。

 

「あぁ、いや、そこは……皆んな疲れたろうなって思って……」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

雄英体育祭が終わったその日の夕方。

教室内にはクラス全員揃った…わけでもなく、二人不在している。

 

「お疲れー、というわけで明日は休校だ」

「センセー、五十志は大丈夫ですか?」

 

席の後方には誰もいない席が二つ。

片方は家庭の事情で早退したという理由で、もう片方は体育祭終了後に倒れたという理由で不在であった。幸い気絶してるだけで、倒れた際に緑谷や麗日、轟がいたおかげで怪我は無い。

 

「バァさんの見立てじゃ、そろそろ目を覚ますそうだ。誰か今から言うことを伝えとけ」

 

そしてそこから、職業体験へ向けての説明がされあっという間に放課後になった。クラスメイトのほとんどはすでに下校している。残っているのは片手で数えられる程度であった。

 

「ほんとに大丈夫やろか……」

「麗日さん…様子見に行かない?僕も心配だし」

「俺もいいか?」

「轟くん!」

 

心配で帰れずにいた麗日と緑谷。見にいくかと決めた時に轟が話しかける。彼もまた、五十志が心配なのだろう。二人は顔を見合わせたのちに、もちろんと言い、仲良く保健室へ向けて歩き出した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

……ここはどこだ。

なぜまっくらなんだ……ってあのときとおなじくうかんかよ!きちんとねさせてくれよ!!

 

ってじだんだふんでもしょうがねぇか。

なにすりゃいいんだ。あのたてものいきゃいいのか?

 

あ、あったわ。

 

なんか……ふえてない?

××もなんかまえとくらべてひかりかがやいてるし、もうどうなってんだこれ……。

 

つか、なんでおれは─────

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ん……あ"?」

 

よう分からんユメを見てた気がする。

お、ちゃんと声出せるし体も動く。回復速度上がってんのかな。だとしたらやったぜ☆なんだがな。

とりあえず体を起こす。

 

「先生」

「おや、起きたのかい」

 

シャッとカーテンが開けられる。

話を聞くと俺は気絶してたようだ。そうか、もたなかったか。ちょっと残念だ。いつの間に気絶してたのか。緑谷とお茶子ちゃん、轟にお礼言わなくちゃな。

 

「失礼します。五十志くんが…って、目を覚ましたの?!」

 

噂をすればなんとやら。

緑谷、お茶子ちゃん、轟が来た。

 

「もう大丈夫なのか」

「ん?あぁ。十分回復したからな。三人ともありがとな」

「もー、心配したわ」

 

思わず苦笑いをする。

また鍛えないとな。試したいこともたくさんできたし。念の為と先生に聞けば、もう帰っていいようだ。疲れも改善されてる。

そのまま四人で下校することになった。

そんでわかったことがある。轟こいつは…俺が思っていた以上に天然だった!想定してたライン全部飛び越えやがった!!

 

「ヴッ」

「本当に大丈夫なのか?」

「だからヴッ、大丈夫だとヴッ」

「もう喋らんでええから!」

「フフッ…ww」

 

そう、原因はしゃっくりである。

しゃっくりも前から変わらねぇという……とんでもない不幸だ。なんでここで出るんだ。ふざけんじゃねぇぞ。そんでそれを「毒殺されてるのか?」って言った轟許さねぇからな。見ろ、緑谷を!ツボっちまってんじゃねぇか!!……いや、これはこれで腹立つな。軽くこづいたろ。

 

「ごめん…w」

 

なんか……うん。

改善されてたのはどうやら、気のせいだったようだな………。疲れたわ。

 

 

「ただいまー」

 

ようやく帰宅か。

スレには……いいか。倒れた時にはLiveモードも切ってたし。明日顔出そう。まったく、明日も明日でやること多いわー。メシは…カップでいいか。最近買ったやつがあったはず。んでもう風呂入って寝よ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

865 スーパー戦隊好き

……以上です

 

866 名無しの転生者

なるほどこれは……なんとも

 

867 名無しの転生者

うーん…

 

868 モモタロス成り変わり

……俺がいない間になにがあったんだ???

 

869 名無しの転生者

うむ…

 

870 名無しの転生者

よう、モモタロスニキ

もうええんか?

 

871 名無しの転生者

おかえりモモタロスニキ

 

872 名無しの転生者

それがなんとも言いづらい結果で…

 

873 モモタロス成り変わり

>>870 イマジン倒したから今日は終わりだ

そんで…なんとも言いずらい結果ってなんなんだ?

強化形態全部試すんだろ?

 

874 ヒロアカマニア

それが微妙なラインなんですよ

 

875 スーパー戦隊好き

できねぇんだ…

全員使ってる強化形態になれねぇんだ…

 

876 モモタロス成り変わり

は?

なんだよそれ!?スーパーシンケンジャーにはなれてたじゃねぇか!

