金次に転生しました。   作:クリティカル

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最近コンビニのピスタチオにはまりました。
アレ美味しいですよね?
殻が閉じてるのは開けるのも大変ですけど。


4 あの事件のリベンジを

2008年12月24日浦賀沖海難事故

日本船籍のクルージング船アンベリール号が沈没したが、幸い『乗員乗客全員無事』として報道された。

事故の原因は、クルージング・イベント会社がメンテナンスを怠った事として、会社の社長とその会社が一部の乗客達やニュースを見た一般人に激しく非難されたことで有名だ。

そして、俺達の所に『クルージング会社の社長が高跳びしようとしているから捕まえてほしい』と依頼で捕まえに行ったが、後一歩の所で逃げられてしまったのだ。

 

「どう?思いだした?」

 

「思いだしました」

 

現在俺は、羽田に向かう途中の車の中で菊代から今回の依頼の説明を受けている最中だ。

車は、車両科(ロジ)の生徒が運転しているが此方には目もくれず『話しかけないでください』的な雰囲気を出しながら前だけを見ている。

が、菊代はそんなことはお構いなしに説明を続ける。

 

「それなら話は早いわ。遠山には、あの社長をこの車まで『何らかの方法』で運んでもらわなきゃいけないの。あんたの雰囲気なら向こうにだって警戒されないはず」

 

そう言って菊代が俺に渡してきた紙袋には、今俺が着ているスーツとはまた違う服――清掃員何かが着ている薄い青色の服と帽子だった。

 

「今着ている服じゃダメなのか?」

 

「それは、向こうに会う時のんでそっちのは会った後の為の服」

 

「『前みたいな』やり方は出来ないのか?」

 

俺がそう言うと菊代は、ジト目で俺の方を見ながら

 

「同じては今から行く場所じゃちょっと難しいと思ったのよ。考えたら結果こっちの方がベストって事それに……あん時はどっかの正義感の強い人の正で作戦自体が目茶苦茶で任務所じゃなかったじゃない」

 

「あん時は、家のバカ兄貴が本当にすまなかった」

 

「別に遠山が謝る事でも無いでしょう」

 

「イヤ、あん時お前がいなきゃどうなってたかと思うと、本当に」

 

「あんたの頼みじゃ家のパパだって断れなかったわよてか、断らせない。それに……あんたがマスコミに追いかけられたら此方だって不味い事になるでしょ」

 

「……そうだったな」

 

因みに菊代は、元鏡高組の組長の娘で俺もそこで潜入捜査ではないがよく中学の頃から週に5~6回の頻度で出入りしていたのだ。

だから、なおさらマスコミや世間にこの事件の事がバレる事はまずかったのだ。

そうあのとき、本当は、行方不明者が一人だけいた。

家のバカ兄貴がな。

もしあのまま鏡高組が手を貸してくれなかったら俺は原作通りにマスコミに追いかけられていたがその場合は菊代達に迷惑をかけてしまうところだった。

イヤ、十分かけてるか。

本当に菊代には、感謝しても仕切れ無い。

 

けど、今はそれより

 

「もしかして依頼人は同一人物なのか?」

 

「そう。あの事件が切っ掛けでどういうわけかお得意様になってくれたのよ。私達失敗したのに変な話でょ?」

 

「名前は、何て言ってたんだ?其で何かわかるかも知れない。例えば……その会社の関係者とか」

 

「名前は、確か『アヴェ・アンク』とか言う外国人だったかわね。女性で礼儀正しい喋り。会社員じゃ無いでしょうね」

 

菊代は、そう言いながら、自分のツインテールの先を指で弄り初めた。

此は菊代が何か考え事をしている時のクセだ。

 

「それにしても何でソイツはまた日本に?せっかく高跳び出来たってのに」

 

「嘘の司法取引を持ちかけたら直ぐに釣れたらしいわ」

 

 

