オラリオで娯楽革命を   作:寝心地

122 / 122
エンドロール

言峰綺礼が消えたのを見送ったベルはフラフラと頭を上下左右に振る。

 

「良く我慢した、もう寝て良いぞ、楽になれ」

 

「いえ、まだやらないといけないことが」

 

「え?」

 

ベルは走り出し向かったのはダンジョンの【大最悪】が空けた大穴、そこから何かが更に下層へ続く穴に落下するのをベルは防いだ。

 

何かとはアルフィアだった。

 

「私を受け止めた?なぜだ、なぜこんな事を…………」

 

「貴女に言ったから、【どっちも正しい】って」

 

「……………………」

 

「どちらも正しいならどちらも掴み取る理想を…………諦めないで欲しいから、この人達みたいに」

 

ベルはそう言うとポケットの中からスマホを取り出す。その中にはベルがこの世界で始めた【Fate Grand Order】が入っていた。同時にベルの体は消え始め追いかけて来ていたアーディが叫ぶ。

 

「シロ!!」

 

「アーディさん、また時間みたいです」

 

「…………ずっと、そうじゃないかって思ってた、またお別れする日が来るんだって、怖くて言えなかったけど、それでも、シロ!!私好きな人が出来た!!今度あった時は、それを、教えてあげるね」

 

「…………はい、約束です」

 

そうして、ベル達は元の時代へ戻り全ての人々が、その存在を忘れてしまった。

 


 

それから幾月が経ち、一人の少年が旅立とうとしていた。

 

「行ってきます。お祖父ちゃん、天から見守っててね。アルフィア叔母さんも、どうか」

 

すると少年の背後からグラスがとんできて少年の頭にクリーンヒットする。

 

「オブっ!?」

 

「砕くぞ?」

 

「もう砕かれてます!!頭が!!頭がぁ〜!!」

 

「何度言わせればわかる?私の事は何と呼べと言った?ん?」

 

「アルフィアお義母さん!!すいませんでした!!」

 

まぁなんとも締まらない門出になったが少年ベル・クラネルは英雄への道を確かに歩み始めた。

 

(夢を見た、遥か遠く、ここではない何処かの、静かで寂しい孤独の夢を、アレはきっとあり得たかも知れないもう1人の僕、もう1つ夢を見た、とある男の人の夢を継いで戦い続けた誰かの夢、時に愛する人と引き離されても悪を止め、時に未来から来た自分と戦い、時に道を踏み外した知り合いの為に傷付きながら戦っていた)

 

ベルは1度足を止めポケットの中の物を見る。

 

アルフィアから譲り受けたもう動かないスマホ(鉄の板)、動いていた頃はその中で繰り広げられる架空の英雄達の戦闘にワクワクした。

 

展開される宝具に時折祖父は変なリアクションをしていたがそれでもベルは気に入っていた、何時か彼らの様になりたいとスマホを握り締めポケットの中にスマホをしまうとオラリオに向けて歩き始めた。




因みに此方のベル君はアルフィアの死亡時期によってエンディングが代わります。

アポロンとの戦争遊戯前に死ぬとベル君は色々ゴタゴタして特訓が出来ず負けて【アポロン・ファミリア】に吸収されるバットエンド

それを乗り越えてもウィーネと遭遇する前に死ぬと色々ゴタゴタあり『彼らを守る事が悪だと言うなら、僕は悪で良い』とか言い始める【美優兄士郎メンタルベル君】とか言うバケモノが生まれオラリオVS【異端児】&ベル君の大戦争が勃発しオッタルに細切れにされますが【異端児】達がどれだけ有益な存在かを訴え彼らは願いを果たす事が出来ます。

ベル君が全部終わらせるまで生きてたら嫁さんに嫁の作法を叩き込むアルフィアが見れるよ、頑張ってクリアしようねベル君!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

(仮)購買意欲が勝った転生者(作者:Celtmyth)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

 死んで、転生する事になった彼が望んだ能力は戦うものではなかった。


総合評価:4605/評価:7.99/連載:21話/更新日時:2026年09月21日(月) 18:00 小説情報

ダンまち世界に闇の福音に転生して人類を導くのは間違っているだろうか(作者:魔法少女(偽))(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

令和を生きたアニメやマンガが好きで多少の武道の心得がある社会人がトラ転して前世の武術やアニメの技術を教えたりして色々やらかしたり助けたりして超有名人になっていく▼※他作品のキャラや武器が登場したりします


総合評価:1342/評価:6.94/連載:14話/更新日時:2026年07月16日(木) 09:45 小説情報

白兎の兄が規格外なのは間違っているだろうか(作者:ディーノpc35)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

作者の自己満足のための作品です。▼作者がただこんなのを見たいだけの作品ですのでそれでもいい方がいれば見てください。▼規格外の強さを持ったオリ主がベルの双子の兄としてオラリオで様々なバランスブレイカーを起こしていく作品です。


総合評価:1284/評価:7.94/連載:41話/更新日時:2026年08月22日(土) 18:30 小説情報

ダンジョン潜って5年、地上に出たら色々変わってました。(作者:一般通過社会人)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

ダンジョンで5年過ごした主人公がやらかす、ドタバタコメディ!(なお周りは曇る模様。)


総合評価:2849/評価:7/連載:50話/更新日時:2026年09月16日(水) 18:11 小説情報

英雄になれない元勇者(作者:ダンまち=スキー)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

異世界に召喚されて邪神を討ち滅ぼした勇者。▼しかしそんな彼を待ち受けていたのは元の世界に帰れないという最悪の結末。家族にも友人にも会えず絶望していた彼に対し、それを哀れんだ女神が提案したのは、本来なら存在したナニカが失われた不完全な世界への転生。▼主人公(ベル・クラネル)の存在しない世界で主人公(ベル・クラネル)と同じ容姿を与えられた元勇者は、英雄を目指し迷…


総合評価:6404/評価:8.18/連載:26話/更新日時:2026年06月01日(月) 09:10 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>