魔法科高校に鐘が鳴る   作:ゆうと00

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第6話 『最も頼りになる味方こそが、最も厄介な敵になりうる』

「生徒会に呼び出されたぁ?」

 次の日学校にて、昨日のように一緒に昼食を摂ろうと思っていたレオ・エリカ・美月の3人だったが、達也に用事があるとのことでそれは叶わなかった。その内容を尋ねてみたところ、レオが先程声に出した通り、生徒会に呼ばれたためだという。

「入学して3日で呼び出しって、おまえどんな悪さしたんだよ」

「いやいや、生徒会に呼ばれたからって怒られるとは限らないでしょ。レオじゃないんだから」

「何だと!」

「あ、ひょっとして、深雪さんの付き添いですか?」

 レオとエリカが言い合いを始めて話が脱線しそうになったところで、美月が上手く軌道修正をした。もちろん、本人は微塵もそんなことは考えていなかっただろうが。

「深雪が? なんで?」

「新入生総代は、代々生徒会に入るのが習わしになっているそうです。達也さんはおそらく、それの付き添いで行くのかなと思いまして」

「はーん、成程なぁ。……ん? でもそれって、わざわざ付き添ってやるほどのことか?」

「深雪の付き添いであることは事実だが、今回は俺も指名されてる。それに呼ばれたのは深雪だけじゃない、エリも呼び出しをされたそうだ」

「エリちゃんも? 彼女も生徒会に入るんでしょうか?」

「まぁ、素質は充分よね。食堂でのあの姿を見ちゃったら、エリが生徒会に入っても納得でしょ」

「そういうことだから、俺は生徒会室に行ってくる」

「おう、面白い土産話を期待してるぜ」

 レオの軽口に、達也は右手を挙げて応えて教室を出ていった。

 

 

 

「1-Aの司波深雪と美咲エリ、1-Eの司波達也です」

『どうぞ』

 深雪が入口のパネルにそう呼び掛けると、機械のフィルターが掛かった少女の声が返ってきた。魔法科高校はその特性上セキュリティが他の学校よりも数段厳重で、先程のように入口のパネルに声を掛け、事前に登録した声紋と一致して初めてドアのロックが解除される仕組みになっている。

 達也がドアを開け、3人は中へと入っていく。

 彼らを待ち受けていたのは、昨日も見掛けた七草真由美と渡辺摩利、そして長い黒髪と切れ長の目が特徴の女子生徒と、ふわふわの髪を持ち気弱な小動物のような印象を受ける女子生徒がいた。

「ようこそ、生徒会室へ。遠慮せずにどうぞ」

「はい、失礼します」

「しつれいしまーす」

 真由美に促された3人は、部屋にある自動配膳機(ダイニングサーバー)からそれぞれ1人分の弁当を取り、部屋の中央に鎮座するテーブルへと座った。一番奥が真由美、そこから向かって右側が達也たち、向かって左側が摩利達となっている。

「それじゃ、改めて自己紹介するわね。私が今期の生徒会長、七草真由美。そして長い髪の女の子が会計の市原鈴音、通称リンちゃん。小さな女の子が書記の中条あずさ、通称あーちゃん。それから今はいないけど、副会長の服部くんを入れた4人が、今期の生徒会のメンバーです。それからこちらは生徒会メンバーではないけれど、風紀委員長の渡辺摩利」

「会長、私をリンちゃんなんて呼ぶのは会長だけです」

「そ、そうですよぉ! 私のことをあーちゃんって呼ぶのはやめてください! 下級生の前なんですからぁ!」

 紹介された鈴音とあずさがそんな不平を漏らしていたが、本人は「まぁ、今日は鰆なのね!」と聞く耳を持っていなかった。

 ――リンちゃんはともかく、あーちゃんは似合うな……。

 これは達也が心の中で呟いたことだったが、深雪やエリもまったく同じことを考えていた。

「さてと、ご飯を食べながらで良いから聞いてちょうだいね」

 真由美はそう言って話し始めたのは、第一高校における生徒会についてだった。

 ここでは生徒の自治を重視しており、生徒会は他の普通科の高校と比べて大きな権利が与えられている。

 生徒会は全体的に、生徒会長に権限が集中している。生徒会長自体は選挙で選ばれるが、役員だけでなく各委員会の委員長も一部を除いて会長によって任命されている。

 しかしながら、摩利が長を務める風紀委員はその例外の1つだ。風紀委員の場合は、生徒会、部活連、教職員連がそれぞれ3名ずつを風紀委員として選抜、その9人による選挙によって風紀委員長が決定する。いわば摩利は、ある意味では真由美と同等の権限を持っているといえる。

