【七色弓箭】で征くポックルに転生した男のハンター道   作:レインボウ

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注意事項、この話は犯罪描写が含まれています。決して犯罪を推奨するものではありません。
絶対にマネしないでください。作者は一切責任を持ちません。

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指摘やミスも報告してくれると嬉しいです!
次話は未定なので、すいません。

ー追記ー
主人公の制約と誓約を修正しました。

制約
①念矢を引く動作を入れる。
②飛距離は念弓を引く筋力に依存する、放出系による射程補正を制限。
③一度に使える色は二色まで。
④弓に変化系を限定。他系統の使用制限
⑤矢に強化系及び放出系を限定。他系統の使用制限
⑥【七色弓箭(レインボウ)】(原作と完全に同じ発じゃない)で自身の死亡原因ザザン及びパイクを必ず打破する。

誓約
❶、⑥を破った場合は自身の矢が心臓に刺さって全身に致死量の猛毒が広がり苦痛に悶えて死ぬ。
❷誓約を無意識的に変更は出来ない。
❸打破できたら矢及び猛毒の死(リスク)は消失し向上効果(リターン)だけ残る。





第一章 発の完成、旅立ち

前世の記憶を突然思い出し念を会得してから、ざっと1年が経過した。あと少しすれば11歳を迎える。

四大行を毎日行い、応用技。弓の修行は格段に上達している。

矢の飛距離にして優に2キロを超え、凝による遠距離狙撃は必中レベルまで押し上げた。

確かに念の才能も有るが、やはり自分は弓に愛されてる気がする。

親父から免許皆伝を伝えられたのが半年ほど前で、急激に成長した息子に感極まり実家の近くにある山修行を許可された。

 

(半年、山に篭って修行した甲斐があった)

 

そう完全なる、自給自足でのサバイバル。

家の狩人は代々、山の中で一ヶ月生活して生き残るのが一人前になった証なのだ。

流石に一週間に一度は実家に顔を見せているが、それ以外は下界とも交流を断つ。

応用技も一通り会得し、系統別修行を取り入れたのは山籠りを始めた日。

 

(ただ、念を使えばサバイバルは楽勝、少し研いだ石で獣の皮は剥げるわ、凝で周りを見れば足跡に、鼻に集中すれば獣の臭いが、そもそも隠れた獲物が見つかる)

 

反則もいい所、念ヤベー。エコすぎる。

弓も周で強化すれば威力に耐久性が段違いだ、手入れさえしていれば壊れにくさが5倍以上違う。

やはり念はエコ!

 

(そろそろ堅も、この程度にしておくかな)

 

纏と練の応用技、堅は練の状態を維持して戦闘を行う状態。

今の俺の堅持続時間は3時間、体調を鑑みてもオーラ換算で10800オーラ程度。

発の有無を考慮したら。原作主人公組(ゴンとキルア)キメラ=アント編の最序盤の実力と見ても良いだろう。

・・・・・・彼等がラモットに苦戦していた事を思い出す、俺が相手取るのは遥か上の師団長クラスかぁ、頑張ろ。

大抵、練の持続時間を延ばすのに一ヶ月で10分程度、オーラ換算で600オーラの上昇。十二ヶ月修行した場合、7200オーラ程度。

3600オーラも普通の人に比べて成長しているのは、素直に嬉しい。

 

(ただ、修行もここらで頭打ちだな)

 

ここ数週間、堅の持続時間は確かに伸びてはいるが最初に比べると格段に下回っている。

もう山籠りで得られる経験値は稼いだのだろう。

 

「なら次のステップだ」

 

念の応用技【凝】【隠】【堅】【流】【硬】【周】【円】を会得した今、残っている念法。

 

「発、固有の念能力を作る」

 

発のセオリーは自身の念系統と趣味趣向に根付いて、創り出す。

放出系ならオーラを飛ばす事に秀でる、瞬間移動や空間移動も得意。

離す、飛ばすなら何でも出来る。

 

「要は弓と限りなく相性が良い」

 

原作のポックルは手で弓を型取り、変化系を取り入れた複数能力を創り出していた。

それは特質系と具現化系を併せ持つ作中屈指の異例(クラピカ)すら五つの能力に収めた発に比べ【七色弓箭(レインボウ)】は七つ、単純な変化系能力って言っても桁外れの容量(メモリ)だろ。後は弓のバフがデカいのか?ビスケのヒーリングもかなり強化入りそうだし。

 

(今の俺なら少ない制約だけで、原作の様な念能力を作れるだろうが)

(相手はインフレを加速させたキメラ=アント達だ、生半可な力じゃ直ぐに脳クチュまっしぐら)

