[雄英前]
初めてのヒーロー基礎学の授業の翌日、登校してみるとマスコミが混雑していた。理由はオールマイトが雄英の教師として就任したことだろう
「オールマイトについてコメントお願いします」
零「教師としてはまだまだ初心者という感じですかね」
そう言ってとっとと教室へ向かった
[1年A組教室]
ホームルームの時間になり相澤先生が入ってきた
相澤「昨日の戦闘訓練お疲れ、VVTRと成績見させてもらった。爆豪、お前もうガキみたいな真似するな能力あるんだから」
爆豪「分かってる」
相澤「で、緑谷はまた腕ぶっ壊して一件落着か。個性の制御いつまでも出来ないから仕方ないじゃ済まさせねえぞ」
相澤「俺は同じことを何度も言うのは嫌いだ、それさえクリアできれば出来ることは多い。あせれよ、緑谷」
緑谷「はい!」
相澤「ホームルームの本題だ。急で悪いが今日は君らに」
「「「また臨時テスト」」」
相澤「学級委員長を決めてもらう」
「「「学校っぽいの来た」」」
切島「委員長やりたいです」
耳朗「ウチもやりたいス」
青山「僕のためにあるやつ☆」
芦戸「リーダーやるやる」
と言った具合にクラスのほとんどが学級委員をやりたいと言い出したが飯田の一言で投票で決まることになったが。
緑谷「僕、三票!?」
飯田「一票、一体誰が!?」
委員長は緑谷になり副委員長は八百万に決まった
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午前の授業が終わり昼休みになり食堂で昼飯を食べていると
飯田「深海くん、少しいいかい?」
近くにいた飯田が話してきた
飯田「僕に投票を入れてくれたのは君なのか」
緑谷「そうなの!?」
麗日「自分に入れたんじゃなかったん」
飯田「やりたいと相応しいか否かは別の話、僕は僕の正しいと思う判断をしたまでだ」
零「だから自分じゃなくて緑谷に入れたのか」
緑谷「そうなの!?」
麗日「僕って、ちょっと思ってたけど飯田くんって坊ちゃん!?」
飯田「そう言われるのが嫌で一人称を変えていたんだが」
どうやら飯田の家は代々ヒーロー一家でインゲニウムという大人気ヒーローの弟のようで、兄に憧れてヒーローを志したようだ
零「話がそれたが、俺がお前に入れた理由は他の連中が自分に入れている時、お前は冷静に誰に入れるか考えていた。だからお前に入れたんだ」
飯田「ありがとう、深海くん」
食べながら色々なことを話していると
ジリリリリリリリ(警報音)
緑谷「警報!?」
アナウンス「セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに屋外に避難してください」
飯田が先輩から何のことか聞いた後、すぐに外を見渡しているとマスコミが侵入していた
深海「飯田、どうやらマスコミが侵入しただけのようだ。俺は距離があるからお前が麗日の個性で浮いて伝えろ」
飯田「分かった、頼む麗日くん」
麗日「分かった」
飯田「皆さん、大丈夫!!」
飯田「ただのマスコミです!!パニックになることはありません大丈ー夫!!ここは雄英!!最高峰の人間にふさわしい行動をとりましょう!!」
こうして騒ぎは終わり、これを見た緑谷はて委員長は自分よりも飯田が向いていると言いクラスメートの多くも賛成した為飯田が委員長となった
零(しかし、ただのマスコミが何で雄英の中に侵入することができたんだ?)
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相澤「今日のヒーロー基礎学だが、俺とオールマイト、そしてもう一人の3人体制で見ることになった」
午後のヒーロー基礎学について相澤先生からの話だと3人体制に変わったようだが、さっきの警報が何か関係しているのかもしれないな
相澤「今回、コスチュームの着用は各自の判断で構わない。中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく。以上、準備開始」
壁からコスチュームの入ったケースが出され各自が着替え終わった後、校庭に出てバスに乗ることになった
飯田「バスの席順でスムーズにいくよう番号順に二列に並ぼう」
飯田は張り切って指示を出したがバスの座席は2列で並ぶタイプではなかったため意味はなかった
飯田「クソ、こういうタイプだったか」
蛙吹「私、思ったことはなんでも言っちゃうの、緑谷ちゃん」
緑谷「は、はい!蛙吹さん!!」
蛙吹「梅雨ちゃんと呼んで。あなたの個性、オールマイトに似てる」
緑谷「そそそ、そうかな!?」
緑谷のあの反応。確かにあいつの個性はオールマイトに似ているが、何か関係があるのか?