司法取引とは、アメリカでお馴染みのこの制度は、近年日本にも導入されたもので、犯罪者が捜査に協力したり共犯者を告発したりすることで罪を軽減したり無かったことにすることができ俺も日本でじゃないが世話になった制度だ。

それに釣られたって事は余程切羽詰まってるんだろうな。

くわばらくわばら。

 

「だが、どうするんだ?捕まえるって言っても俺一人だと難しいんじゃないか?着替え直す時間もあるわけだし」

 

俺が疑問を菊代に言うと

 

「その点は心配無いわ。助っ人を連れて来たから」

 

「助っ人?もう空港にいるのか。忘れてたって言うわりには準備万端じゃないか」

 

菊代は、フルフルと首を横に振り

 

「違うわ目の前にいるでしょ」

 

「目の前ってまさか」

 

「そうです私ですよ先輩」

 

突然さっきまで『話しかけないでください』的な雰囲気を出していた運転手が俺に向かって話かけてきた。

俺はそっち方を向き運転席の鏡越しに目が合った。

知ってる。俺はこの人を知っている。

 

「確か、レースクィーンの……」

 

 

「むっ知っていましたか……ご存じの通り武藤貴希(むとう きき)ですよろしく遠山金次後、兄がお世話になってます」

 

武藤貴希は、ここ最近TVやネットでも有名なレースクィーンでネットじゃ様々なグッズや写真が高値で取引されてる位の大物だぞ。

一応武藤と言う通り武藤剛気の妹で身長も170㎝近くあり関西弁の混ざった喋り方がファンの間では偉い人気となっている。

今、標準語使ってるけど。

 

「菊代何でこんな奴と知り合い何だよ」

 

「ちょっと訳ありでね事情は後で話すわ。……とそんなことより着いたわ。二人とも頑張ってね私より身長的にも二人が一番なの報酬の心配はしなくて大丈夫だから」

 

「分かった。とりあえずそいつここまで持ってくる」

 

俺は、菊代から小型の通信機を受け取り耳に装着する。

隣の貴希(呼び方は剛気と区別するため)も同じように耳に装着している。

菊代は、車に残り指示を出したり車を見張ったりする役目だ。

 

バタンと菊代が車の扉を閉めて俺が空港内に入ろうと背を向けると

 

「ふん!」

 

「ガ、痛ぁ!」

 

ギュム!と突然隣にいた貴希が俺の足を強く踏んできた。

 

「いきなり何すんだ!」

 

「私は、認めません」

 

「は?」

 

俺の言葉を遮った、貴希は、まるで俺を親の仇のようににらまつけながら

 

「鏡高先輩のパートナーに相応しいのは私です!あなたでないことを今日の任務で証明して見せますそのつもりで」

 

言い切ると、貴希さんはスタスタと先に言ってしまった。

 

 

………昼もそうだったかが、随分と女子にモテるんだな。

あいつも菊代ファンとかそんな感じの奴か。

その内ファン倶楽部出来るんじゃないのか?

その時は是非マネージャーとして雇ってもらいたいものだ。

 

『ほら、ボーとしてないであんたも急いで、ちょっと予想外の自体が起きそうなの』

 

「予想外?」

 

俺は、少し警戒して辺りをキョロキョロと一応見回して見るが特に何も無さそうな気がするぞ。

 

『私の所から見えるんだけど私達以外の武偵専用の護送車が50メートル先に止まっているの出来る限り急いで運んで』

 

「分かった」

 

だとすると少しイヤな予感がするな。

下手すると依頼が被ったとか。

 

「そんなわけないか」

 

俺は、より辺りを警戒しながら空港へと入って行った。

 




届けこの思い!!パルパルパルパルパルパルパルパル。
皆さん、もうすぐバレンタイン。
何処かにリア充のチョコレートがドロの塊になる呪いを一緒にかけてくれる人はいませんかね?チラ
後、次回は少し時間を飛ばします。
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