(その為の制約と誓約、この一年念入りに考えた誓いに喝を入れる)

 

制約

①念矢を引く動作を入れる。

②飛距離は念弓を引く筋力に依存する、放出系による射程補正を制限。

③一度に使える色は二色まで。

④弓に変化系を限定。他系統の使用制限

⑤矢に強化系及び放出系を限定。他系統の使用制限

⑥【七色弓箭(レインボウ)】(原作と完全に同じ発じゃない)で自身の死亡原因ザザン及びパイクを必ず打破する。

 

誓約

❶、⑥を破った場合は自身の矢が心臓に刺さって全身に致死量の猛毒が広がり苦痛に悶えて死ぬ。

❷誓約を無意識的に変更は出来ない。

❸打破できたら矢及び猛毒の死(リスク)は消失し向上効果(リターン)だけ残る。

 

(すいません、ウイングさん・・・・・・ッ!!)

 

オーラが念矢に変化し、確実に自身の心臓に矢が突き立てられているのが分かる。

一度目は車に轢かれ頭を潰されて死んだ。そして二度目の死も悲惨な末路を辿るかもしれない人生。

避けれる死を拒絶すること、絶対の誓いは己の死を乗り越えるという覚悟の誓約!!

 

「・・・・・・【七色弓箭(レインボウ)】」

 

手と指を起点に現れる、弓状のオーラは消費した量に比べ爆大な念が篭っている。

念による命を掛けた制約と誓約は目的を準するあまり、術者に相応のリスクを常に迫ってくる。

故に無意識的な誓約の変更を不可にした。これは誓約効果の向上に繋がるだろう。

3年、弓を触り続けた手は意識せずとも力を持って弓を引く。矢は少ないオーラ量で形作る。

ただの念矢は弓から放たれ、遅れた凄まじい音ともにスピードを維持したまま複数の大木を打ち貫く。

 

「・・・・・・戦車すらオシャカに出来そうだな」

 

円で周りに人や動物が居ない事は把握していたが、あまりに規格外な威力に今更、手が震えててきた。

後は発をモノにする。時間も忘れて搭載された能力を試していく、辺りの森林が荒野の様になる事に目を背けて。

こうして一年の修行を完遂した俺は山を降りた。

 

 

久しぶりの実家に帰ってきた俺は、シャワーを浴びてリビングで家族と談笑していた。

祖父、母と父と俺の四人暮らしである。祖父も父も現役の狩人もちろんプロのハンターでは無く一般人だ。

念能力が蔓延ってたら、もっとハンター世界は治安が悪いだろう。

親父が目を向けて、静かに口を開く。

 

「ポックル、ハンター試験を受けたいのか?」

「・・・・・・え?」

「あなた!?」

 

一瞬の事で戸惑ったが、耳に入ってきたのはハンター試験についてだった。

自室の本棚にも沢山のハンター試験の参考書やデカデカと目指せ幻獣ハンター!!と書けてあるし知ってても不思議じゃない。

流石に反対されるだろうか?

 

「目指しているんだろう、プロハンター」

「う、うん」

「無茶よ!まだポックルは11歳よ!」

 

母が止めに入るが、父が手で静止する。祖父も新聞を読んでいるが耳を傾けている。

 

「母さん、ポックルは11歳で我が家の山籠りを完遂した。それも普通は一ヶ月するモノを半年間続けていたんだ。認めてやりたいのが親心だろう」

「でも、危ないわ・・・・・・まだポックルは子供よ、学校だって友達だって今からいっぱい作って人生を決めるのは早計よ!」

「わ、待って待って親父、母さんストップストップ!」

 

「「え?」」

 

ヒートアップする、夫婦喧嘩もとい教育方針で揉めるのは宜しくない。

というか俺は・・・・・・。

 

「まだハンター試験は受けないよ俺」

 

「そっそうなのか、あれだけ修行に打ち込んでいたもんだから俺はてっきり」

「そうなのね、良かったわ」

 

落ち着いた様で両親は椅子に腰を下ろす。次に新聞を下げて老骨な表情を笑顔に変えて祖父が口を開く。

 

「言ったろ、コイツは少し抜けてるが頭が切れる、無茶はしても死ぬ事はない」

「父さん」

「お義父さん」

 

年長者なだけあって俺の考えを読んでいた様だ。ゲン担ぎとは言わないがやはり原作開始のハンター試験時期に合わせたいのだファン的にも。

 

「ただ家は出るよ」

「ポックルぅ!!!??」

 

母さんは椅子から転げ落ちたと記しておく。

 

数週間後、荷物を纏めた俺は名残惜しくも家族と数人の知人から見送られ故郷を旅立った。

直ぐにプロハンターになった方が都合が良いだろうが、アマチュアとして幻獣ハンターの仕事をしたくなったのだ。

あと四年あまり、プロハンターになるまで名を轟かせる!と息巻くのは良いが資金的にも請け負う格が無いのが現状。

ならどうするか、ハンター×ハンターファンなら一度は行きたい場所『野蛮人の聖地』天空闘技場!!

