パーフェクトゲームを目指すには!   作:メタ(ル)

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お待たせしました。
Fate/Labyrinth編です!
ただ、内容は原作もそうですがそこまで濃くないので幕間の物語的なものが3,4話ほどで終わる感じです。



番外編・Labyrinth(迷宮探索)
迷宮探索 前


時は金なりと昔の人々は言ったそうだが、実際は時は無情にも過ぎ去っていくという表現の方が正しいだろう。

5月の聖杯大戦から数カ月、大体9月頃と思ってくれたらいい。

地球温暖化の影響はまだこの2000年だとそこまで深刻化していなかったのもあって、気候は4月頃のように快適で過ごしやすい。

まぁ、今いる場所が年中どこか肌寒いイギリスだからというのもあるのだが。

 

過ぎ去った時の中であった出来事と言えば、まず一つ。

カウレス君や桜が凛と同時期にエルメロイ教室の世話になることになった。

 

時計塔の中でも政治の気配が比較的薄いあの教室であれば、彼らも居心地は悪くないだろう。

実際、見学しに行った時には既に周囲に溶け込んでいたし、桜に至ってはサーヴァント護衛を連れてくることも多いので、その都合上サーヴァントと直に会話できる機会があるらしい。

そのせいか教室の連中は目をキラキラさせながら群がってくるとか。

 

特にペルセウスぐらい知名度を誇る大英雄ともなると質問攻めにされるのは日常茶飯事らしい。

「メドゥーサの首って本当に持ってるんですか!?」とか、「アンドロメダ姫って実際どんな人だったんですか!?」とか。

なお本人は割と気さくに答えるので、余計に人気が出ているとか何とか。

 

後は封印指定候補でありながら祭位(フェス)の階位を授かったことぐらいか。

境界記録帯(ゴーストライナー)を複数体使役・(受肉という方法を除いて)現界させ続ける技術を特殊技能と判断したらしい。

「らしい」というのは、祭位(フェス)の判断基準が不明慮なのと魔術協会からいきなり「あなたは祭位(フェス)に昇格しました」とメールで通達されたからである。

あれって理工学と一般魔術の応用でやったことに過ぎないんだけどなぁ‥‥‥。この手の呪物や礼装作成が得意なだけで。*1

元々最下層の末子(フレーム)だったのにいきなり祭位(フェス)への昇格という前代未聞の大出世である。

 

 

「━━というワケで、常日頃オレはいつ封印指定を受けるか冷や汗をかきながら、今日も今日とて生きているのである」

 

「またその話か相良。何回目だ?」

 

「6回目だな」

 

「正確に数えてる辺り本当に気にしてるんだな……」

 

「だって怖いし」

 

「はぁ……」

 

 

そんな俺、相良豹馬というガワを覆った者は友人のウェイバー君ことエルメロイⅡ世らと歩きながら件の場所へと目指していた。

同行しているのはⅡ世の内弟子、グレイ。

一人称は「拙」、ウェールズ訛りの英語で話し、しかもアルトリア顔という中々クセの強い少女である。。

 

 

「なぁグレイ、この相良ってのはどういう奴なんだ?」

 

 

グレイにそう問いかけたのは、彼女が片手に提げている籠の中に収められた喋るタイプの魔術礼装「アッド」だ。

こういう喋るタイプの魔術礼装も存在自体はするがかなり珍しい方である。

 

 

「拙も相良さんのことについてはそこまで知っているわけではありませんが……。確か、師匠が聖杯戦争について調べていた際に会った人で、師匠曰く『命の取り合いなら平然と卑怯な手段を取るが、良識派の魔術師であるため一線は弁えている』と……その、評価の難しい人だと」

 

「褒めてるのか貶してるのか分かんねぇ評価だなオイ。あー…だが成程。つまり、お人好しだが計算はできるタイプってわけか」

 

「はい。ただ時計塔には最低限しか来ていなかったので、『呪詛科(ジグマリエ)の幽霊部員』と呼ばれていた時期があったとか。今は祭位(フェス)になったことで、『境界記録帯記録者(ゴーストテイマー)*2と呼ばれるようになっていたはずです。ですよね、サクラ(・・・)さん?」

 

「……。」コク

 

 

無言で頷く、黒寄りの紫色の瞳をしたサクラ(・・・)