 

877 名無しの転生者

あれなんだよ……主にレッドが使ってた強化形態はなれるっぽくて、全員共通?のにはなれないっていうよくわからない仕様になってんだよ

 

878 スーパー戦隊好き

スーパーシンケンジャーになれてもハイパーにはなれなかったあたりまたなんかある……

 

879 名無しのまとめ係

つまりだな

アームド・ティラノレンジャー

アバレマックス(超不可)

デカレッド、バトライズモード(ファイスク不可)

ボウケンレッド・開運フォーム(!?)

スーパーシンケンジャー(ハイパー不可)

キョウリュウレッド・カーニバル

ジュウオウホエール

シシレッドオリオン

スーパーパトレン1号

スーパールパンレッド

マックスリュウソウレッド(ノブレス不可)

スーパーゼンカイジャー

ゴールドモモタロウ

キングクワガタオージャー

ブンレッド119

ワイルドゴジュウウルフ

になれるってことだ

 

880 名無しの転生者

わけがわからないよ

 

881 名無しの転生者

いくつかそれでいいのかってやつないか?

 

882 名無しのまとめ係

……某百科事典参照だからな

 

883 名無しの転生者

なんじゃそりゃ!?

 

884 モモタロス成り変わり

うわ微妙……

漫画・映画登場とかのやつはハブられてんのか

 

885 名無しの転生者

突っ込むんじゃない

 

886 名無しの転生者

あれ?

アカニンジャー超絶は?

 

887 名無しの転生者

あ、確かに

 

888 スーパー戦隊好き

>>886 獅子王と対話しないとダメ

早く認められるといいんですけどね

 

889 名無しの転生者

そうか、獅子王が認めた者にしか使用できなかったなアレ

 

890 名無しの転生者

相棒キャラとはいつも対話をしてたみたいだしな。ブンブンとかは二つ返事だったみたいだけど

 

891 名無しの転生者

まぁ、赤判定されてる追加戦士にも変身できるようになってるし、ここら辺が現段階ではちょうど良いと思う

 

892 名無しの転生者

種類が豊富すぎんのも考えもんだな

 

893 名無しの転生者

誰かに変身アイテム渡して変身させるとかできたら良いのに。場合によっては騙せそう

 

894 名無しの転生者

そこら辺はまた考えていこうぜ!

 

895 スーパー戦隊好き

そうだな

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 振替休日も終わり登校。

俺は今全力で走っている。寝坊したのもあるが、それだけだったらこんなに急がない。それじゃなぜ?と言うと、市民の方達の俺を見た反応がすごいからだ!!めっちゃ声かけられる!すごくいたたまれない!!電車の中とか地獄だったわ!通学・通勤ラッシュで逃げ場がない!!こんな雨の日になんで走らにゃならんのだ!撥水加工のスプレーとかかけといてよかった!!

 

「…ゼェ、ゼェ……おはよう」

「五十志くん。おはよう…って、なんでそんなに息切れしてるの!?」

 

走ってきたからだよ!

 

「街の人……」

「あぁ……」

 

この一言でどうやら全て察してくれたようだ。助かる。こんな天気で注目されるとか朝っぱらからテンションだだ下がりだわ……。疲れた…。

 

「おはよう!緑谷くん、五十志くん!!」

「飯田くん!?カッパに長靴!?」

「見たの久しぶり過ぎる……」

 

緑のカッパに灰色の長靴…。

走ってるフォーム綺麗だな……状況に目を瞑ればの話だが。つかマジで見るの久しぶりだな。懐かしい。

 

「何の呑気に歩いているんだ!遅刻だぞ!!」

 

慌てて時計を見る。

五分前じゃねぇか。間に合わないのかと思ったー。

 

「遅刻ってまだ五分前だぞ?」

 

走りながら言う。

ただでさえ、朝走ってんのに…。

 

「雄英生たるもの、十分前行動が基本だ!」

 

ふざけんなスピード上げてんじゃねーぞ!

結局、下駄箱つくまで追いつけなかった……。

 

下駄箱について、靴をしまう。

後にも先にも朝にこんな走る日はないだろうな。二度と来ないでほしい。疲れるから勘弁して。

 

「飯田くん、あの…」

「兄の件なら心配ご無用だ。いらぬ心労をかけてすまなかったな」

 

兄の件…アレな。

こいつ、大丈夫そうじゃないな。

 

「飯田。……頼れよ」

「そうだな。どうしようもない時は頼らせてもらうよ」

「………ダメか」

 

こりゃなに言ってもダメだな。もう覚悟を決めた後か。…他に何事もないといいんだがな。

 

「五十志くん、飯田くんは大丈夫かな」

「大丈夫じゃないと思う。だけど、触れないでおこう」

「………そうだね」

 

嗚呼、こんな雨。早く晴れちまえばいいのに。

 

教室に入る。

入る前の盛り上がり具合でわかっちゃいたが、皆んないろんな人から声をかけられたようだ。

 

「俺なんて小学生にいきなり『ドンマイ』って言われたぜ……」

「ドンマイ」

「ドンマイw」

「五十志テメェ!!」

 

めんごめんご。

つい面白そうでな。

 

「おはよう」

 

お、相澤先生。

 

『おはよーございます!』

 

包帯取れたら。

よかったよかった。背もたれに寄りかかりながら思う。あの姿だとたまにドキッとすんだよな。ほんとミイラみたいで。その心配もなくなるのか。よかったよかった。

 

「おい、五十志。なんか失礼なこと考えてたろ」

「イエッ、ナニモカンガエテマセンッ!」

 

先生はエスパーじゃねぇよな?

