氷下の命脈ー放っておくには、雪が冷たすぎたー
原作:ウマ娘プリティーダービー
タグ:R-15 オリ主 残酷な描写 アンチ・ヘイト クロスオーバー 独自解釈 独自設定 ご都合主義 シンボリルドルフ シリウスシンボリ メジロラモーヌ スピードシンボリ メジロアサマ オリキャラ
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まだ幼かった三人は、ある秋の終わりに境界線を越えた。
管理された庭の外側。誰も手を入れていない自然の、その向こう側へと。
無垢なる少女たちを待っていたものは吹雪と、羆と。
――そして、すべてを等しく埋める、凍てつく夜。
三人の「生きたい」という叫びを聞いて現れた男には、名前がなかった。
素性もなかった。理由もなかった。
「たまたま、近くにいた」
――それだけだった。
少女たちは走れていたことを、あの夜に初めて知った。
――三人の幼いウマ娘と、名前のない男の、二十一日間。
★この物語はフィクションであり、
実在の人物・団体・事件などには一切関係がありません。
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呼気は白く、死は黒く、揺れる炎は暖かく。
- 01-序.「化生なり、羆にあらず。何ぞ別の怪物なり。」 (改)
- 01-幕間一.「怖い話だからね」 (改)
- 01-一.「もう少しだけ。丘の手前まで行ったら、戻りましょう」 (改)
- 01-二.「走って」 (改)
- 01-三.「……誰かが、捜しに来る」 (改)
- 01-四.『——ザ、……ザ、……。』
- 01-幕間二.「それで、どうなったの」
- 01-五.「逃げて」
- 01-六.「退け」
- 01-七.「名前は」
- 01-八.『白い夜の、それぞれ』 (改)
- 01-終.『また来ればいい』
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問いは白く、沈黙は黒く、明けぬ夜はただ長く。
- 02-序.『十月十七日』
- 02-一.『午後二時十七分』
- 02-二.「今夜は、走れない」
- 02-幕間一.『足りる』
- 02-三.「行きなさい」
- 02-四.『動ける間は動く』 (改)
- 02-幕間二.『波紋』
- 02-五.『明日も動かなければならないので』
- 02-六.「何もありませんでした」
- 02-七.『問いは黒く、喧騒は荒く、明けぬ夜は尚深く』
- 02-終.『また明日、山に入るので』
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痛みは蒼く、悪夢は昏く、届く名前はなお熱く。
- 03-序.「今夜は、来ない」
- 03-一.「走れる」
- 03-二.「今はそれで十分だ」
- 03-三.「大丈夫だ」
- 03-幕間一.『――今夜は、来なかった』
- 03-四.「足の裏で、床を聞く」
- 03-五.『明日も、動かなければならない』 (改)
- 03-六.「場所では測れない」
- 03-幕間二.『北の空に、雲が出ていた』
- 03-七.「いつ測ったの」
- 03-八.「わたしの名前も呼べ」
- 03-九.「いたかった」
- 03-終.『十日で、下ろす』
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雪は重く、山は深く、変わらぬ覚悟はなお強く。
- 04-序.『五人だった』 (改)
- 04-一.『鳥が、いませんでした』 (改)
- 04-二.『捨てなかった』
- 04-三.『明日も、入ります』
- 04-四.『俺たちには、俺たちの事情がある』
- 04-幕間.『視られている、と思った』
- 04-五.『雪が、答えを埋めていた』
- 04-六.「思いたくなかった、です」 (改)
- 04-七.「俺はここから動かない」
- 04-八.「家で、待っています」
- 04-終.『山は、まだ答えなかった』