俺の持つ能力的に呪詛科(ジグマリエ)へ籍を置いていたのだが、数カ月ほどで全課程を終えて早々に幽霊部員と化したんだったな。

やることも何かふわっとしていたし、ほとんど覚えるだけだったので思ったよりも早く終わった。

皆からは首席候補だのエリートだの言われているが、俺は一般人に毛が生えた程度だし、天才ってのは一週間で全課程を終わらせてくるから。マジで。

 

 

そうしてしばらく道なりに歩いていると、自然風景の中に研究施設のようなテント群が見えてきた。

林の中ということでわざわざ迷彩柄のテントになっているらしく、そのおかげで森の緑に真っ白という違和感のある光景にはなっていない。

もっとも、魔術師がこんな大規模施設を森の中に建ててる時点で十分異様ではあるのだが。

そのテント群の先には、「danger」と雑に書かれた巨大な入り口が存在していた。

 

 

「着いたぞ。ここが━━アルカトラスの第七迷宮だ」

 

「ここが‥‥‥迷宮(ラビリンス)

 

 

アルカトラスの第七迷宮。

 

上級死徒だか死徒二十七祖のコ―バック・アルカトラスが建築した巨大迷宮。

ある聖典を他者から守るために作成したとされている曰く付きの迷宮。

 

某ゾンビゲームの建築家が作るような即死トラップの数々。

某ダン〇ちみたいに下層へ降りるほどスポーンしてくるゴーレムや合成獣(キメラ)

更には某透き通る青春の周期的に出入口が変化するカタコンベのように増築され続けているとか。

現状は脱出できた者はいるが、第2層で引き返した者だけで、完全攻略者はいないとか。

過去に第3層まで行く探索者・冒険者はいたのだが全員が行方不明(missing)という名目でくたばっている。

 

しかも厄介なことに、この迷宮。

探索者たちの証言曰く、階層ごとに空気が違うらしい。

 

ある階層は地下墓地のように冷たく。

ある階層は研究施設じみて無機質で。

またある階層では、まるで生き物の体内みたいに壁そのものが脈動していたとか。

いやもう迷宮というか異界だろそれ。

 

正直言って、あるかどうかも不明な聖典や財宝のために探索するメリットはほぼない。

しかし、それでも冒険者たちは探索を諦めない。

 

今回の件は聖堂教会からの外部委託という形で著名な冒険者を寄せ集め、更に丁度迷宮内でまた(・・)亜種聖杯戦争が起こったことを確認してから依頼を出したらしい。

亜種聖杯で召喚されるサーヴァントも一応強い面子がいるので、そいつらと内部エネミーを戦わせ、迷宮内の戦力が減ったタイミングで攻略を行う算段だというが‥‥‥。

 

 

「これで確か何度目?」

 

「3度目だな。全く、他のロードも素直に諦めて静観すればいいものを」

 

「出しゃばりな聖堂教会ですら静観気味だっていうのに、こうして祭位(フェス)二人を派遣させるほど見合った成果は得られんと思うけどなぁ……」

 

 

「また」と言ったように、過去にも二度この迷宮で亜種聖杯戦争は起きている。

その度に時計塔は外部の探索者へ依頼を出して出撃させているのだが、結果は全て同じ。

全滅だ。

 

死亡理由の大半は、バカがサーヴァントを刺激したり、エネミーとサーヴァントの戦闘に巻き込まれたりしたもの。

残りは理由不明(unknown)

そんな事件が二回も続いた結果、時計塔は「今度こそは!」と意気込んで、有名探索者や冒険者一族から長子(カウント)を数名護衛につけ、更には祭位(フェス)二人を現地補助員として派遣するという大盤振る舞いをしている。

 

というワケで、わざわざ行きたくもないが、それなりの依頼料が貰える場所へやってきたのだが‥‥‥どうにも人気が少ない。

現地補助員で来たのに、補助する対象がここまで少ないとは。

 

‥‥‥おっと。

こちらに気付いた魔術師の一人が慌てた様子で駆け寄ってきた。

 

 

「あの‥‥‥実は、既に探索者の方々は護衛の魔術師たちと共に迷宮内部へ‥‥‥。しかも入り口が塞がった状態に‥‥‥」

 

 