「説明した通り、生徒会長は期間中自由に役員を任免することができます。――深雪さん、エリさん、私はあなた達の生徒会入りを希望します」

 真由美の言葉に、エリが手を挙げた。

「深雪さんは総代だから分かるけど、なんで私も?」

「ふふ、昨日の食堂での騒動は、私達生徒会の耳にも入っていますよ」

 それを聞いたエリは「あちゃー」という心の声が聞こえてきそうなほどに顔を歪めた。

「同じクラスメイトである一科生に対し、二科生を差別することの無意味さを説いたあなたの言葉は、伝え聞いただけの私でも感心するほどの内容でした。ぜひともあなたには生徒会に入ってもらい、私が目標としている“差別意識の撤廃”に尽力していただきたいのです」

「……真由美さんは、差別意識を無くしたいと思ってるの?」

「ええ。皆さんもご存知でしょうが、“ブルーム”や“ウィード”などという言葉が生まれるほどに、この学校の一科生と二科生の差別意識は根強く蔓延っています。学校側はこのことを知りながら、あえて解消しようとはしません。おそらく昨日エリさんが言っていたように、互いに発奮することで切磋琢磨することを狙っているのでしょう。――ですが、私はそれを健全だとは思っていません。なので私は、自分の代で意識改革を行おうと思っています」

 真由美の話を聞いて、エリは腕を組んでしばらく考え込んだ。この部屋にいる全員(達也を除く)が、固唾を呑んで彼女の動向を見守っている。

 やがて彼女は腕を解き、口を開いた。

「……ごめん、真由美さん。それだと私、生徒会には入れない」

「!」

 エリの答えを聞いて、真由美達生徒会メンバーだけでなく、隣に座る深雪も驚きの表情を浮かべた。唯一表情が変わらなかったのは、達也くらいである。

「……訳を、聞かせてもらえないかしら?」

「別にそんなに難しい問題じゃないよ。言ってみれば“主張が違う”ってだけの話だから」

「主張が違う? あなたは私と同じように、一科生による差別をよく思っていないんでしょう?」

「そもそも、そこが間違ってるよ。私は別に、一科生による差別なんて“大した問題じゃない”って思ってるから」

「え――! で、でもあなた、食堂では森崎くんの主張を否定してたじゃない!」

「うん、否定したよ。でもだからって、差別意識そのものを否定したわけじゃないよ。私が否定したのは、あくまであの人が二科生を差別する“理由”だけなんだから」

「……ではあなたは、一科生が二科生を差別するのは構わないと?」

「構わないっていうより、特に問題にするほど大きなものじゃないって感じかな?」

 エリと真由美の掛け合いに、部屋全体の空気が重くなっていくのを感じた。あずさに至っては、ほとんど泣きそうになりながら視線を真由美とエリの間で何度も往復している。

 そのとき、今まで沈黙を貫いていた達也が口を開いた。

「エリ、なぜ“大した問題ではない”と言い切れるんだ? 実際に差別を受けている二科生からしたら随分と迷惑な話だと思うが」

「達也くん……!」

 真由美は達也をきらきらした目で見つめ、深雪は一瞬だけむっと顔をしかめた。

 しかし深雪はすぐに気がついた。達也は何も真由美を助けようとしてああ言ったのではない、あくまでエリの考えに興味を持ち、それを引き出すための質問であると。

「確かに差別されたら嫌な思いをするだろうし、それを不満に思うことはまったく変じゃないよ? だけどそれを解決するための手段が“周りの環境に変わってもらう”ってものなんだとしたら、それはちょっと違うと思うんだよね」

「違う、とは?」

「一点特化型よりも万能型の方が高い点数になるのがテストの欠点ではあるけど、それでもテストによってある程度実力を図ることはできるよね? だから一科生よりも二科生の方が実力不足だっていうのは、間違いなく事実ではあるの。私が食堂で言ったのは、森崎さんが思っているよりもその“壁”が小さいってことなんだけど……」

 本来なら中学生であるエリの話を、真由美を始めとする高校生が真剣な表情で聞いている。

「問題なのはこの“小さな壁”を、あたかも乗り越えることのできない大きな壁として勘違いしちゃうことなんだよね。そういう人達が最初から何もかも諦めちゃったり、あるいは他の誰かに何とかしてもらおうと他力本願になっちゃったりするんだよ。だけどその壁が小さいことをちゃんと分かってる人は、一科生の言葉に惑わされずにその“小さな壁”を乗り越えようと努力するし――」

「最初から一科生にも負けない実力を持ってる者は、そもそもそんな言葉には惑わされないってことか」

 達也が納得したように頷くのに対して、真由美はまだ不満そうな表情を浮かべて口を開いた。

「だけど、生徒全員が一科生に上がれる実力を持っているとは限らないんじゃないの? それに全員がエリちゃんみたいに、そういう風に考えられる強い心を持っているわけじゃないわ」

