IS <インフィニット・ストラトス> ヘカトンケイルの名を持つ者   作:一ノ原曲利

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第26話 転校生/ソレイユ&モーント

 

 

 五反田食堂を訪れた翌日、月曜日。

 一夏、箒、セシリアとお決まりの三人は揃って教室に向かっていた。

 

「あら? 希空さんはどうなされたんですの?」

「さぁ…わかんねぇ。多分鈴か、簪とISの調整でもしてるんじゃないか?」

「朝から熱心だな………そう言えば一夏」

「ん?」

 

 一夏が振り向くと箒は気まずそうに表情を歪めて口ごもっていた。何か言いたい言葉はあるのだが、あまり言いたくないような、そんな態度。

 

「……希空と、簪から……倉持技研の話を聞いた…簪はいいと言ってるが、お前はどうなんだ……?」

「………あー、それか」

 

 言いたくない話題というのはこれだ。一昨日土曜日、たまたま自身の登録していた《打鉄》の調子を見に第三整備室に行ったら整備中の希空と簪に会ったのだ。

 一夏は、ああそのことか、と得心いったというように頷く。その話題もセシリアは自身の専属の整備士の間で有名だったのか、聞き覚えがあった。

 

「未だに倉持技研の判断も不可解ではありますけど………結局のところ、希空さんが解決してしまったのですよね?」

「ああ、それで一回簪と腹を割って話した時があったんだよ」

 

 それはまだ希空と一夏が保健室の住人だった時の話。比較的早い時期だった気がする。

 入って来るなりジト目で一夏を睨んで来たり、気まずそうにそさくさと通り過ぎ希空の元へ行くなり、そんな様子を見兼ねたのか希空は「ブロークンストマックで話しなさーい」と言われたらしく、どこかぎこちなさそうに話し合った。

 

「『最終的には当初とは違う形にはなったけど、夢への第一歩を踏み出せたから貴方の兄さんには感謝してる』って言われた。……でもさ、詰まるところ俺がISを動かしてなきゃ、簪が苦しみを味わうことも無かったかもしんねぇんだよな」

 

 それは違う、とは二人共言い切れなかった。

 確かにそれは的を射た主張だ。一夏がISを動かしていなければ、倉持技研が簪のIS製作を止めて一夏の《白式》に着手することも無く、当初予定していた《打鉄弐式》が滞り無く出来ていただろう。

 だが、逆はどうだろうか。

 もし一夏がISを動かし、IS学園に行くことが無ければ希空は日本を訪れることも無かったかもしれないし、《黒鋼》が生み出されることも無かった。

 結果論で言えば良かっただろう。だがその道中に苦しみ、悲しみ、妬み、そういった負の感情を抱いて苦悩したことは事実だ。否定しようにも出来ないし、なかったことにするわけにもいかない。

 

「だからさ、」

 

 一夏は窓の外を見た。朝日が照り輝くロータリーでは、整備室から戻って談笑している希空、鈴、簪の姿があった。

 

「模擬戦とかさ、何か一つでも協力出来ることがあるならやりたいんだよ。それが、俺のケジメってヤツだ」

 

 謝るのは、簪に対して失礼な気がする。かと言って何もしないのも癪だ。だったらせっかく専用機が完成したのだから、手助けくらいならしても(ばち)は当たらないだろう。

 それが、一夏なりのけじめなのである。朝日を受け、一段と凛々しく見える一夏の横顔を見た二人は、

 

「(………か、カッコいいなぁ一夏……)」

「(流石はわたくしの未来の殿方ですわ……)」

 

 より一層に惚れ込むのであった。

 

 その後三人は教室へ近付くなり騒がしいクラスに首を傾げた。

 いや、いつも騒がしいと言えば騒がしいのだが、今日はより一層騒がしい気がする。先陣を切った一夏は一思いにドアを開けた。

 

「みんなおはよう! 何話してるんだ?」

「「「「!!!???」」」」

 

 クラスメイト達は一夏の姿を見るなり先ほどのざわめきは嘘のように静まり返った。そして、

 

「「「「「なっななななななんでも無いよっ!!!!!」」」」」

「(…なんで希空兄みたいな反応なんだ…?)」

「(………まさか、)」

 

 箒には心当たりがあるようだ。確証は無い。まさか昨日の引っ越しの際に言った………

 

 ―『わ、私が優勝したら―――』

 『つ、付き合ってもらう!』―

 

「(まさかな……)」

 

 聞かれていたは聞かれていたで恥ずかしいことこの上ないのだが、先ほど廊下で聞こえた単語を集め、鑑みるに悪い予感しかしない。

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱりハヅキ社製の方がいいなぁ………」

「え、そう?ハヅキのってデザインだけって感じしない?」

「そのデザインが良いの!」

「私は性能的に見てミューレイの方がいいかなぁ? 特にスムーズモデルの」

「あー、あれねー。モノはいいけど、高いじゃん?」

 