思わず声裏返っちまった。

 

「ハァ…それより、今日のヒーロー基礎学。ちょっと特別だぞ」

 

おおっ、クラスの雰囲気が変わった。

特別…ね。なんかあったか?………思い出せねぇ。

 

「コードネーム…『ヒーロー名』の考案だ」

『胸膨らむやつキターッ!!!!』

「おっふ……」

 

やっべ。

思わず頭を抱える。

 

「と言うのも、先日話したプロヒーローのドラフト指名に関係してくる。指名が本格化するのは経験を積み、即戦力として判断される二、三年から。つまり、今回お前らに来た指名は将来性に対する興味に近い」

 

……ドンブラで減ってないといいなぁ。

フラグな気がしてきた。

 

「卒業までにその興味が削がれたら一方的にキャンセル、なんてことはよくある」

「大人は勝手だ……」

 

まぁ、そんなもんよな。

世の中大体理不尽な事だらけだし。そうじゃなかったら俺はここに居ないっての。

 

「頂いた指名が、そのまま自身へのハードルになるんですね!」

「そう。で、その集計結果がコレだ」

 

黒板に表示される結果。

俺は……5346か。多いな。こん中から1人探せってか。鬼だろ。なんか、うん。参考するために緑谷に頼ろう。…よかったらの話だけど。

 

「来年はもっとバラけるんだが、今年はこの三人に注目が集まった」

 

轟と爆豪も随分指名されてんな。

 

「だぁーっ!白黒ついた!」

「見る目ないよね、プロ」

 

多くても見るのめんどくさいだけだと思うぞ。

俺はもうこれから訪れる地獄に、内心悶えてるよ。

 

「はぁ…めんどくさ」

「お前!勝者の余裕ってやつかよ!!」

 

そんなこと言われてもなぁ。

 

「この結果を踏まえて、指名の有無に関わらずいわゆる職場体験に行ってもらう」

「職場体験…」

「そうだ。お前らはUSJん時一足先にヴィランとの戦闘を経験してしまったが、プロの活動を実際に体験してより実りのある訓練をしようってこった」

「それでヒーロー名か!」

「いかせん楽しみになってきた!」

「まぁ、そのヒーロー名はまだ仮ではあるが下手なもんつけると「地獄を見ちゃうわよ!!」…ハァ」

 

うおっ、ミッドナイト先生か。

心臓飛び出るかと思った。

 

「学生時代につけたヒーロー名が世に認知され、そのままプロ名になってる人多いからね!」

 

わかったからそのポーズやめてくれ。

げんなりする。あとシュール。

 

「まっ、そう言うことだ。その辺のセンスはミッドナイトさんに査定してもらう。俺はそういうの出来んからな」

 

おいちょっと待て、なに寝袋取り出してんだ。

寝る気満々じゃねぇか。

 

「んじゃ、あとは頼みます」

「任せて!」

 

寝た!

ツッコむ間もなく寝た!!

 

……さて、どうしようかな。

まっっったく思いつかねぇ。いや、今まで色々調べてきたよ?それでも決まってねぇ。

シンプルに「スーパー戦隊」…はなんか違うんだよな。絆をもとに考えるか?……ネクサスしか思いつかねぇ。これに至ってはウル◯ラマンにいた気がするから却下だな。「戦隊」モチーフでいくか…。

 

そう思って早十分以上が経過した。

まっっっったく決まらねぇ!くそぅ……。

 

「じゃあ俺も!剛健ヒーロー『烈怒頼雄斗(レッドライオット)』!!」

「コレはあれね、漢気ヒーロー『紅頼雄斗(クリムゾンライオット)』のリスペクトね!」

 

リスペクト…か。

凄いな。

 

「だいぶ古いけど俺の目指すヒーロー像は(クリムゾン)そのものなんです!」

「憧れの名を背負うってことは相応の重圧が付いてくるわよ!」

「覚悟の上っす」

 

……『相応の重圧』。

この世界にあの人たちを知る人は誰も居ないが、俺は背負えるだろうか。 あの人たちが丁寧に築き上げてきた歴史を。

 

「…少し、重いな」

 

嗚呼、ヒーロー名が全く思いつかねぇや。

 

 




強化形態に至っては抜けがある可能性があります。あったら教えてくれると幸いです。映画とかのやつは勘弁してください。

えー、それでですね。
だいぶ絞ったんですけど決まらなかったのでアンケートを実施します。意味とかは括弧の中にざっくりと書いてあります。ご協力いただけるとありがたいです。次回は短め。

ヒーロー名

  • レンジャー(シンプルに)
  • コネクト・レンジャー(繋ぐ)
  • エンバー(残火)
  • プロミスレンジャー(約束)
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