「確かにそうだね。でも、ここって魔法師を目指す人が集まるための学校でしょ? 魔法師の世界って実力主義だって聞いてるよ? ベテランだろうと新人だろうと関係無い、社会に出たら一科生の人よりも遙かに実力のある人と戦うことだって普通にあるんだよ? たかだか“高校の一科生程度”の人達でそんなこと考えてたら、そもそもその人は魔法師に向いてないんじゃないかな?」

「……何というか、エリちゃんは随分と容赦が無いんだな」

 摩利の呟きに、部屋にいる全員が心の中で同意した。ただ1人エリ本人だけが、何も分かっていない感じで首をかしげている。

 ――だがエリの厳しさは、見方を変えれば“優しさ”とも受け取れるものだ……。

 魔法師に対する世間のイメージとしてよく挙げられるのは、“普通の人より多額の収入を得ている”だの“社会的に普通の人より優遇されている”といったものだ。

 確かに平均収入は普通の人よりも上だというデータがあるが、それはたまたま社会貢献に結びつくスキルを持ったごく少数の魔法師が平均収入を底上げしているだけであり、実際には普通の人と一緒かそれ以下というのがほとんどだ。

 そして“社会的に普通の人より優遇されている”というイメージに関しては、まったくの勘違いだ。優遇されている魔法師は社会的貢献が認められた正当な結果であるし、そもそもそれに関しては普通の人だって同じことである。むしろ兵器として使い捨てられたり、過酷な人体実験によって一生を棒に振るということもけっして少なくはなく、そのような非人道的な扱いに対して非難の声があがるくらいである。

 さらに言うと、仕事として食べていけるだけの魔法師になれるのはほんの一握りだ。長い時間を掛けての修練が必要なのはもちろんのこと、残念ながら“才能”が魔法師としての実力を大きく左右することも否定できないからである。そして才能を開花させて晴れて魔法師になったとしても、ふとした事故によってあっさりと命を失ったり完治不可の大怪我を負うこともありうるのだ。

 それだけ過酷な魔法師になろうというのだ、自分より実力が上の奴を見返してやると努力できる人間でなければ、とても魔法師としてやっていけないだろう。それが嫌なら、さっさと魔法に見切りをつけて別の道を模索すれば良い。まだまだやり直しの利く年齢なのだから。

 ――『本当に優しい人は、冷たい論理と数字で“結果”を語る』というのは、誰の言葉だっただろうか……。

 エリの話を聞きながら、達也はそんなことを思い浮かべていた。その間も真由美は、眉間に皺を寄せて真剣に考え込んでいる。

「……仮にあなたが私と考えが違うことを理解したうえで、それでもあなたを生徒会に入れたいと言ったらどうかしら?」

「多分それだと、苦労するのは真由美さんだと思うよ? 先に言っておくけど、私は『会長が指示したから』って理由だけじゃ動かないからね?」

 エリの返事に、真由美は目を瞑り頭を抱え込んでしまった。例えば日本の内閣でも、自分と考えの違う人間を閣僚に入れることはしない。長が主導して何かを行おうとするとき、自分と決定的に考えの違う部下というのは何よりも大きな障害となるからである。

 しかしながら、エリの分析能力は間違いなく生徒会に必要な人材だ。

 真由美は長い時間を掛けて、考えに考えた。そして、

「……そう、分かったわ。残念だけど、仕方ないわね」

 苦々しくそう言う彼女の姿は、本当に心の底から残念に思っていることが伝わってきた。

 しかし真由美はすぐに気持ちを切り替えると、エリの隣に座る深雪へと向き直る。

「深雪さん、ほったらかしにしてごめんなさいね。あなたは生徒会に入ってくれるかしら?」

「……私、ですか」

 深雪はちらりと達也へと目を遣った。それに気づいた彼は、「おまえの好きにするといい」という意味合いで小さく頷いた。

 すると、

「会長は、兄の入試成績をご存知ですか?」

「!」

 突然の質問、しかも自分の話題が飛び出してきたことに、達也は驚きの表情を深雪に向けた。彼女はいたって真剣な表情で、真由美をまっすぐ見据えている。

「7教科平均で96点、筆記試験はダントツの1位。凄いわよね」

「優秀な人材を生徒会に迎えたいとおっしゃるのでしたら、私よりも兄の方が相応しいと思います!」

「おい、深雪――」

「デスクワークに魔法は関係無いと思います。むしろ重要なのは、知識や判断力ではないでしょうか? 私を生徒会に迎えてくださるという話は大変光栄に思っております。喜んでお引き受けしたいと思っております。しかし――」