 クラス中の女子が賑やかに談笑していた。全員手にはカタログを持参、ISスーツの意見交換をしているようだ。

 なにぶんISスーツはISを使うにあたり一番露出する部分であり、魅せる部分でもある。

 ISを女性にしか扱えないからこそ、魅せる為にデザインに凝った会社もあれば機能性を追求した会社も、流体力学に伴う流線美にこだわりを見いだした会社もある。

 

「そういえばさ、織斑君のISスーツって特注品なんだよね?」

「ん?ああ、そうだな。確か……イングリット社のストレートアームモデル…………だった」

「だった?」

「あぁ…希空兄のヤツ、イングリット社の見たらすぐ会社に問い合わせてさ、そしたら『何この手抜き丸出し贅肉だるだるの()()最新鋭技術(笑)。一夏殺すつもりー? ハッ、馬鹿言ってんじゃねーよ。こんな障子紙程度の防御力も持たないモノ開発出来たね、キミタチ馬鹿なの? 死ぬの? こんなの太陽光発電レーザー砲程度でジュッだよジュッ。わかるー? 熔けて消えてなくなっちゃうんだよー!!』とか、言われちゃってさ。希空兄が作ってくれたのを使ってる」

 

 ISとの反応速度は生身の反射神経並みにまで引き上げられているものの、痛覚伝達率はかなり下げられている。その上希空自前の不可思議素材によって防弾性、耐熱性に優れており、etc…。

 『それで大気圏ブチ抜けるからねー』と聞けば「すげぇ」と言うしかなかった。

 

「へぇ〜…やっぱりお兄さん、一夏くんには優しいんだね」

「うんうん、素晴らしい兄弟愛だねっ!」

「そうなんかなぁ…」

 

 一概にそうとも言い難い。

 

「希空兄のスパルタ、千冬姉とはまた違うベクトルでしんどいぜ? この前なんか……」

 

 と、鬼の居ぬ間のなんとやら。希空がいない内に一夏は普段のスパルタのしんどさを吐露した。だが、

 

「うん……それも含めて愛情なんだよ………多分」

「普段からああだからわかりにくいかも知んないけど、兄弟愛ってヤツだよ………きっと」

 

 最後の一言が不安だぞ!? 酷く不安だ!! というか曖昧だ、人の兄だからっていい加減にして投げ捨てないでくれよ!?

 無責任な彼女達の言葉に心の中で葛藤していると山田先生と千冬が入室してきた。二人の姿を視界に捉えた一年一組全員はすぐさま席に着いた。

 ………いや、全員ではなかった。

 

「(………希空兄、遅くね?)」

 

 どうやらまだ来ていないらしい。自分の後ろの席が空いているのを確認した一夏は首を傾げた。

 

「諸君、おはよう」

「お、おはようございます!」

 

 数秒前のざわめきも嘘のように消え、皆ピシッと揃えて千冬の挨拶に答えた。今更ながらに思うが、千冬が先生だとそのクラスは軍人学校と何ら変わらないのではないかと思った。

 

「今日から本格的な実戦訓練を開始する。訓練機ではあるが、ISを使用しての授業になるので各人気を引き締めるように。各人のISスーツが届くまでは学園指定のものを使うので忘れないようにな。忘れたものは代わりに学園指定の水着で訓練を受けてもらう。それも無い者は――まあ下着で構わんだろう」

 

 大アリだろ! どーみたって問題だろ!?

 一夏は心の中で突っ込んだ。恐らく他のクラスメイトも突っ込んだだろうと思う。もし希空がいたら興奮して「ふぁーすとやっぴー!!」とかまたワケのわからないことを叫ぶに違いない。今この瞬間だけは希空がいなくて本気で良かった。

 

「では山田先生、ホームルームを」

 

「はっ、はい!」

 

 連絡が終わり、1組副担任である千冬は担任である山田先生へとバトルタッチ。なんとも間が悪いことに眼鏡の汚れを拭いていた山田先生は慌てて教卓に駆け寄る。

 

「ええとですね、今日はなななななーんと! 転校生を紹介します! しかも2名です!」

「「「「「えええええっ!?」」」」」

 

 なぜか山田先生も希空の口癖を真似て言った言葉に一同は騒然とした。なんせこんな時期外れに、しかも連続2名だ。希空と仲の良い黛薫子には今朝食堂で会ったがそんな情報は無さそうだった。

 再びざわめくクラスメイト達を余所に、教室のドアがスライドするとまず1人目が入って来た。

 最初に疑問に感じたのは―――足。女子であれば必然、スカートなのだからニーソを履いていたにしても、すらりと伸びた御美足が見えたハズだ。だが実際見えたのは女子のソレでは無く―――自分が、そう男子が履くようなズボンの裾。