報告に来た若い魔術師は、胃痛でも抱えているのかというほど顔色が悪かった。

額には脂汗。喉も引き攣っている。

そりゃそうだ。現地補助員として派遣された祭位(フェス)二人を置いて、探索隊が先行した挙句に入口封鎖とかいう笑えない事故が起きたのだから。

 

 

「oh‥‥‥」

 

「f〇ck‥‥‥」

 

 

思わず漏れた英単語に感情はほぼ籠っていない。

いや、むしろ感情が処理し切れなかった結果、脳が雑な外国語しか吐き出せなかったと言うべきか。

 

この現場、どうやら“五分前行動”を美徳としているらしい。

問題なのは、その五分前行動が報連相を置き去りにしていたことだが。

どうも祭位(フェス)が派遣される件を把握していたのは、一部の護衛担当――つまり長子(カウント)級の魔術師だけだったようで、既に準備を終えていた探索者たちは「なら今のうちに行くか」とばかりに迷宮へ突入。

護衛役も「まあ大丈夫だろう」と同伴。

そして数分後、タイミングを見計らったかのように迷宮の入口が閉鎖。

 

うん。

控えめに言って最悪である。

 

 

「ちゃんと万全の態勢で向かったのは分かる。分かるんだけどさぁ‥‥‥報連相をしっかりしようや、社会人として」

 

「耳が痛いな……」

 

 

Ⅱ世が遠い目をした。

たぶん時計塔でも似たような案件を山ほど見てきたのだろう。

魔術師って基本、“自分が理解してることは他人も理解してる”前提で動く生き物だからな。

秘匿主義と単独主義を煮詰めたような連中だし。

 

その場に残っていた魔術師たちも気まずそうに目を逸らしている。

いやまあ、謝られても困るんだけど。

今さら「すみませんでした!」されても、閉じ込められた連中は戻ってこないし。

 

幸いと言うべきか、崩落した瓦礫の完全撤去自体は半日少々で終わるらしい。

加えて、都合よく裏口のような侵入口も発見されていた。

 

‥‥‥うん。

嫌な予感しかしない。

 

 

「これはアレか。“どうぞ入ってください”っていう迷宮側からの招待状か?」

 

「普通に罠では?」

 

「知ってる」

 

 

グレイの正論が胸に刺さる。

俺だって好き好んでデスダンジョンに入りたいわけじゃない。

でもこのまま放置して、先行組が全滅しましたは後味が悪すぎる。

はぁ、と重く息を吐きながら懐からトランシーバーを取り出す。

 

 

「Ⅱ世、これ渡しとく。準備終えたらちょっくら安否確認兼迷宮攻略してくるわ」

 

「‥‥‥正気か?」

 

 

Ⅱ世は本気で呆れたような顔をした後、僅かに眉を寄せる。

 

 

「いくらお前でも単独で踏み込むには危険過ぎる場所だ━━」

 

 

そこで何かに気付いたように視線を細めた。

 

 

「‥‥‥いや。そういえばお前、サーヴァントを複数体連れてきているのか」

 

「正解です」

 

 

俺は軽く肩を竦める。

 

 

「まあ諸事情で二騎しか連れて来れませんでしたけど。ってことで変装解いていいよ、お栄ちゃん」

 

「応よ、マスター」

 

 

返事と共に、今まで無言で控えていた“サクラ”の姿が揺らぐ。

まるで上から絵の具を塗り替えるように。

紫髪の少女の輪郭が崩れ、その下から現れたのは艶やかな黒髪に着流し姿の女英霊。

 

霊基の再臨。

あるいは偽装解除。

空気そのものが一瞬、ぬるりと塗り替わったような感覚があった。

 

 

「え……? サクラさんじゃ、ない……?」

 

グレイが呆然と目を見開く。

まあ無理もない。

魔力反応までほぼ完璧に偽装してたからな。

 

 

「さっきまで騙しててごめんな、嬢ちゃん。おれはフォーリナーの英霊、葛飾北斎。ま、しがない画工サ。どうだ、おれの変装術は?」

 

「フォーリナー‥‥‥」

 

 

少し頭を掻くような悪びれる様子でお栄ちゃんは問いかける。

そして、グレイが小さく息を呑む。

フォーリナー、最近になって時計塔でも噂になり始めたエクストラクラス。

その中でも特に“触れてはいけない類”として扱われる厄ネタ筆頭だ。

 

 