 

 

 

歓声に罵声が横行する場所。

天空闘技場はかつてない熱気と観客数を集めていた。

 

『さぁ!もうすぐ始まる!ポックル選手対キルア選手!両者ともに200階クラス初の試合!

 天空闘技場始まって以来の超超スピードで階層を駆け上がってきた少年達に大いに会場は盛り上がっております!!』

 

・・・・・・まあ四年前ならキルア君いるよね。確か6歳から此処に居て俺より遥かに先輩。

なんか凄い、目を凄ませてるし。何かしたっけ?アレかゼノさんとシルバさんか?と視線を会場の方に送ると銀髪がライトアップでよく光っているので見つけやすいな。何故か殺し屋家族から子供の相手を頼まれたでヤンス。

 

あれは楽勝に190階クラスを勝ち抜いて、財布の重さを噛み締めていた時。

殺しを生業にする独特の、違和感のある自然な足音と気配を感じ選手が使う通路を止まる。

 

「俺いつの間にゾルディック家に狙われるほど有名になったんですか?」

「安心せぇ今日はオフじゃ、お前さんも余程恨まれん限りワシ達に仕事なんぞ、こんじゃろう」

「キルアの父と祖父だ、ポックル君に折り入って話がある」

 

何でも、予想以上にキルアが俺に興味を示しているらしく(それこそ7歳で200階クラスに上がるくらい)。

相手(おれ)が念能力者なのは念能力者からしたら丸わかりなので、マネーが入った、綺麗な装飾を施した紙袋を持ってきた訳だ。

わー重そうだー、いったいどうやって稼いだお金なんだろなー僕、10歳だからわかんない・・・・・・。

 

「キルに念は少し早いと思うからな」

「じゃが、おぬしに興味があるから我儘言って直ぐに200階クラスに上がるし、こうしてワシ達が根回しとる訳じゃ」

「はぁ、分かりました。でもお金は頂けません」

「何じゃおぬし、さっき通帳みて喜んでいたじゃろう?」

 

老齢とは思えないニヒルな表情(かお)を覗かせる。

みっ見てたのね。10万ジェニー程の桁に0が三つくらい増えたんだよ!!もう多分、前世で稼いだお金よりお金持ってんだよ!!

 

「はい、そうですかとは言えんのぉ、ワシ達も安心材料は欲しい。交渉は大事じゃと覚えとくんじゃな坊主」

「あっ!ならお願い出来ますか?」

「殺しの依頼か?」

「違いますよ! 通常200階クラスからは選手に賞金は降りません。ですから俺のお金で次の試合は俺に全額ベットして下さい♪」

 

我ながら上手い方法を考えたと思う。前世だと賭博罪で選手の賭け事は禁止されてたけど、此処はハンタ世界で天空闘技場!普通に選手が死に、普通に八百長が許されている闇のゲームなのだ!!(良い子はマネしないでね)

 

「・・・・・・またエグイこと考えるわ、おぬしキルアに勝つと宣言しとる様なもんじゃろう、それ」

「了解した。報酬は強さで倍率(オッズ)が左右する、良いのか?」

「はい、指定された口座に入金しておきます」

「キルとの試合が無事に終わったら、何人か執事を付けておく。数試合こなすと良い。契約はそれで満了だ」

 

おっと、これは予想外。えーと天空闘技場の掛け金限度額が1億ジェニーだから倍率次第では5億ジェニー!?

 

「驚いとるようじゃが。当たり前じゃろうワシ達はおぬしに一文も払っとらんのに、そんぐらいせんと割に合わん」

「では、軽く息子を揉んでくれると嬉しい」

 

そう言い残すと颯爽と消えてしまった。とここまでが回想。

さて対面したキルアの実力を感じると、7歳で良くここまで鍛えてると感心する。

 

『ゴングの鐘が鳴り響く!試合、開始だーーーーー!!!』

 

「・・・・・あんた何歳」

「もうすぐ11歳だな」

「10歳かぁ・・・・・・世の中広いって言うけどさー俺も相当、歳の割に強いと思ったんだけどなぁ」

「実際、強いと思うよ」

「・・・・・・舐めんなよッ!!!」

 