 だが自分とはどこか違う、流麗な足運びで教卓の横まで移動した()は後ろで結わえた金色の髪を揺らしてこちらに向き直った。

 

「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。この国では不慣れなことも多いかと思いますが、みなさんよろしくお願いします」

 

 シャルル・デュノアは同性である自分でさえも見惚れるような、爽やかな笑みを浮かべて一礼した。再びふわりと揺れる金髪は艶やかで、女子でも羨ましがるような艶やかさだと思う。

 

「お、男……?」

「はい。こちらに僕と同じ境遇の方がいると聞いて本国より転入を―――」

「きゃあああああああ――っ!」

 

 超☆振☆動☆波!!

 文章的比喩でフランクに、かつ愉しく希空が書き表すならこれだろう。

 実際その声による振動は凄まじく、ひょっとしたら窓でも割れるんじゃないかとヒヤヒヤした。

 

「男子! 3人目の!」

「しかもうちのクラス!」

「美形! 守ってあげたくなる系の!」

「地球に生まれて良かった〜〜〜!!」

「これがいわゆる男の娘っ……!! し、新デザに加えなきゃ…!!」

 

 最後の、多分希空も一枚噛んでる気がするのは気のせいだろうか?

 だがまぁ…なんと言うか、最近の女子高生の発声力には圧巻した。鼓膜が地味にピンチである。だがそんな横暴を我がクラスの副担任が赦すハズも無く、

 

「騒ぐな。静かにしろ」

「「「「………」」」」

 

 一瞬で静かになった。流石は世界一の姉だ、恫喝の威力は筋金入りである。というか、幼少の頃からその威力は自分の身体に染み付いているから当然といえば当然。

 

「み、皆さんお静かに。まだ自己紹介が終わってませんからぁ〜!」

 

 山田先生の言葉に一夏はハッとした。そうだ、今回はなんと異例にも2()()転校生が来ているのだ。世界で自分に次ぐ2人目のIS操縦士の出現に衝撃が大きかったからか、一夏は2人目の転校生が教室に入ってきたのがわからなかった。

 先ほどの転校生の隣に立つのは、まるでシャルルが黄金色の太陽だとすれば、2人目の転校生は、月。腰近くまで長く下ろした銀髪は月光と見違えたように綺麗だった。そして―――次に目を引いたものが問題だった。

 眼帯。

 黒い、昏い、左目に付いた眼帯。

 医療用ではない。そう、希空のような包帯では無い。

 

「(―――待て、今なんで希空兄を思い出すんだ?)」

 

 一夏の脳裏には、あの忌まわしき記憶に映る、右目と左腕の付け根から致死量の血を流しながら自分に微笑む希空の姿。

2人目の転校生の赤の右目が、希空のソレと重ねて見えてしまった。

 

「………………」

 

 ふと、転校生と一瞬目が合った気がした。だがそれも気のせいのようで千冬をじっと見たまま腕を組み、ずっと黙りこくっている。その様子を見兼ねた千冬は小さく溜息をつき、

 

「……挨拶をしろ、ラウラ」

「はい、教官」

「(教官……? てことは、千冬姉がドイツにいた頃の……?)」

「ここではそう呼ぶな。織斑先生と呼べ」

「了解しました」

 

 千冬とラウラ、と呼ばれた転校生との会話に皆唖然とした。一夏自身も、小学校に中学校にこのIS学園と、様々な女子達に会ってきたがここまで珍しい性格は初めて見る。

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

「………………」

 

 え? まさかそれだけ? と思ったのは自分だけでは無いと思う。自分自身も確かに名前だけだったが、それはあくまでも他に男がいなかっただけであって、緊張したからだ。今名乗った転校生、ラウラ・ボーデヴィッヒは同じ女子なのだから……… って、あれ?

 ………希空兄は、普通だった。

 じゃあアレか、自分がやっぱりおかしいのか!?

 あの奇人希空にだけは変だと思われたく無いなぁ、と心の中で愚痴を零していると山田先生がおどおどしていた。

 

「あ、あの、以上……ですか?」

「以上だ」

 

 一蹴。

 返ってきたのは無関心だ、と言っているような即答だった。先生に対して容赦無くないか…?

 そう思いながら2人目の転校生、ラウラ・ボーデヴィッヒの顔を伺っていると、目があった。

 希空のソレとは明らかに異なる()を宿した片目が、こちらを睨み付ける。()というのは、赤色とかそういうのではない。何か、黒い感情………憎悪、嫌悪……

 

 そして、悪意。

 

 するとラウラは軍靴をコツコツと鳴らしながらこちらに近づいてきた。

 

「……! 貴様が―――」

 

 ――ビュォッ!