「その、凄いです……。姿だけじゃなく、魔力の雰囲気までサクラさんそのものでした。もしかして変装に関する逸話を?」

 

「いんや全く。道具作成の応用(クリティカル)サ!」

 

「応用で済ませていい範囲じゃないと思うんですが‥‥‥」

 

 

思わずツッコミが漏れる。

最近ちょくちょく横文字を教えていたせいで、お栄ちゃんも簡単な英単語程度なら使うようになった。

本人はかなり気に入っているらしく、妙なタイミングで横文字を挟んでくる。

 

しかし改めて考えると、フォーリナーというクラスはやっぱりおかしい。

元々キャスター適性を持っているからか、保有スキル自体は魔術寄り。

なのに“道具作成の応用”で変装を成立させている。

 

アサシンの変装スキルとは根本から別物だ。

あちらが“己を偽る技術”なら、こっちは“他人という概念を作品として再現する技術”。

そのおかげで対天草の時も活躍してくれたけど。

アサシンで変装スキルを持ってる者は知っているが、それとこれとはワケが違う。

こいつは道具作成という魔力を帯びた物を作るスキルの応用で変装をやってのけているのである。

 

ただし万能ではない。

再現できるのは外見のみ。

声や仕草、人格までは完全再現不可。

加えて、長時間観察した相手しかコピーできない。

その辺り、世界側も一応バランス調整はしているらしい。

 

‥‥‥いや、それでも十分すぎるほど怖いけど。

 

 

というかお栄ちゃん。

グレイのフード下ろして凝視するのやめよう?

 

「ほほー‥‥‥こりゃまた見事な顔立ちだな。白磁みてぇな肌してやがる」

 

「ひゃ、ひゃい‥‥‥?」

 

「眼の形もいい。こりゃ描き甲斐がある‥‥‥」

 

 

完全に画家モードに入っていた。

至近距離で顔を覗き込まれたグレイが硬直している。

 

アッドですら若干引いていた。

 

 

「なぁグレイ、コイツ本当に大丈夫な英霊か?」

 

「拙にも判断が‥‥‥」

 

 

どうしよ、止めに入ろうかな?

申し訳ないというかなんというか‥‥‥

 

 

「まあまあマスター。北斎殿もここ最近スランプで絵が描けてませんでしたし、そっとしておきましょう」

 

「そうだなぁ。やけ酒に走ったお栄ちゃんと一緒に、そこそこ高い酒を空けた謙信ちゃん?」

 

「あはは! もう過ぎたことじゃないですか!」

 

 

笑って誤魔化した謙信ちゃん。

 

うん、この子も大概である。

 

 

隣では霊体化を解いてきた謙信ちゃんがなだめてくるが、こいつも人のことを言えないぐらい暴れ馬なんだよなぁ。

一見すると『両手に美女』とかいう羨ましげな状況に見えるかもしれないが、実際はよく胃痛の種になるような行動を起こす。

 

今回こいつらだけ連れてきた理由?

他全員はバイトで金を稼いでもらってるよ。

悲しいかな、貯金がガチでヤバいんだよね‥‥‥。

唯一布団の中で蹲って怠惰しきってたメタンヌは「居候してるんなら自分の生活費ぐらい稼いでよね(意訳)」で委員長気質な人格になってようやく働き始めたけど。

 

 

「彼女がルーラーか。確かにルーラーともあれば強力な力を持ち、いざという時は他の召喚されたサーヴァントを味方につけることもできるか」

 

「ただ正直なところ、霊基を弄ったことによる弊害か、神明裁決のランクがEで他のサーヴァントに命令は下せず、自己強化しかできないんだけど」

 

 

一応謙信もルーラークラス特有の真名看破と神明裁決という特権スキルが追加されているのだが、霊基を弄ったせいか真名看破はC、神明裁決はE*3状態に弱体化されている。

そのせいか先述したように他サーヴァントへの令呪の行使ができず、己に令呪を使用して自己強化しかできない。それはそれで強いかもしれないが‥‥‥。

ちなみにメタンヌはどちらもA+だという。さすが大天使。格が違った。

 

今謙信の右腕には天草の遺体から回収した令呪11画*4が宿っている。

赤黒い紋様が腕に刻まれ、淡く魔力光を帯びていた。

 