最初に仕掛けたのはキルア。

念無しなら、早く感じるであろう真正面の直行、と見せかけてフェイント左足の回し蹴り。

 

「どうかな!」

「ッ!?」

 

そのまま脚を掴むとカウンターを喰らうのを感じて体勢だけ崩す、頭を低く下げ上着を掴んで投げ飛ばす。

 

「ヒラヒラして、ちゃんとシャツインしないと相手の武器になるぞ」

「ご忠告どーもッ!!!!」

 

今度は体勢を低くした鉄拳の連撃。鋭く、硬い拳を威力が乗る前に捌くか潰す。

なら視線を上に向かせるかな。一定範囲の捌く速度を緩める。

 

「顎がガラ空きだぜっ・・・・・・!?」

「はい、足がガラ空き。もっと足元注意しないと」

「かはッ!!?」

 

上手い具合に足を滑られせて、倒れ隙だらけの腹を蹴り上げて・・・・・・腹筋硬すぎるだろ、こっちも少し痛かったぞ。

 

「クリーンヒット!ポックル1点!!」

『なっ何という攻防、子供がする喧嘩とは訳が違う!!熱い激闘が火花を散らしたァーーーーー!!』

 

蹴り飛ばされても直ぐに体勢を起こし、手を振り始める。

なるほど、アレか。

 

「けぼッ!・・・・痛っ・・・・・・ちょっと本気出すぜ・・・・・・ふん!」

 

手、指がメキメキと音を立てて爪が鋭利な刃物の様になる。改めて見ても人間技じゃない。

ただ少し悪手だな、不意の暗殺技なら理解できるが基本的に対面戦闘だと逆に手数を減らす。

 

(突き刺す、切り裂く以外は足技のみ。そもそも身体能力に劣っている相手に至近距離用の刃物、それも投擲できない得物は得策じゃない)

 

「はい捕まえた」

「糞っ!!!」

 

で足技を使って掴みを潰しにくる、から敢えて空中で手放す。急な浮遊に足を上に伸ばした真っ逆さま状態の無防備な背中。

肘と肩を乗せたタックルをお見舞い!!

 

「〜〜〜ッッッ!!!!!!」

「クリティカル!ポックル3点!!」

 

体勢を立て直す前に。

さて勝負を決める。

不意に弾き飛ばされた事で息が出来ず苦しんでる隙を突く。

 

(''絶'')

 

「はぁッ・・・・・・はぁッ・・・・・・?・・・・・・アイツは何処だ!!」

「後ろ〜」

 

素早く後ろに見事な手刀を振るが、空を切る。

真横から拳を振り下ろ

 

「参ったよ・・・・・・」

 

寸前で止める。キルアは悔しそうに仰向けに倒れた。

審判が確認を取り、大きく腕を広げて宣言する。

 

「キルア、リタイア!!勝者ポックル!!!!!」

 

『・・・・・・何と!!キルア選手リタイア!!!でも両者共に凄かった!!凄い試合をありがとうございます!!!!』

 

中々、良い闘いが出来た。そもそも今までの試合は勝負とは呼べない一撃勝利だったし。

 

「・・・・・・ねぇアンタ」

「うん?どうした」

 

キルアが仰向けの状態を起こし、喋り掛けてきた。

何だろうか?

 

「普段は何してんの?その強さ並大抵の事がないと身に付けれないだろ」

「ああ。ハンター目指してんだ俺、プロの」

「プロハンター・・・・・・いつ試験受けんの」

「?・・・・・・四年後の第287期」

「直ぐ受けないんだ、まっそれだけ難しいのか」

 

『そんじゃ』と言い残し去っていたキルアは何かを決めた様子だった。

後日、数試合をこなし通帳を見ると0の桁が増えた。

資金調達、ある程度の名声を手に入れた俺は天空闘技場を去り次の目的へ向かう。

原作開始まで後四年。

 

━━━━━━━━━━━━

プロフィール

 

名前:『ポックル』

年齢:10→11

所属:無所属

職業:無し

身長:127→133

特技:弓、読書、ゲーム、集中力が凄い

性格:オタク気質、女性に免疫は無い

所持金:15億ジェニー

所持品:名品の弓、未確認生物の特集雑誌、ケータイ電話

容姿:茶髪の三白眼。小ぶり

MOP《最大オーラ容量》:10万8000オーラ

POP《潜在オーラ量》:1万800オーラ

AOP:《顕在オーラ量》:1080オーラ

念系統:放出系

念能力:【七色弓箭(レインボウ)

 

━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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