 

 耳元を通り過ぎた風。

 そして次に知覚したのは、見慣れた背中と聞き慣れた声。

 

 

 

「はい、すとっぷ」

 

 

 

 突然の闖入者にクラス全員が驚いた。もちろん、転校生であるシャルル、ラウラも同様に。―――だが後の2人は、また別の意味で驚いていた。

 まるでタイミングを図ったように登場した少年―――織斑希空は相変わらず笑顔のままで、ラウラの手を掴んでいた。

 

「やーやーやー、久しぶりに遅刻してきたかと思えばラウラちゃん、何やってるんだーい?」

「き、希空!? お前、このクラスだったのか!?」

「ねぇ、ラウラちゃん」

 

 ――ゾクッ

 

 ラウラの背筋に悪寒が走った。希空の背後にいるクラスメイト達も同様に、形容し難い悪寒に冷や汗が流れた。

 そんなこと知ったこっちゃないと言うように、希空はラウラの手を握ったまま問う。

 

「ラウラちゃん、()()()()()()()()?」

 

 語尾が、伸びてない。

 クラスメイトにはそれがどんな意味合いなのかわからなかった。ただ『いつもの優しいお兄さん』ではないということだけで。

 唯一その意味合いを知っていたのは、一夏、千冬、箒、そしてラウラの4名。

 

「ねえラウラちゃん、も一回聞くよ? 何しようとした?」

「ち、違うんだ――…私は………」

「ん? 何が違うの? 僕は至極簡単なことを聞いてるんだけど、さ」

「うっ……あああっ………」

「ね」

 

 希空はぎゅううぅぅぅ、とラウラの手を両手で握る。気まずそうに俯いていたラウラはビクッと震えた。 先ほどの鋭い視線とはうってかわって動揺を孕んだ瞳が、希空を映す。

 

「答えようよ。軍人さんって、上司に問われたことは噛まずにちゃんと、ピシッと言うよね? ラウラちゃんも言おう? ほら、さんは―――」

 

 い、とは言えなかった。

 途端、希空が放っていた圧力は消えて先ほどより少し強い風圧を感じた。かと思えば教室の扉に激突して目を回していた。誰もめぐるましく変わる現状を読めない中、唯一理解していた千冬が倒れている希空の頭を掴み上げて揺らす。その側頭部には千冬の蹴りによる凹みが。

 

「ほぉ、堂々と遅刻してきた挙げ句何も言わずに教室に入った御身分で上司気取りか? 気前が良いな」

「あああああたまがああああああぁぁぁ……」

「ん? 頭痛で痛いのか? それとも頭痛が痛いのか? まぁ安心しろ、私自身が頭痛薬なのだからな」

「痛い痛い痛い痛い痛い―――――っ!!!!!」

 

 まるで地獄万力のように希空の頭がみしみしっ♪と心地良いメロディを響かせる。希空が白眼を剥いたあたりで千冬はやれやれ、と溜息をついて解放してやった。

 

「(………もう、あまりキレるのは止めろ)」

「(………)」

「(私が疲れる)」

「(……わかった、よー…)」

 

 2人の間だけで小さくやりとりされた会話。それは誰にも聞かれること無く終わる。

 何事も無かったようにむくりと起き上がった希空はふと、隣で先ほどのやりとりに驚いて目を見開いている少年―シャルルを見て首を傾げた。

 

「………あれー?」

「…え、?」

「キミ、どっかで会わなかったっけー? あ、僕織斑希空。よろしくー」

「えっ、と………!?」

 

 すると、シャルルはその名前を聞くなり希空を見るなり今日の中で一番と言ってもいいほど驚愕を露わにした。

 

「ん? どこで会ったっけなー」

「いいやっ! 会ってない! 会ってないよ全然!!」

「え? そうかなー、どっかで会った気がするん」

「説教喰らってもまだ転校生をナンパする気概だけは認めてやろう」

 

 ――ッパリィーン

 

 今度は窓ガラスに衝突した。

 

 

 

 

 

 

 ―――この時はまだ、誰も予想してなんかいなかった。

 そう、青ざめた顔で落下する希空を見るクラスメイトも。

 窓際で固まる箒も。

 あんぐりと口をあけたセシリアも。

 またか…と頭を抑える一夏も。

 蹴り飛ばしたフォームを残身に取りながら呆れる千冬も。

 傍らで気絶寸前の山田先生も。

 落下する希空を見て呆然とするラウラとシャルルも。

 何事かと隣のクラスで騒いでは窓から身を乗り出す鈴と簪も。

 そして―――現在進行形で落下&気絶中の希空も。

 この後のことなんて、何一つ予測してなんかいなかった。

 そしてある意味で、彼等は彼女達を、彼女達は彼のことを、何も理解なんかしていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

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