「深雪、これ以上は――」

 達也が止めるのも聞かず、深雪はなおも話を続ける。ちなみに隣でそれを聞いていたエリは、面白そうに笑いながら彼女の様子を見守っていた。

「兄も一緒に、生徒会に入るわけにはいかないでしょうか!」

 そしてついに、深雪はそう言い切った。達也は頭を抱えたい気分だった。3年前の“あの事件”以来達也を慕うようになった彼女だが、それと引き替えに彼女の世界が達也のみになってしまう危険性があった。厚志達との交流により、最近はあまりその症状が見られなくなったと思っていたのだが、

 ――まさかここまで悪影響を与えていたとは……。過ぎる身びいきは不快にしか思われないぞ? それが分からないおまえじゃないだろ?

「残念ながら、それはできません」

 しかし深雪の願いは、鈴音によってばっさりと切り捨てられた。

 理由は明白だった。二科生は生徒会の役員になることができないと、明確に規則で定められているのである。これは生徒会長の任免権に課せられる唯一の制限であり、これを覆すには全校生徒参加の総会で3分の2以上の賛同を得る必要がある。一科と二科が半数ずつの現状では、ほぼ無理と言って良いだろう。

 鈴音の話に、深雪は「差し出がましい真似をして、申し訳ございませんでした……」と明らかに落ち込んだ様子で頭を下げた。とりあえず事態が沈静化したことで、達也もほっと胸を撫で下ろした。

 と思っていたが、ここで思わぬ人物が爆弾を放り込んできた。

「そういえば真由美、風紀委員の選任枠がまだ1人しか決まっていなかったな」

 摩利だった。

「もう、それはまだ選任中よ。あんまり急かさないで」

「さっきの規則だが、“生徒会の役員は一科の生徒しかなれない”だったよな? つまり、一科の縛りがあるのは“生徒会”だけだということだ」

「――――!」

 摩利が何を言おうとしているのか、全員が理解した。それと同時に、先程まで安心していた達也に再び緊張が走る。

「そうだ、みんな気づいたみたいだな。――“風紀委員”なら、二科生を選んでもルール違反にはならない」

「そうよ、摩利! その手があったわ! 採用!」

「ええっ!」

 がたりと椅子を鳴らして立ち上がりそんなことを叫ぶ真由美に、達也は思わず柄にも無く大声で驚いた。

「ちょっと待ってください! 風紀委員が何をするのか、分かっているでしょう!」

「もちろんだ。魔法使用に関する校則違反の摘発と、魔法を使用した騒乱行為の取り締まり。いわば、第一高校の警察だな」

「今の話ですと、喧嘩が起こったときは力づくでそれを止めなければいけないんですよね? 場合によっては、魔法の使用も止めなければいけない」

「そうだな。できれば使用する前に止めるのが望ましいが」

「あのですね! 俺は実技の成績が悪かったから二科なんですよ! 実技で劣る俺が、どうやって一科の生徒を止めるというんですか!」

「ああ、それなら心配いらないよ。優秀な人材を君のパートナーにするつもりだからな、君はそいつの“頭脳”として支えてやれば良い」

「優秀な人材?」

 聞き返す達也に摩利はにやりと笑うと、彼のすぐ傍にいる人物に顔を向けた。

 エリだった。

「というわけだ、エリちゃん。生徒会が無理なら、風紀委員に入るというのはどうだい? いくら君でも、さすがに魔法によって人を傷つけるのは“大した問題じゃない”とは思えないだろう?」

「うん、確かにそれは見過ごせないね。良いよ、入る」

 生徒会のときの遣り取りが嘘のように、エリはあっさりと風紀委員に入る決断をした。そのときの彼女は口元をにやけさせ、ちらちらと達也の方を盗み見ていた。

「あのお兄さんは実技が苦手らしい。エリちゃん、彼を守ってやってくれるか?」

「うん、分かった! でも達也さん強いから、必要無いかもしれないよ?」

「おや、そうなのかい? それは心強いね」

 にこにこと笑いながら話をする摩利とエリに、達也は改めて抗議をしようと口を開き――

「あら、もうこんな時間? それじゃ、続きは放課後ということで」

 かけたところで、狙い澄ましたかのような真由美の一言によりこの場はお開きとなった。

 ――エリめ、何を考えているんだ?

 恨みがましい目をエリに向けるが、彼女はにこりと笑みを浮かべるだけで何も答えなかった。

 ちなみに深雪は、兄が風紀委員に入ることにご機嫌となり、終始うっとりとした顔で彼を見つめていた。

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