物凄く今更ですが。
この作品には、物語のストーリー的都合上所々グロテスクな表現または、不快に思うかも知れない(特に主人公)部分が含まれます。
其を含めた意味での、R15タグとなっております。
ですので、其を踏まえて覚悟してここから先はお進み下さい。
犯罪等を助長している訳ではありませんのでご安心下さい。
まぁ、こう言うのって最初に書け!って物なんですけどね。
因みに作者の思考回路は普通です。
私は平気だと言う方々は、このままお付き合い下さい。
金次達が去って少したち
「これ……俺は、車両科に何て報告すればいいんだよ」
所々服は焦げまるでギャグ漫画の用にチリチリに焦げた男――武藤剛気は、既にただの金属の残骸とした車だった物の前で地面に地面に手をつき嘆いていた。
友人何だからもう少し手加減してくれても良いだろうとか、何で妹がキンジ達と一緒なんだよとかそもそもタブー破った挙げ句この様とは、とても言えないとか言って必死にこれからこの車だった物と自分達を向かえに来させる為に呼んだ他の車両化への報告と言う名の言い訳を考えていたが、本編とは、関係無いので気にしなくても良いだろう。
問題は、その横で、金次達が去って行った方向をただじっと見詰める男―不知火亮は、思考に耽っていた。
(何故だ………何故僕の『知識通り』に事が運ばない。何故、遠山金次がこの場所に?本当なら今ごろは、神埼さんと一緒にいる時間の筈だ。何故この時期に………)
不知火は、一度考えるのを中断し武藤の方に向き直る。
その時には、何時もの金次曰く『道化の顔』の女性なら誰しもがクラッとしそうな笑顔を張り付け向かえに来た車に手を振っていた。
(これは、もう少し調べてみようかな。もしかしたら、『鳥』が脱走したのと関係有りそうだし)
不知火の思考は、ともかくも降りてきた車両科の生徒から破損した車と爆発により抉れた道路の請求書を二人揃って受け取る事になるのはまた別のお話し。
☆ ★ ☆
「二人ともお疲れ様。はい、これは私からの奢り」
「ありがとうございます!」
「あぁ、どうも」
俺達三人は先程の妨害を突破出来たまでは、良かったのだが、もっと簡単な方法が有った事を知り(車両科の男子生徒が共有車の中に必ず隠していると言うエロ本を投げる事)じゃ、先程の戦いは何だったのかと言う精神的疲労感がどっと出て、現在菊代が男子寮の下に有るコンビニで手伝って貰ったお礼として飲み物(俺がお茶で、貴希さんがオレンジジュース)を奢って貰っている所で有る。
本来なら、菊代の足を引っ張った俺が奢るべきなのだが、奢ると言ったら物凄いドスの効いた声で私に奢らせてとか言って来たので、断る事が出来なかったのである。
何か隠しているような感じだっけど。
いや、寧ろ隠し事してるの俺だけど。
……バイクとか……バイクとかバイクとかバイクとか。
いや、本当にどうしようシャレにもならない。
数回しか乗って無いのに木っ端微塵にしました何て死んでも言えねぇ。
二人に嫌われたら、俺間違いなく死ぬ。
色んな意味で死ぬ。
何とか今日明日で誤魔化さないと。
いや、いっそのこと素直に謝ると言うのもどうだろうか?
てか、其が一番の方法だよな?
許して貰えないだろうけど。
でも、此所は
「なぁ、菊代。今日、実は――」
「じゃ、鏡高先輩お疲れ様でした!ジュースごちそうさまでした!」
「えぇ、お疲れ様。報酬の方は後で口座に振り込んでおくから」
「えぇ!そんないいですよ!私は『戦妹』ですし『戦姉』の為に働くのは、当然ですよ!」
顔を赤らめながらわざとらしく両手を左右にブンブンと振り『戦妹』と『戦姉』を強調する。
……こいつ、俺が言うタイミングにいちいちわざと被りやがって。
何でこうも兄妹揃って邪魔するんですかね?