切島「待てよ梅雨ちゃん、オールマイトは怪我しねえぞ。似て非なるあれだぜ。しかし増強型のシンプルな個性はいいな、派手で出来ることが多い。俺の硬化は対人じゃ強えけどいかんせん地味なんだよなぁ」
緑谷「僕はすごくかっこいいと思うよ!プロにも十分通用すると思うし」
切島「プロなー!やっぱヒーローも人気商売みてえなところあるぜ!?しかしまあ、派手で強えっつったら轟と爆豪、あと深海だよな」
蛙吹「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気出なさそ」
爆豪「んだとゴラ、出すわ!!」
蛙吹「ホラ」
上鳴「この付き合いの浅さで既にクソを下水で煮込んだような性格と認識されるってすげぇよ」
爆豪「テメェのボキャブラリーは何だこら、殺すぞ」
切島「そういえば深海のアプモンってやつはさ他にはどんなやつがいるんだよ」
芦戸「私も見てみたい」
零「少しだけだぞ。リアライズ、サクシモン」
サクシモン「私はサクシモン。シュミレーションアプリのアプモンです」
上鳴「なんかかっけぇ」
芦戸「頭良さそう」
零「普段はハッキングのシュミレーションをやってもらっている。戦闘する場合は罠を仕掛けて相手を追い込んでもらっているな。一旦戻れ」
上鳴「出しっぱにはしないんだ」
零「アプモンにも強さがあって、サクシモンみたいな奴らは1体ずつしかリアライズできないんだ。リアライズ、ミエーヌモン」
ミエーヌモン「うちはミエーヌモン。ステルスアプリのアプモンだし」
芦戸「かわいい!!」
上鳴「女の子もいるんだな」
峰田「スゲー美人!!」
零「普段はステルス能力でネットワークに潜入したり、戦闘の時は姿を消して奇襲してもらっている」
芦戸「他にはどんな子がいるの?」
相澤「もう着くぞ。いい加減にしとけよ」
「「「はい」」」
零「残りの連中はまた今度な」
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「「「すっげー!!USJかよ」」」
13号「水難事故、土砂災害、火事、エトセトラ、あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った演習場です。その名も…ウソの災害や事故ルーム。略してUSJ」
(((本当にUSJだった)))
全員が演習場の広さに驚いている中、宇宙服のようなコスチュームを着たヒーロー、13号が来て演習場の名前や場所の説明を始めた
相澤「13号、オールマイトは?ここで待ち合わせるはずだが」
13号「先輩、それが…通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったみたいで、仮眠室で休んでます」
相澤「不合理の極みだなオイ」
相澤先生が13号と気になることを話しながら「仕方ない、始めるか」と仕切り直した
13号「えー始める前にお小言を一つ二つ三つ」
(((増える)))
どんどん増えていくお小言にクラス全員青ざめていく中13号から話が始まった
13号「みなさんご存知と思いますが、僕の個性はブラックホール。どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」
緑谷「その個性でどんな災害からも人を救い上げるんですよね」
13号「ええ。しかし簡単に人を殺せる力です。みんなの中にもそう言う個性がいるでしょう。超人社会は個性の使用を資格制にし厳しく規制することで、一見成り立っているようには見えます。しかし一歩間違えれば容易に人を殺せるいきすぎた個性を個々が持っていることを忘れないでください。相澤さんの体力テストで自身の力が秘めている可能性を知り、オールマイトの対人戦闘訓練でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います。この授業では心機一転!人命の為に個性をどう活用するかを学んでいきましょう。君たちの力は人を傷つける為にあるのではない。救ける為にあるのだと心得て帰って下さいな。以上!ご静聴ありがとうございました」
13号の話に「ステキ」「ブラボー」などの声援が上がった
相澤「よし。そんじゃあまずは…」
授業が始まろうとした時、噴水から黒い穴が現れ、その中から何かが現れた
相澤「一かたまりになって動くな。13号生徒を守れ」
切島「何だありゃ。また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン?」
相澤「動くな!あれはヴィランだ!!」
どうやら命を救うための訓練で、命をかけた戦いが始まることになるようだな