ホヨバさん2部のテレサの出番増やして♡
けどゴーヤ刺さった花束とゴーヤティーはちょっと分からない。
2部の出番増えて♡
「あーもう!仕事が終わらないわー!」
バサァッと宙を舞う書類の山。
その中心で白髪の少女が両手を振り上げて叫んでいた。
彼女の名前はテレサ・アポカリプス。
天命のトップである大主教にして聖フレイヤ学園の学園長である。
見た目は10代くらいの少女にしか見えないがなんと御年50代である。
しかもこの細腕で約500キロはある巨大な十字架をぶん回すのだから見た目で判断してはいけない。
何故なら彼女は崩壊と呼ばれる災害に立ち向かう戦乙女、その中でもS級と呼ばれていた過去を持つのだ。
もっとも現在は前線から離れてもっぱら書類仕事のデスマーチ開催中ではあるが。
「もうなんなのよこの量!やってもやっても終わらないわ!!!お祖父様はどうやって処理してたのよこの量ー!」
叫んでも仕事は終わらないので仕方なく手を動かしているテレサ。
処理しても処理しても一向に減らないように感じるほどの量。
他の者が手伝おうにも重要機密などがあったりする為テレサが許可した者しか手伝うことができないのである。
部屋の中でペンが動く音と紙が擦れる音とテレサの溜息だけが虚しく響いている。
気づいたら既に外が赤く染まっている。
「ああ・・・今日という日もまた虚しく過ぎていくのね・・・」
すっかり冷えてしまったゴーヤティーを飲みながらテレサはボソリと呟く。
まだまだ机の上には未処理の書類が残っている。
これは今日も徹夜コースだろう。
空になったカップを置くとテレサは机に置いている写真立てを見つめる。
そこには彼女の教え子達と彼女が写っている。
中央には彼女の親戚に当たる少女、キアナ・カスラナが写っている。
崩壊との戦いの後に月で過ごしている彼女と会うのは簡単ではなく通信越しでよく話している。
因みに最近同居人?が増えた。
「キアナ・・・もっちゃん・・・今は貴方達の声だけでも聴きたい気分よ・・・」
『呼んだ?テレサ』
『呼んだー?』
「そうそうこんな感じで・・・て、え????????」
ふとそんな事を呟いてみたら何処からか聴こえる聞き覚えのある声×2が聞こえてきた。
顔を横に向けるといつの間にか通信画面が開いており画面にはキアナと蛇のような生き物、お餅が微笑みながらこちらを見ていた。
「急にどうしたのよキアナ・・・もっちゃんまで」
『なんでって・・・今日はテレサの誕生日じゃん』
『誕生日おめでとー!』
「・・・ああ、もうそんな日だったのね・・・」
『わ、忘れてたんだ・・・』
キアナにそう言われて日付を見ると確かに今日は自分の誕生日だ。
仕事に夢中になってすっかり忘れていた。
『誕生日おめでとう。テレサ!』
『さっき芽衣お姉ちゃんに頼んでお祝い持っていってもらってるんだ!』
「ありがとう、キアナ、もっちゃん。ちょうど来たみたいだわ」
「失礼します主教様。入ってもよろしいですか?」
「良いわよ芽衣。今日は仕事は切り上げて貴方達と話そうかしらね」
翌日が大変なことになるがそれでも今は、この時間を大切にしたい。
大切な姪っ子と孫のような存在と過ごすこの時間を。
そうテレサは思うのであった。