実は天草四郎の遺体はしれっとシャルルたちが崩れ往く庭園から回収してくれてたんだよね。

そのおかげで彼の肉体にあった預託令呪、になるのかな━━を前に本人確認書類の偽造で色々世話になった聖堂教会の元代行者をやってた友人から『預託令呪の引き継ぎ方』を興味本位で聞いたのを思い出したので謙信に段取りを教えてやってみてもらったら令呪を引き継ぐことに成功した。

手順に聖言(イギリス英語)の詠唱が必要だから大丈夫かなと思っていたのだが、謙信は普通にスラスラ詠唱していた。聖杯って多言語の知識も全てインストールされるのかな。

 

遺った天草の遺体は丁重に弔った。

死ねば仏って言おうと思ったけど彼キリスト教徒だしサーヴァントだから既に死者だったか。

 

なおメタンヌの方は聖杯大戦で使うことが無かった令呪28画*5が体ではなく自身のスキルである玉座に宿っている。体が令呪まみれになるのが嫌だとか何とか。

 

 

そして現在。

 

 

「━━てなわけで、軽くおさらいしながらダンジョンに入ったはいいものの」

 

 

背後を振り返る。

そこには、侵入口を完全に塞ぐ大量の瓦礫。

しかも見るからに自然崩落ではない。

上から意図的に落としたような崩れ方をしていた。

 

 

「人為的に閉じ込められたよクソが」

 

「誰に言ってるんですか、マスター?」

 

「知らん。たぶん世界?」

 

 

乾いた声が迷宮に響く。

 

嫌な予感はしてた。

してたけどさぁ。

ここまで露骨に“逃がしません”されるとは思わないじゃん?

 

しかも追い打ちのように、迷宮内部で封印術式まで起動し始めた。

壁面を走る魔術回路。

空間に滲む圧迫感。

転移妨害に加え、位相固定まで掛かってやがる。

 

Ⅱ世曰く、『下手をすれば解除に一週間』とのこと。

つまりその間に食料が尽きれば普通に詰む。

 

 

「はぁ‥‥‥」

 

 

思わず重い溜息が漏れる。

 

薄暗い迷宮の奥からは、どこか湿った風が吹いてきていた。

まるで“ようこそ”と歓迎しているみたいに。

 

 

「頼むから厄ネタだけは出てくんなよ」(フラグ)

 

 

 

 

 

 

*1
なお転生者特典(無自覚)

*2
亜熱帯高圧帯みたいな名称

*3
ほぼないに等しい

*4
元々天草が所有してた18画にシェイクスピアに1画、最終決戦で6画消費しているため11画

*5
アポジャンヌとは違い人理君から多く頂いた&神明裁決の「サーヴァント1騎につきそれぞれ2回まで」のルールを無視




今回のまとめ:

転生相良君…グレイの代わりに迷宮探索に向かった人。時計塔に喧嘩は売ったが、それはとは別でサーヴァントの現界手段を作ったことがある意味評価を貰い祭位になった。所詮お飾り。今回の話はⅡ世側の視点がラストしかないので完全オリジナル設定。

グレイ…お栄ちゃんに目を付けられた少女。この話では出番なし。

お栄ちゃん…グレイに目を付けたサーヴァント。カルデアの記憶はある程度保持しているが、所々曖昧である。そのため、Ⅱ世を見た時も見覚えがある程度。実は亜種聖杯で呼ばれた&マスターが藤丸(恩人)ではなく面白い奴(転生相良君)なためFGOとは性格が少し変わっており、よくある芸術家系サーヴァント寄りになっており、羽目を外すことがしばしば。今回それが顕著に出た例。変装は虚数大海戦のやつの独自解釈。

謙信ちゃん…ルーラーのサーヴァント。ルーラー特権でカルデアの記憶もほとんど保持している。そのためⅡ世を見た時は察しがついたし、グレイを見た時は「お久しぶりです」と声を掛けそうになった。
補足として転生相良君からは日常ではちゃん付け、真面目だとか真剣な時は呼び捨てになっている。


というワケで最初の話でした。

グレイout
転生相良君withサーヴァント2騎in!

です。


それと今回から初めて会話を自然にしたり文章を修正するためにchatGDP君を使用し始めました。
つまり今までAIなしで書き続けていたという‥‥‥。



最後に一言





AI使用したら作業クッソ楽だし、今までの苦労は一体‥‥‥



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