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「強くなってく向かい風に 従順じゃいたくない本能♪」
「ふっとさらわれ飛んでいくよ ためらいも臆病さも♪」
ダートとは過酷だ。
誰も目標としない。誰も憧れにしない。
そんな場所に堕ちたとしても、しぶとく無様にでも、彼女たちは生き続けることを選んだ。
あるいは、あえて自分から飛び込んだ。
「逆境なくらいで絶望だとか マイナス先入観は似合わない♪」
「劣勢ならあとは攻めるだけ この夢は揺らがないでしょう♪」
この世界はアールライズという災厄によって述べ3ケタのウマ娘が地を這い、泥水をすすられ続けてきた。
彼女たちは絶望し、恐れ、希望を無くした。
しかし。もう嫌だ、走るの辞めると靴を投げた者が1人でもいただろうか?
彼女たちは、恐れながらも戦い続けた。劣勢どころか、勝てる見込みがなくても意地を貫き続けた。
そして戦い続けた中、ついにたった1つだけ勝利を決めた、たった1人のウマ娘がジープベニザクラだった。
「ココロの限り!♪」
「今を全霊で生きたいよ 未完成な私で♪」
「胸を張って行こう これが選びたい進化論♪」
彼女たちは未完成だ。
完成されていたのなら、こんな世界で這いずり回ったりなどしない。
それでも、ここまで歩いてきたことを、彼女たちは胸を張って誇りに思うだろう。
「何があったって スタートをしたんなら行くっきゃない♪」
「つらぬくよいつだって♪」
その道を、ここまで貫き通した。
「ずっと最大級を超えてく刺激をあげる♪」
「その胸の何か 火をつけてくようなドラマ♪」
負けたはずの相手にリベンジを果たした。
最大級を越えていく刺激だった。
そして、立場が逆転してリベンジを果たされた。
さらにその上を越えた刺激だった。
このドラマに胸に火が付いた者は多くいただろう。
石原トレーナーだってそうだ。
「傷が塞がってしまうのを待たずに挑むから♪」
勝利のためなら傷つくことを厭わなかった。
傷だらけになってでも、勝利に向かってきた。
「キミが目撃してよ?♪」
ライブは、ラスサビに入る。
「どうか全力で射抜いてよ 瞳で私を♪」
「焼き付けていこう "これは"約束の進化系♪」
彼女たちの名前が歴史に残ることはない。
だから、ここにいるみんなだけでも、思い出に残してほしい。瞳に焼き付けてほしい。
彼女たちは、そんな想いを歌詞に込めて歌い上げる。
「傷を痛がって投げ出す程度の想いじゃない♪」
「君は目撃者だよ♪」
私たちダートウマ娘は、傷を痛がって投げ出したりしない!
私たちの生き様を、あなたが見届けてください!
「Yes…Unlimited Impact!♪」
「見せてあげる Evolution♪」
最後に、アールライズの横でジープベニザクラは片手を突き上げ。
観客に向けてグッと握った。
「Go Ahead! 未来 DAYS!♪」