だが、流石に菊代の『戦妹』だ。
菊代の前で怒鳴る訳にも行かない。
俺がちょっとした怒りに内心震えていると
「働いた者には其なりの報酬を渡す。そこに先輩後輩は存在しないの。だから受け取っておきなさい。得こそすれ損は無いでしょ?」
「っ!はっはい!分かりました!」
「ん。宜しい」
ポンと、菊代が貴希の背中を軽く叩き元気付ける用に言う。
すげぇ、顔を火山みたいに真っ赤にして嬉しがってるよ。
菊代にどれ程惚れ込んでるのか分かるな。
てか、結局言えなかった。
寮に帰ってから言おう。
「それじゃ、先輩方お疲れ様でした。何か有ったら呼んでください。無くても呼んでくださいね」
菊代に手を振りながら俺にベーと舌を出して輸送車に乗って帰って行った。
てか、このでかい荷物今度は何処に運べばいいんだよ。
~♪~♪
と、少し鬱になりかけていたところに俺は携帯から『カゴメカゴメ』が流れだした。
「非通知?」
「あ、遠山。その電話ちゃんと出て。お得意様だから」
「お前のお得意様じゃないのか………はい、もしもし。遠山です」
『初めまして。遠山様この度は捕獲の方お疲れ様でした』
声を聞くのは始めてだが、これが菊代の言っていた『アヴェ・アンク』さんなのだろう。
名前からして外国の人何だろうが、やたら日本語が上手いな。
まぁ、そんなのは後で考えればいいか。
「………見ていたのか?」
『別に驚く事では無いかと。そのような方は遠山様の所にもいますでしょう?』
確かにいるな。白雪と菊代と風魔………不本意だが不知火もだな。
まぁいいや。先ずは報酬の話だ。
「本当に、報酬は貰えるんだろうな?疑ってる訳じゃないが、とてもあの男に2千万の価値があるとは思えない」
そう言うと、電話の向こうで女がクスリと小さく笑い
『ご安心下さい遠山様。この『リサ・アヴェ・デュ・アンク』その名恥じぬよう。約束ごとは必ず守りますので』
リサ………どっかっで聞いたような……気のせいか。
「この男はどうすればいい」
「直ぐ近くに赤色の外車が置いてある筈です。そこのトランクに入れておいて頂ければ明日までには回収しますので」
「外車?」
辺りを見回すと、右のすみにある赤色のスポーツカーが有った。
メーカーは
何処か知らんが、其なりの高級車だろう。
その後ろのトランクをあけ力任せに持ち上げてドサリと中に入れて締める。
「これでいいか?」
『はい。後は此方で回収しますので報酬の方は、此方の都合で手渡しをお願いしたいので、そちらの『自宅』にお伺いしたいのですが、よろしいでしょうか』
「……えぇ、構いませんよ。時間は?」
『明日の朝10時には、着くかと思います』
「分かりました。お待ちしております」
『えぇ、ではこれで』
その言葉を最後に電話は切れたが、やっぱりあっちのお客か……先に言ってくれれば良いのに。
「菊代。向こうの客ならそう言ってくれよ。俺はてっきり武偵としての依頼かと思ったぞ」
「ごめんなさい。お昼に言うつもりだったんだけど、言うタイミングを逃しちゃって其に」
ポンと俺の肩に手を乗っけてまぁ、それそれは、花も恥じらう程の可愛らしい笑顔で、
「遠山も何か言うこと無いの?」
「あはは………すまん」
バレてた。
何も言えねぇ。
内心どうしようかと震えていると全部分かっていると言うように菊代がまるで子を慰める母のような目で
「大丈夫よ。悪いのは、武偵殺し遠山は被害者そう説明すれば白雪だってきっと分かってくれるわよ。いざとなったら私の携帯にあんたの今朝の行動が点で表示されてるんだし」
何か一瞬聞いたらダメな内容言いませんでしたか?
その後は、何事も無く部屋へと俺と菊代は帰って来たのだが、扉を開けるとそこには、
「ひなちゃん!?」
「風魔!」
玄関前で俯せに倒れている風魔の姿だった。
普段なら空腹でかたずいただろう。
だが、今回は違う。
制服は所々ボロボロ
頭から血を流して気を失っているのだから。
菊代が風魔の頭の様子を見て
「頭は少し切っただけ。命に別状は無いわ。一応救護科に連絡するから」
「任せる」
俺は92Fを構え先へ行こうとすると。
「待って」
小声で菊代が俺を呼び止め。
此方を見ながら
「分かってると思うけど此所は武偵高よ。何時もとは違って」
「分かっている」
分かっている。分かっているんだ。
だけどよ。
さっきから妙に血流が騒いで熱いんだよ。
ちょっと頭に血が登っているんだよ。
ドクン――奪われる。
風魔が――戦妹が――
傷つけられた。
そこにいるんだろう?
俺は鼻が聴くんだ。
このクチナシのような香りがまだ部屋に漂っているんだからな。
だから理解しているとも
「殺さない。追い払う」
良かったな此処が武偵高で。
其にどういうわけかなっているだよ。
性的興奮とは、またちょっと違ったHSSに。
そのまま匂いを辿って行くとリビングにまでたどり着きそこには
「遅い!待ちくたびれたわ!」
ソフィアの上に仁王立ちしてビシッと俺に人差し指を突き付けてそう言って来たのは
神崎・H・アリア
やっぱりお前か。
オマエガフウマヲ
「おかしいな。玄関前に倒れていた奴がいたんだが俺の見間違えか?」
俺の質問に神崎は表情崩さずに。
「部屋に入ろうとしたら、襲って来たのよ。武偵ならあれくらいの傷大したことじゃないでしょう」
ボスリと、ソフィアにふんぞり返りまるで我が家のようにする神崎を見てもう行動に移すことにした。
「な、何よ、みゃ!?」
「いや、何も」
確か俺の記憶が正しければ、お前は
むんずと神崎の襟首を掴み猫のように持ち上げて
神崎はまだ何が起きたのか分からないと言った顔で此方を見ている。
ガラリと窓を開けてバルコニーに出る。
そこからは、夕日に照らされオレンジ色に美しく輝く東京湾が一望できる。
神崎は、泳げないんだったよな。
「帰れ」
「みっきゃーーーーーーー!!!」
ポイ!と軽く投げると神崎は、重力に従ってそのまま落ちていったが其を見届ける事もなく俺は、激しい睡魔に襲われた。
(あぁ、そうだHSS2回も使ったから)
本当に武偵と言うのはやりづらい。
向こうの方が気楽で良い。
悪態をつきながらも睡魔に勝てるわけは無く俺は意識をその場で手放した。
最初の出逢いは最悪な方が良い。
その言葉を信じた結果がこれだよ!
ちくしょう!
と言っても前にも言った通りアンチでは有りません。
私はいたって普通の思考回路です。
(言えない……少し前に友人達と悪ふざけでサイコパス診断やったら10問中7問正解したなんて言える訳が無い!)